DONさんのクチコミ(41ページ)全959件

バックビーチは目の前です。船でホーチミンから行くには便利な立地で、船着き場からタクシーで数分。ホテルの建物は通りから見ると横幅が狭く感じますが、マッチ箱のような形状で奥行きがありました。目の前のビーチは、ホーチミンから日帰りや一泊旅行できた人々で朝から晩まで大混雑です。いわゆるリゾート地のような雰囲気とは違って、特に海が綺麗なわけでもなく、極々庶民的な浜辺です。ホテルの部屋からは水着でそのまま出ても大丈夫。ただし泳ぐ以外にする事がありません・・・宿の周辺は夜中も大騒ぎする若者たちで賑々しいですが、特に飲食店が立ち並ぶでもなく、買い物や本格的なシーフードを楽しむためにはタクシーで都心に移動した方がベターかもしれません。

ＬＣＣ各社と競い合うプエルトプリンセサ～マニラ間の移動で初フィリピン航空。安いです。たった１時間だし、ちゃんと飛んでくれればそれよし。搭乗するなり空調からドリフの罰ゲームみたく白い煙が轟々噴射されててたじろぎましたが、蒸し暑いお土地柄、冷気はこういうもんなんでしょう。大したサービスもないですが、ほぼ定刻通りの離着陸。

クアラルンプールからシェムリアップ（カンボジア）間のとっても短いフライトで背伸びビジネスクラス。とは言え事前に買えばかなりお安く。２時間程度の区間でビジネス利用の酔狂なマレーシア人は皆無で、なんと満席のエコノミーに対してＣ席自分だけ。お陰でＣＡトリオが徹底的に酒をつぐつぐ。空いた瞬間にすり切り一杯。

しかし着陸後、大統領の如く悠々と一番に一人だけ降機したのに、結局ビザ申請で後ろの皆さま全員に追い抜かされる結果に。人生そんなもんです。

過去の事故やその後の応対については批判的な人も多いですが、自分はこっそり大好きチャイナエアライン。ＬＣＣでもないのに安定的に安くて、客室乗務員の皆さんも洗練されすぎず、親しみやすいサービス。スマホに充電できず相談した所、ＣＡさんが私物のチャージャー貸してくれたりとか。機内食は台湾料理を選ぶと間違いナシですが、さすがに４レグ全部だと胃がくたびれました。

実際は台北桃園経由の香港着（その後高速船でマカオ入り）ですがマカオの旅行記に紐付けされないのでマカオ空港行きの頁にて。

実際はホーチミンからの復路で経由地の香港～名古屋間の利用ですが、暫定的にここに記載。機体繰りがうまく行かず、という説明で何時間か待たされた結果、予定より一つ新しい機材（といってもキャセイ全体から見れば古い型）に。とクールに書きつつもさりげなく自分史上初のフルフラットだったので興奮を隠せず、ほんの３時間強のフライトでシーソーの如く座席をあげたり下げたり。機内食も時々激しく盛り付けが偏っていたり、デザートのチョコが全部すっ転んでたりしましたが、お味は確かです。

ベトナム航空初搭乗。深いエメラルドグリーンの機体はどこにいてもひときわ目立ちます。今回は香港～ホーチミン間の往復利用でしたが、短い時間でもしっかり機内食。ワインは赤か白か、みたいなざっくりした選択肢で湯水のようにジャボジャボついでくれるのが何ともベトナムっぽいというか。機材はレトロながら短時間なので無問題です。

ホーチミンの人々が日帰りや一泊家族旅行とかでわんさか殺到する海辺の町ブンタウ。いくつかビーチがありますが比較的アクセスが良くて規模もでかいのがこちら。右も左も果てしなく灰色の砂が続きます。どこへ行ってもすごい人。水遊び派と宴会派いずれも大盛り上がりでした。いわゆるビーチリゾートではなくあくまで気負わぬ普段使いのビーチ、ということで。

良くも悪くもレトロです。ホテルの名前通り、確かに川のそば。予約時にリバービューをリクエストしましたが、二階の部屋からは目の前の大通りと公園が間にあって、川の様子はよく見えず。もっと上の階をリクエストすれば眺望いいのかも？

部屋は年季の入った木製の家具でまとめられ非常に古風でした。窓のすぐ外の大通りが夜中も含めて恐ろしく賑やかで、繊細な人は眠れないかもしれません。レストランもルーフトップやリバービューではなく、一階フロント裏にありました。歴史はありそうなホテルですが、特筆すべき利点は、ブンタウ行きの高速船乗り場や遊覧船乗り場が目の前にある位でしょうか。ベンタイン市場など観光スポットまでも歩けない事はありませんが、ホーチミンらしさを感じるにはもう少し中心部の宿が自分は好きです。

基本はメーターに示された数字を千倍した値が現地通貨ドンでの額面。０がたくさんで一瞬戸惑うかも、ですが、初乗りが50円弱と格安なので気軽に乗ってＯＫです。空港から乗るなら、建物を出て目の前のタクシースタンドからだと安心。街中ならたくさん流している中から、地元ベトナム人もご推奨のVINASUNかMAILINHの優良２社を選べば間違いなし。

