DONさんのクチコミ(43ページ)全959件

世界最長の地下河川、と聞くだけで冒険魂をくすぐられるはず。世界遺産に加えてラムサール条約にも登録された影響なのか、かつては誰でもウェルカム状態で観光客が殺到していた地下河川も、今では一日の入場者数を制限しています。個人旅行の場合、事前に現地のツアー会社のHP経由で申し込めますが、これが随分早くからどこもかしこも満員に。最近韓国の団体さんが非常に増えた、との事。

キャンセル待ちに賭けて現地入りしましたが、直接代理店を巡るもNG。しかし結局地元の人に相談したら「何とかするよ」で何とかなっちゃいました。ホテルピックアップの昼食込みでツアー参加は概ね1500ペソ。パスポートが要ります。地球の内側に入り込んだかのような別世界、カメラでおさめるのは難しいので、瞼の裏に。

この年末年始のインドはえらい事になっていました。書くのもはばかられるような、女性を貶める残忍な事件が世界中に報じられたばかり。ちょうど自分が訪ねた折は、インド門の周囲で大規模ストライキが展開され、大勢の人が門のまわりに横たわったり人間の鎖を作ったり、で非常にセンシティブな時期でしたが、警察がバリケードで囲う外側から遠目に見る事はできました。別に撮影してＮＧというほど緊迫はしていませんでしたが。

今回の事件に限らず、何か抗議行動が起きる度ここはストライキの舞台となります。観光客にとっては折悪く、になりますが、この国がより健やかであるために、蔓延するストも含めてインドの「今」という理解をするしか。

言わずもがなのインド最強観光スポット、タージマハル。お国柄からして鉄道もアバウトな時刻表かと思いきや、デリーからの列車はほぼオンタイムでアグラ着。

ゲートの長蛇の列は不審物チェックです。空港のセキュリティチェックを激しくレトロにしたような装置をくぐり抜けて、手荷物検査は目視で。でも厳重なんだか緩いんだか、お菓子持ち込みＮＧなはずなのに、自分のポケットのミンティアだかフリスクだかはスルーでした。

色んなガイドブックに「金曜休み」とあります。休んでいるわけではないのです。この日は、現役のイスラム教の寺院として敷地内のモスクに敬虔なムスリムが集うとの事。ただの観光スポットでなく、今もばりばり祈りの満ちる空間であることに、自分は感服。

セナド広場に面して重厚かつ荘厳な建物。階段をのぼって二階に向かえば博物館スペースです。入場料は５ＭＯＰ。基本的に、入口のスタッフの人を除けば無人で静かな空間です。２部屋分のどっさり展示物よりも、広場に面したベランダに出るべし、です。セナド広場床の波打つ模様も、上から見下ろせばより美しさが映えます。いつも人ごみで渋谷センター街状態の地上より、誰もいないベランダから見渡す方がセナド広場もフォトジェニック。

セナド広場を中心に北はセントポール、南はリスボア界隈まで四六時中すさまじい人出ですが、少し奥まった丘の上に位置するカテドラルはいつも静かで別世界。朝な夕なお祈りを捧げるマカオの人がひっきりなしに出入りしますが、比較的観光客は少なめなスポットです。祈ってよし、見詰めてよし、カテドラル前の広場で休憩するもよし。人酔いしたら、ちょっと足を延ばして聖堂内で深呼吸を。

商店や民家の並びに融け込みまくりで、うっかり素通りしてしまいそうな、でも世界遺産の構成要素の一つです。ガイドブックによっては入場料５ＭＯＰとありますが、無料でした。非常にコンパクトな建物ながら、細部には実に精巧な装飾が施されていたり。自分が訪ねた時は建物の両翼で工芸作家の人たちの展示会が開かれていました。地味ながら立ち寄る価値あり。

マカオ＝カジノと思いつつも、慎重派の人は躊躇するかもしれません。とりあえず賭け事の類にアレルギーのある自分も二の足を踏んでいましたが、ちょびっとだけ、と初めて訪ねたのがポンテ１６のカジノ。

