tadさんのクチコミ(45ページ)全1,058件
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料理は美味しかったのだが。。。
投稿日 2016年04月01日
総合評価:2.0
注文したデミグラス・ソースの味のアンガスビーフのハンバーグは美味しかった。ところが、赤ワインはフランスのカベルネ・ソーヴィニヨンで悪くないはずだが、冷やして出されたので、味が沈んだままだった。どうして、日本では多くのところで、白ワインと赤ワインを同じように冷やして出すのだろうか?薄い赤ワインなら仕方ないが、このレベルの赤ワインなら、ヨーロッパでは冷やして出すなどありえない!手で温めようとしたが、駄目だった。
しかも、ひとりで異常に喚き散らす女性客がいたのだが、女性店員達は放置したままで、三〇分くらいたってやっと男性店員が出てきて注意しにいったのは、対応が遅すぎて納得できない。デザートは静かになってからだったので、落ち着いて食べた。本来、ちゃんとした水準の料理が出るところなのだが、今回は残念だった。- 旅行時期
- 2016年03月
- 利用形態
- ディナー
- 雰囲気:
- 2.0
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投稿日 2016年04月01日
総合評価:4.5
駅から近いし、ミュージアムなどの訪問先も近いし、文句なしのホテルだった。朝食がまた、美味しいので、良心的な値段であることもあり、評判が高いはずだ。おにぎりや稲荷ずしや味噌汁もおいしくいただいた。利用はしなかったが、ドリンクのサーヴィスも一階にある。また呉に来ることがあれば、間違いなくここにするだろう。
- 旅行時期
- 2016年03月
- 利用目的
- 観光
- 利用した際の同行者
- カップル・夫婦(シニア)
-
投稿日 2016年04月01日
総合評価:5.0
戦艦大和の資料を20年以上前だったと思うが、呉で見たことがあり、「大和ミュージアム」はその延長だろうと思っていたのだが、大規模化し、大変な人気スポットになっていることをしった。拡大されて10年目で1000万人の訪問者があったそうだから、大変なヒットだ。今回、ここを訪問し、人気の理由を納得した。
先ず目を引くのは263mの戦艦大和の10分の1サイズの大型模型だ。呉で製作されたそうだが、迫真のモデル。大和のプラモデルを青少年時代に組み立てたことがある人なら、これだけでも興奮するだろう。さらに、理屈抜きに興奮させられるのは、一室に零戦と回天と海龍が並んでいるところだ。私が見た零戦はワシントンのスミソニアン博物館だし、回天はイギリスのマンチェスターの博物館だった。日本では靖国神社の展示でも見たが、まさか、市立の博物館でこういった実物を見ようとは思わなかった。
そこには栄の航空機用エンジンも置いてあるが、なんと、昨日の訪問日に、新しく三菱の太平洋戦争で使用された爆撃機用のエンジンがアメリカのスミソニアン博物館から寄贈されて、そのお披露目の式に偶然出くわした。三菱のMRJにもこういった国産のエンジンを積んで欲しいものだと思わず思った。
驚いたのは、館長さんが戸高さんというので、その名前はすぐに思い出した。文芸春秋の「あの戦争はなぜ負けたのか」などの文は読んでいたからだ。ともかくも、刺激が少々強すぎるくらいのおぜん立てのされた場所なのだが、名誉館長の名前が半藤氏や、さらに石坂浩二の名前がでてくる。シンポジウムの司会には池上彰の名前などがでてくるので、これは、なかなか、、、市立の施設なのだが、呉という海軍や造船の歴史を持ち、今では海上自衛隊の基地もあり、さらに小規模だと思うが米軍の施設もある特殊な町なのだ。
