機乗の空論さんのクチコミ(80ページ)全2,708件

ＪＲ秋田駅から徒歩圏内で行ける千秋公園内に在る久保田城趾の北側に建つ「御隅櫓」は館内に資料館を持つ唯一見学が可能な隅櫓として復元されたもの。

１～２階までは資料館に成り最上階の４階からは城内から市街地まで眺望出来る展望台として利用出来るように成ってました。
勿論、エレベーターが設置されているので脚のご不自由な方でも安心して利用出来ます。

１階の資料館では藩主・佐竹氏についての歴史から代々受け継がれて来た歴代藩主の紹介が判り易く順にされてます。

また、２階資料館では当時の久保田城のジオラマが造られて、ご城下の様子が判り易く成って、城内の様子も理解しやすく成っています。

勿論、観覧料は必要ですがくるりん周遊パスでそのまま入館出来て便利でした。

秋田市の東へ車で３０分ほど向かった河辺地区の更なる山奥の中に佇む一軒屋宿が「秋田県健康増進交流センターユフォーレ」という公共の宿兼日帰り施設に成ってます。

当初は宿泊予定を考えいたのですが条件が合わず、結果的に割り切って日帰り施設だけの利用として、無料送迎バスの予約を入れました（路線バスが無い為に自力で行くしかありませんので、往復共必ず予約を入れないといけません）。

県の施設なので難しい名前が付いてますが、要は天然温泉とバーデンという水着を着て入浴する男女共用のプール施設が在ることです。
それに岩盤浴施設やトレーニングルームも付随すると言うことで願ったり叶ったりで、利用料金が大人￥１２００と割安なので決めました。
しかし、同県内の他の施設なら￥５００程度とかなり割高なのがコスパの痛いところです？。

フロントで料金を支払って、ロッカーキーを頂けばチェックイン完了です～、支払いは現金のみクレジットカードは不可、ＧＯＴＯトラベルキャンペーンクーポン紙は可能です。

まずバーデン施設から利用しましたが、大きな空間を持った長さ２０ｍプールにジャグジーや寝湯と岩盤浴室が在りましたが、一部の圧注浴や薬湯は何故かクローズ？。
利用者も私達以外は全て地元のご高齢の方々ばかりで、皆さん本当にお元気でしたね～、

２０ｍプールを何度もゆっくりと歩行し、その後冷えた体をジャグジーで温める～、これを何度か繰り返しながら寝湯で休めるといった自己プログラムで午前中を終了。

岩盤浴もしたかったのですが、水着では駄目で着替えて下さいと言われたので面倒臭くて止めました。監視員のお兄さんがしっかりと観ていますのでね？…、安心ですが。

お昼は館内のレストラン「清樹苑」でいただきました～、一般的なメニューは用意されているので困ることはなく価格もリーズナブルで意外と美味しいです。
地元の方々は鍋約うどんや天婦羅定食などが人気のようでしたが、牡蠣フライ定食￥９５０は大振りの牡蠣が美味しくて、予想外の美味しさにびっくり！、やはりご飯のあきたこまちが旨いです。

２階の休憩室でしばしＴＶを観ながら休息をし、午後からは天然温泉の大浴場でサウナと掛け流しの露天風呂と内風呂で温泉を楽しみました。
やはり男性の利用者は少なく最後まで数人だけ貸し切り状態で湯ったり・ほっこりとさせて頂き体も心も満足気分でした。

復路の送迎バス出発は１５：３０発なのでそれに間に合わせれば大丈夫です。レンタカーがあればもっと１日を有効に楽しめればコスパは更にアップしますが、送迎が往復含まれていると思えばかなりお薦めの施設だと言えますね。

千秋公園内の久保田城跡内・二の丸に在る藩主・佐竹氏に関する資料を集めた「秋田市佐竹資料館」は予想していたよりもこじんまりとした博物館。

観覧料は￥１００と格安ですね！、市内の博物館や美術館は他から比べらば本当に自治体努力をされていると関心します～、それだけ文化・芸術に対する意識が高いところなんでしょうね～、少しは他の地自体も見習って欲しい気がします。

管内には佐竹氏所用の具足や兜に書状、家紋の幟などを展示していました。特にこれと言ったものはありませんが、兜などはイミテーションではなく実際にその時代に作られ、佐竹氏が身に付けられていたと思うと歴史の浪漫を感じます…。
また、出入口左のスペースでは短くまとめたＶＴＲを観るだけでも往時の事が判り易く理解出来ます。