一度踏み込んでみれば、非常に普段着仕様のカジノです。夜は主に宿泊客の遊び場になってるっぽかったですが、日中は（いや、朝から）地元の人たちがぶらっと立ち寄る気軽な場所です。本気で戦ってる人はさほどいなくて、数千円の軍資金でも１～２時間たのしめました。スロットも大小も、不明な点はスタッフが丁寧に教えてくれます。実際賭けなくても、見学Welcomeな初心者向けカジノ、という印象。

真正面のファサードはこれぞマカオ！の代表的な光景ですが、せっかくなので裏側にも。ゲートをくぐって反対側から見上げると切ないハリボテ感でいっぱいですが、更に奥へ進んで階段を下れば、様々な展示品が並ぶ博物館スペースと復元された地下聖堂が連なります。

ゆっくり見て回れるよう、混雑時には入場制限を行いますが、少し待てば入れます。さほど内部は広くありませんが、焼失を免れた宗教画を始め興味深い品々がぎっしり。入場無料です。あ、あと涼しいです。

マカオ観光の起点セナド広場に面した聖ドミニコ教会。確かに教会のいわゆる一階メインエントランスを入った空間は朝から晩まで観光客に地元の人に、で混んでいますが、二階以上の博物館フロアは意外と静か。歴代のイエス様人形に始まり、なかなかシュールな展示物満載です。最上階から町の様子もチラ見できて、案外穴場スポットかも。

すいてます。すぐそばにあるマカオの看板的観光スポットのセントポールに観光客が殺到するせいか、こちらは常に程良い人ごみ。とてもコンパクトな廟ながら、入口で入場者をコントロールしているので中混雑する事はなく、ゆっくり展示資料や映像を見る事ができます。冷房完備、涼しいし、セントポール界隈の雑踏でくたびれた後には良いスポット。

香港～マカオの往復に利用しました。非常にアバウトです。当日乗り場について予約しましたが、少々早めに着いたもんだから次の便にも間に合いそう。どうしたものか、と思ってたら「別に早い便に乗ってもいいよ」的な呼びかけの元、一本まえのフェリーに。

色んな人が「乗り心地悪い」「冷房ききすぎて寒い」と評していますが、自分の場合は、ちょっと揺れるかな？ぐらいの乗り心地。機内販売ならぬ船内販売もマメに巡ってきて、割と快適に、しかもあっという間に目的につき愉快な船旅でした。

波打つような模様が特徴的なセナド広場。もちろん噴水まわりをテクテク歩くのも十分楽しくて周囲の世界遺産群を見て巡るのも良いけれども、どうせなら人ごみを離れて、隣接する仁慈堂大楼のバルコニーから見下ろして。ちょっぴり入館料は要りますが、ここは静かですいてて、思う存分マカオの一等地を独り占め。

プエルトプリンセサを東西に貫くリサール通り、繁華街を抜けた西の端に静かに佇む教会です。堂内にはたくさん扇風機が首を振っているせいもありますが、内装外装ともに涼しげな水色を基調にしていて、つかの間蒸し暑さを忘れます。

クラス単位でワイワイ訪ねて記念撮影をする中学生たち、熱心にお祈りを続けるおじいちゃん、世間話に興じるオバちゃんたち。地元の人が大勢集う中で、自分も「地下河川ツアーにキャンセルが出て自分も行けますように」とお祈りしたところ見事に叶いました。

夜景タイムでごった返す前に、と少々早めの夕暮れ時に麓を出発したものの、早々に大行列。ピークタワーの展望台に辿り着いても人人人でしたが、延々見惚れる人は意外と少なく、ちょっと待てばベストポジションを狙えます。

もちろん展望台の最前列で夜景を独占するのも良いけども、後ろに下がって数段あがった所にも是非。全員がカメラに収まるよう寄り添う家族にカップル、色んな国の人たちの幸せそうな表情の向こうに見る夜景もまた、あたたか。