そういった特殊な町のなかで、大和ミュージアムは確かに多くの訪問者を集める施設となっている状況をしっかり見てきた。「アレイからすこじま」にも行き、実際の自衛隊の活動中の潜水艦を見たし、「てつのくじら館」にも入場した。三菱の退役した潜水艦内部に入れる。そういえば、今オーストラリアが三菱の潜水艦を採用するかどうかで、話題の渦中にある。それに安保関連法案もスタートした。。。これらは過去を振り返るだけでは済まされない話題なのだ。勿論、大和がカッコいいなどと思う少年時代からの気持ちも嘘ではないが、現実世界はもっと、どろどろとうごめいている。呉というところは複雑な反応を起こさせる街だ!- 旅行時期
- 2016年03月
- 利用した際の同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 展示内容:
- 5.0
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投稿日 2016年03月22日
総合評価:4.0
湯西川温泉駅は地下のトンネル内にある。地上からエレベーターで降りていくと鉄道駅があるのだが、地上の駅舎に隣接して「道の駅湯西川」があり、そこでは買い物もできる。温泉もあるようだ。
で、突然、この駅のことを思い出したのは、生ワサビを道の駅で購入したからだ。道の駅の売店で、1000円パックの生ワサビを2つ購入した、孫たちの家でも、自宅にも持ち帰ってその生ワサビを美味しくいただいた。「孤独のグルメ」で見た食べ方なのだが、熱いご飯のうえに摩り下ろした生ワサビと鰹節をのせて、そこに醤油を少々かけて、混ぜる。生ワサビは普通もっと高価だが、この湯西川温泉駅横の道の駅では、安く売っていた。質はちゃんとしていた。- 旅行時期
- 2016年02月
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投稿日 2016年03月18日
総合評価:5.0
この唐戸市場の周辺は私の散歩コースなので、昨日は天気もよく、いつもの屋上に行った。市場の前のデッキを散歩した後は、屋上まで上がり、芝生に座って、少し上目線で関門海峡を移動する船を眺める。芝はまだ冬枯れで黄色だが、緑になるのはもう少し先だ。
平日だと観光客はいないので、そういう日に出かけることにしている。昨日はカメラを持っていき、青い空と青い海峡を撮影した。潮は流れていなかった。- 旅行時期
- 2016年03月
- 利用した際の同行者
- カップル・夫婦(シニア)
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投稿日 2016年03月09日
総合評価:5.0
この3年間でウィーンに5回滞在した。今、音楽会記録をチェックしたら、その滞在中、ウィーン国立歌劇場では21回オペラやバレーを楽しんでいる。今年も行くべきか、プログラムを調べているが、出し物が重なることが増えてきたし、方針が少し変わったのか、同じ出し物を繰り返し上演しているので、10日間くらい滞在しても、2,3作しか新しいものが見れなくなった。昔の方式のほうが旅行者には有難いのだが。。。例えば、3年前の3月中旬の滞在では5日連続別のオペラが見られた。このようなレパートリー方式が今は崩れているようだ。