ご年配の方でも車で上がるので便利です（有料駐車場も在ります）。

ＪＲ秋田駅・西口から徒歩で１５分、広小路に面した大手門濠に架かる中土橋通りから入城する「久保田城跡」は旧秋田藩・二十五万石の藩主・佐竹氏の居城。

濠の脇には久保田城跡を今に伝える石碑が建ち、この地がご城下であったことの証明です。
一般的に現在では”千秋公園”と言うのですが、どうも重みが無いのでやはり○○城址とだけにして欲しいという願望はありますね。

城内は神明山（標高４０ｍ）に築かれた平山城で、一般的な城に観られる石垣が無く土塁が盛られ二の丸や本丸を形成してます。
また、天守閣を持たずに塁上に御出書院という櫓座敷をを建てて代わりとし、他に８つの櫓を建て固めた他の城とは異なった造りが特徴的ですね？～。

これには諸説色々とありますが、極論を言えばこの地に合った気候風土に適した城造りでは無かったのかと思います。
また、往時の物が殆ど残ってないのは明治１３年の大火で消失した不幸な経緯も生じてるからなんですね？…、唯一、御物頭御番所だけが現存するものだそうです。

それでも、復元や修復によってこの時代に観て・触り・知ることは感慨深いものがありますし、後世に残して行かないといけない責任だと思います。

今回初めて知りましたが”秋田城”というのは別の所に築かれてた城なんですね？、それも奈良時代から平安時代にかけての城柵としての機能だったとは、勉強に成りました。

広小路沿いのコンフォートホテル秋田の目の前に店を構える「三ライザカ秋田駅前店」は外観も店内もスッキリとしたシンプルそのものの大衆酒場の雰囲気を残す居酒屋。
昨今駅前や繁華街で何度か目にする店名なのでどこかのチェーン展開だと思っていたら、あの和民だたんですね？…、そう言えば和民の名前が急に消えたのでおかしいと思っていたらリニューアルしながら三ライザカへ移行していたんですね～。

勿論、初めてなのでメニューを拝見すれば食材についてのうんちくはあれこれと相変わらずで～、清流若鶏というブランド鶏を使った料理がお奨めとありました。
特に”骨付きモモ１本使ったグローブ焼きと揚げ”は見るからにボリュームがあって香ばしく旨そうな一品は目を引きますね！、しかも￥９９９とは価格もそれなりにします？…。

また、店員さんのお奨めは”旨っ唐揚げ”は、大振りカットの鶏を秘伝のタレに漬け込んでカラっと揚げた唐揚げは絶対に香ばしくジューシーで美味しい自信作とのことでいただきました。
で、合うのはハイボールが一押しとの事でジンビームハイも一緒に～、確かに濃い味にはハイボールは合いますね！、

他には特にこれと言うものが無く、魚介系は冷凍物ばかりなのでパス～、野菜系も和民からなので美味しい～、メニューは絞ってロスが出難い食材構成に成っていました。
その中で唯一特徴が出せるものとしてブランド鶏を用いたんでしょうね、今後企業の再建を果たせるかどうかの踏ん張りどころがミライザカなんでしょうね。

支払いの際はＧＯＴＯトラベルキャンペーンクーポンが可能なので￥３０００と現金を足して美味しくいただきました。

ＪＲ秋田駅から広小路沿いに徒歩で３分と判り易く、周囲にはデパートやスーパーにコンビニ・飲食店と利便性が高い立地条件が魅力です（真向かいがビューホテルです）。

フロントはエレベーターで２階、館内や部屋もチョイスホテルらしいコンパクトでシンプルなデザインが気に入ってます。
スタッフも若くて話し易くこちらのリクエストも親切で対応してくれます。

部屋は白を基調とした清潔感のあるシンプルな雰囲気でベッドが広く（１５０ｃｍ）備品も加湿空気清浄器など一通り揃ってます。
但し、枕が低過ぎるのとアメニティーが安っぽいのが難です？…、枕は毎回フロントで貸してもらうのですがそれでも低過ぎて熟睡が出来ずに寝不足です？…。
また、トイレ＆バスルームも今時のホテルにしては狭過ぎて使い勝手が悪いですね～。

