機乗の空論さんのクチコミ(63ページ)全2,708件

昭和６２年に神戸港事業の一つとしてメリケン波止場とポートタワーが建つ中突堤の間を埋め立て造成され、そこに神戸海洋博物館やホテルオークラ神戸などが建設されて神戸を代表する景観地の「メリケンパーク」に成ったます。

子供頃は大阪・弁天埠頭から関西汽船で神戸・中突堤まで１時間程度の船旅をしたことがあります。
関西汽船の別府航路の寄港地が神戸や小豆島・高松の時代でむらさき丸やくれない丸という３０００ｔクラスの豪華な客船でした。

中突堤の直ぐ目の前いはポートタワーが聳え立ち、最上階の展望室からは神戸の街並みが好く観えました…、まだ高層ビルが無かったので神戸港や淡路島に大阪生駒山地までも観える素晴らしい景観でした。
その中で周囲から取り残されたように中突堤中央ビルが在りますが、昔はこのビル内に関西汽船や加藤汽船の窓口や飲食店に土産物屋に港湾関係の事務所などが入る中突堤の顔とも言えるところだったのですが、現在は何とも言い難いほど人がいなくて寂れてます…。

でメリケンパークには初めて来ましたが～、神戸海洋博物館やホテルオークラ神戸が建ち、ランドマークのオルタシアンの鐘や阪神・淡路大震災のメモリアルパークなど様々なオブジェやモニュメントが至るところに建てれてました。

なかでも群を抜いて人気なのが”ＢＥ ＫＯＢＥ”の大きなアルファベッドのモニュメントで記念写真を撮ることでしょうか？、要はインスタ映えなんでしょう。
私は歳のせいかポーズを決めることは恥ずかしくて出来ませんが若い方々は実にユニークで観ていても楽しいです！、ちょっとうらやましい限り…。

そして、中突堤の先端にはオリエンタルホテルが最高のロケーションで建ってます。そこから日本最大のレストランクルーズ船が出航する東京や横浜にも負けない観光スポットに成ってました。
また、遊歩道を行けば対岸の神戸モザイクと続くことで一体感を持つ施設に整備されてます。

今回は偶然ですが中突堤に航海練習船・日本丸Ⅱ世を観ることが出来とてもラッキーで、海の貴婦人と言われた旧日本丸同様に美しい姿にうっとりさせられました。

ＪＲ元町駅・西口から神戸駅までの高架下に続く商店街「元町高架通商店街」は通称・モトコ―と呼ばれ、その起源は戦後の闇市から成る自由市場から続くと言われてます。

元町高架１～７まで区分けされどの通りも昭和レトロな雰囲気を色濃く残す個性的な店舗が多いのが特徴です。

私が若い頃に通っていた時は米軍払下げ品のミリタリー系やシューズショップでもコンバースを取り扱う店、中古レコード店でも外国版の輸入もの専門とか雑誌、、骨董品でも外国輸入雑貨や家具、宝石商や中国系の金行などなど、実に観るだけでもユニークで面白いものがいっぱい溢れてました。

何と言っても神戸だから外国製品のものが溢れていたんですね！～、新品は代えないけど中古品なら何とか成る、中にはアンティークなものまで普通にあるので品定めに通いました。

チョットした偶然から紹介されて知り合いに成ったアンティーク・骨董品を取り扱う明治館のマスターには色々と教えて頂き勉強に成りました。
今回は探しましたが店舗そのものも無く、元町高架３以降が耐震改修工事で閉鎖されてました。

考えてみれば旧国鉄・東海道本線高架が完成してからずっとそのままなので工事やリニューアルされてもおかしくないはずですね。
新しく成ってもレトロな懐かしい雰囲気だけは残してほしいですね、期待してます。

