チュンチュ３１９さんのクチコミ(164ページ)全5,478件

飯森山公園の中に土門拳記念館がありました。
公園の駐車場に車を停めて記念館へ向かったのですが、
公園は広く建物までは少し歩かなければならなかったです。
酒田市出身の写真家・土門氏の作品が展示されていて、
古寺巡礼などの大表作など写真に魅せられました。

米沢へ来たので昼食は”米沢牛”にしました。
古民家を移築した建物では、個室感覚で炭火焼き肉が楽しめます。
天井が高く開放感のある席でリーズナブルな価格のランチは、
お得感があり備長炭で焼くので、風味も楽しめました。

別荘と庭園を美術館として公開され、本間家が庄内藩主酒井家より拝領した
茶碗や茶入を中心に、本間家に伝来した茶道具と茶掛けを一堂に展示されていました。
また、隣接する四代・本間光道が築造した鳥海山を借景とする池泉回遊式庭園では
四季を感じさせる庭園でした。。

江戸時代を通じて繁栄し、日本海海運に大きな役割を果たした姿を今に伝え、
屋敷は石置杉皮葺屋根の典型的な町家造りとなっており、
内部は土間に面して、十間余りの座敷と板の間が並んでいました。
鐙屋は酒田三十六人衆の筆頭格として町年寄役を勤めたそうで、
酒田の政治にも大きく関わっていたと感じました。

山居倉庫の２棟を改装して、「幸の館」と「華の館」で構成されていて、
「幸の館」は観光案内や民芸品を始め産物の販売のコーナーがあり、
「華の館」では、酒田の歴史や文化を紹介するスペースとなっていました。
この各館が囲む様にオープン・テラスがあり、ゆっくり休む事も出来ました。

山居倉庫の倉庫1棟を改装し、昭和60年に開館で、米に関する資料や農具などが
展示されています。
稲作の歴史や稲のルーツ、品種改良、生産〜保管〜流通の過程などを
模型や展示パネルで分かりやすく紹介されていました。
山形と言えば、「つや姫」の美味しさを思い出しました。

北前船の寄港地だった酒田の米穀倉庫で１２棟ほどが並んでいて、
三角屋根の倉庫群はケヤキ並木とマッチして風情のある景色でした。
現在もこの倉庫は使われていて、トラックにコメなどを積み込んで
いました。
ケヤキ並木を歩いて風情を楽しむ事が出来ました。

立石寺から羽黒山に向かう途中に寄り道しました。
日本三大急流と言われる最上川ですが、川の流れが比較的穏やかな場所も
あるようなので立ち寄りました。
舟下りも行われているようで、川と渓谷の景観を楽しむ乗船も
最上川を楽しむ１つですね。
雄大な川の流れを眺めて、暫しの休息が取れました。

神橋からさらに５分ほどで五重塔の隣に立つ老杉・爺杉にたどり着きました。
樹齢1000年といわれ、国の天然記念物に指定されていて、
昔は老杉と並んで羽黒山の名物だったそうですが、
婆杉は台風で失われてしまっていました。
同じスギの木なのに、爺と婆があったのは不思議に感じました。

随神門より継子坂を下りると祓川に掛かる神橋に出ます。
昔三山詣での人々は必ず祓川の清き流れに身を沈め、
水垢離をとり三山への登拝の途についたそうです。
五重塔を過ぎて出羽三山神社にたどり着くまでは、修行のような道のりでした。
山全体の神聖な空間は、身を清められたような気がしました。

月山・羽黒山・湯殿山の三神を合祭した日本随一の大社殿で、
厚い萱葺の屋根、総漆塗の内部など、その全てに迫力があって
見ごたえ十分でした。
本殿は度重なる火災にあったて、現在の社殿は文政元年に再建したものだ
そうです。
本殿の屋根裏を見上げると黒い人形？らしきものが、
睨みつけていたのには驚きました。

羽黒山にある室町時代建立の五重塔で、明治時代の神仏分離により、
山内の寺院や僧坊はほとんど廃され取り壊されましたが、
五重塔は取り壊されずに残された数少ない仏教式建築の1つで、
江戸時代は五重塔の周囲には多くの建造物があったとの事です。
参道を暫く歩くと木立の中に現れ荘厳な雰囲気を感じる事が
出来ました。

改修工事を行われていたようですが、新装の館内では将棋の発生と
日本への伝来・世界の将棋・駒の製作工程・駒工人の作品など、
将棋と将棋駒に関することをわかりやすく展示されていました。
これからは将棋にも興味を持つことが出来たので、ゲームのルールを
覚えようと思いました。

明治12年、東村山郡役所として建てられ昭和60年の復元工事で今の姿になり、
明治時代の洋風建築として、県の有形文化財になっていました。
天童織田藩関連資料や明治維新前後の資料を中心に展示してあり、
こけし展も開催されていました。
明治のレトロ雰囲気を感じる事が出来ました。

平成3年、櫓門・多門櫓・高麗門・土塀を備えた山形城二ノ丸の正門を、
史実に従い日本古来の建築様式により木造建で忠実に復原されました。
お濠を渡る橋からの櫓への眺めや枡形門に近くに寄ると石組が奇麗にされて
いました。

名句「閑さや 巖にしみ入る 蝉の声」を詠んだ俳人「松尾芭蕉」像があります。
『奥のほそ道』の道中を一緒に旅した、弟子の「河合曾良」像も芭蕉像と
一緒に並んで立っています。
東北地方には芭蕉の足跡が至る所にありますが、曾良の像も一緒に並んでいて
感動しました。

仁王門は嘉永元年1848年再建されたけやき材の優美な門で、
左右に安置された仁王尊像は運慶の弟子たちの作と云われているそうです。
ここまで登って来ると先が見えてくるので、一安心し最後の力を出して頑張ろうと
思いました。

山門から仁王門への途中に立っていました。
芭蕉の句をしたためた短冊を納めた記念碑で、芭蕉が山寺を訪ねてから
62年後山形県村山市の俳人壷中らが1751年建立したのがこのせみ塚でです。
参道には何か所かに立札があり、興味を持って見て回る楽しさを感じました。

山形城跡の二の丸東大手門をくぐると、二本足で立つ勇ましい騎馬像が
目に飛び込んできました。
上杉景勝の重臣直江山城守が攻めてきた際、義光自らが陣頭となって
決戦の場へ向かっていく勇姿を再現したものだそうです。
騎馬像の迫力を身近に感じる事が出来ました。

初代山形城主斯波兼頼が延文元年再建したものといわれ、
現在は、慶長十三年の大修理当時の形式に復原されました。
慈覚大師・円仁の作と伝える木造薬師如来坐像を本尊として安置され、
伝教大師・最澄が中国から比叡山に移した灯を立石寺に分けた「不滅の法灯」を
拝することができました。
中央の布袋様が印象的です。