名高い香港の夜景を見にビクトリアピークを登るには、勿論バスやタクシーもあるけれども、ここは絶対ピークトラム。外の空気を感じながら意外とスピーディーに夜空へ近付いていく感じはトラムならでは。

麓の駅は激しく込みますが、行列する皆さんの大半は手前の扉（すなわち後部扉）に殺到します。俊敏な方は是非スルっと進んで進行方向前の扉へ。比較的すいています。そう、あと結構な角度で登っていく割に座席は床とほぼ直角のままなので、外の景色を見るには少々腹筋必要です。

泊まった宿のすぐそばだったので、ちょいちょい寄りました。例えばプエルトプリンセサに向かうバンの予約をしてもらったり、日焼け止めを買いに行ったり。あとは、村に銀行やＡＴＭが無いため、他の商店の買い物で小銭が必要な時はここでちょっとした物を大きな紙幣で購入して崩したりとか。

村で唯一の本格的な土産物屋にして最大の店なので、村の人たちも小銭が無い時は「アートカフェで小銭つくってきて」と言います。二階のレストランにはいつも旅行者が長居していますが（割と強力なWiFiが）自分は、別にここで高めのパスタとか食べなくても村の中でローカルフードを食べた方が楽しいかと。

宿のスピードボートで訪ねました。エルニド村の一般的なアイランドホッピング３コースでも両ラグーンを巡るものが人気のようでした。

いずれも外の荒波から隔離されて、まるで池か湖のような雰囲気。自分たちは二カ所ともシュノーケル装備で入りましたが、他のスポットほど魚たちには出会えず仕舞い。泳いで楽しむというよりは、他のツアーの人たちのようにカヤックでゆっくり一周するとか、あるいは船の上からラグーンならではの深緑色や周囲の岩の造形美を楽しむものかも。

昼間は旅行者、日が暮れれば村の人も連れ立って訪ねて、一日中にぎわう人気の食堂です。店内も程々に広いですが、道端大好き派の自分は迷わずテラス席（なんて言う洒落たものでなく単に店の前に置かれた机）に。

メニューは豊富です。パスタとかシーフードとかたくさんあって迷うけれども、もちろんフィリピンのローカルフードも一通り。自分が頼んだ伝統的なスープ「シニガン」は定番の魚介だけでなく山菜や野菜がどっさり！これにライスかフライドポテトを添えてあとはサンミゲルをお代わりすれば大満足です。店員さんたちも目配りもばっちりです。

エルニド村で過ごすなら是非とも海に面した側で。Ｂ＆Ｂとかのお手頃宿が多い村で、旅行者にはある意味優しい所ながら、ほとんどが事前にネット予約ができない中、ラ・サラゲーンはＯＫです。オフシーズンなら何軒か実際に見て回って決めるのも良さそうだけども、ハイシーズンは気合いで長期休暇を取って来る欧州系のバックパッカーがオーシャンビューの部屋から順に長く居座ってしまうみたい。

ここも決して豪華な宿ではないけれども、海側の部屋はバルコニーからの眺望が最強です。シャワーも洗面所も塩水（これは海水か？）しか出ず、壁がやたら薄くて隣接する夜更かしレストランの大騒音が直撃してくるけども、そんなの相殺されちゃう程に類まれなる抜群のオーシャンビュー、今のところ自分史上最高です。

マニラ歴史探訪の中心となるイントラムロス、その内部に位置するホテルです。すぐ隣は世界遺産のサンオウガスチン教会で、マニラ大聖堂ほかイントラムロス内の見所はすべて徒歩圏内。宿自体は少々レトロですが、城塞都市の雰囲気に溶け込む造りです。室内でアリンコの行列を目撃しましたが、実害があるわけでもなく。セグウェイでイントラムロス内を巡るツアーもやっていました。