昨年の滞在に秋を選んだのは、10月か11月にはウィーンに来たことがなかったからだ。黄葉の季節のウィーンを見たかったので、今回のように11月上旬となった。それに音楽会プログラムが悪くなかったからだ。(豪華なのはやはりクリスマスと復活祭の頃だが。。。)
昨年11月の滞在では、ウィーン国立歌劇場には3回行ったが、オペラはプッチーニの「ボエーム」と、マスネーの「ウェルテル」だけで、もう一つはバレーだ。(ムジークフェラインの音楽会のほうを増やした。)
「ボエーム」は、私がヨーロッパで最初に見たオペラなので忘れようがない。1974年12月21日パリ・オペラ座(ガルニエ)でのこと。内容もクリスマスの時期で、舞台にはクリスマスのセットがあった。このオペラは、貧しいミミが結核で死ぬ。私も17,18歳のころ、重い結核で入院していたから、こういう筋には最初から過敏になっている。。よほどの酷い演奏でない限りは、泣いてしまう。この最初の時は、パリの舞台の豪華さ、迫力に圧倒された記憶がある。ギオーというソプラノが主演だった。ジャッキアという指揮者で(カントルーブの歌のLPで知っていた。)これが私のヨーロッパ音楽会デビューだった。
次はロンドンで、1996年にヴァドウーヴァの主演で見た。CDにもなっている歌手だから、声だけ聞くといいのだが。。。(結核で死にそうな雰囲気ではない!) それでも、感動した。3回目はやはりロンドンで2年半前に新演出で見ているが、歌手の記録も残していない。水準以上のできだったようで、4点としている。
で、今回のウィーンでの演奏は、歌手の粒が揃っていた。それにオーケストラや音響が美しいという印象が今回は目立つ。オペラ・ハウスの音響は建物が大きすぎてデッドなところが多いように思うが、パリ、ロンドンと比較すると、ウィーン国立歌劇場の音響効果はやはり秀でている!広すぎない利点が大きい。(大きいオペラハウスにはもはや行かないと決めた。)それにやはりオーケストラが抜群の美音を出しているのがよくわかる。ウィーン・フィルの母体なのだ。(パリの新しい体育館みたいなオペラハウス(バスティーユ)などは音楽をきくところではない!一階の真ん中でも痩せた音しか聞こえない。声張り上げる歌手ばかりが揃うことになるだろう。)
さらに、今回の「ボエーム」の上演で特筆すべきは、演出があのゼフィレッリ版が継承されていることであろう。近年の新演出なるものの多くは、顰蹙を買うためにつくっているのではないだろうか?と、いいたくなるほど、このゼフィレッリ演出は好ましい。ウィーンの「カルメン」の演出もゼフィレッリ版で見たが、あの演出は最高だった。というわけで、総合点は、今までのボエーム体験の中ではベストだったと言える。それでも、私の記録帳では、4点なのだが。。。ヴィデオで見たクライバーの演奏を知っているだけに、5点には届かないのだ。言っておくが、それでも、泣けた。ミミもムゼッタもチャーミングだったし歌も立派だった。ゼフィレッリ演出が活かされていたので満足した。
マスネーの「ウェルテル」は、youtubeで同じ演出でElina Galaca版を見ていたので、これもある意味楽しめた。ガランチャが飛び切り素敵な歌手であることは当然知っているが、その彼女をこの演出は適切に使いこなしていない!本当にオペラの演出家というのは、どうして、こんな変な演出を思いつくのか、理解不可能だ。彼女の歌手としての特徴やその雰囲気を知っていたら、こんな演出や衣装にはならないだろうにとつくづく思う。近年のオペラはだから、あまり、真剣に舞台を見ると、腹が立つことが多いので、適度にやり過ごさないと仕方ない。音楽を知らない演出家が起用されすぎる!
