tadさんのクチコミ(52ページ)全1,058件
- サムネイル表示
- リスト表示
- ホテル
- ショッピング
- グルメ・レストラン
- 交通機関
- 観光スポット
- 基本情報
-
投稿日 2014年06月13日
総合評価:4.5
ヴァッハウ渓谷へきてワインを飲むなら、やはりこの小さな街というか村というか、雰囲気が自然に盛り上がるようなところで一杯やりたい。最初に来たのは1974年のクリスマス直後だった。2回目は1991年夏。今回は復活祭のころだった。街を散策したり、ワインのテイスティングをしたり、杏酒を飲んだりしたり、青い塔のある教会を見物したりしていると、夕方になり、今回、狙っていたこのレストランに入った。国際的な旅のサイトでは人気が高かったからだ。ブドウ畑とライン川を見下ろす景色の中にある外のテーブルに座った。ワインはおかわりする度に、だんだんとコクのあるタイプにかえてくれた。3種類楽しんだ。料理は気取らない伝統的なもの。毎回、訪問する度に違う場所で飲んできたが、それぞれ鄙びたワイン村の酒場として相応しい記憶がある。今回はこのワイン村で、この場所と他の2ヶ所を合わせて、8種類の白ワインを楽しめた!(その内、2種類は超名門Pichlerだ!写真は下記の旅の日記参照)だから、毎回、この「ウェッジウッド」の塔のある村に寄りたがるのだ。ウィーンのホイリゲよりは、ワインの質は問題なくこちらが上だろう。
朝、ウィーンを発って、メルク修道院を訪問し、ドナウ川下りを楽しんで、このデュルンシュタインまで来たのだが、楽しい一日だった。このあとは、クレームスに移動する。ウィーンからの日帰り旅行だ。ウィーンからの周遊券もウィーン西駅に行けば、買える。49ユーロだ。ただ、周遊券では、デュルンシュタインとクレームスの間の切符は入っていない。川下りの周遊券はクレームスまで乗らないと、列車に接続できないからだ。だが、クレームスは一週間国際会議で滞在したことがあるが、それほどの観光の町ではない。だから、メルク修道院見物の後、その修道院直営のレストランですばらしいランチを楽しみ、さらにライン川下りを楽しんだら、夕食はこのデュルンシュタインで食べるのが正解だろうと思う。問題はデュルンシュタインで夕食を終わって、クレームスに移動する方法だが、定期バスがちゃんとある。(一時間に一本程度)タクシーで移動したこともあるが、たいした距離ではない。(メルクとクレームスの混同があったので、修正しました。)
なお、ヴァッハウ渓谷のこの日の旅の日記は、次:
http://4travel.jp/travelogue/10881132- 旅行時期
- 2014年04月
- 利用した際の同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人当たり予算
- 5,000円未満
- 利用形態
- ディナー
- アクセス:
- 4.0
- コストパフォーマンス:
- 4.5
- サービス:
- 4.5
- 雰囲気:
- 4.5
- 料理・味:
- 4.5
-
投稿日 2014年07月01日
総合評価:4.0
ここは、はるか昔1979年夏に2泊したことがある。名前は同じだ。だが、内部は改装され、当然、今風になっている。当時のほうが内装は重厚だったかも知れない。今回はオペラと音楽の鑑賞目的だったので、ここは場所が最高だ。すべて歩いて会場にいけた。それでも、交通用ウィークリー・カードを買って、天気がいい時は郊外などにもでかけた。昨年も同じころ、オペラ見物に来たのだが、昨年の春は最悪の天気で、3月なのに雪もふったが、この3月はあったかかった。だから、郊外や公園の散歩も楽しかった。美術館は昨年も行ったし、過去に何度も通っているので、今回はパス。
ホテルには一週間滞在したので、レセプションのかたも知り合いみたいに話し合ったりするようになった。ただ、一週間もいると、質は悪くないのだが、朝食のパタンがあまり変わらないので、流石に3,4日目ごろから飽きてきた。だから、この3月に続いて、家内ともう一度、復活祭前後に音楽鑑賞でウィーン訪問したときは、12日も滞在したから、最初からホテルは避け、台所つきの宿にした。その宿には、また、この12月にも12日間、予約を入れたので、今は、まだ、コメントは書かないことにする。やはり、音楽はウィーンに限ると、再び思っている。- 旅行時期
- 2014年03月
- 利用目的
- 観光
- 利用した際の同行者
- 一人旅
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- サービス:
- 5.0
- バスルーム:
- 4.0
- ロケーション:
- 5.0
- 客室:
- 4.0
-
小さなワインの村の「ウェッジウッド」風の教会の塔ー正式にはStift Dürnsteinというところ。