朝食は無料なので文句は言えないのですが敢えて言わせて頂けば酷い！の一言です。
サラダの野菜は干乾びてパサパサ状態でよくもこんなもの出せるな！、食材が全て業務用の質の悪い安い物ばかりを使用しているので旨いはずが無いです！。
一層割り切ってコストをパンとスープ・珈琲だけにすればもう少しまともな物に出来るかも知れませんね？～。

今回は２名でダブル￥６０００がＧＯＴＯトラベルキャンペーンで￥３７５０と格安には成りましたがどうも消化不良気味でした。
やはり暫くはチョイスホテルから遠のくことを決めました！…。

ＪＲ秋田駅・西口から徒歩５分の利便性の高い床に在る「アトリオン」は愛称で、正式名称は秋田県総合生活文化会館と言って堅苦しい名前ですが、簡単に言えば秋田の総合情報発信拠点として”来て　見て　触れて”をモットーに様々な施設を取り入れた官民一体型の商業ビルです。

元は県の施設の婦人会館と生活センターが在って、その隣に市の美術館を建設する予定があったものだから協議の末、一体的有効利用に決めたそうです。
平成元年にオープンした地下３階・地上１２階建ての複合施設には文化施設の千秋美術館やアトリオン音楽ホールや企業オフイス、そして商業施設まで幅広く揃っているのが特徴ですね。
だから２階の千秋美術館が在るのは意外でビルの中の美術館は新鮮でした～、また、意外なところでは３階のハローワークに地下１階の赤十字献血ルームですね？…。
出来れば秋田観光コンベンション協会さんがここに在れば言うことがないのですが、どなたかご検討下さい！。

後で知ったのですが１２階に展望サロンが在ったんですね？、行けば良かったと後悔してます…。
また、１階のエントランスホールの出会いの広場の空間って、未来的で宇宙的な印象を受けるのですが、オブジェも含めて何かテーマなどがあるのでしょうか？、気に成って仕方がないのですが？…。

アトリオン地下１階に在る「あきた県産品プラザ」は名の通り秋田の特産品、約４０００点の品揃えを誇る店舗で、店内では各コーナーごとに判り易く置かれているので買い易くその光景は圧巻です。

また、駅中のトピコや百貨店の銘店街に空港の土産物屋などと違い、静かな雰囲気の中でゆっくりと品選びができるのもここの好いところ～。

一般的なお菓子や食品加工品に地酒などから、曲げわっぱや漆器のような伝統手工芸品に至るまで幅広い分野での特産品は観るだけでも目の保養に成りますね。

面白いのは民俗芸能であるなまはげのお面や暖簾にTシャツなどは一昔前の観光土産としては喜ばれた懐かしい物？。
また、秋田のキャラクターと言えば秋田犬のぬいぐるみは愛くるしいほど可愛いものばかりで、幼い子供でなくても一つは欲しいほど。

価格は適正価格なので値引きなどは無いが、支払いの際にクレジットカードやＧＯＴＯトラベルキャンペーンのクーポンなどが利用出来るのは有難いです。先ずは購入しなくてものぞいて観るだけでも楽しいところですよ。

秋田に来て旨い魚をいただいて無いので、情報を頼りに秋田まるごと市場内の「市場のすしやさん」でランチをいただくことに成りました。

時間はお昼過ぎでしたが３組ほど待たれていたので３０分ぐらいはスタンバイしました。雰囲気的にはスーパーのフードコートのような店の仕切りが無いオープン的な感じで、見渡せばほぼ地元客ばかりに支持される店のようです。
当然ながら期待感は上がり、どのような魚を出してくれるのか楽しみに成ります。

カウンター席へ座り本日のお薦めボードを見れば”男鹿産の鯵”はあるものの、それ以外の地物産が見つからない？…、この時期なら鰰や鰈に鱈などといった日本海の旨い魚があるはずなのですが…、どこにも見当たらない…。

板さんに地元の魚は何が有りますか？と聞けば、すいません鯵以外は全て西側の魚ばかりなんですと言われてしまい愕然としました…。
期待が大きかっただけに奈落の底へ突き落されたような気持でショックもショックで、言葉が出ませんでした…。