そうそうNHK大河ドラマや凡作の映画を本気で見たら、そのバカさ加減にしばしば腹が立ってくるのと似ている。あの素敵なガランチャをここまで、活かさないで、良さを押し殺すような演出で見た経験も忘れないだろう。オペラは多くの人がかかわるから、どうしても、雑な部分が見えてくるのは仕方ないのだろう。
特定の歌手がアリアで迫力あったからというだけで、ブラボーを連発するような仲間に入る気はまったくないので、そのあたりが、オペラという様式の限界だろう。オペラを楽しむには、いいところだけを見るようにし、欠点には目を瞑るという寛容性が必須なのだろう。
マスネーの音楽自体はワグナーに影響を受けたというが、なるほど、響きは似ているところがある。ただ、ゲーテの有名な原作「若きウェルテルの悩み」とどこまで、深く対応したのかを考えると、今一、、。
アリアや音楽のできだけではなく、脚本、演出もまともなものを選ぶとなると、いいオペラは、そうざらにあるものではないと思う。あのカルロス・クライバーの「薔薇の騎士」レベルのものは、史上稀だったのだとつくづく思う。
その点、ベートーヴェンやブラームスやブルックナー等の純粋な音楽作品を聞いているのとは、鑑賞マナーが異なると思う。彼らはオペラをほとんど無視していたのではなかったろうか。音楽芸術そのものはやはり純粋に器楽、声楽だけで作曲したほうが、完成度は高くなると思う。
バレーについては、特に書きたいこともない。Jerome Robinsは、ウェスト・サイド物語のバレー演出で名前を知っているから彼の作品にはある種の期待をしていたのだが、ヴェルディの舞踊音楽に結構、古典的なバレーの振り付けをしたものが中心であった。オーケストラ演奏が飛び切り巧いのが、耳には心地良かった。そうそう、最初のバレーにはPhilip Glassの曲が使用されたが、この作曲家は前にも聞いたことがあるが、相当な才能の持ち主だと思う。
というわけで、歌劇場の演出については、どうも我慢ならないことが多いが、それでも、鳴り響いている音楽に重きを置けば、やはり、楽しい時間となってしまうところが、私の音楽好きを証明しているのだろう。だから、これだけ文句をいいながらも、ウィーンにはまた行くことだろう。- 旅行時期
- 2015年11月
- 利用した際の同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- コストパフォーマンス:
- 5.0
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投稿日 2016年03月04日
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投稿日 2016年03月02日
総合評価:3.0
サントリーホールでの素晴らしい演奏会の後で、興奮を鎮めるためにHobgoblinを一杯飲みに立ち寄った。1パイントが1、000円だから高いのだが、英国の輸入生ビールだからどうしても今は円安で高くつく。昔は出張で来た時は、赤坂か六本木のHobgoblinのほうをよく利用していたが、退職するとあちらのほうには縁が亡くなった。ロンドンではHobgoblinはあまりパブで見かけないが、コツウオルズのほうのパブでは飲んだ記憶がある。英国の生ビールのなかでは、なかなか美味いエイルなのだ。赤坂店のほうもそうだが、ここは昔から日本人より欧米人客のほうが多い店だ。
- 旅行時期
- 2016年02月
- 利用した際の同行者
- 一人旅
-
まずまず
投稿日 2016年03月02日
総合評価:3.0
一人で早めの夕食を食べる必要があり、ここに入店。随分前に奈良でこの系列店に入り美味しかった記憶があったからだ。ホイコーロ定食というのを注文。まずまずの味だった。似た名前の店があり、どちらだったか、本当は記憶は曖昧。ただ、味のレベルは奈良の記憶ほどには達していない。
- 旅行時期
- 2016年02月
- 利用した際の同行者
- 一人旅
- 一人当たり予算
- 1,000円未満
- 利用形態
- その他
-
投稿日 2016年03月02日
総合評価:4.0