投稿日 2014年06月19日
総合評価:4.0
デュルンシュタインは小さなワインの美しい村。その中心に建っている「ウェッジウッド」風の淡い水色と白の塔がある修道院。ワインを試飲したり、ホイリゲで一杯やったりしながら、ドナウ川を見下ろす丘の上の村を散策していると、この修道院の入り口が見えてきたので、三回目の訪問で初めて入ってみた。今回はメルク修道院やクロシュターノイブルク修道院も行ったのだが、それらの規模ではない。ただ、ドナウ川を見下ろす場所がすばらしいので、散歩のついでに入るのはいいだろう。
このフォートラベルや日本のガイドブックでは、Chorherrenstifutとしているが、googleの地図ではその名前では出てこない。彼らのホームページ表記はStift Dürnsteinとなっている。それが正式の名称だろう。訂正すべきだろうが、ここの投稿者たちも日本のガイドブックの名称で投稿しているので、私もここに書いた。- 旅行時期
- 2014年04月
- 利用した際の同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 観光の所要時間
- 1-2時間
- アクセス:
- 3.0
- コストパフォーマンス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 展示内容:
- 4.0
-
投稿日 2014年06月06日
総合評価:4.0
ここは、海外の旅のサイトでは、ウィーンで2、300件以上あるレストランのなかで、なんと第3位に位置している高い評価のレストランだ。世界中からの多くの投稿者(140名以上のコメントが読める。)の感想や評価が読めるのだが、あまりに人気が高いのでいってみた。夜はオペラなどが毎晩のようにはいっているので、ランチを食べた。予約を入れていったのは正解。すぐに満席になった。
その日のおすすめのなかの3コースを頼んだ。スープとメインとデザートとコーヒーだ。おすすめのグラス・ワインも頼んだ。ワインとのペアリングもよく安心して任せられる。ただ、家内と私の意見は、相当高水準ではあるが、味が少し濃い目かなというところ。。。好みの分かれるところだろうが、高い水準をもっているところであるのは事実。ひとり5千円を少し超えたが、そう高いともいえない。ただ、ウィーンは今までの経験では結構濃い味が多いと思うので、多少、いつも辛めの点になる。もっとも、シェフも人の子だから、多少得意不得意はありそうだ。- 旅行時期
- 2014年04月
- 利用した際の同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人当たり予算
- 7,000円未満
- 利用形態
- ランチ
- アクセス:
- 4.0
- コストパフォーマンス:
- 3.5
- サービス:
- 4.0
- 雰囲気:
- 4.0
- 料理・味:
- 4.0
-
投稿日 2014年06月13日
総合評価:4.0
この近辺がすっかり、様変わりした。St.Pancras/Kings Crossあたりが、国際線駅になってから、きれいに整備されてきたのだ。このパブの近く、それも駅の近辺は、かつては、うらぶれた裏通りが周辺にあるイメージだったが、すっかり安心して歩けるようになった。国際的な旅のサイトで、このパブが人気が高いことを知り、この3月初めて訪問した。いいエールがあったので、結局4回訪れた。ただ、11時過ぎて、人が少なくなったとき、さかんに追い立てるように、しつこく店員がグラスや皿を回収にきたのは気になった。
ロンドンも昔ながらのパブが必ずしも、はやっているわけではない。国際的なトップ人気のスポットとなったロンドンなので、訪問者も世界中からきている。パブで聞ける英語も滅多にロンドンっ子のものではない。だから、こういった国際列車の発着駅の近辺には、自然に国際派の客も楽しめるタイプのパブが増えてきているのだろう。ただ、ここが人気度が高いのは、地元のエールもちゃんと各種揃っているうえに、大陸のビールもしっかり揃えているからだろう。- 旅行時期
- 2014年03月
- 利用した際の同行者
- 友人
- 一人当たり予算
- 3,000円未満
- 利用形態
- その他
- アクセス:
- 4.0
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- サービス:
- 3.0
- 雰囲気:
- 3.0
- 料理・味:
- 3.0
-
投稿日 2014年06月13日
総合評価:5.0
