dune45さんのクチコミ(60ページ)全28,328件

梅若公園は、墨堤通りの西側に面した小さな公園です。ここには大正2年に建立された榎本武揚の銅像があります。榎本武揚は、幕末から明治にかけて活躍した武士であり、政治家です。台座が大きく見栄えのする像で、軍服を着た凛々しい姿が印象的でした。

東白鬚公園と隅田川に挟まれた場所にある「隅田川神社」は、古くから「水神さま」として信仰されてきた神社で、1872年に現在の名前に改名したということです。本殿のすぐ向うには隅田川に沿って走る首都高速6号向島線の高架が見え、川が近いことが感じられます。
本殿は思ったよりも小ぢんまりとしており「水神さま」の愛称が似合うと思いました。

東白鬚公園は、隅田川の左岸に広がる南北に長い公園です。園内にはテニスコートや野球場などの運動施設もあり、また季節によって様々な花が見られることで人気です。訪れたのが12月だったので彩りは乏しかったものの、一部に紅葉の名残りもあり、自然豊かな光景を満喫できました。

隅田川にほど近い場所にある「梅柳山木母寺」は、天台宗のお寺です。歴史の古いお寺ですが、その外観は近代建築を思わせる奇抜な姿でした。訪れたのが抜けるような青空の日で、濃い青を背景に際立つ本堂が美しかったです。お寺に関心の深い方も、建築に興味のある方にも是非足を運んで欲しいと思いました。

隅田川七福神は、比較的広い範囲に広がっています。毘沙門天を祀る墨田区内最北端のお寺「多聞寺」は、三囲神社からはかなり遠いですが、都内でも珍しい茅葺屋根の山門を持つなど、見どころの多いお寺でした。この界隈は平坦な道が多いのでレンタサイクルなどを利用して回るのも良いと思います。

隅田川というと直線的に流れる印象がありますが、荒川区南千住と墨田区堤通を結ぶ水神大橋から上流側を眺めると、大きくカーブを描く光景が目に入ります。荒川区側のほとりには緑が広がり、下流域で見る光景と比べてとてものどかな印象を受けました。

隅田川に架かる水神大橋は、1989年に架橋された荒川区南千住と墨田区堤通を結ぶ橋です。この橋が架かる場所は、かつて「水神の渡し」という渡船場があったところです。淡いブルーの橋で、訪れたのが晴天の日だったので空の色と近いと感じました。荒川区側の橋のたもとは都立汐入公園になっており、緑が広がり、隅田川下流の光景とは大きく異なると感じました。

荒川の堤防にもほど近い場所にある隅田山多聞寺は、隅田区内最北端にあるお寺です。関東大震災や戦災を逃れたため、昔の姿を残す貴重なお寺です。特に印象的だったのは、木造茅葺切妻造四脚門の山門で、都内でこのような山門を見る機会はほとんどないと思います。墨田区中心部からは遠く、アクセスの悪い場所なので、人の姿は少なくのどかな雰囲気も良かったです。

醍醐山円徳寺は、鐘ヶ淵駅から北西方向に100メートルちょっとの場所にある曹洞宗寺院です。「赤門寺」の異名がありますが、山門が赤い色をしているからでしょうか。区の登録文化財の庚申塔などもありますが、本堂を含めそれほど特徴を感じないお寺でした。

東武伊勢崎線鐘ヶ渕駅西口側、線路と直角に交わる「鐘ヶ渕通り」沿いに広がる商店街です。商店街としてのエリアは広いですが、お店が点在している印象で、店舗数は多くありません。昔ながらのお店が多く、やや寂れた印象がありました。

東武伊勢崎線東向島と鐘ヶ淵駅の中間あたりにある東清寺は、曹洞宗のお寺です。レンタサイクルで向島界隈を散策した際に立ち寄りました。南葛八十八ヶ所霊場72番札所ということですが、想像していたよりも近代的なお寺で、ビルとビルの間に挟まれた3階建てのコンクリート造りの建物で、風情は感じられませんでした。

東武伊勢崎線東向島駅の出口から徒歩2分ほどの場所にある博物館です。その名の通り東武鉄道に関する博物館ですが、ロマンスカーや往年の名車、木造車両、電気機関車、更にはバスや電車のシュミレーターなど、盛りだくさんな内容でした。近くの幼稚園児と思しき団体のお客さんも見られ、楽しく活気ある博物館でした。

東京ソラマチ4階にある「ツリービレッジ」は、在京民放の公式キャラクターショップを一同に集めたお店です。東京駅のキャラクターストリートにも各局のショップが個別に軒を連ねていますが、ツリービレッジの方が買物がしやすいです。ここだけでしか買えない品も多く、プレゼントや土産を探すのにも最適なお店です。

近くで夕食をとった後に、おしなり公園を訪れました。北十間川では放水が行われ、川面が紫色にライトアップされていました。おしなり公園には人の姿が少なく、スカイツリータウンの喧騒とは無縁でした。ライトアップされた北十間川を眺めながらのリバーウォークは、なかなか印象深く、個人的にお薦めしたいです。

夕食後に「大横川親水公園」から東京スカイツリータウンに向かう途中、東武橋を渡りました。18時半頃と早い時間ですが車の数は少なく、その一方でスカイツリータウンに向かう人の姿は多かったです。東武橋のクラシカルな親柱の向うにはスカイツリータウンの華やかなライトアップが広がり、対照的な光景が印象に残りました。

おしなり公園近くのイタリア料理店で食事を終えた後、スカイツリータウンに行く途中に「大横川親水公園」に足を運んでみました。公園北端には船の形をした遊び場と管理事務所があり、色温度の低い灯かりでライトアップされていました。スカイツリータウンの華やかなライトアップとは対照的ですが、お洒落な雰囲気で良いと思いました。

12月にスカイツリータウンに足を運んだところ、あちらこちらにツリーが飾られ、イルミネーションが行われており、活気あふれる光景でした。
スカイツリータウンのイルミネーションは初めてでしたが、華やかで艶やかで、規模も大きく見ごたえがありました。海外からの観光客と思しき人たちも多くとても賑わっていました。

押上のホテルに宿泊し、様々な時間帯に様々な角度から東京スカイツリーを眺めました。特に印象的だったのは、十間橋から見るスカイツリーと逆さスカイツリーの光景、マジックアワーに見たスカイツリー、スカイツリータウンのすぐ間近から見上げた暗闇に浮かび上がる光景です。この日は通常ライティングの日で赤色にライトアップされていましたが、間近から見上げるその姿はとても迫力のあるものでした。

春慶寺は、スカイツリータウンの南を東西に貫く大通り沿いにあります。普通のビルの1階が本堂になっており、入口がガラス扉になっていてかなり入りにくい雰囲気でした。ビルの壁面に高札があり、池波正太郎の小説「鬼平犯科帳」にも登場するお寺というのが興味深いです。

押上天祖神社は、スカイツリータウンの南100メートルほどの裏通り沿いにあります。夕食のレストランの近くだったので、食事前に参拝しました。訪問したのがまさにマジックアワーで、鳥居の向うにはライトアップされたスカイツリーが聳えていました。神社としても見ごたえがあり、個人的にはスカイツリー近辺のお薦めスポットのひとつです。