東京滞在最終日に成田空港に向けて移動開始。王子駅近くでたまたまランチをということになり、あてもなく周囲を見回していたら、中華の店があった。入店すると対応している店員は中国東北部の瀋陽出身というやりとりが隣のテーブルで聞こえた。へー、本場の人たちか。。。ということで、家内は中華丼ランチセット(スープと杏仁豆腐つき)680円を、私はセット名は忘れたが、餃子とチャーハンと中華麺とスープのセット990円を頼んだ。量もたっぷりとあり、満腹した。
素朴だが本場風の味だ。家内は相当気に入ったようだ。また来たいといっている。私もかなり満足する内容だった。向かい側にラーメン店が並ぶところで、駅前の三角広場のとなり。食べるのに忙しく、写真は撮影していない。昼前に入ったのだが、出るときは満員だった。この良心的料金なら流行るだろう。- 旅行時期
- 2016年02月
- 利用した際の同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人当たり予算
- 1,000円未満
- 利用形態
- ランチ
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 料理・味:
- 4.0
-
投稿日 2016年03月01日
総合評価:4.0
以前は、北九州空港や宇部空港も利用していたが、最近はLCCの発着が増えた福岡空港に利用が増えた。国内線ターミナルは3つあるが、第2ターミナルの展望台は何度か行ったことがあるが、ガラス窓越しでしかカメラ撮影ができなかった。今回、第1ターミナルの展望台に行ってみると、ガラス窓なしで撮影できるではないか!早速、ズームアップ力の増したCanon Powershot710を取り出した。
飛行機名を調べるほどの意気込みは今やないが、それでも、色とりどりの機体を撮影できた。望遠レンズの能力も満足できるものだった。- 旅行時期
- 2016年02月
- 利用した際の同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 見ごたえ:
- 4.0
-
投稿日 2016年02月28日
総合評価:4.0
小学1年生の時、最初の東京見物の場所のひとつだったし、何度か来ているので、その雰囲気はよく覚えているつもりのところだが、今回は外国人だらけで違う景色だった。仲見世は相変わらずの人ごみだが、様々な言語が飛び交う場所となっていたのには驚いた。着物姿が目立ったが、彼女達は殆どアジア各国からの人たちのようだ。経済面の落ち込みの激しい日本にお金がおちるという意味では多数の訪問は歓迎すべきことであろう。人数的には、ローマやパリの大聖堂前に比べれば、まだまだ多いとはいえない。
- 旅行時期
- 2016年02月
- 利用した際の同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 見ごたえ:
- 5.0
- 田舎では見られない人ごみに揉まれた!
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投稿日 2016年02月28日
総合評価:2.0
前回はこのフードコートに4つ星を与えたが、今回選択した「ぼてじゅう」のたこ焼き等は、どちらも価格、質ともに満足しなかった。バスの待ち時間に食べられるので便利ではあるが、次回は別の食べ物にしよう。いろんな店が出ているので、2つ星は全ての店に対して出したものではない。
- 旅行時期
- 2016年02月
- 利用した際の同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人当たり予算
- 1,000円未満
- 利用形態
- その他
- コストパフォーマンス:
- 2.0
- 料理・味:
- 2.0
-
投稿日 2016年02月27日
総合評価:4.0
江戸東京博物館を見た後、旧安田庭園で一休みして、さらにここにも立ち寄った。土・日・祝日・年末年始は休館だそうだが、平日だったので、入れた。数年前には両国国技館で本場所を見たのだが、その時はこの博物館の存在には気が付かなかった。
狭い館内だが、相撲ファンには嬉しい展示物だ。私もこのところ、相撲に興味が復活しており、深夜の相撲ダイジェストだけは本場所中は録画して見る程度のファンなので、ここで、興味深い資料が見れたのはよかった。写真撮影は禁止。