The Langham HotelのなかのレストランRoux at the Landauで豪勢な夕食をとった後、別のところで食後酒をもう少しということで、議論の続きをここでした。値段も超一級だが、雰囲気や応対や酒の種類もすばらしい。友人の終電車ぎりぎりまで一緒にワイン談義、酒談義を中心に花が咲いた。双方がこういう方面に投資することが惜しくない人でないと、こういうところにはくるべきではない。ある時期まで、ミシェランの星付レストランにいろいろ挑戦したことがあるが、今回は、別の種類の豪華さを楽しんだ。ロンドンならではの豪華さなのだ。因みにこのビルの真向かいはBBC本部だから、近辺の雰囲気や客筋はちょっと違うように感じた。
- 旅行時期
- 2014年03月
- 利用した際の同行者
- 友人
- 一人当たり予算
- 10,000円以上
- 利用形態
- その他
- アクセス:
- 4.0
- コストパフォーマンス:
- 3.0
- サービス:
- 5.0
- 雰囲気:
- 5.0
- 料理・味:
- 3.0
-
投稿日 2014年05月30日
総合評価:5.0
シーボルトの日本の医学への貢献と、日本事情を海外に広めた点に対しては、彼の貢献は大きい。司馬遼太郎の「花神」でいねと大村益次郎の関係をしってから、いねとシーボルトのことにも関心が広がっていたので、今回、長崎を訪れた際、この記念館を訪問してみた。資料は複製が多いものの、いくつか貴重なものもある。
江戸時代の鎖国状態にあって、シーボルトの行動は、日本の医学にとっては貢献度大だったようだ。たきとの間にできた子供いねは日本最初の女医ともいうべき存在となり、そのいねと大村益次郎との出会いは、司馬遼太郎の記述では、接点が結構あったことになっている。その真偽のほどは不明だが、シーボルトの弟子が日本全国にネットワーク的な分布をなしていたようだということを今回の記念館の展示で確認した。大村益次郎のことは、この記念館ではでてこないが、いねが大阪で死の床にある大村益次郎を看病したことは他の資料でもでてくる。そのいねの環境を知るのに、今回の記念館の展示は興味深いものであった。
いねとたきはシーボルトの再来日時にあっている。シーボルトはかつて、スパイ行為の嫌疑で、日本を追放された。30年後のシーボルトの再訪日時には、一転して、幕府のお抱えになっている。いねも行動がしやすかっただろうが、実際、いねの腹違いの訪日したシーボルトの息子達とも後に知り合っている。
ふたりのシーボルトの息子は、どちらも日本等で外交官として活躍し、当時の日本の国際化に貢献した一家だといわざるをえない。いねは彼らの世話にもなったようだ。シーボルトが立派な貴族の家系の人物で、日本紹介の活動も長年にわたり、欧米で彼の日本紹介の研究や書物は当時貴重なものであったようだ。アメリカのペリーも訪日前に彼の日本紹介の書を読んでいたことを今回知った。
なお、今回の訪問日は、ちょうど、あじさいが咲き乱れ、「おたきさん」からきたといわれる「オタクサ」が記念館の庭や隣の鳴滝塾、今の「シーボルト宅跡地」にも咲き乱れていて美しかった。
シーボルトの日本愛は本物であったと確認できる訪問であった。シーボルトとたきやいねとのやりとりの書簡なども非常に興味深いものであった。ある時期、オペラ「蝶々夫人」のピンカートンと重ね合わせていたことがあるが、まったく違う。シーボルトはそういういい加減な男ではなかったと確信できた。感動的なのは、シーボルトがスパイ容疑で国外追放処分になりそうなとき、彼は日本永住の努力までもしている。日本とのつながりを大事にしていたことが伺えるエピソードだと思う。
いづれにしろ、歴史マニアには他の有名観光地には劣らない訪問地だと思う。- 旅行時期
- 2014年05月
- 利用した際の同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- アクセス:
- 3.0
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 展示内容:
- 5.0
-
投稿日 2014年05月30日
総合評価:5.0
私はかねてより、鉄筋コンクリートの城をバカにしつづけてきた人間だ。ハウステンボスの塔などと同じ貧相な文化発想のイミテーションなども批判してきた。
数年前に、熊本城の本丸を見物し、あれは最高の復元だと思った。熊本城はしかし、天守閣が駄目だ!あの鉄筋コンクリートの天守閣をつぶして、もし、オリジナルに近くなるよう忠実に復元したら、熊本城は九州本土初の世界文化遺産になるだろう。(悲劇の舞台である炭鉱や製糸工場の世界遺産ではぱっとしない。。。)
ここ、佐賀城はそんな大げさな規模ではないが、忠実な本丸の復元を目指したその手順や哲学がすばらしいのだ!館内のテレビでドキュメントを見れるが、どれも必見。3本とも見たが、とくに本丸再建のドキュメントはNHKなどで全国放送すべき価値ある内容だ。地方の城の復元は、ほとんどが、鉄筋コンクリートのイミテーションばかりで、中津城や唐津城のように、時代考証もなにもあったものではない例などを見ると恥ずかしい限りだ!
