kantaroさんのクチコミ(30ページ)全678件

駅から徒歩15分でしたが、急な坂道+石畳で足場は悪いです。駅前にタクシーがいたので、乗ったほうがよかったかもと思いました。観光客は少なかったものの、ここはアルコバサやバターリャの修道院よりも観光客は少ないし、あまり手入れされていない雰囲気がよかったです。苔むした感じがまたよく、廃墟感もあり。修道院はなかなか広く、思ったより見て回るのに時間がかかりました。同じ日に行ったアルコバサ、バターリャの中で、ここが一番気に入りました。

たまたま近くを通ったので、ついでにと思い覗いてみました。“○○の家”というと、博物館のようになっていて、その人ゆかりの品々が展示されている印象ですが、まずどこから入るのかよくわからない。そして敷地に入った後も、中庭のような場所からガラス張りの奥がちらっと見えるだけで、しかもその見える部分もお家って雰囲気もない。一体何が何だかわからない場所でした。

町の真ん中にある小さな駅です。リスボンから乗った特急Alfaは、ここのとなりのカンパニャン駅止まりだったので、サンベント駅までは在来線に乗り換える必要がありました。内部には美しいアズレージョやステンドグラスがあり、電車に乗らない人も立ち寄って覗く価値はあると思います。外観もきれいですよ。

サン・ベント駅を出たら見えますが、上り坂だし見た目より距離を感じました。カテドラルの前にはツーリスト・インフォメーションもありました。カテドラルには無料で入ることができますが、アズレージョの美しい回廊は有料で3ユーロです。が、回廊にはどこかの学生の作品らしきオブジェが並んでいて、正直邪魔な感じでした・・。作品も個性的なものばかりでした。

手持ちの最新版のガイドブックには書いてありませんでしたが、月曜休館でした。駅からはタクシーで行きました。お城のまわりは公園になっていて前まで車で入れないため、ブラガンサ公爵館の前で降ろされました。メーターで4ユーロほど。駅からは距離もありますし、上り坂なので歩くのはきついかと。帰りは散策しながら駅まで歩きました。

坂の多いリスボンならではの公共の乗り物です。なのでバスなどの一回券と同じ料金です。２４時間券でも乗れました。朝早く行ったら、貸切状態でしたが、すぐ発車したわけではないので、一応時刻表はあるのかもしれません。エレベーター内には係員がいて運転してくれます。

昔ながらのエレベーターで、ディズニーシーのアトラクションを彷彿とさせます。あっという間に上に着きますが、こういうエレベーターのある町はなかなか無いと思うので、話のタネに乗られてみては？

上の階で降りると、カルモ教会の脇に出ます。

大晦日の夕方訪れたところ、入場に行列ができていました。リスボアカードを持っているとチケット売り場に並ばずすぐ入れたようです。気付かず列に並んで失敗！（シントラではリスボアカードをチケット売り場に提示して、入場券をもらうシステムだったもので）

たくさんの人がいましたが、建物自体も大きいのでそれほど窮屈な印象はありませんでした。ただ順路がよくわからず、時間をロスしてしまった気も。細かいところまでとても美しい修道院でした。

鉄道駅からだとけっこう歩くようですが、トラムなら降りてすぐです。

ジェロニモス修道院に行って時間があれば行けばいいと思います。真新しい感じのモニュメント（それでも50年以上たっている）で、上に上がれるようですがベレンの塔に上ったのでこちらは上らず。（というか、時間がなくてどっちかしか上がれず、ベレンの塔を選んだのですが）

モニュメントは海にせり出すように建っているため、エンリケ航海王子の横顔しか見えないのがちょっと残念。地面には世界地図があり、各国を発見した年が描かれているのは興味深かったです。日本ももちろんあり、しかもずっと後に見つかったことがわかり、こうやってみるとポルトガルと日本はかなり遠いんだなぁと思いました。