ある時期は、相撲界は相当怪しげだった時もあったようだが、このところ真剣勝負度が高いのは一見してわかる。その分、ファンが増えてきたのではないだろうか。国際競技になりつつあるのも喜ぶべきだろう。日本発の文化のひとつと思えば、日本人が別にどの地位にいるかどうかは関係ないことだと考えたい。日本へ行きたいという理由の一つになってきたとすれば、喜ばしいことだろう。- 旅行時期
- 2016年02月
- 利用した際の同行者
- 一人旅
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投稿日 2016年02月27日
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投稿日 2016年02月27日
総合評価:5.0
この2年半で5回目のウィーン訪問だったが、今回(2015年11月)は、ウィーン楽友教会の黄金のホール、ムジークフェラインに行く回数を増やすことにした。で、結局3回、ここで聞けた。なにしろ、音響のよさが世界でも抜きん出ていることを、ここ数年で再認識したからだ。この1700余席のホールの音響効果を知ってしまうと、大きすぎる最近の多くのホールで聞くのが虚しくなってくる。NHKホールや東京文化会館などは、そういった大きすぎて音楽が体に浸み込んでこない例だ。勿論、他の国の大きいホールも知る限りは似たような欠陥を持っている。オペラハウスでも、ウィーン国立歌劇場は大きすぎず、音響が素晴らしい。最悪なのはボックス席のように上に低い屋根が付いている席の2列目以降だ。バルコンやギャラリのほうが、いいことが多い。
ムジークフェラインの場合、席の場所による音響の差も知りたくて、あちこち、この数年で試したが、多分、一階の後ろの立ち見席以外は、ほとんど文句がないだろうと思う。上に天井からの反響を遮る上階席があると、よくない。これはどのホールやオペラハウスでも当てはまる話だが、このムジークフェラインは1階席、2階席、3階席のどれも多分、どこも素晴らしい音質になりそうだと思う。前のほうのサイドの2階席は、高音がやや減少するが、それでも、反響音が素晴らしいので、至福の音が響く。一階席の真ん中の真ん中は、普通はチケットがゲットできないが、今回、現代音楽の初演のコンサートは、自由席のチケットだったので、前半は一階席の真ん中で、後半は2階席の前の中央で聞けた。オーストリー放送交響楽団の演奏は反応がシャープで前半は楽しめた。後半はつまらない曲だったが。。音響的には、どちらも、素晴らしい!高音から低音まで、満遍なくくっきりと、しかも豊かな残響音を伴うというのは、本当にその音に埋まるだけで幸せになってしまう。
後、ウィーン交響楽団とシャルル・デュトワ指揮で「展覧会の絵」、プロコフィエフの「ロメオとジュリエット」、ドビュッシーの「牧神の午後への前奏曲」で、これは3階の真ん中6列目で素晴らしい音響であった。展覧会の絵は、デュトワのお得意でもあり、流石の名演だった!音の洪水に飲み込まれた快感は、とても表現できない!ロミオとジュリエットのティボルトの死の場面でフォルテッシモの断続音が続くところなど、直接音の明晰さと残響音の美しさが両立するホールであることを確信した。音響工学的に理由が議論されてきていると思うが、表面上は似ていても、実質はそう簡単に真似ができないのであろう。
もう一日は、なんと「オーケストラ一列一番」のチケットで、家内は2番で、聞いた。これはステージの上の席だ。ニナ・ステメという現在、ワーグナー・ソプラノのトップに君臨する歌手のリサイタルになんとダニエル・バレンボイムがピアノ伴奏をするという豪華版。全24曲をバレンボイムがどれも完璧に引き分けるのには絶叫したくなった。このステージ上の席は、バレンボイムの背中を見ながら、ほんの5,6mのところにいるので、楽譜が汚れていないのまで、みんなわかる。勿論、楽譜のどのあたりをやっているかもある程度わかる席で、興奮しっぱなしだった!Brahms,Wagner,Boulinger,Sibeliusの曲、それにアンコール3曲も完璧に歌いわけ、弾きわけた。歌もピアノもすぐそばで聞く感じだが、それにホールの残響も美しく続くという夢のような音に浸った。過去最大級の感激した音楽会の一夜となった。私の音楽会記録には5+と記したことは言うまでもない。
