機乗の空論さんのクチコミ(61ページ)全2,708件

高松/小豆島/神戸を４時間４５分で結ぶ海のバイパス「ジャンボフェリー」に初乗船しました。
瀬戸大橋や明石海峡大橋・鳴門海峡大橋が完成してからはＪＲ線や高速バスが一般的な移動手段に成ってしまい、わざわざ船を使って時間を掛けてまで利用するのは余程変わり者かと思ってたら、意外にもそうでは無かったようです。

ＪＲ高松駅前のバスターミナルからフェリーの時間に合わせて無料送迎バスが運行されてます。なので簡単にフェリー乗り場まで行けるので楽チンです。
で８番バス停で待っていたら意外に利用者がいるのでちょっと驚きました？…、当社は琴電・沖松島駅まで行って、フェリー乗り場まで歩けばいいかと思ってましたが送迎バスで正解でした。

フェリー乗り場には今でも旧社名・加藤汽船と懐かしい看板を観ました…、昭和４４年頃に大阪/神戸/高松航路を運行する時代に何度か利用しました。
当時は客船ぐれいす丸・はぴねす丸の２隻で船内は豪華な造りで今のフェリーとは違う雰囲気でした。
同時期には関西汽船が大阪/高松/別府航路を大型客船で運行していた古き良き時代でした。

乗船したフェリーこんぷらⅡは１９９０年に竣工した３６００ｔほどのフェリーで独特なスタイルを持つ外観をしてます。
船内はそれに反して居心地が好い様に造られてるので意外でした？～、前方が見えるシート室は眺望がよくて大人でも興奮するほど。
従来通りのカーペット席や最上階の展望室も中々のものです。
また、レストランはありませんが、立ち食いのうどんカフェはリーズナブルで小腹が空いた特には有難く売店も有りました。
意外に知られていないのがシャワー室が無料で利用出来ることです。暑い汗の時期には有難いサービスです。

１０月には３０年ぶりに新造船「あおい」５０００ｔが就航しより快適に移動出来るのは楽しみです。

ＪＲ高松駅前に聳え立つ高松シンボルタワー内３階に在る「かがわプラザ」は県が運営する県内の観光に関する文化・歴史・特産品などの魅力を紹介し情報などもサポートする情報発信交流の場を目的としたフロアーに成ってます。勿論、入館は無料で案内窓口も用意されていました。

館内はいくつかのコーナーに分かれて展示紹介がされてます～、その中で一番の関心が「宇高連絡船の展示」で、往時の使われていた様々なものが実物展示され、就航していた４隻の連絡船の模型などがあります。
余りにも小さなコーナーなのでちょっとがっかりですが、それでも懐かしく拝見しました。

で意外にもユニークで面白いのが「かがわ発見ゾーン」は昭和初期の香川の街並みを再現した中を巡るタイムトラベルが懐かしい雰囲気の中で体感的に入って来ます。

それ以外にもかがわ森アンテナショップなども有り、ファミリーでも十分に楽しめる穴場的な観光スポットです。

サンポート高松エリアのランドマークが「高松シンボルタワー」はコンベンションホールも備えた複合商業施設でありＪＲ高松駅を含む再開発ビルとして平成１６年に完成した四国一の高層ビルで確かに高いです。

その高さは１５１ｍで３０階建て、高層タワー棟とホール棟に分かれてます。
２９階・３０階にはレストランと展望が望めるロビーに成ってますが、専用では無いので西側の眺望しか観えません（東側はレストンのみです）。
それでも地上３０階からの眺望は素晴らしく市内や讃岐平野が一望です～、素朴に思ったのですが高松市内ってやはり中層のビルやマンションが多いですね！。
流石、四国の表玄関と言うのは本当でした、先日の徳島市内とは大違いです。

８階「屋上広場」は唯一屋外の展望出来るところで、瀬戸の海に浮かぶ女木島・男木島も観えて気持ちが好いですよ！。
但し、エレべ―タ―を出た所に喫煙所が設けられてるのでご注意を！。

３階には「かがわプラザ」も在るので寄ってみては如何でしょうか？。

また、タワー棟には多くの企業支社・支店に団体のオフイスが入ってるのでお昼時は注意しないとエレベーターが利用出来ないほどいっぱいに成ります。
必然ながら館内の飲食店やコンビニは混雑してましたので、頭に入れて利用して下さい。

