歴史あるレストラン
- 5.0
- 旅行時期:2014/02(約12年前)
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by tadさん(男性)
ザルツブルク クチコミ:1件
1979年の夏、一ヶ月ザルツブルクに滞在したが、それ以来の再訪だった。町は同じだ!当時ライブで見たカラヤンが、広場の名前になっていた。馬の水飲み場の前だ。後は祝祭劇場の横に新しいホールもできていたが、そのあたりは、新しく生まれ変わっていた。後はどこを歩いてもほぼ当時のままだ。
ただ、このレストランには入ったことがなかったので、今回、家内の案内をかねて、初訪問した。流石に歴史を感じさせる素晴らしい雰囲気だった。4月にまたウィーンに行くこともあり、比較ができるので、伝統的な子牛肉のウィーナー・シュニッツェルとターフェル・シュピッツをメインにした。フレッシュなサラダでスタートした。食後は、家内はデザートを、私はオープシュトラーだけにした。メインの質は、流石というほかない。特にターフェル・シュピッツの凝り様は、圧倒的だ。家内も絶賛した。ホースラッディシュの使い方も素晴らしかった。全体の流れが、この伝統を誇る場所に相応しい洗練されたものだった。
なお、赤ワインの選択をいろいろソムリエと議論したが、彼が最強のオーストリー産の赤ワインだといって薦めるノイジートラーゼー地方のカベルネ・ソーヴィニヨンにした。中途半端なオーストリアの赤ワインは酷いので、私も、この強い推薦に従うことにした。2人分の合計料理代金を上回る価格だったが、どこまで、オーストリアのカブスがいけるのか確かめたくて、これにした。結果は驚きといえるものだった。恐らくパーカー流儀だと、93点はいっているだろうと思う。これだと、同じレベルのボルドーワインなら、倍以上の値段になるだろうと思う。オーストリアの赤ワインのイメージを変えたディナーだった。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人当たり予算:
- 10,000円以上
- 利用形態:
- ディナー
- アクセス:
- 5.0
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- サービス:
- 5.0
- 雰囲気:
- 5.0
- 料理・味:
- 4.0
クチコミ投稿日:2014/06/10
いいね!:3票
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