せっかく姫路城もきちんと復元修理されつつあり、いい参考例はまだ日本に残っている。松本城などもすばらしい例だ。地味だが、高知城だってオリジナルの姿が残っている。佐賀城の本丸もそういう例に並ぶ本格的復元だと高く評価したい。
好ましい点はたくさんあるが、壁や襖の絵を復元しようにも資料不足で、適当に再現しなかったのは、大賛成だ。安っぽい歴史ドラマのように、適当に想像で再現されると、真実味はなくなる。質実剛健で、これでいいのではないかと思う。だから、逆に木質や壁の仕上がりの美しさなどが際立ってくる。無駄を排した鍋島直正公の名君ぶりが伝わるようだ。科学技術振興に力を入れた佐賀藩の実力者たちの力は維新後にちゃんと日本発展のために活かされて行く。かつて天領などで優遇されて甘ったれた地域の展示などはごまかしやはったりがしばしば目立つが、この本丸再建の流れを知るだけで、佐賀の再建にかかわった人たちの意識は実質的本質的だと思った。
さらに感激したのは、これだけの建築と資料を展示しながら、まるでイギリスのように、無料で入れるという、太っ腹ぶりだ!日本でこの規模と質で無料なのは珍しい!佐賀人の意識のすばらしさをあらためて認識した!今までよく知らなかった認識不足を恥じている次第。。。(昔行った吉野ヶ里遺跡再現はあまり評価しない)
駅前のラーメンもしつこくなく美味しかった。昨日行ったばかりだが、また佐賀に行きたくなった。今回の3日間乗り放題チケットのハイライトはこの最後の訪問地なのだ。- 旅行時期
- 2014年05月
- 利用した際の同行者
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 3.0
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 展示内容:
- 5.0
-
投稿日 2014年06月06日
総合評価:5.0
かつて、1974年のクリスマス後に、ここに来たことがある。ウィーンから車できた。そのときのイメージとは基本的には変わらない。修道院から見える町の景色も同じだと感じた。今回は家内の案内できたのだが、周遊券をウィーン西駅で買い、それに、ここの観覧料は含まれていた。館内の展示は昔とは異なっていたように思うが、やはり、立派な修道院である点は、そのままだ。観覧後、昼時になったので、修道院付属のレストランで白ワインとともに食べたが、なかなかいい雰囲気で、美味しかった。(その項目はべつにあり)
ただ、書庫は写真を撮影できないのは残念。- 旅行時期
- 2014年04月
- 利用した際の同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 観光の所要時間
- 半日
- アクセス:
- 3.0
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 展示内容:
- 4.0
-
投稿日 2014年06月10日
総合評価:4.0
1974年以来の再訪だったメルク修道院をゆっくり見た後、ここで食事した。次の目的地デュルンシュタインまでのドナウ川下りの船の出発時間が1時50分なので、それを待つ間ゆっくり、ここで過ごせた。家内とは別の注文だったが、どちらも、美味しかった。ワインも悪くない。デザートのトルテはすばらしかった。ザッヒャートルテより美味しい!ウィーンよりは、値段も低めだ。応対の女性も感じがよかった。ウィーンでは、時々、腹立たしい給仕等に出会うことが近年多いが。。。ともかくも、天気さえよければ、この修道院の庭のテーブルでの食事は、のんびりと時間がたち、好ましい限りだ。
- 旅行時期
- 2014年04月
- 利用した際の同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人当たり予算
- 3,000円未満
- 利用形態
- ランチ
- アクセス:
- 4.0
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- サービス:
- 5.0
- 雰囲気:
- 5.0
- 料理・味:
- 4.0
-
投稿日 2014年06月10日
総合評価:5.0
