dune45さんのクチコミ(45ページ)全28,328件

水戸東照宮は、JR水戸駅から徒歩数分、宮下銀座商店街のすぐ近くにあります。水戸藩初代藩主の徳川頼房公が1621年に徳川家康を祀る神社として創建した神社です。日光東照宮や上野東照宮と比べると規模は小さいですが、煌びやかな本殿などは共通するものを感じます。背後に高層マンションが見えるのはやや残念に感じました。

「水戸の大銀杏」は、JR水戸駅北口を出て、大通りを渡ってすぐの場所にあります。石垣の上に木が生えており案内板も設置されるなど、周囲からも目立ちます。昭和20年の大空襲の際にこの銀杏の木も焼夷弾を浴び黒焦げになったものの、やがて新しい芽が生えて、市民に希望と感動を与えたということです。訪れたのが3月初旬で、彩りはなく樹木のみの姿だったのが残念でした。

茨城交通の路線バスは水戸駅を起点に数多くの路線があります。水戸駅は南口と北口の双方にバスターミナルがあり、乗場も分かりやす利用しやすいです。ただ水戸駅近辺を観光する場合は、徒歩や自転車を利用した方が効率よく回れると思います。

JR水戸駅北口から東北方向に1～2分歩いたところに「義公生誕の地(黄門神社)」があります。徳川光圀公の生誕の地に鎮座する神社ですが、想像したよりも小ぢんまりとしており、社も新しいように感じられました。境内には梅の木や絵馬の姿があったのが印象的でした。

「水戸観光案内所」は、JR水戸駅南北自由通路の途中、改札口のすぐ隣にあります。広くはないですが、資料などは充実しており、係のかたも駐在していて丁寧に案内してくださいました。私たちはレンタサイクルを借りる前に訪れ、色々とアドバイスをいただいたおかげでスムースに観光することが出来ました。

水戸オーパは、JR水戸駅のすぐ南に建つショッピングモールで、イオン系の会社の運営です。地上12階建てで、ワンフロアの面積が狭く多層階にわかれているため、利用し慣れていないとどこに何のお店があるかが分からずに迷います。観光客の立場としては、エクセル水戸の方が利用しやすいと感じました。

水戸の納豆記念碑は、JR水戸駅南口、ペデストリアンデッキの一画に設置されています。納豆の豆の部分が金色のものと黒いものがありますが、どうやら本来は金色だったようです。いかにも水戸らしい記念碑という印象ですが、地元の人には見慣れた光景なのか、足を止めているのは観光客だけでした。

水戸エクセルは、JR水戸駅の南北にまたがる大きなショッピングモールです。私たちはエクエル南の駐車場に車を停めて駅周辺の観光をしました。モール内で飲食や買物をすると金額に応じて駐車料金の割引があります。また、水戸駅周辺で旅行支援クーポンが使えるお店はこちらのショッピングモールに多く含まれているなど、観光客にとってありがたい存在でした。

水戸駅周辺を散策していると、あちらこちらで徳川光圀公の像を目にします。駅の北側は助さん格さんとの3ショットなど、ドラマの水戸黄門を思わせるものが多かったです。一方で、千波湖の西側湖畔には、大きな台座を持つ立像がありました。背後には緑があり、一番風格を感じる像でした。

水戸駅の近辺において、偕楽園と並ぶ屈指の観光スポットが「千波湖公園」です。その名の通り千波湖を中心とした公園で、湖の周囲には遊歩道が設けられ、あちらこちらに史跡やモニュメントが点在しており、湖の光景とともに歴史散歩を楽しむことが出来ます。また鉄道ファンには嬉しい、D51型蒸気機関車も展示されているなど、興味の尽きない公園でした。

千波湖は水戸駅から西へ500メートルほど、徒歩圏内にある湖です。湖の周囲には一周約3キロの遊歩道が設けられており、徒歩や自転車で散策を楽しむことも出来ます。
訪れたのはあいにくの雨模様の日でしたが、湖の周囲には水戸光圀公の銅像があったり、退役したD51型蒸気機関車が展示されていたりと、天候に関わらず楽しむことの出来るのがよいです。

茨城県庁は、最上階が展望ロビーとして夜の10時まで開放されており、高層階からの眺めを楽しむことが出来ました。四方すべてに窓がめぐらされ、窓に向けてテーブルが配置ており、学生と思しき人たちが勉強に励む姿もありました。このような行政サービスが行われているのが素晴らしいと感じました。地下の駐車場が無料なのもありがたかったです。

水戸市で印象的だったのスポットのひとつが「水戸市立西部図書館」です。地元の観光パンフレットなどでも紹介されており、その美しさに足を運んでみました。円筒形の吹き抜けの空間に書棚を配置されており、魅せる工夫がされているのが素晴らしいと思いました。「写真を撮りたい」という希望者が多いためか、貸出受付で「撮影パス」を発行してもらうシステムになっているのも良いと思いました。

1881年に建築された水海道小学校本館を茨城県立歴史館の敷地に移築復元した施設です。間口の広い瀟洒な西洋建築で、とても美しい外観をしています。建物内部にも無料で入ることが出来ますが、外観ほどのインパクトはありませんでした。個人的には水戸市内で見た建築物の中でも1，2を争うほどの魅力的な建物だと思いました。

茨城県立歴史館は偕楽園から北西方向に数百メートルの場所にあります。1974年開館の博物館ですが、館内の展示品以外にも敷地内には「水海道小学校本館」や江戸時代の民家を移築復元した建物などもあり、周囲の雰囲気も素晴らしいです。水戸駅から千波湖、偕楽園を経由しても3キロ少々の距離なので、散策がてらに徒歩で訪れるのがお薦めです。

笠間を観光した後、車で水戸に向かう途中に「中崎家住宅」に立ち寄りました。17世紀後半に建てられたとされ、美しい茅葺屋根と間口の広い堂々とした外観が印象的です。国から重要文化財の指定を受けているというのも頷けます。車で水戸や笠間を訪れた際は、足を伸ばす価値のあるスポットだと感じています。

筑波海軍航空隊記念館は、現存する戦争遺跡のひとつで、全国でも最大規模のものとされます。数々のドラマや映画のロケ地となった場所としても知られており、2013年に公開された映画「永遠の0」や2020年にTBSで放送されたドラマ「テセウスの船」でも使われています。映画やドラマで見た光景が浮かび上がってくることもあり、大変興味深く見学しました。

笠間観光のあと、宿泊先である水戸市街へ向かう途中、笠間市立歴史民俗資料館に立ち寄りました。こちらを訪れた一番の理由は、旧宍戸町役場の庁舎を利用しており、レトロな西洋建築の建物であることです。資料館としてはよくあるタイプの展示品が多いと感じましたが、建築物としては内外館ともとても興味深いものでした。

「宍戸城本丸土塁跡」は、JR水戸線・宍戸駅の少し南にあります。詳しい案内板が設置されていますが、目印になるのは末廣稲荷神社の朱色の鳥居です。史跡としてはそれほど印象に残るものではなく、小さいながらも存在感のある稲荷神社の方が印象的でした。

笠間芸術の森公園から歴史民俗資料館に向かう途中に立ち寄った公園です。広い敷地を有し、緑豊かで自然あふれる公園という印象ですが、一方で、公園に隣接して射撃場もあり、白鳥湖のちかくでは射撃音が鳴り響いていました。
園内には桜の木も多くありましたが、3月初旬なのでもちろん開花はしていませんでした。次回訪問するのであれば、桜が満開の時期を選びたいと思います。