ＪＲ三宮駅から元町駅まで結ぶ高架下に在る昔ながらの商店街が「三宮高架商店街」で昨今はピアザ神戸と改まった聞き慣れない名前が付いているんですね？…。

神戸に来ていても昨今は用が無いので来ることも無く３０数年ぶりに訪れました～、だから開店時間が１０時から１１時と成ってることも知らなかったのです？…。

だから４００ｍ余りの通りも大半がまだシャッターが下りたままなので客足も無くちょっと寂しい雰囲気であの活気は判らなかったですね？。

また、昔はもっと個性のある店が多かった様にも思うのですが？、３０年も経てば変わってしまうので私の記憶も定かではありません…。
当寺は百貨店や専門店で扱うブランド品もありましたが、ここにしかない品番の商品が何故かある？、それがハイカラというか粋というか～、単なる目立ちたいだけかも知れませんが、不思議な仕入れのルートを持ってるオーナーが多かったです。
だからマニアックな客が集まって来る今でいうオタクでしょうか？…、当時は通販も無くて自分の目で確かめて買うことや交渉して負けてもらう楽しさもありました。

三宮界隈の高架下やサンプラは時代が変わってもここでしかないものを取り扱って欲しいですね。

ＪＲ三宮駅１階にに在る「神戸市総合インフォメーションセンター」は阪急・阪神電車の三宮駅からも近くて判り易いので、先ずは神戸に関する観光案内から交通案内まで大抵のことは教えてくれるので情報取集の為に伺うと好いですよ！。

ガラス張りの明るいセンターには常備数人のスタッフが待機しているので待つことも無くテキパキと対応してくれます。
また、施設のパンフレットや街歩きの地図から、交通案内の一日乗車券なども豊富に揃えて有るので手に取りながら参考にするのも良いと思います。

やはり神戸の街は大きく分けて海側の三宮元町駅界隈・メリケンパーク界隈・神戸新開地界隈と、山側の北野異人館界隈・六甲・摩耶界隈に分かれると思います。
それに＋α―でポートアイランドや須磨海岸・長田などでしょうか？…。

今回は日本一の酒どころ”灘五郷”は神戸から西宮にかけての５つの酒郷が集まる酒蔵を巡ろうと思ってます。
酒造会社と簡単な地図が記載されてるパンフレットを頂いて明日利用します。

ＪＲ高徳線の徳島から特急列車に乗車すれば県内最後の停車駅が「板野駅」で１７分ほどで着いてしまいます。
また、普通列車だと大半が板野行きで折り返し徳嶋行きに成って所要時間は３０分弱です。特急列車を利用出きれば一時間に1本以上はダイヤが組まれているのでそう不便なことはありませんが、通学通勤ならばちょっと不便な本数です。

今回は県を越えた香川県・志度まで行くので徳島から普通列車は一日にわずか６本しかありません？…、ゆえに板野発も同本で午前中に３本、午後は３本しかありません。
時刻表を見れば高松行き６：１８/６：３１/７：２５/１３：１８/１６：３５/引田行き１９：０７と成ってました。

駅舎は映画のロケにつかわれるような昭和を彷彿するような趣きがります～、フーテンの寅さんが木のベンチに横たわって昼寝をしているような長閑な田舎の駅って感じです。

ホームは島式２面３線に改築されてますが、昔ながらの木造製で白いペンキが塗られた風情あふれる印象です。
時折り列車が到着し出発する以外はとても静かで春の風が通り過ぎる心地好いホームです。
ベンチで腰掛けてると旅の唄でもつい歌いたくなるような気持ちに成ります～。

ＪＲ徳島駅から徒歩で行けるポッポ街商店街の中で見つけたカレー専門店「だいきちカレー」でお昼をいただきました。

店内はコンパクトでコロナ禍対策でしょうか？、テーブルを全て壁際に付けたカウンター席のようにして対面に成らないよう工夫がされてます。
笑顔の素敵なマスターが対応してくれて心がほっと和みます～、メニューを見れば写真で一目で判るように様々なトッピングが楽しめるように成ってます。
”やみつきになる秘伝のカレー”とキャッチコピー付きで、マスターが毎日秘伝のカレーを仕込んでるのでしょう、その自信が伺えます。

トッピングは好きでは無いのでここはストレートに「カレーＭ￥６００」をいただきます。
真っ白な丸皿に盛られたカレーはサフランライスとはびっくり？…、インディアンレストランのように本格的ですね、おまけにコストも掛かります。
そのサフランライスが隠れるほどカレールーがたっぷりと掛けられて香りも好い匂いです。

一口食べれば優しい味がするちょっと高級な家庭的なカレーです！、スパイシーも程好く程度で辛味もきつく無く女性でもいただける万人受けのカレーです。
だから普通に美味しくいただけるのはトッピングも考えての事でしょうか？。まさか徳島でお美味しいカレーに巡り合えるとは考えてもなかったので意外でした。