無い物は無いのだからと仕方なく鰤や鯛などをいただきましたがまぁ普通～、男鹿産の鯵だけは脂がのって旨かった！、と同時に粗汁も飯田氏が出て旨いです。
それだけにもっと地物産があれば旨かったのでしょうね！～、秋田の客は何故黙っているのかが不思議でした？…。

ＪＲ秋田駅内の秋田市観光案内所で仕入れた情報を元にバスに乗って来ました「秋田まるごと市場」です。

西口バスターミナルから秋田中央交通のバス１時間に１本ぐらいで近くに在るバス停、卸センターか卸センター入口、もしくはイオン秋田中央前で下車すれば直ぐで、運賃は大人￥２３０でした。

秋田まるごと市場は名前からして市場ではなく、スーパーに専門店や飲食店などが集まった小規模的なショッピングセンターです。

そのスーパーの核はグロッサリー部分は北野エース（全国チェーン展開）で、それ以外の青果・水産・精肉・惣菜・お菓子などは各専門店が入ってスーパーとして形成しているようです。
しかし、地元専門店が入っている割には商品がしょぼくて地物産としてこれと言うものがなく価格も安くはありませんでした。

唯一の特徴と言えばレジ横に”お土産市場”と名乗り秋田の土産や名産品が集められていることでしょうか？。
それも市内であればどこでも買えるような（駅中や空港など）土産品ばかりでした。

結果的に欲しい物は無く、入口で見つけた「お菓子のラノグオ」で懐かしい味のシュークリームを買っただけ。

飲食店街にはランチをいただいた”市場のすしやさんや”以外にも客が多い定食屋ばっぷやに懐かしの支那そば、江戸切りそばなどにも客は多かったです。

ゆえに地元の方々は買い物よりは飲食店の利用がメインのような気がしました。勿論、駐車場は無料でした。

ＪＲ秋田駅・改札口前に在る「秋田市観光案内所」は意外とコンパクトでスタッフも２～３名とこじんまりとした案内所で、主に秋田市周辺の観光案内をしてます。

落ち着いた雰囲気ではなく、駅の待合室と同じなのでちょっと騒がしい感じです～、パンフレット類もラックに刺してありますが思ったほど多くもなく、一般的な物しかありませんでした。

いつものように地元情報を仕入れようと色々と伺いましたが、どうもこちらの意図を汲んでいただけないのか理解されてないのか？、結果的に駄目でした…。
応対して頂いた方々がたまたま知らなかったのか？、それともレベル的にこの程度なのかは解りませんが、ちょっと案内所のスタッフとしては残念な結果でした。

事前に色々と相談にのって頂いた秋田観光コンベンション協会さんとは余りに違うので意外でした。
これなら大町通りを歩いた時に立ち寄れば良かったと後悔したほどです。但し、コンベンション協会さんがその場で観光案内をされているかどうかの確認はしておりませんが？…。

観光案内所も色々で～、そのスタッフも色々なんでしょう？～。

市内の観光スポットとしては人気を競う大町３丁目に在る「赤れんが郷土館」は明治４５年に竣工した秋田銀行本店は市内では貴重なルネサンス様式の洋館で、その設計から素材や造りに至るまでも往時としては贅を尽くした建築に成っています。

東北地方にはよくある赤レンガ造りの洋館は主に銀行本店や支店、または役所として建築されたものが数多く残っています。
往時活躍した建築家が少なかったことからその設計が似ていることからなのでしょうが、内部は少なからず色々な創意工夫が成され、お驚いたり関心したりと新たなる発見がありますね。

１階の旧営業室は他でもよく観られる一般的な銀行としての造りや装飾などが施されてますが、一番の見どころは”旧頭取室”や”旧貴賓室”だと思いますね～。
あれだけの贅を凝らした装飾は滅多にあるものでは無いですね～、素晴らしいとしか言いようが無いほどの壮麗な雰囲気が今尚残っています。

あれだけの財を掛けて竣工が出来るほど当時の第四十八国立銀行、後の秋田銀行は金と力を持っていたんですね…、いつも思うのですがバンカーと銀行屋の違いですね。

観覧料￥￥２１０と格安ですが、”くるりん周遊パス”￥５００とお得に入荷が出来ますし、併設されてる”勝平得之記念館”も含まれます。

ねぶり流し館の直ぐ隣に在る旧商家「旧金子家住宅」は江戸時代の趣きを今に残す伝統的な町家スタイルの商家。

開業は江戸時代後期に質屋・古着商を営み、明治には呉服・太物（綿織物・麻織物）などの卸商を創業し、昭和５０年まで商いが続いた老舗の商家だたんですね。
現在は主屋と土蔵蔵のみが残る家屋ですが、平成に８年に市へ寄贈され改修を経て、翌年には秋田市指定有形文化財の登録を受け、後世に伝えることに成ったのは有難いことです。