なお、ウィーン・フィルを聞いた演奏会の旅行記は、次を参照のこと:
「クリスマスのウィーン1(ムジークフェラインのウィーン・フィル)」
(2014年12月30日投稿)
http://4travel.jp/travelogue/10965758- 旅行時期
- 2015年11月
- 利用した際の同行者
- カップル・夫婦(シニア)
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投稿日 2016年02月26日
総合評価:3.0
長い間来る気がなかったのだが、やはり、心配どおりの日本的発想の展示館だ。「長崎歴史文化博物館」等で感じたことが、もっと大規模な形でここにはある。英国等の博物館、museumで普通に期待する実物の展示は少ない。建物は大きいが、名古屋城や大阪城の天守閣と同じ発想で、実物や復元は少ない。海外からの観光客や生徒・学生の勉強や入門知識を授ける施設としてのパネル等の展示場所、学習場所と考えれば問題はない。その意味でのみ、私には江戸東京の経緯を知る、または復習するよすがとはなった。ただ、一日見ても、説明内容が全て読めるわけではないので写真は相当数撮ったが、帰宅後にゆっくり確認できるように、「図表で見る江戸・東京の世界」を購入した。今のところ再び行く必要は感じない。
江戸東京の歴史や文化の展示が中心であろうと思うが、どういうわけか、一階の特別展はダ・ヴィンチだったが、なぜだろう?私の場合、イギリスの博物館等で、こういう類の史料は何度も実物を多くは無料で見ているので、特別料金を払って、わざわざ行く気にはなれないから、そちらは無視した。
強いて収穫をあげれば、浮世絵や版画がかなりあったことだろう。江戸時代の日本が世界に誇る浮世絵や版画がまとめて見られるのであれば、私の不満は少なかっただろうが、よく知られた傑作群はほとんどなかった。後でWikipediaで調べると、この施設のコレクションには国宝クラスは皆無のようだし、重要文化財も写真原版を除くと、数点しかないようだ。やはり、模型やパネル展示しか方法はないのだろう。。。これだと、無料の図書館の学習史料室の大型版でしかない。。。さぞかし東京都は財政的に豊かなのだろうし、金儲けも巧いと思った。そう考えるなら、こんなところでダ・ヴィンチ展をやる発想も理解できる。- 旅行時期
- 2016年02月
- 利用した際の同行者
- 一人旅
- コストパフォーマンス:
- 3.0
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投稿日 2016年02月25日
総合評価:1.0
LCCが安くて便利になったので、国内線は第3ターミナル使用頻度が高くなってきた。その場合、鉄道利用はまったく不便だ。JRも京成も駅から第3ターミナルまでは歩く距離が大変長いからだ。動く歩道などのサービスはない。そのうえ、利用料金は特急を使えば非常に高い。無料のターミナル間のサーヴィスのバスも一方通行で、まっすぐ行かないので、時間がかかるようだ。
そこで、最近、見つけた方法は、東京駅八重洲口側のバス・ターミナルと成田空港を結ぶバスを利用することだ。片道1000円で乗れる。(予約すると900円) 3倍も値段のするリムジン・バスよりは遅いそうだが、このところ往復、利用して、まったく問題がなかった。ただ、すぐ次ぎの便が満員なら、さらに次のバスを待つということを受けいれれば、後は問題ない。
東京駅出発の場合、第1,2,3ターミナルの前でおろしてくれるから便利このうえない。予約も可能だが、特に急がないのなら、普通は東京駅八重洲口バス・センターで、直接並んだので大丈夫だろう。
成田第3ターミナルを出発の場合は、フードコート近くにあるバス切符売り場で、必ずバス切符を購入し、乗れる次ぎのバスの予約をしていくことになる。ターミナルから少し歩いたところに第1バス停がある。
成田空港発着東京駅行きのバスに関するクチコミの項目が見つからないので、ここにまた書いた。- 旅行時期
- 2016年02月
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投稿日 2016年02月25日
総合評価:5.0
3年ぶりにサントリーホールで演奏を聞いた。近年はウィーンで音楽会を聞くことに集中していたが、今年はウィーンに行かないことにした。代わりに、東京に来ると、このところ、何度か音楽会に行っている。
