功山寺を中心に長府を歩く
- 5.0
- 旅行時期:2013/05(約13年前)
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by tadさん(男性)
下関 クチコミ:143件
長府の散策の中心はやはり、功山寺だろう。国宝殿は、1327年の創建という。鎌倉時代末期の唐様建築。1557年、ここで大内義長は毛利元就に襲われ、自害した。その後は、ここは毛利の寺となり功山寺と改称した。幕末の1864年、三条実美ら七卿落ちのあと、ここは2ヶ月間彼らの潜居の場となる。その間、高杉晋作の回天義挙の場としても知られることになった。境内の一角には小ぶりながら長府博物館がある。本当は恐るべき資料を持っているところだ。歴史通なら避けては通れない。坂本竜馬の直筆だけで8点も所有しているのだ!!他の長府の名所とあわせて、ぜひ、最低半日は過ごしてほしい。功山寺は、長府博物館、毛利庭園、乃木神社、覚苑寺と合わせて、一気にまわられることをお勧めしたい。その途中で土塀のある武家屋敷の雰囲気も自然に味わえる。食事や喫茶店なども、落ち着いた上品な店に事欠かない。もっと時間のあるかたは、唐戸地区も赤間神社や唐戸市場などとともに、下関のおすすめの観光地だ。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
クチコミ投稿日:2013/12/23
いいね!:4票
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