館内は往時のままの雰囲気を残しながら自由に見学も出来、いつくかの部屋も上げれるように成っています。
当時の商いの様子や暮らしぶりに工夫が伺えるように成っているのは興味深いところでもありますね～。

特に往時は４つも在った土蔵も明治１９年の俵屋火災で１つのみに成り、今も黒漆喰の美しい姿で唯一残土蔵はこの家の守り神としてこれからも生き続けるのでしょう。

幸い見学者も少ないので立止まりながら、当時の人々の暮らしを思い浮かべながら見学をさせて頂きました。

入館料は秋田市民俗芸能伝承館・ねぶり流し館に含むので入館された方は無料です。

大町一丁目の大町通り沿いに在る「秋田市民俗芸能伝承館・ねぶり流し館」は市内有数の観光スポットで、名の如く民俗芸能に関する博物館ですが、一番の目玉は秋田を代表する夏の祭り”竿燈”に関するものが県内で唯一を誇るところ。

東北三大祭と言われる青森・ねぶた祭、仙台七夕まつり、そして秋田竿灯まつりと言われるほど夏のお盆に無くてはならない県民総出のイベント～、詳細なことは省略しますが竿燈とは字の如く長さ５ｍほどの竿に数十個もぶら下がった提燈を持ち上げては技を披露する祭で
、どっこいしょー！どこいっしょ！と掛け声と共に手や肩や腰などでバランスを取りながら支える技は曲芸にも似たハラハラドキドキもの…。
特に夜は竿灯の灯りが暗闇の中に浮かぶ姿は、実に神秘的で美しい光景そのものです。

その竿燈を実際に手で持てる体験が出来るのもここの魅力の一つ！、熟練指導員の方が親切に指導してくれるのでもしかすれば短時間でも小型の竿燈なら出来るかも知れませんが？。

２階・３階とフロアーごとにテーマが違って芸能見学が楽しめます。また、エレベーターも設置されているのでご年配や不自由な方でも心配なく利用出来るので安心です。

観覧料は￥１００と格安ですが、ここ以外も市の施設を見学されるのなら”くるりん周遊パス”￥５００をお薦めします。
市の８施設が見学出来て有効期限は発行日から１年間なので随分とお得です。

場所は市内の大工町は藩政時代から続く古い町、その通町沿いの角に在るので意外と判り易く、ＪＲ秋田駅からだと１ｋｍで徒歩１５分ぐらいでしょうか？。

大正元年創業の鮮魚店から始めた地域密着型のスーパーで、ここの本店のみという今では珍しい経営スタイルで、しかも一貫して対面販売を取り入れているのは創業当時の商いに対する姿勢が伺えるようで好きですね！。
”秋田の味を売る店　秋田の味を贈る店”と外観にキャッチコピーが描かれているのは自信が程が感じられます。

特徴は何と言って”鮮魚売り場”の力の入れようです～、そのカウンターの長さに魚丸ごと売りから魚を下して捌き売り、パックにして刺し身売りまで客のニーズに合わせて販売をする、まさに昔ながらの鮮魚店方式が好いです。
しかも、どの魚も鮮度が良くて価格も安いのは当たり前～、旅行客にとっては刺し身のパックは酒の肴にピッタリで量と言い価格と言い申し分ないものです。

また、”総菜コーナー”も客が列を成すほどの人気で、オープンキッチン・スタイルから調理した大鍋の煮物から和え物、バット一杯に盛られた天婦羅やフライの揚げ物、保温された鍋から香ばしい牛筋煮込みなど、弁当よりはおかずの総菜が主流なのはご近所の台所ですという発想が素晴らしいです。

今回、つい油の香りに負けてフライを３つほど買っていただきましたが、価格の割には味も美味しいとまではいきませんでした？…、残念ですがこれなら煮物や和え物がよかったと反省をしてます。