ＪＲ高松駅前周辺のサンポート高松を含む高松港に建つ芸術的オブジェ「Ｌｉｍｉｎа Аｉ ｒｃｏｒｅ」は８ｍから成るカラフルな２本の柱が建ってます。

よく見ればいくつものカラフルな円盤が重なり合った柱で、瀬戸内国際芸術祭２０１０の作品で様々な人を迎える門だそうですが、私のような凡人には色の付いたソロバンの駒にしか見えませんが？…。

それでも単調で殺風景な港の景色に在れば違って観えるから不思議です…、特にフェリーが入港すれば好い雰囲気に思えて来ますね～。

また、その横に設営された海が見えるデッキテラス「パークレット」お薦めの休憩スポットです！。
洒落た雰囲気のテントの下でイスに腰掛けて、潮風を感じながら港を眺めて寛げるので一日居ても飽きないです。

ＪＲ高松駅を含むサンポート高松から直ぐ近くに在る「高松港」は、旧ＪＲ高松駅や宇高連絡船発着場を含む跡地の再開発整備の一環として生まれ変わりました。

駅やバスターミナルから連絡通路にて高松港旅客ターミナルから各島々へ行くフェリー・高速船乗り場と連絡通路で結ばれて判り易く便利に成りました。

また、殺風景に成りがちな港の景観に芸術性を持たせた瀬戸内国際芸術祭の作品”ＬiminalＡir-core-”を設置したり、海を眺めながら休憩や食事が取れるスペース”高松港食のテラス”でのパークレットは椅子やテーブルが置かれたテント付きの洒落た雰囲気を演出。
実際にパークレットで腰掛けて海を眺めてると～、潮風に吹かれて時間がゆっくりと流れていきます…。
新聞を広げてる人や雑誌を読んでる人～、イヤホンで音楽を聴いてる人、ただボーと海を眺めてる人と様々です。

宇高連絡船時代を知ってるものからすれば良い悪いは別にして、これほど変わるのもだと驚いた次第です？…。
また、時間があればここで海を眺めて過ごしたいですね～。

史跡高松城跡内は旧御殿跡地に建つ「披雲閣」は、高松松平家第１２台当主頼壽伯爵の別邸として大正３年から再建に着手し、３年余りを費やして大正６年に完成した当時を代表する木造平屋建て建築（一部２階建て）は荘厳な御殿風建築として、壮麗目を奪う、瀬戸内海の一大建造物と言われたそうです。

正面玄関や裏手に回ればその堂々たる外観から大書院１４２畳や蘇鉄の間１００畳、大小合わせて７つの間が造られた香川を訪れる賓客をもてなす迎賓館としての役割も持ち合わせたようです。
但し、一般公開はされておらず年に数回の指定日のみ入館が可能だそうで、これだけの文化財を広く公開されないのは非常に勿体なくただただ残念に思いますい…。

平成２４年に国の重要文化財に指定され、その後も貸館として業務を続けてるそうですが、平日なり週末成り広く一般公開をして頂けるようにお願いしたいです。

裏手に当たる「披雲閣庭園」は自由に見学が出来るので、曲線を活かした枯川に石橋や石灯艪などの石造物が配置された見事な庭園はお薦めします。

ＪＲ高松駅や琴電・高松築港駅、高松港・サンポート高松から徒歩数分で行ける「史跡高松城跡・玉藻公園」は駅前に面した観光スポットとして人気が高い。

讃岐国旧高松藩主・松平頼重１２万石の城下町として幕末まで代々続いた徳川家名門の譜代大名です。
その居城として築城されたのが高松城・玉藻城は、瀬戸の海に面した日本三大水城として知られた海水を濠に引き込んだ地の利を活かした城です。

城郭の外濠は全て埋められ、一部の中濠や西側の大半は既に跡形も無いほど琴電・高松築港駅などに成っています。

現在、桜御門の復元や本丸天守台の整備もされて少しづつですが往時の元の姿に修復整備されてます。
いずれは本丸に各櫓が建ちこれらを多聞櫓で繋ぎ、天守台に３層５階建ての天守が建てば連立式天守閣が完成～、と願うばかりです。