四方八方どこから見ても絵になる教会です。観光客に交じって、新婚さんと思しきベトナム人カップルも教会を背に記念撮影してました。

祈りの場に身を浸した後は内部を彩るステンドグラス、そしてフランス語に英語に中国語、各国の言葉で記された聖母マリア様への想いをこめたメッセージが壁一面に。ベトナムの辿ってきた歴史も感じる場所でした。

ドンコイ通りに面した大きな郵便局。外観からしてどっしりコロニアルで優美な建物です。もちろん郵便物は投函できますし、国際電話もかけられますが、内部にはこれまたどでかいホーおじさんの肖像画や過去のベトナムの地図が掲げられ、土産物屋も両翼に完備。ここで絵葉書と切手を買えばすぐ日本にも送れます。椅子もたくさんあるから散策に疲れたら少し休憩がてらにお立ち寄りを。

ホーチミン観光の起点となるベンタイン市場のすぐ真横で何事にも便利なロケーションながら今回最大の×は…部屋に窓がない。程々に清潔な部屋だしスタッフも笑顔で親切だけど、窓がないと時間の感覚が狂うというか、目覚めても真っ暗で滅入るというか。

チェックアウト後にシャワーを借りましたが、当初は空き部屋のシャワーを貸す、という話だったのがいつの間にか併設されているスパ利用に。当然割高だったけれどもちゃんと温かなお湯でいっぱいのバスタブもあって予期せず旅の疲れが癒されました。

同じくシェムリアップから南方面にあるロリュオス遺跡とセットでトンレサップ湖クルーズをツアーで組む代理店がいくつかあります。自分は現地のおっちゃんのバイクに乗せてもらいましたが、ロリュオス込みのツアーは相場７０ドル位。乾季でこれだけ雄大な湖、きっと雨季はもっとアドベンチャー。

アンコールワットやバイヨンと並ぶアンコール遺跡の最強観光スポット。かつては１万人以上が暮らしたと伝えられる巨大寺院ですが、木々に飲み込まれ見る影もなく。崩壊しないようあちこち過剰なほどに保護されているものの、この調子でいくといずれは朽ち果てそうな勢いです。

圧巻の光景に見落としそうになりますが、木の根っこの隙間から発見された小さくて愛らしいデヴァター、ヒントなしに見つけた時はかなり嬉しい。遺跡自体のスケールに圧倒されたら、細部を見て回るのもお忘れなく。細やかなレリーフが随所にありました。

林立する四面仏塔で有名すぎる世界的観光スポット。アンコール遺跡の共通チケットで入場できます。現地ガイドさんとともに訪ねると必ず陥るっぽいパターンが「はい、そこに立って！」「少し左むいて…もっと！」石像群とおもしろおかしく記念撮影をとってくれようとサービス精神を発揮され過ぎて、自分の場合はゆっくり見渡す暇がなかったような。ゆっくり自分のペースで見て回りたい方はその旨リクエストしましょう。

古都シェムリアップの中心街からは車で小一時間、少々不便な感もありますが、その分しずかです。コンパクトな敷地の中にはギュギュっと細やかな彫刻群が所せましと濃厚に凝縮されてて、ここが遺跡群の中では一番印象に残りました。少し離れて見つめる東洋のモナリザ、カメラに収めたい人は望遠レンズをお忘れなく。

アンコールワットと言えば国旗の真中にもドーンと鎮座するあの絵柄をまず想像しますが、実は午前中はその西参道から入ると逆光になるため撮影がなかなか難しい。敢えて反対側の東参道から行くとすいててじっくり見て回れました。ただし人の流れがところどころ完全逆行になっちゃう。

オールドマーケットからほど近く。綺麗で立派な博物館です。閉館が近かったせいか時折日本人の団体さんが押し寄せる以外はすいてて（例外なく皆さん駆け足で去っていく）どこもじっくり見て回れます。８つのテーマに分けられた展示室はどれも趣向を凝らしていて、要所要所に日本語解説も選べる映像資料もあって日本人に優しい作り。どの展示品も超至近距離で見られるのも嬉しい限り。閉館が迫るとすごい勢いで追い出しにかかる感じもカンボジアっぽくて面白い。

この旅行記の時点では香港に降りちゃいましたが、日本から香港空港について入国する事なくマカオ（その他ターボジェット利用時）に飛行機から船に乗り継ぐ場合は、一度荷物をピックアップせずともそのままスルーで運んでくれちゃいます。ただし手続きは自力で。乗り継ぎデスクで荷物をマカオ（ほか各地）まで運んでほしい旨を伝えれば即応。

ターボジェットの乗船券をそのカウンターそばにある専用の機械にピピっとあてると、ちゃんと無事に運び込まれた場合にはＯＫサイン、まだの時はその旨が画面に表示されます。結構ぎりぎりになる場合もありますが、焦らずちょいちょいセルフチェックで快適な船の旅を。

たまたま訪ねた時期が店の入れ替え時期だったのかも？あるいは最近こんな感じなのかも？ですが、結構空き店舗スペースが目立って寂しい第一印象。ただ、日中にカオスも一緒に楽しむオールドマーケットと対照的に、静かで落ち着いて品定めは出来る気が。

でも、どうかなぁ、自分はやっぱりカンボジアのエネルギー溢れる朝のオールドマーケットの方が楽しく思えました。