大晦日に訪れました。本当はロカ岬でその年最後の夕日を見たかったんですが、バス時間の関係で叶わず残念だったんですが、ベレンの塔から見る夕日はとても美しかったです。

建物自体はそれほど大きくなく、高さもあまりありません。内部も何か展示があるってわけじゃありません。外観だけでも充分かと。

シントラからカスカイス行きの403番バスに乗って行くことができます。一日に数本しかないので、事前に時刻表の確認は必要です。ロカ岬のバス停に貼ってある時刻表は、シントラとカスカイスの出発時間で、ロカ岬発の時間ではなかったので要注意です。シントラ発の場合、ロカ岬に着くのは+37分、カスカイス発は+22分のようです。

ここで時刻表を確認できます。Horarios　de　Inverno→403をクリックで出ます。
http://www.scotturb.com/ptindex.htm

ロカ岬ではバスの時間の関係で、どうしても時間が余ります。しかも風が強くて長時間外にいるのはきついです。岬には小さい土産屋やレストラン、最西端の地到達証明書を発行してくれるビジターセンターがあるくらいです。証明書は2種類あり5ユーロと10ユーロ（見開きタイプ）です。名前を入れてもらえ、連名もOKでした。折れないようにとA4クリアファイルを持って行きましたが、それよりも一回りほど大きいサイズでした。

トマールから一日数本しかないバスでバターリャへ。バス停からはすぐ見えるので迷いません。トマールの修道院と比べると、明るくてきれいな印象です。

外観といい、内部のステンドグラスといい、エマヌエル様式の教会はとてもきれいで満足できましたが、そのまま帰ってはいけません。未完の礼拝堂をお忘れなく。ちょっとわかりずらかったですが、一旦裏口みたいなところを出て、ぐるっと回った気がします。

天井のない、未完の礼拝堂は滅多に見ることはできないと思うので、必見です。

バターリャからちょうどいいバスの時間がなかったので、タクシーで行きました。メーターで25ユーロでした。

夕方だったので観光客は少なかったですが、教会前の広場にはたくさんの人がいました。地元の人にとっても憩いの場所なのかもしれません。

内部はわりとがらんとしています。禁欲的な宗派だからだそうです。ここの見どころはペドロ一世の墓と妃イネスの墓で、対になるように置いてあります。

王妃の侍女だったイネスは、王妃の死後王様と結婚して子供も設けるが、それを良く思わない人たちによって殺されてしまったそうです。イネスの墓の下には、イネスを殺した人が棺を持ち上げている彫刻が施されています。

帰りはバスでファティマへ行くのでバスターミナルへ行きましたが、教会からは徒歩10分ほどで、小さくて目立たないバスターミナルでした。

入場料はリスボアカードで無料。リスボアカードはリスボン以外でもけっこう使えて便利です。

ゴテゴテのペーナ宮殿の後に行ったせいか、王宮のわりには地味かな～と思いました。ただ、さすがポルトガル！といったアズレージョの見事な部屋は感激でした。そしてあのとんがり屋根の正体は、台所の煙突でした。内部は撮影可。

シントラの有名スイーツ店です。お店はかなり混んでいました。入口近くに番号札の発券機が置いてあり、札を引いて待ちます。番号が表示されるとカウンターに行き、注文を聞いてもらえるというシステムでした。最初わからずカウンターでしばらく待ってしまいましたが・・。時間がなかったので持ち帰りにしましたが、カフェもありました。

シントラ名物のケイジャータ（0.8ユーロ）とトラブセイロ（1.15ユーロ）を購入。ケイジャータはチーズのお菓子で食べやすかったけど、トラブセイロは中のクリームが激甘でイマイチでした。

