dune45さんのクチコミ(17ページ)全28,328件

「豊烈神社」はJR山形駅の東口を出て北に徒歩数分、住宅街に佇む小ぢんまりとした神社です。こちらには、山形城の最後の城主、水野忠元を祀っており、その点においては山形にゆかりの深い神社と言えます。
やや地味な印象の神社でしたが、熱心に祈りを捧げる参拝客の姿もあり、地元の方たちから厚く信仰されているのだと感じました。

「山形聖ペテロ教会」は、JR山形駅から北東に600メートルほどの住宅街にあります。建てられたのは明治時代後期で、木造平屋建て、白と淡い緑に塗装された可愛らしい外観が印象的です。登録有形文化財に指定されており、建築物としての魅力に溢れていると感じました。

山形市役所の最上階に展望ロビーがあると知り、文翔館を訪問したついでに立ち寄ってみましたが、残念なことに新型コロナ対策で閉鎖されていました。
こちらの展望ロビーは11階ですが、駅の西に位置する「霞城セントラル」の展望ロビーは24階にあり、そちらは入場可能だったので後ほど足を運びました。
何れにしろ足を運ぶ前に営業の有無を確認しておくことをお勧めします。

「文翔館」は、山形市街中心部を貫く商店街「七日町大通り」を北へ突き当たったところにあります。正式名称は「山形県郷土館」で、重要文化財「山形県旧県庁舎及び県会議事堂」を修復して利用しています。かつての県庁と県会議事堂の二つの建物が並びますが、何れも剛健かつ美しい外観で、長い間見ていても飽きませんでした。

山形市街中心部にある現役の郵便局です。局舎は大正14年に洋品店として開店した建物を使っており、鉄筋コンクリート造の剛健そうな外観が特徴です。局舎のすぐ脇には円柱形の赤い郵便ポストが配置され、歴史ある建物とのマッチングが素晴らしいと感じました。

「御殿堰」とは、山形市内にある五堰(5つの用水路)のひとつです。その御殿堰を2010年に再整備し、昔ながらの石積み水路を中心に店舗を配置したのが「七日町御殿堰」です。市街中心部を貫く「七日町大通り」沿いにあります。雰囲気が良く魅力的なお店も多いのですが、人の姿がほとんどなかったのが寂しく感じました。

「アズ七日町」は、山形市街中心部を貫く商店街「七日町大通り」沿いに建つ複合商業施設です。低層階にはショップが、高層階には山形市中央公民館が入居しています。
山形駅からは少し離れており、ショップの数も多くないことから、観光客にはそれほど利便性の良くない施設だと感じました。

1927年に建てられた、山形初の鉄筋コンクリート造りの店舗建築になります。江戸時代より火薬を扱っていた商家だそうで、建物自体は大きくないですが重厚感あふれる外観が印象的でした。国から登録有形文化財に指定されており、外観だけでも見る価値のある建物です。

JR山形駅から東北方面に2キロほど、お寺が密集するエリアにある浄土真宗大谷派寺院です。最上義光の次女で、豊臣秀次の侍女であった駒姫の墓がある寺として知られています。
何より印象的だったのは本堂の大きさで、周囲のお寺と比べて圧倒的な規模を持ちます。駅からはやや遠いですが、足を運ぶ価値のあるお寺と思いました。

「洗心庵」はJR山形駅から東北に約2.5キロ、徒歩30分ほどの場所にあります。池泉回遊式庭園で、豊かな緑の中に蔵王の石を配置するなど、見ごたえある庭園です。
元は山形の実業家・服部敬雄氏の邸宅だった庭園が山形県に寄贈され、2013年より一般公開されているものです。交通の便がやや不便なのでレンタサイクルの利用などお勧めです。

旧山形師範学校は、JR山形駅から東北に2.5キロほどの場所にあります。地元のパンフレットで紹介されていたので足を運びましたが、本館、講堂の何れも素晴らしいです。本館は明治34年に新築移転されたルネッサンス様式の2階建て木造建築です。講堂は本館と同じ意匠で同時期に建てられたものとされます。講堂はやや損傷が激しいのが気がかりですが、何れも見ごたえ充分でした。

上野駅から山形駅まで乗車しました。ゴールデンウィーク明けの早朝の列車なのである程度の混雑を予想しており、グリーン車を利用しました。福島を過ぎて在来線に入り速度は遅くなりますが、緑多い沿線風景を楽しめるので、鉄道ファンとしては嬉しい路線です。揺れもなく快適で、あっという間の列車の旅でした。

山形を観光した際、ランチで利用しました。ガイドブックにも掲載されている肉そばの人気店です。駅からは遠いですが、駐車場完備で、私たちはレンタカーで伺いました。
冷たい肉そばにネギ大盛（+40円）をオーダーしましたが、少し甘めのだし汁と麵や肉との相性がよく、また食べたいと思える品でした。おすすめのランチスポットです。

立石寺宝物殿の近くに、松尾芭蕉と奥の細道の旅に同行した門人・河合曾良の像があります。二人が距離をおいて座る姿からは、当時の旅の様子を思い描くことが出来ます。山寺には「せみ塚」という芭蕉の詠んだ名句にちなんだ記念碑もあり、ともに興味深く拝見しました。

立石寺の根本中堂から山門に向かう途中に「亀の甲石」があります。その名の通り亀の甲羅のような形をした石で、古来より延命や長寿にご利益があるとして崇められているそうです。すぐ脇には無数のおみくじが掛けられていたのが印象に残っています。

「山寺」のさらに奥地の“裏山寺”と呼ばれるエリアにある遺跡です。「立石寺 千手院」のすぐ近くから遊歩道が続いています。ハチの巣を想像させる奇岩とその近くに小さな赤い鳥居が並ぶ特徴的な光景が見られます。大正時代頃まではこのあたりで山伏が修業を行っていたというのが興味深いです。

立石寺の「千手院」は、登山口からは1キロほど離れた場所にあります。駐車場に車を停め「観世音」と書かれた扁額のある鳥居をくぐると仙山線の線路があり、遮断機のない踏切を渡ってしばらく進むとお堂が目に入ります。それほど大きなお堂ではありませんが、その前にはたくさんの幟がならび、のどかな姿が印象的でした。

「立谷川」は、最上川水系の一級河川で、山寺の近くを流れる清流です。山寺駅に降り立った場合は、参道に至るまでの途中、山寺宝珠橋においてこちらの川を渡ることになります。山寺参拝後に立谷川周辺を散策しましたが、周囲を濃い緑に囲まれており、絵になる光景をたくさん見ることが出来ました。

「五大堂」は仁王門の近くにあります。開山から30年後に五大明王を祀る道場として造られた施設ですが、特筆すべきはここからの景色です。山寺を一望するとともに、眼下には山あいに佇む集落の姿があり、いつまでも眺めていたくなるような絶景でした。平日に訪れたので観光客の姿が少なかったのも良かったです。

立石寺の「奥之院 大仏殿」は、仁王門から更に石段を登ること15分ほど、参道を登り切った場所にあります。見上げて右側に奥の院、左側に大仏殿があります。歴史ある建物に圧倒されると同時に眺望もよく、ここまで登り切った達成感がありました。