チュンチュ３１９さんのクチコミ(145ページ)全5,480件

歴史的な町並みが広範囲かつ集中的に保存されており、ルネッサンスの芸術、文化を体感できます。13世紀から16世紀にかけての繁栄の中で残された歴史的建造物は、フィレンツェ歴史地区に多く残され保存されていました。ミケランジェロのダビデ像は、何度見ても圧倒されました。

ヴェネツィア・ゴシックの代表建築の宮殿であるドゥカーレ宮殿は、ベネチアの玄関口、サン・マルコ広場へ繋がっていますが、その前に建物に囲まれた広場があります。水上バスの発着所も近くにあるので、人が多く集まる場所でした。カーニバルの時には変装して着飾った人が多く集まっていたので、記念の撮影をしました。

サン・マルコ寺院を背にして広場を囲むように、右側が旧館、左側が新館で、内部には現在の行政機関とともに、コッレール博物館や国立考古学博物館などがあります。
白いアーチ形の列柱が二段三段と重なって整然とそびえていて、ナポレオンが「世界一美しい広場」と言ったのも理解できます。１階の老舗カフェでお茶を楽しむ事もできました。

ヴェネツィアの街は100以上の島々が、およそ400の橋と150をこえる大小の運河で結ばれています。ヴェネツィアン・グラスで有名なムラーノ島、レース編みで有名なブラーノ島、島全体が墓所となっているサン・ミケーレ島も世界遺産として登録されています。地盤沈下が大問題となっている中で、温暖化による水位の上昇で島が水没しない事を祈るばかりです。

16世紀にメディチ家に嫁いだ神聖 ローマ皇帝のカール5世の娘であるマルゲリータ女王のために創建された宮殿で、その後、フランス王妃のカトリーヌ・ド・メディチやメディチ家出身である法王レオ10世、クレメンス7世もここで暮らしていたようです。現在は、この建物はイタリア上院として用いられているため、銃を抱えた警備の人の姿が見られ近寄れる雰囲気がありませんでした。

「４大河の噴水」の前に白亜の教会が建っていますが、この教会はバロックの奇才ボッロミーニの設計です。
面白いことにバロックの天才ベルニーニの噴水とライバルの奇才ボッロミーニの教会が相対しているのには驚きました。

エミール・ギメによってリヨンに創設され、東洋学、特に宗教研究に関心を寄せたギメ自らがアジア各地を訪れ収集した遺物や美術品などの名品を展示されています。ルーヴル美術館の東洋部の役割を果たしていて、アジア以外で最大の東洋美術コレクションを誇っているようです。シルクロードや仏教伝播の道に沿うような展示に目を奪われ感動しました。

イエナ広場ロータリー交差点の中央には、アメリカ合衆国初代大統領のジョージ・ワシントンの騎馬像が有りました。作者は、アメリカの彫刻家のダニエル・チェスター・フレンチで、ワシントンD.Cのリンカーン記念館にあるリンカーン像をデザインした人でもあるようです。また、広場に面してギメ美術館もありました。パリでは各広場で多くの騎馬像を見られて、散策の楽しみが増えました。　

モンマルトルの丘に建つ「サクレ・クール寺院」へのアクセスで、寺院に向かって左側にケーブルカーの乗り場がありますが、その前の広場を画家モーリス・ユトリロの母の名を冠した小さな広場がありました。急な階段などを登ることなく数分で、サクレ・クール寺院の入口近くまで行く事が出来助かりました。

シテ島からのびるサン・ジャック通りから入った路地にあり、ノートルダム大聖堂からも近い位置にありました。この教会は、旅人や旅芸人の守護聖人として知られるル・マンの聖ユリアヌスに捧げられた教会でした。この小さな教会は、石造りの素朴な面構えはなかなか珍しく感じられました。

フォーブール・サンジェルマン地区にある宮殿で、フランス革命が勃発し、1795年の総裁政府成立により五百人会にこのブルボン宮殿の建物が割り当てられてからは、国民議会の議事堂として使用されているようです。建物の正面にある12本の円柱で支えられたファザードがとても印象的でした。

メトロのシャトレ駅を出てすぐの場所にあるのがシャトレ広場です。
シャトレ広場は小さな広場ですが、中央にはナポレオンのエジプト遠征の勝利を記念した噴水や先端に女神の彫刻がある支柱がありました。噴水の周りや、木陰で休めたのが良かったです。橋を渡れば、シテ島になります。

メトロ１号線のサン・ポール駅を降りると、ルーブル美術館から続いているリヴォリ通りが目の前にあり、南の方向に進むとそこはマレ地区の入り口になります。中世の貴族の館が残るマレ地区にあるパリ歴史博物館では、昔使われたお店の看板や、歴史ある調度品の数々が中世の館に展示されてあり、中世を体感できる雰囲気がありました。

セーヌ川に架かる橋で白鳥の小径を跨ぎ、15区のリノワ通りと16区のプレジダン・ケネディ通りを結んでいます。現在の橋は1873年に架けられた鋳鉄製の橋を1966年に架け替えたもので、鋼鉄製でした。この橋からは、自由の女神が真近かに見られるのですが、自由の女神の背中で残念に思いました。

ノーベル文学賞を受賞し、文化大臣をも務めたアンドレ＝マルローの名を冠した広場で、フランスでは、アンドレ＝マルローが策定した景観保全に関する規制・制度を施行し、国家規模でこれに取り組んでいるようです。大通りに挟まれた三角地に公園が造られ、噴水に人が集まる様子は、景観だけでなく人にも優しく感じました。

ルーブル美術館の象徴的な建物の１つがこのガラスのピラミッドと地下に見られる逆さピラミッドだと思います。造られた当初は批判もあったようですが、ルーブルの宮殿内にも
現代的な造りのフロアが点在しています。今では、このピラミッドもメインの入口として違和感なく利用されていると感じました。

ヨハネ23世公園とも呼ばれている公園で、ノートルダム大聖堂に隣接し入口とは反対の裏手に当たる場所になります。ノートルダム大聖堂の入口付近では人も多く、混雑しているときもありますが、この公園は比較的人も少なく、この公園で休むのも良いかと思いました。

セーヌ川右岸の16区・パッシーと左岸の15区・ビラケムの間に架かる橋で、二層構造になっていて、一階が歩行者、自動車用で二階部分にはメトロ6号線が通っていました。
この橋の中央部分から中州に降りられ、グルネル橋まで歩けそこには「自由の女神」があります。エッフェル塔の撮影にも、パリの雰囲気が感じられるポイントだと思いました。

百年戦争の期間は島全体が英仏海峡に浮かぶ要塞の役目をしていた証でもある建物で、戦争中、敵の侵略に対抗して修道院西側の倉庫を守るために築かれた軍事要塞で、その後には、ガブリエルの塔があります。時を経て海辺に建って残っているのは、相当堅固に造られたものだと感じました。

2階部分には、王族や貴族など身分の高い信者を受け入れた迎賓の間がありました。列柱や天井が美しい華やかなゲストルームで、フランス王をはじめ、身分の高い巡礼者を迎えたのでしょう。中世における最も優美な建築物のひとつのようです。騎士の間の柱と比較すると、少々細い気がしました。