1979年の夏、一ヶ月ザルツブルクに滞在したが、それ以来の再訪だった。町は同じだ!当時ライブで見たカラヤンが、広場の名前になっていた。馬の水飲み場の前だ。後は祝祭劇場の横に新しいホールもできていたが、そのあたりは、新しく生まれ変わっていた。後はどこを歩いてもほぼ当時のままだ。
ただ、このレストランには入ったことがなかったので、今回、家内の案内をかねて、初訪問した。流石に歴史を感じさせる素晴らしい雰囲気だった。4月にまたウィーンに行くこともあり、比較ができるので、伝統的な子牛肉のウィーナー・シュニッツェルとターフェル・シュピッツをメインにした。フレッシュなサラダでスタートした。食後は、家内はデザートを、私はオープシュトラーだけにした。メインの質は、流石というほかない。特にターフェル・シュピッツの凝り様は、圧倒的だ。家内も絶賛した。ホースラッディシュの使い方も素晴らしかった。全体の流れが、この伝統を誇る場所に相応しい洗練されたものだった。
なお、赤ワインの選択をいろいろソムリエと議論したが、彼が最強のオーストリー産の赤ワインだといって薦めるノイジートラーゼー地方のカベルネ・ソーヴィニヨンにした。中途半端なオーストリアの赤ワインは酷いので、私も、この強い推薦に従うことにした。2人分の合計料理代金を上回る価格だったが、どこまで、オーストリアのカブスがいけるのか確かめたくて、これにした。結果は驚きといえるものだった。恐らくパーカー流儀だと、93点はいっているだろうと思う。これだと、同じレベルのボルドーワインなら、倍以上の値段になるだろうと思う。オーストリアの赤ワインのイメージを変えたディナーだった。- 旅行時期
- 2014年02月
- 利用した際の同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人当たり予算
- 10,000円以上
- 利用形態
- ディナー
- アクセス:
- 5.0
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- サービス:
- 5.0
- 雰囲気:
- 5.0
- 料理・味:
- 4.0
-
投稿日 2014年06月09日
総合評価:4.0
かつて、1974年のクリスマスのあと、ニューイヤーコンサートを待つ間の日々に、ここも訪問した。当時は自由に入れたと記憶するが、今回、久しぶりに再訪すると、料金をとり、かつ、ガイドと一緒に行動せよというので、それは断った。開始時間まで待てというのだ。しかも、家内がいっしょなので、英語だとしても、私だけが聞くことになる。押し問答の末、教会の内部だけを無料で見せてもらって、周囲を散策し、ここの有名なワインを飲ませる直営店(?)でランチを食べた。ウィーン市内より安くて美味しかった。そういえば、1970年代半ばだと、日本の地方で買えるウィーン・ワインといえば、このKlosterneuburgが中心だったものだ。懐かしさもあり、この地を再訪したのだが、観光地化された部分はあまり好ましいとは思わなかった。教会や修道院がどこもかしこも、有料観光化されすぎているのは残念だ。昔はほとんど無料だった。これでは京都と同じだ。ロンドン等を見習ってほしい。ウィーン市内のカールス教会まで有料になっているのには、ちょっとがっかり。お金まで払って入る気もないが。。。国立歌劇場には3ユーロで入れる国で、こういった宗教施設に10ユーロ前後も払う気はしないだろう。確かに3,40年前とは観光客数が圧倒的に増えたので、どこもかしこも世知辛くなったのは仕方のないことかもしれないが。。。昔はよかった、、、と言いたくなる。
- 旅行時期
- 2014年04月
- 利用した際の同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 観光の所要時間
- 1-2時間
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 2.0
-
投稿日 2014年06月06日
総合評価:5.0
ここは、モーツァルトの魔笛のために台本を作成し、自らパパゲーノを演じたシカネーダーが、1801年に建てた由緒ある劇場。ベートーヴェンを音楽監督に招いたこともあり、彼の仕事部屋もここにあった。2006年に改築して、一部は近代的に見えるが、内部は昔のオペラハウスの大きさが実感できる。