本来入場料として一般￥２００が必要ですが、６５歳以上は証明が出来れば免状なので無料にて入れて頂きました。高松市に足し感謝致します、合掌！。

高松駅から徒歩で１５分ほど、高松城跡・玉藻公園の東側に位置する「香川県立ミュージアム」は美術館と歴史博物館を合わせ持ったような博物館です。

外観からして近代的なビルのイメージがして役所の様な雰囲気ですが、館内に足を踏み入れれば天井までの吹き抜けに成ったエントランスは美術館のようですが、やはり博物館です。

エレベーターで２階へ上がり受付で受観覧料を一般￥４１０支払い、順路に従って展示室へ向かいます。
但し、６５歳以上は身分証明があれば入館料が免除されますので無料で観覧出来ます。私は２日前に６５歳に成ったばかりなので運転免許証を見せて無料でした。

展示室は常設展と企画特別展に分かれますが、やはり常設歴史展示室の方が見どころも多く判り易く解説展示されてるのが素晴らしいところです。
観覧が終了する頃には香川の歴史がしっかりと頭の中に入ってるから不思議でした？…。
特に香川が生んだ偉大なスーパースター空海の展示は実に為に成るものばかりでした。

また、２階３階の展示室ロビーには椅子も用意され休憩スペースが確保されてるのでご年配の方でもゆっくりと観覧出来るように成ってます。

丸亀港、江戸時代の新堀湛甫の灯篭は灯台として設置された「太助灯籠」は旧金毘羅五街道の一つ丸亀街道の出発点として、琴平の高灯籠までの１５０丁（１２ｋｍ）の道のりを参拝者はこの灯籠を目印に入港したもの。

高さ４ｍ以上（台座の石も含めて）も在り？、青銅で造られた立派な灯篭は江戸在住の人々が浄財を出し合って（千人講）天保９年に完成。
台座には”江戸講中”、そして、灯籠の側面には寄進者や世話人ら１３５７人の名が刻まれてます。
寄進者の中で最高額の８０両も寄付した塩原太助の名を取り「太助灯籠」と呼ばれるように成ったそうです。

実際にそばで観れば見上げるほど大きいもので装飾も凝ってます…、日が暮れる頃には大切な目印として船を導いたことでしょう。
その後も近くにもう２基の灯籠が寄進され建てれたそうですが、第二次世界大戦時に金属供給の蟇目に合って今は残されてないようです。

太助灯籠は昭和４１年に補修され、昭和５３年には往時の姿そのままに復元されて、６１年にはその位置を一段高くして、今も丸亀港を見守り続け居ています。

琴電・片原駅から商店街を抜けた通り沿いと判り易く徒歩５分と近い「tabistビジネスホテル丸登美 高松 香川」は無人チェックインアウト・システムを導入する新しいタイプの宿。

フロントには常に誰もいない無人スタイルで、チェックインや何かの際のやり取りは専用電話で行うシステムを取り入れてます。
初めてだと戸惑いますが電話で説明があるので問題はありません～、館内には防犯カメラも設置されてるので心配もありませんが、外部からの施錠（特に深夜）が無いのでは問題かもしれません？…。

館内はそれなりにリニューアルされてるので意外に清潔に管理されてます～、共同シャワー・トイレ・洗面台・キッチンにＩＨコンロや電子レンジに湯沸かしポットが備え付け。
調理は出来そうですが器具が揃って無かったです？…。
また、トイレはシャワールームのみがシャワー付きなのでそちらをお薦めします、旧トイレは全て和式でした。

部屋は和室６畳ですが柱やクローゼットに押入れの出っ張りが在る為に狭いです～、小型冷蔵庫の上に小型ＴＶとテーブルだけのシンプルさに個別Ａ/Ｃが付いてました。
アメニテーはタオル・歯ブラシのみ、それ以外は自販機で購入システムです。

利用した日は私だけの様でとても静かに過ごせたので満足でした。

琴電・片原町駅構内に隣接するスーパー「マルヨシセンター片原店」は駅ナカスーパーですが、店内は昭和レトロ感が漂うタイムスリップしたような感じです。

店舗自体が駅舎と一体化される為に売り場面積も狭くて古いのが難点？、ゆえに駅ナカ店としての品揃えが中心のようですが、思ったよりも日配・総菜弁当・パンに特化した売り場でも無いようですね？…。

通勤通学の利用客が多いのですが、客層にもよるでしょうが今一何が売りたいのか判らなく特徴もなく整理されさず仕舞いの感じがします？（他店を観れば印象も変わるかも知れませんね？）。