ＪＲ徳島駅から徒歩で直ぐ近くの「ポッポ街商店街」は昭和４６年にアーケード商店街
として全長１６０ｍ、幅４ｍの５０店舗が入る新しい商店街として誕生しました。
が、それから５０年も経ち現在営業する店舗はわずか２０店舗余りと随分と寂しくなってしまました。

駅前という一番の立地性を活かしても市街地の空洞化と同様の現象に陥ってしまったようで昼間だと言うのに人が殆ど歩いてない？…、両側にあるものいえばシャッターが下りた通りがあるだけの商店街でした。

だから実際に利用客がいるのは商店街入り口のコンビニ・セブイレブンと松屋ぎらいでしょう！～、お昼をいただいた”だいきちカレー”でも私を入れて２名だけでした。
もう少し時間をかけて観れば飲食店も在るので利用客が増えるかも知れませんが期待できるほどではないようにおもえます。

駅前のアミコ専門店街や駅中の商業ビル・クレメントプラザに客を奪われてるように思えて成りませんね？～、立地条件も有るとは思いますがそれだけではないように感じます。

徳島中央公園内・東側に位置する「バラ園」はちょうど見頃を迎えていました～、３３０平方メートルに４５種類約５００本のバラが植えられてるそうです。

何気なく園愛をぶらぶらと歩いてたら一ヶ所だけが色取り取りの花が咲いて鮮やかに輝いてるように観えました。
近づいてみればバラの花々が咲くバラ園のように造られた花壇が整備されてました。

そう言えばバラは春の今頃が開花シーズンですね～、５月中頃から６月中頃までと秋の１０月上旬から下旬までが見頃で、すっかりと忘れていました？…。

これも何かのご縁は私への”ＢＩＲＴＨＤＡＹ―ＰＲＥＳＥＮＴ”かも？、偶然ですが今日、５月１８日は〇〇年目の誕生日だったんです。

すっかりと気分を良くしていざバラの花を観れば～、赤やピンクに白などのよく目にするバラもあれば、初めて観るような色や花弁の形があって驚きでした？。
そして、大輪を付けるバラの花はその香りも甘くてアロマのように癒されます～、人の心まで和ませる花の管理をきちんとされるプロの方々の仕事のお陰で桜もバラも観て楽しむことが出来るわけで本島に感謝ですね。

徳島城跡をそのまま利用し明治３９年に開設した公園が「徳島中央公園」、その由来や位置も含めて市民に象徴的な存在として親しまれてるオアシス的な公園と言えます。

勿論ですが、鷲の門が復元され数寄屋橋の架け替えに徳島城博物館の開館により城跡公園としても整備されてますね。

広大な敷地と江戸時代の遺産を活かしながら徳島城博物館や旧徳島城表御殿庭園、城山に築かれた本丸跡など。

現代の公園としてお花見広場やバラ園に菖蒲園、ＳＬ展示場に竜王さんのクス、弁天池と子供平和記念塔に古代の遺跡・城山の貝塚跡、アオサギの群生地にテニスコートや遊具施設なども揃っています。

また、西の端には小学校や市立体育館や中央武道館と駐車場なども在りました。
個人的にはＪＲ徳島駅から徒歩で来ると”汽車の道”と言われる跨線橋から観る景観が好きです。
県内はまだ電化されてないので気動車（デーゼル車）天国、その車両が間地かで観られる徳島運転区には新旧の気動車が揃っているので音や臭いからも楽しむことが出来ます。

徳島市内の中心に位置する「徳島城跡」は蜂須賀家正が阿波國１８万石を賜り、江戸時代を通して徳島藩・蜂須賀家２５万石の城下町として代々守りながら居城し、明治維新を迎えたわけです。＊藩祖・蜂須賀家正は蜂須賀正勝（通称・小六）の子。

明治６年に発布された廃城令により存城処分となり２年後には鷲の門を除く御三階櫓以下、城内全ての建築物が取り壊され撤去に成りました。

この明治政府の愚策ともいえる廃城令で国内の大半の城が消える運命に成ってしまいました…。
城はその町や地域での象徴であった為に新政府としてはどうしても目に余る邪魔者扱いだったのでしょう？。
もし、当時の城が残っていたら観光資源としてどれほどの経済効果や人々の心の支え成っていたことでしょうか？、図り得ないほどの日本の財産に成っていたに違いないですね。