シントラ駅からバス434番でペーナ宮殿へ行けます。途中、王宮の近くやムーアの砦にも停まるので便利な路線です。

入場券はリスボアカードを持っている人は割引になります。カード提示ではなく、冊子のペーナ宮殿のページに小さい割引券が付いています。

チケット売り場から宮殿入口まではものすごい坂道なので、シャトルバスが別途往復2ユーロで出ています。入場券売り場ではなく、バスで直接支払います。

内部は撮影禁止です。でも外観もインパクトがあって面白いですよ。

ペトラ遺跡はとても広いです。そして２月でも真夏並みの暑さでした。ペトラというと、エル・ハズネが有名だし、ここが一番混んでいました。その先は一気に人が減ったので、団体ツアーだとここまでか、せいぜい柱廊通りあたりまでなのかもしれません。しかし、時間のある人はぜひもっと奥へ。そして一番奥のエド・ディルまで行くことをおすすめします。

エル・ハズネまではわりと平坦な道ですが、そこから平坦ですが砂に足をとられるような道が続きます。そしてエド・ディルに向かう道からは、山道になります。全行程入口からの馬車に始まって、ラクダ、ロバなど動物に乗ることができます（エリアごとに決まっています）が、最後のエド・ディルまでの山道は断崖絶壁のような場所もあるため、ロバは怖いかと思います。体力に自信のない私ですが、動物に頼らずエド・ディルまで行けたので、たいていの人は歩ける道程だと思います。

トイレはレストランの近くにきれいな無料トイレがありました。その他は仮設トイレが所々に設置されていましたが、前に人が座っていたのでおそらく有料ですし、行こうと思ったらカギがかかってて使用できなかったりでした。乾燥しているのでそれほどトイレの心配はないかと思います。

飲み物は高いですが所々で売っています。

初めて香港に行った2002年から、いつか行きたいと思ってやっと行くことができた錦田吉慶園。あの独特の帽子をかぶった客家のおばさんたちに会うのが楽しみでした。MTRで錦上路駅に行き、そこから橋を渡って左へ。その後少し大きな道に出たら左に進みます。少し歩いて右手に未舗装の道（駐車場が隣りにある）があったらそこを進むと、抜けたところに吉慶園はあります。

門のところに寄付を入れる箱があります。中は普通の民家です。祠みたいな場所もありました。そして帽子を被った客家のおばさんたちはいませんでした。夕食支度時でいい匂いが漂っていたので、みんな忙しく家の中にいたのかもしれません。門の前は老人が座っていたり、子供が遊んでいたりでまったりしていました。

通りの両側に、金魚屋さんがずらっと並んでいます。金魚だけじゃなく、けっこう大きな魚も売ってました。面白いのがその展示の仕方。金魚すくいで使われるようなビニール袋に１匹ずつ入れられて売られています。暗くなって時の方が、金魚の鮮やかさが際立ってお勧めです。ただ、あまり遅い時間までは開いていませんのでご注意を（2009年に行った際には22：30には店が閉まってました）。

客家のお家が見たくてMTRに乗って天水圍駅へ。元朗駅からライトレールでも行けます。天水圍駅の近くに上璋圍という集落がありますが、非公開だそうなので、門の外から眺めるのみ。ただ、門以外は今風のマンションに建て替え済みでした。その奥には古いお寺もありました。あとは適当に歩いて古い家やお寺を見て帰りました。大雑把な案内板はありましたが、細かいルートマップがあれば、もっと楽しめたかなぁと思います。時間が遅かったので、丘の上の博物館は閉まっていて行けませんでした。

この辺りはベッドタウンになっているのか、駅の反対側には高層マンションが目立ちました。それが古い町並みの広がるエリアと対比になっていて面白かったです。

一度目は2002年、二度目は2009年、そして2011年3度目の訪問でしたが、どんどん活気がなくなってきてる印象。初めて訪れた時は初夜市で興奮していたせいもあるかとは思いましたが、近年は歩いていてもほとんど声をかけられず、そして欲しいものも全然ない・・。売っているもののデザインなんかも、前の方が良かったような気が。それでも観光客はたくさんいるので、歩くのは大変でした。買い物をするというより、雰囲気を味わるのはいいと思います。