今回、初めて入場し、その規模の適切さを実感した。大都市に大量の観客を収容するオペラハウスが各国にできて、巨大な声のでるビア樽みたいな歌手が持て囃されがちだが、本当はこういう規模でやっていたことが実感できる。アルノンクールがコンツェントス・ムジクス・ウィーンとここで度々上演する理由がよくわかる。今回見た演奏はフランスの実力者ルセを指揮者とするレ・タランテル・リリークという古楽器合奏団とウィーンのシェーンベルク合唱団が共演して、ヘンデルのメサイア全曲を上演した。舞台での演技つきで、初めて見た。出来栄えは、すばらしく、復活祭の前後、かなりの回数上演されていたが、完成度の高い美しい古楽器のハーモニーと合唱、独唱がホールをつつみ、最高の時間が流れた。
今回の12日間のウィーン滞在中に聞いた6つのオペラ、2つのコンサートのなかでも、白眉のひとつ。ホールが広すぎて、がなりたてる演奏の多い中で、この自然な音響空間を経験できたのは貴重であった。本来、モーツァルトやベートーヴェンの時代はこのサイズのホールでやっていたはずだから。。。
上演後、宿に戻ったら、先ほど、ピットでチェロを弾いていた音楽家がちょうど一緒の時間に同じ宿に戻り、話しかけた。勿論、すばらしい演奏だったと声をかけた。一月前に、ロンドンでも彼らの演奏を聞いたばかりだったが、今、実力全開の古楽器合奏団だろう。ロンドンでの演奏はあの厳しいthe Guardianが満点の5つ星をかれらのラモーのオペラ「陽気なインド人」の演奏にだしていたが、その実力はウィーンでも発揮されていた。- 旅行時期
- 2014年04月
- 利用した際の同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- アクセス:
- 5.0
-
投稿日 2014年06月06日
総合評価:5.0
招待されて、いただいたディナー。素晴らしいコース内容とそれぞれの料理にあったワインのペアリング。こういったペアリングのスタイルをロンドンの他のレストランでも、数年前、素晴らしい経験をしたが、今回も、この方法は正解だった。なにしろ、最初予定していたところが手違いでとれなくて、急遽、ここになったそうだが、初めてのレストランの場合、なにが得意かもどちらも直接には知らないから、こういうふうなおまかせコースは、彼らのベスト・チョイスになるので、総合点は高くなる。
予想通りの展開になり、両者ともに非常に満足した。シャンペンからスタートし、白ワイン、赤ワイン、貴腐ワインと、それぞれのベスト・マッチングが選択されている!これらを、料理の味付けも知らずに、これほどのパートナーを見つけるのは、少々のワイン知識があっても、無理だ!これは、初めてのレストランではいい手だと思う。それぞれの料理とワインの話を書いたら、きりがないので、詳細はやめる。
私は過去にミシェランの星付レストランを16回、経験しているが、数年前のロンドンの一つ星レストランと比較しても、ここは、それを総合点と満足度で凌駕していたといえる。ただ、決して安くはないが一生の思い出になるレベルであったことは間違いない。
このディナーはご馳走になったので、2軒目のバーは同じ建物内のArtesianという瀟洒なパーで私が担当した。勿論、かなり飲んだが、彼の接待には追いつけない。楽しく豪華なロンドンの一夜だった。
2014年3月に訪問- 旅行時期
- 2014年03月
- 利用した際の同行者
- 友人
- 一人当たり予算
- 10,000円以上
- 利用形態
- ディナー
- アクセス:
- 5.0
- サービス:
- 5.0
- 雰囲気:
- 5.0
- 料理・味:
- 5.0
-
投稿日 2014年06月04日
総合評価:5.0
とんこつラーメンは好みがそれぞれあるでしょうが、これは、家内と二人とも同意見で最高点を出しますす!チャーシューがたっぷりはいっていて、見た目もいい。スープはしつこくなく、最後の一滴まで飲みました。麺は昔懐かしい噛み心地で、非常に好ましい!博多ラーメンほど、しつこくないし、臭いもきくつないので、食べやすかった。これは、佐賀城本丸の見物で、充実した展示をゆっくりすごした午後の後で、また佐賀に戻ってきたくなりました。
- 旅行時期
- 2014年05月
- 利用した際の同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人当たり予算