平山城として東二の丸の天守跡にいつの日か天守閣を復元してほしいです～　せめて叶わぬことなら太古櫓か月見櫓ぐらいは復元して頂きたいと願いばかりです。

市街の中心に位置する徳島城跡・徳島中央公園の入口に建つ「徳島城跡・鷲の門」は堂々たる大手門の様な構えです。

案内板によれば且つての城門である鷲ノ門・鷲之門・鷲御門が戦失し平成元年に徳島市市制１００年を記念し寄贈された復元門のようです。
名の由来は幕府に鷲を飼う建物として申請したからと伝えられているが出所不明、真偽は定かではないようです？。

いずれにせよ鷲の門復元の際に両脇に御番所と腰掛長屋を設けたのは景観上も素晴らしいが、更に鷲の門が引き立つように威風堂々たる勇姿だと感じました。

門の内側は”鷲の門広場”として中央には弓櫓を縮小した櫓型時計が建ってます。

ＪＲ徳島駅から徒歩では遠く判り難い場所ですが、バス利用なら大道一丁目バス停下車南へ１００ｍほどの道路沿いの黄色いテントに赤い地で東大と描かれてる「ラーメン東大 大道本店」で早い夕食をいただいて来ました。

徳島ラーメンと言えば中華そばいのたに本店が超有名店ですがどうも味的に好きに成れずに何度か行った切です。

ここのラーメンも徳島ラーメンなので濃厚な醤油とんこつの味付けがされてますが、見た目以上に食べた以上ほどくどくないのが好きです。
スープで甘辛く煮込んだ豚バラ肉と生卵を入れて食べるすき焼き風ラーメンは他にはない味のラーメンとして気に入ってます。
また、麺を食べた後のスープに生卵とご飯を入れて食べるおじやも格別に旨いです！。

店では卵かけご飯を推奨しているので、ラーメン注文時にご飯も一緒に注文しましたが、何とお代わりしても無料なんです。
テーブルに積まれてる生卵も無料で、１杯のラーメンで味変が出来るサービスの行き届いたラーメン屋なんですね。

また、徳島ラーメンでは唯一のチェーン展開を図るフランチャイズ運営もするビジネスモデルをやってます。関西や名古屋・岡山にも出店してます。

徳島県内でチェーン展開をする地元資本のスーパーマーケット「キョーエイ中央店」で初めて買い物をしました。

そもそも昭和３３年に主婦の店・中央店を開業したのがスーパーキョーエイの第一歩、その中央店で買い物するのも何かのご縁でしょうか？、６４年の歴史が物語る店内を説くと拝見をさせて頂きました。

やはり地元スーパーの強みは地元の業者との取引から出来る地元商品の豊富な品揃えが一番の売りです。
地元で長年慣れ親しまれ愛されてきた商品やその味（製造メーカー）は変わることなく支持されることがよくあります。

徳島と言えばすだち・鳴門鯛にわかめと鳴門金時、祖谷蕎麦・半田素麺・竹竹輪・フイッシュカツなどスーパーにも溢れる食品の数々です。

今回は園フイッシュカツと黒糖むしぱんが目に付いたので購入しました。
価格も安いのですが、それ以上に本場ものは味が違いますね！、美味しくいただきました。

ＪＲ徳島駅から徒歩で１０分程度～、東船場町は新町川沿いに建つ観るからに昭和の安っぽい宿で、屋上には”ビジネスホテル船場”と以前の看板がそのまま上がっていますがハイパーイングループの宿「セルフイン徳島東船場」です。

館内に入ればそれなりにリニューアルされているので外観ほどではなく普通に過ごせます～、簡素な設備ながらフロントロビーやフリーＰＣに無料朝食会場兼用のフリーラウンジで無料珈琲も用意されて中々のサービスぶりです。