結局、目新しいものも無く欲しいものも無いので、踏切を渡ったマルナカで買物をしました。

スーパーマルヨシセンターは昭和３６年に市内で創業し現在は県内一円・愛媛・徳島・淡路島と３５店舗を営業する東証第２部上場企業なんですね、知らなかったなぁ？。

調べて判りましたが、以前はコトデンスーパー片原店だったようです、だからその当時の記憶が残っていたようです。

南新町商店街の中で”さか枝うどん”と大きな看板が上がってるので判り易い「さか枝うどん南新町店」で夕食をいただいて来ました。

１８：００までなので既に閉店準備に入ってましたが、客もいない状態なので静かにいただくことが出来ました。
メニューは大きく張り出してるので判り易くて好いですね！、大阪ならきつねうどんなのですが？、雰囲気的に”肉うどん”が目に付いたのでぶっかけにするか、普通の出汁にするか迷いましたが…、あつい出汁がすすりたくて”肉うどん・中”にしました。

セルフ方式は昨今どこでもやっているので郷に入っては郷に従え通りです～、うどんはしっかりとした腰・弾力は本当ですね！…、出汁もあごでしょうか？、風味が豊かで旨い！。
肉の味付けも甘辛くて出汁と合います、これならネギをもっと入れても負けませんね、序に天かすも追加で入れましたが、更に美味しく成ります。
関西では普通に丸亀製麺や他の店の味で慣れ親しんでますが、うどん県の味はちょっと違いましたね…美味しいです、単なるしょっぱさ（塩）だけではありませんでした。
麵よりも出汁が一番だと思ってるので意外でした？…。

これなら釜揚げにバターと黄身とブラックペパー醬油出汁を混ぜれば和風カルボナーラに成りますね～、一度食べてみたいです。

丸亀町商店街通りで特別目を引くレトロな「百十四銀行高松支店」は旧百十四銀行本店として大正１５年に建てられた大正モダニズム建築の影響を受けた重厚な外観が特徴。

一目見れば石造りの頑強な雰囲気を醸し出してますが実際は鉄筋コンクリート造りに化粧タイルを張り付けた意匠です。
また、竣工当時は２階建てを昭和２７年に３階部分を増築したようですが、余りの精巧さに素人目には全く判らない施行技術です。

石造り風の外観にアナグロ的な大時計に商店街のガス燈風の灯りはまさにヨーロッパの街角を彷彿させるような絵にも成りますね。

ちなみに百十四銀行は明治１１年１１月に創業され、往時の国立銀行条例に基づいて設立された１１４番目の銀行で一般的にナンバー銀行と呼ばれるもの。
現在は岐阜市・十六銀行、仙台市・七十七銀行、津市・百五銀行の４行で全て地方銀行です。

高松支店の正面横に「百十四銀行創業の地」碑が建っています。

丸亀城内の御殿跡地に建つ「丸亀市立資料館」は外観からして立派な建物でその大きさから期待をしてしまうほどです。

ロビーに入れば検温・消毒だけで記帳などもありません～、雰囲気的には役所のような感じです。

各歴代城主の生駒・山崎・京極の造り上げた丸亀城の歴史と共に城下町としての丸亀の全般的な歴史が学べる資料館です。

展示室は２階がメインで絵図・古文古書・調度品などが展示されてますが、通り一変的な説明と展示方法はな面白さやユニークさに欠けるもので退屈してしまうものでした…。
折角これだけのスペースを用してるのに、貴重な展示物が泣いてるような気がする勿体なさを感じました。

無料だから文句が言えないでは無くて、無料でも良いものは作れますよと言いたいです。歴史的に観ても丸亀城から旧金毘羅五街道と丸亀街道、その海の要所である新堀湛甫に旧遊里・遊郭から赤線青線に至る昭和までの花街など、郷土資料としても溢れるほどのものが市内にはいっぱいあると思うのですが勿体ないです。

讃岐国「丸亀城」を語る上で歴代藩主が三家にわたり、築城や改修に縄張りなども経てようやく現在の形の天守も完成したのが万治３年、藩主・京極高和になってからです。

丸亀市の南部に位置する標高６６ｍの亀山を利用し、縄張りを四角形で亀山の周りに濠を巡らせた平山城です。
その石垣は緩やかではあるが荒々しい野面積みと端整な算木積みの土台から、頂は垂直に成る様に独特の反りを持たせる扇の勾配など複数の石垣を観れることは有難いこと。
麓から山頂まで４重に重ねられ合わせれば６０ｍにも成り総高は日本一の高い石垣の城に成ります。