今回の演奏会は尊敬するDaniel Barenboimの指揮するStaatskapelle Berlinとの演奏でブルックナーの最大の大曲と思われる交響曲第8番の一曲のみの演奏会だ。このオーケストラはベルリン国立歌劇場管弦楽団がオペラではなく、コンサートホールで演奏する時の名称だが、バレンボイムとの長期にわたる名コンビは既に世界的な名声をもち、私もこの機会を逃したくなかったのだ。
バレンボイムは実は昨年11月にウィーンの黄金のホール、ムジークフェラインでステンメによる歌曲の伴奏ピアノを聞いたばかりだし、4年前にはベルリンで今回のオーケストラを指揮したワグナーの楽劇「トリスタンとイゾルデ」を見ている。さらには、バレンボイムがウィーン・フィルを指揮した演奏会もロンドンで2回見ている。そのときの一曲はブルックナーの交響曲4番だった。バレンボイムを初めて見たのは1990年の東京で、ベートーヴェンのディアベリ変奏曲を弾いた。今回、特別に見逃したくはなかったのは、ブルックナー交響曲全曲を外国のオーケストラが日本で演奏するのはバレンボイムが初めてだったこともある。
ブルックナーの交響曲第8番は、4年前にベルリンで、ベルリン・フィルをメータが指揮した時、聞いたのだが、あの時は、もう一つ感動しなかった。ホールの音響が思ったほどではなかったし、メータとの相性が良かったようにも思えなかった。(ベルリンのフィルハーモニーは、低音がかなり軽い響きだ。)で、今回のバレンボイムとシュターツカペレ・ベルリンとのコンビはサントリーホールの素晴らしい音響効果もあり、すみずみまで、美しく響いた!無理に鳴らしすぎることもなく、すばらしいバランスを保ちつつ、耳には高音から低音まで満遍なく音が浸み込んできた。この両者のコンビはベルリンで見た時も感じたのだが、演奏家がバレンボイムを全面的に支持しているように思えるし、バレンボイムもメンバー全員を讃える。ベルリンでワグナーを振った後、演奏家を全員、オペラのステージに上げて、歌手と一緒に喝采を浴びていた。その真ん中にバレンボイムがいたのは感動的なシーンだった。今回もそのような感動的なシーンが再現された。客演指揮者が2,3日練習して、すぐ演奏するような、そんなよそよそしい音楽会とはまったく異なることは明らかなのだ。今回、一晩しか聞けなかったが、このブルックナー・シリーズを聞けた人は、得がたい幸運というべきだろう。- 旅行時期
- 2016年02月
- 利用した際の同行者
- 一人旅
-
投稿日 2016年02月25日
総合評価:5.0
他の方も書いておられるように、ここは普通のホテルとはスタイルが異なる。1泊2食で8千円以下なのだが、対応方法がわかれば、満足度はとても高い。孫達一家がここを気に入って最近何度か来たそうで、今回は私たちの東京滞在中に、ここで一緒に一泊し、温泉を心行くまで楽しんだ。驚いたのは、湯の温度が相当高いことだ。九州や山口の温泉を普段は利用しているが、これほどの熱い湯は記憶にない。ただ、最初は熱さに驚いたが、徐々に慣れてくると、実は相当気に入ってしまった!なんと6回も入ってしまった!これだけでも戻ってくる理由にはなる。
なお、部屋で食事ができるし、酒類は全て持ち込み可で、お気に入りを持ち込んで楽しんだ。和食は大吟醸で、鴨鍋はボルドーの赤ワインにし、〆はスコッチ・ウィスキーと相成った。温泉にあれだけ入れば、酒のほうは少々飲んでも飲んでも、チャンポンとはならない!大家族や仲間で楽しむには便利だ。
冬は当地はかまくら祭りでも知られており、NHKの海外放送で、昨秋、ウィーンでこの地が紹介されていた。日光自体は2回既に訪問済みだし、鬼怒川温泉も昔滞在したことがあるのだが、この湯西川温泉という名前すらしらなかった。「平家の里」というミニ博物館内ではかまくらも作られていた。
浅草から東急電車とバスに乗りついでくるのだが、東急の浅草駅では割引切符も販売しており、のんびりした時間が楽しめた。- 旅行時期
- 2016年02月
- 利用した際の同行者
- 家族旅行
- 1人1泊予算
- 10,000円未満
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 風呂:
- 5.0