年代物のエレベータ―で４階へ上がれば無料マサージチェアーが２台、７階には無料ランドリーコーナーがあり、屋上に出れば眉山や新町川の眺望が素晴らしいです。

部屋は和室６畳に踏み込みがあり応接セットの付いた至ってシンプルな駅前旅館を彷彿させるような雰囲気は懐かしくて嫌いではないです。
清掃もチキンとされて最低限の備品も揃っているので寝転がって寛ぐには最適でした。

朝食は無料サービスですが予め用意されたワンプレーの市販の千切りキャベツ・スクランブルエッグ・ウインナー・パスタに食パン１枚のセットメニューは全てがしょぼくて貧祖な不味いもの？…、無くても良かったと思いました。

以前、同グループのホテル越久を利用した際に朝食も含めて良かったのでここを予約しましたが今回は期待外れでした。

ＪＲ徳島駅から真直ぐ延びる新町橋通りのドン突き眉山の山麓に位置するエリアが昔からの寺院が密集する「寺町界隈」です。

住所的にも寺町として町名が付けられ町内は１００％が寺院と成っています。また、東は西大工町、南は西山手町に隣接してます。

各寺院は江戸時代に徳島城下が形成された際に建立された寺町で、明治２２年に徳島市の町名として成ってます。

眉山の山麓に位置するので街の喧騒も無く、長く白い囲い塀が続く様子や寺院の塔や屋根瓦などの景観は寺町に相応しい昔ながらの何処か懐かしい郷愁を誘う雰囲気を醸し出しています。
特に願成寺・安住寺の細い路地辺りは趣きがあって絵にも成りますね。

隣接する町の更地や駐車場に寺院もかなり今風に成りつつはありますが、それでも市内に残る唯一の寺院が密集する景観は寺町界隈としてこれからも残して欲しい徳島市民遺産に選定されてます。

阿波おどり会館横の石段を上がったところに鎮座する「徳島眉山天神社」は名の如く学業のご利益がある藤原道真公を祀った天神さんです。
１８０９年創建され、藩主・蜂須賀公も代々保護をしながら文教の神として尊崇して来たようです。

境内はコンパクトに成っており楼門などは無く正面に本殿が建ち、その前には知恵の牛の像が横たわり天神社らしい雰囲気はあります。

また、境内にはもう一つの「姫宮神社」が在り、古より姫宮さんと呼ばれ親しまれてきた巨大な陰石が祀られています。
観るからにパワースポットらしく感じる雰囲気を持っていました。
朱色の鳥居にはハート形の額が掲げられいかにも縁結びの神様として人気のようです。それ以外にも安産祈願・病平癒祈願などもご利益があるそうです。

絵馬掛けを見ればその人気というかご利益と言うか絶大なる信仰が明かですね？。

市民からの天神さんと姫宮さんの学業成就と恋愛成就はいつの時代も変わらぬ最後は神頼みなんですね。

眉山の麓、阿波おどり会館１階に入る「あるでよ徳島」は徳島のええもんいっぱいあるでよ！、はありますよ！の方言で、正式には徳島県物産観光交流プラザといい、県内の物産・観光情報発信をおこなってるところです。
各県には必ずこのような交流プラザが在り、観光客へのＰＲ活動と土産物販売をやってます。

正面入口に左側には県の公認マスコットである”すだちくん”が笑顔でお出迎え～、丸い緑とくれば柑橘系の香りすだちと判り易く阿波踊りの衣装です！。

店頭で一番に目に付くのが工芸品である”藍染め”は吉野川流域で江戸時代から伝わる染の集積地であることから藍染が栄えいつくもの豪商が建ち並ぶ脇町や貞光町で観られます。
でも、この手の工芸品は価格が高いので簡単に買える代物ではありませんね？。

他には手延べ素麺で太い半田素麺、鳴門金時やすだちを原料に使ったお菓子、鳴門わかめ・椿泊のひじきなどの加工品など色々とありました。

しかし、どれも土産物品として販売されてるので価格がそれなりに高い？…、だから見て情報収集だけをするところと考えた方が好いですね。
実際は専門店や食品加工品なら地元系列のスーパーや道の駅・ＪＡ直売所なら安く買えてお得ですからそうしてます。

￥３０００以上購入されると提携駐車場が１時間無料と記されてました。

ＪＲ徳島駅から南東へ市役所と県庁に挟まれた新町川近くに位置する「中洲市場」は市民の台所として新鮮な魚介類を求めて多くの買い物客が集まり、次第に阿波牛を取り扱う精肉店や飲食店などが集まる市場として発展して来たようです。
が現実は厳しい様で半数がシャッターを下し休業や閉業しているようです。