あと気に成ったのは”漬物コーナー”も対面販売をしながら量り売りが出来るところ～、漬物はその地方の郷土色がよくあらわれると言われますが、いぶりがっこを始めしその実漬けやぶどう漬けなど秋田ならではの珍しいものまで品揃えされてました。

店内をぐるっと回ってみて思ったのは、上記に特化した食材や商品の取り扱いが主で加工食品などは最低限程度しか置いてないこと。
これだけ割り切ったスーパーがあってもいいなぁ！～、そう思わせるせきやでした。

秋田コンベンション協会からのパンフレット送付の中で偶然見つけた「美酒王国秋田サケナビ」の存在～、名前からしても解かるように日本酒の醸造蔵元が多い秋田にあって県内の日本酒を一堂に立ち飲みスタイルで楽しめるアンテナショップなんですね。

店内はクラッシクでモダンでありシンプルな造りに、ワインバーのような雰囲気を持たせたカウンターや小さなテーブルが配置された立ち飲みスタイルが自由で好いです。
壁面には日本酒に関するうんちくや酒蔵の銘柄なども紹介されてるので、一人で来てもそれらを酒の肴に飲めば、それもまた一献！楽しみです。

カウンターで自分好みの酒をチョイスして酒を楽しむ～、解らなければ店長に聞けば好みの酒を選んでくれます。
また、初心者には店長お薦めのセット（酒３種類）￥６００やお好み効き酒セット￥７００などはお薦めです。
一般的なスタンダードな酒であれば半合￥３００なので、財布を気にせずに２～３種類は楽しめそうです。酒は升ではなくワイングラスと洒落てます。

いただいたのは純米酒・刈穂、本醸造・鳥海山、大平山、と全て辛口を頂きましたが切れが良くて芳醇な味わいは新潟にも負けてはいませんね！～、
また、個人的には北鹿・北秋田や秋田銘醸・美酒爛漫などは古くから秋田銘柄で有名な酒など、どれも個性豊かな味わいがあるので一夜にして語れません。

酒の肴はナッツやチーズなどのつまみ程度のものが￥５００までで、塩辛が一番合いましたね～。
私のように酒に弱い方は予め水を一緒にいただいておくとゆっくりと楽しめますよ。

川反外町界隈をぶらぶら飲み歩いての帰り～、どこかで〆の麺類でも食べようと思って探していた時に偶然見つけたそば屋「そば処紀文」。
観るからに真面目そうな風格を漂わせる老舗・日本蕎麦処なのですが、店先に”中華そば”と書いてあったのでこれだ！と決めました。

店内は外観同様のシンプルで落ち着いた和風造りの雰囲気が何十年も真面目に商売をやって来ましたと言わんばかりのイメージが実に良いですね！。
メニューボードを拝見するとメインはやはり蕎麦～、しかし、うどんもあるようで普通に麺類全般をこなしてるようで、勿論、丼や定食なども充実してます。
その中で中華そばは光りますね！、後で判ったのですが”千秋麺”というそうです。敢えてラーメンと書かないところが老舗・そば屋の骨頂かも知れません？…。

その千秋麺は一杯￥７００で、見れば一目で判る懐かしい夜鳴きそばですね～、一般的には支那そばや中華そばと言われる醤油ベースのあっさりスープに中華縮れ麺、具材は薄切りチャーシューに支那竹・ナルト・ゆで卵・海苔にネギと王道なものばかり。
一口スープをいただくと、あの懐かしい味が頭の中で甦るほど肩の力が抜けてしまいそうです～、旨くて優しい味にほっとしてしまうほど心も体も温まりますね～。

〆の味に相応しい千秋麺が人気なのは判ります、が気に成ったのが”カレーそば”？…、これだけ旨いのならきっとカレーそばもただものでは無いはず。
もし、次回伺うことがあれば必ずカレーそばに挑戦してみたいですね？。

場所はＪＲ秋田駅から徒歩で２０分、またはバスで北都銀行バス停下車２分です。コロナ禍でなければ駅から無料送迎が有りますが現在はホテルから駅間のみでした。

「ルートイングランデイア秋田ＳＰＡ ＲＥＳＯＴ」はルートインに”スーパー健康ランド華のゆ”が付随したグランデイアブランドで特に何も変わりません。

ホテル自体はルートインにしては古いタイプで外観からして最新のルートインからすれば見劣りがします？…、駐車場から入れば松の木が植樹された温泉旅館のような井出達で、靴を脱いでロッカーに入れ上がるタイプです。
宿泊者と健康ランドの受付は判れているので間違うことはないのですが、夕方時は超混雑します…。