- 1,000円未満
- 利用形態
- その他
- アクセス:
- 5.0
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- サービス:
- 4.0
- 雰囲気:
- 3.0
- 料理・味:
- 5.0
- バリアフリー:
- 4.0
- 観光客向け度:
- 4.0
-
投稿日 2014年05月30日
-
投稿日 2013年12月26日
総合評価:5.0
1980年代から数え切れないほど、顔を出したところ。クリスチャンではないが、日曜の朝、時間があるとロンドン滞在中はここに行く。オルガンの響きも素晴らしいが、聖歌隊の実力が圧倒的なのだ。ここで録音されたCDも少なからず持っている。昨日もCDでクリスマス曲を聞いた。心を洗われる演奏だ。説教も英語なので耳を傾ける。他のヨーロッパの国で、これほどの水準の聖歌隊は聞いたことがない。ウィーンは素晴らしいが整理券がいることがある。
- 旅行時期
- 2013年03月
- 利用した際の同行者
- 一人旅
-
投稿日 2013年12月26日
総合評価:3.5
ここは最初にいったのは1980年代半ば。当時から応対は悪かったが、なにしろ安いし、ダック・ヌードルが結構いけるので、行くとそれを注文する。ダックの皮が美味しい。この3月も行った。昔と味は変わらないと思う。他のものも注文したことはあるが、それは、リピートしていない。本格的なものを食べたかったら、この近くの別の店にする。ただ、お気に入りだった一軒はつぶれてしまった。ミシェランに搭載されたのがあだになったようだ。
- 旅行時期
- 2013年03月
- 一人当たり予算
- 1,000円未満
- 利用形態
- ランチ
- アクセス:
- 3.0
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- サービス:
- 1.0
- 雰囲気:
- 2.0
- 料理・味:
- 3.5
-
投稿日 2013年12月23日
総合評価:5.0
イギリスのウィンブルドンから来た友人を案内して、関門海峡近辺を歩いた。ここ3年連続、秋に遊びに来ているが、ふぐは毎回出している。ロンドンの彼の仲間で日本通の人が羨ましがっているそうだ。で、今回は、初めて、彼を唐戸市場のなかも案内したら、ふぐの刺身の売り場で驚いていた。その値段にだ!初日にふぐとアワビと佐賀牛を夕食に出すと、その食材の値段を聞くので、やむなく教えるとそれらの値段にも驚いていたが納得もしてくれた!もっとも、私も毎年3月に彼のところに押しかけているが、もっと、すごい接待を何度も受けているので、こちらもはり切らざるを得ない。でも、唐戸市場は、その中も周辺も素晴らしい。ここだけでなく、赤間神宮の案内や、巌流島や門司港までのフェリーにも乗せた。歴史の説明を加えながらの案内をすると喜んでくれた。
- 旅行時期
- 2013年10月
- 利用した際の同行者
- 友人
-
投稿日 2013年12月23日
総合評価:5.0
長府の散策の中心はやはり、功山寺だろう。国宝殿は、1327年の創建という。鎌倉時代末期の唐様建築。1557年、ここで大内義長は毛利元就に襲われ、自害した。その後は、ここは毛利の寺となり功山寺と改称した。幕末の1864年、三条実美ら七卿落ちのあと、ここは2ヶ月間彼らの潜居の場となる。その間、高杉晋作の回天義挙の場としても知られることになった。境内の一角には小ぶりながら長府博物館がある。本当は恐るべき資料を持っているところだ。歴史通なら避けては通れない。坂本竜馬の直筆だけで8点も所有しているのだ!!他の長府の名所とあわせて、ぜひ、最低半日は過ごしてほしい。功山寺は、長府博物館、毛利庭園、乃木神社、覚苑寺と合わせて、一気にまわられることをお勧めしたい。その途中で土塀のある武家屋敷の雰囲気も自然に味わえる。食事や喫茶店なども、落ち着いた上品な店に事欠かない。もっと時間のあるかたは、唐戸地区も赤間神社や唐戸市場などとともに、下関のおすすめの観光地だ。
- 旅行時期
- 2013年05月
- 利用した際の同行者
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0