建物自体もかなり年季が入っているように観えてどこか痛々しく、買い物するにも引いてしまうような印象さえ与えてしまいます？…。

それでも通常通り営業している蒲鉾店に精肉店や総菜弁当屋・食品店などは買物客もあって繁盛しているように思えます。

徳島名物のすり身天ぷらやフイッシュカツなど買って帰りたいものはありますが、旅も続くので今回はパスします。

やはりどこも同様に市街地の空洞化で買い物も郊外へ移り、駐車場の在る大型スーパーやショッピングモールへ流れてしまうようです。

南海電車のお得切符”とくしま好きっぷで”を利用して和歌山港経由で徳島へ行きました。その際に南海電車と和歌山港にて南海フェリーが接続している為、難波駅からの「特急サザン」に乗車し和歌山へ向かいました。

南海フェリーのＨ/Ｐから時刻を調べると難波駅発９：１０特急サザンに乗車すれば和歌山港で２０分の接続時間で１０：３５発フェリーあい・５便に乗船出来るようです。

と思ってましたが難波で時間が余ってしまったので１本早い８：４５発の特急サザン・和歌山市行きに乗車しました。
普段は南海電車には乗る機会がありません…、乗るとすれば関西国際空港に用があるので関空急行しか乗らないのです。
だから南海本線に乗って和歌山へ向かうのは４０数年ぶりだと思います？…、子供の頃は親にみさき公園によく連れて行ってもらいました～、走る電車は緑の電車、なんなん南海電車　南の海を走ってく♪～ＣＭソングを知ってます？。
そんな事を思い出してると箱作駅を過ぎた辺りから海がパーっと開けて観えるんです、懐かしいなぁ！～、でもあの頃はただの特急で名前は無かったと思いますね。

和歌山市には９：４３着で次の和歌山港行きは結果的に難波発９：１０の特急サザンに成るようでした。
和歌山市発１０：１１なので３０分ほど構内をぶらぶら散策します～、途中下車が出来ないので改札からは出られません。

特急サザンは和歌山より４両が座席指定車で１００００系や１２０００系の比較的に新しい車両で、難波より４両が自由席車は７１００系の５０年ほど前の古い車両なので「乗心地が悪いですね…、座席指定料￥５２０をケチるからです。

難波駅から南海電鉄を利用して和歌山港まで行き、改札口を抜ければそのままフェリーの場へと連絡通路でフェリーに乗船が出来る～、と至って判り易くて便利で楽チンでした。
難波駅で購入したお得切符”とくしま好きっぷ”を乗船の際に見せる、下船の際は渡すだけで改めて購入したり買い替えたりも無く乗船名簿の記入も今は無いので本当に簡単でした。

フェリーは朝から夜の便まで６便が南海電車と接続をしているので乗り遅れることも無く安心感がありました。
フェリーも昔と違って２８００ｔもの大型船”フェリー・あい”は３年目に就航したばかりの今風の船内は快適そのものです。

子供の頃に家族で利用した際は徳島市内には港が無く小松島港が徳島の玄関口でした～、和歌山港から南海汽船の夜行便で小松島へ向かうのですが１０００ｔクラスの船で２等船室は全てカーペット敷きの雑魚寝スタイルだからよく揺れるのです…。
早朝に小松島港に着いた際は眠たさと気分の悪さで体調は最悪…、国鉄・小松島港駅の長いホームをとぼとぼ歩いてＳＬの引く客車に揺られながら徳島駅へ向かったのを覚えています。

それから何十年も経ちフェリーも技術革新で良くなり快適に船内で過せます～、また、スピードも速くなって２時間４０分ならあっという間に着くんですね。

旧国鉄・小松島線は廃止に成り、その後に徳島市内沖合にフェリーターミナルが完成し和歌山港からダイレクトに徳島市港へフェリーが直結されて利便性も向上し、時間も早くなりました。
神戸経由で明石海峡大橋から淡路島を抜けて鳴門海峡大橋を渡り徳島入りをすれば時間やコスト面を勘案すれば物流的には南海ルールの方が優先なのかも知れません。