部屋は本館と別館とに分かれます～、今回宿泊したのは別館の８階の部屋で広さや備品などもいつものルートイン同様で不自由もなく快適に過ごせました。
ただ、エレベーターが１基しかないのでやたら待たされます！、出来ればリクエストで本館をお薦めします。

自慢は”スーパー健康ランド華のゆ”に尽きます…、嗜好を凝らした天然温泉は都会の喧騒を忘れさせてくれる癒しのスポットです～。
源泉はナトリウムー塩化物強塩泉は弱アルカリ性の茶色と薄緑色の２色で加温・次亜塩素酸・循環掛け流しでよく温まります。
内風呂から釜風呂、サウナ・水風呂・屋根付き露天風呂など種類も多く時間を掛けて湯を楽しめることが出来ます。
付随する癒し処・理髪店・食事処・リラクゼーション・漫画コーナーなどの施設も在りました。
やはりねらい目は朝風呂です～、宿泊者専用の時間帯なので落ち着いてゆっくりと温泉が楽しめますね。

朝食は食事処でいただきます～、メニュー・質・味全てがルートインなので期待は禁物！、業務用総菜が大半なので秋田らしくもなく美味しくも無いです。
白いご飯は”あきたこまち”と期待をしましたが見事に大外れで旨くない結果でした…。

今回２名朝食付￥１４０５０とぼったくり価格ですが、ＧＯＴＯトラベルキャンペーンで￥８４３３とまずまずなので利用しました。
グランデイアはスーパー健康ランドの利用と割り切れば価値は有りそうですね！。ちなみに週末料金は￥９００と成ってました。

秋田一の歓楽街として名を馳せてきた川反外町の中心「川反通り」は藩政時代より栄えて来た町人の町であり、その川反町が生まれ変わるきっかけに成ったのが明治１９年の大火で大半が焼失。
その後、置屋・料理屋が川反４丁目に移転を始めたのが現在の歓楽街としての始まりと言われてます。

現在の川反１丁目から５丁目辺りまでに古き良き時代の建物が残っています～、特に４丁目の料亭・濱乃屋は大正時代の数奇屋造り、居酒屋・北州は元割烹寿司屋・水月の入母屋造り城郭風、５丁目居酒屋・蘇州は昭和初期の和風建築など、レトロ感漂うモダニズムが垣間見られる好い雰囲気です。

また、少し前までは残っていたであろうと思われる多くの路地裏や横丁などは今も名を残しながら千秋小路・かっぱ小路・５丁目小路・みきょう小路・祇園小路・横町ビル飲食街・メゾンむらやまなど、どの路地も風情溢れる寂しさが堪らないところばかり～。

当然ながら飲食店としての老舗や名店に人気店・新規オープンなど様々な形で継続されながら今に至っているんですね。

６丁目からは俗に言う色街の名残りでしょうか？…、現在の風俗が密集したエリアとラブホテル街に成ってました。

特に旭川から観た川反外町はその風情も伴って落ち着いた京都は鴨川沿いのようです。

白浜に来ると必ず立ち寄る「海鮮せんべい南紀」ですが、やはりコロナ禍の影響なのか買い物客が随分と少ない様です？…。
それでも、駐車場は個人客の車がそれなりに止ってはいるものの、店内は意外にもガラガラ状態なので、隣に在るバイキングレストランの客なのでしょうか？。

ここの楽しみは煎餅のフレーバーの多さ～、そして、味を確認出来る試食と、一袋のグラム量のボリュームと価格がどれも￥５００と明朗なところ。

しかし、試食は出来るもののレジカウンター横に一同が集められているので、どの煎餅の味なのかが一致しない不便さが楽しみを半減させているようです。
コロナ禍だからといって試食を集約させるのはどうかと思います？…。

煎餅も美味しいのですが、本当のお目当ては一番奥に在る”いかの姿焼き”、これが買いたくて立ち寄るのです。
１パック￥５３０とお手頃で、お祭りの出店で買って食べた昔懐かしい味なんですね！。香ばしいジューシーさが何とも言えず、日本酒によく合うんです。

買物の後は無料の珈琲をいただいて、海を観ながらのリラックスタイムです。