頂に建つ三層三階建ての高さ１５ｍの天守は江戸時代のものとさ、現存する天守では最も小規模のものとされてます。
ゆえに荘厳な石垣に対して天守が余りにも不釣り合いな気がするのは諸説あるそうです。
もし、今の倍ほどの天守であれば松山城や高知城にも負けない荘厳な威嚇を持ったことでしょう？。
いずれにせよる”石垣の銘城”として後世に続く丸亀城であってほしいです。

また、丸亀藩として藩政が機能したのも京極高和が初代藩主に成ってから丸亀藩６万石の城下町として幕末まで７代京極朗撤まで続いたそうです。

丸亀の「町の駅 秋寅の館」で情報を伺ってる際、係りのお姉さんからお薦めのランチを聞きそれならとやって来ました「食菜 ゆめ吉」です。

場所は丸亀一の歓楽街の中、それも雑居ビルの１階奥なのでビル前にランチメニュー看板が立てられてました。
外観からして割烹料理のようで、ランチと言えども￥２０００前後は覚悟かなぁ？…、そう思ってメニューを見れば意外にもリーズナブルなので安心しました。
それでも入り難い雰囲気だけは持ってるので、予め知らなければ絶対に利用しない店です。

店内はカウンター席とテーブル席に上がり席と落ち着いた和の雰囲気で決して高級店ではないです

ランチメニューは一般的な各定食になって￥１０００前後が中心です～、造りにするか天ぷらにするか迷いましたが、ここは店名でもある”ゆめ吉定食”￥１０００にしました。

四角の盆に”先付３種・造り３点盛・天ぷら３種・椀物・ミニサラダ・茶碗蒸し・汁もの・香の物・ご飯”と品数も多く見た目も綺麗で、しっかりとプロの料理が成された味付けで満足でした。
これなら昼間でも辛口で一献いただきたくなるほど酒の肴にぴったりです！。

若いご主人ですがよほど良い銘店で修業されたんでしょう！、もしくはご本人が元々持ってる天性かも知れません。
久々の美味しい料理をいただいた余りに撮影も忘れてしまうほどでした？本当に！。

丸亀通町商店街の中程に位置する「まちの駅 秋寅の館」は旧秋山寅吉商店は大正末期築をリノベーションした情報発信活性化と交流の場を目的とした市が管理運営する施設です。

館内に入ると帳場の雰囲気が残る商家らしく当時の趣きを感じることが出来ます。
また、係りの方が居るので周辺の観光案内や地図やパンフレットも置いて対応に当たってます。
町歩きでの休憩やトイレ利用も大丈夫なので利用して下さいとのことでした。

当然ながら奥に控える畳の間や来客用の床の間、ガラス戸に襖や欄間などは贅を尽くしたものなので当時の裕福な商家の贅沢を見学してみては如何でしょうか？。
貸し切り利用や個別での部屋貸しが無ければ自由に見学が出来るそうです（無料です）。

で序にお昼の美味しいランチの店を教えて頂きました…、今回はとにかくお薦めの店をお願いして、実際に店で食べて結果的に大当たりでした。

丸亀市内の「通町商店街」は４００ｍほどのアーケードが続くメイン商店街です。
以前は西側に並行してアーケードが続く富町商店街がありましたが、その後アーケードが撤去され、既に商店街の面影も無いほど閑散とした通りに変ってしまっていました。

３０数年前に訪れた時はどこの商店街も買い物客で溢れ、特に夕方に成れば通学の学生達や主婦の買い物客でどの商店もスーパーも賑やかなところだったのですがね？。

今回歩いてみて余りの寂しさ…、閑古鳥が鳴くシャッター通りに成ってしまってるのは驚きでした？…。
市内の空洞化と言えばそれまでですが、これがあの買い物客で溢れてた活気ある通町商店街なのかと疑いたくなりましたが、これが現実なんですね…。

それでも、商店街組合が鯉のぼりを使った催事イベントや、市の情報発信交流の場として町の駅秋寅の館などが整備されてることは有難いことですね。

更に浜町商店街と浜町ガレリアとタッグを組んでん商店街連合として郊外型ショッピングセンターに対抗して是非共頑張って頂きたいです。

ＪＲ丸亀駅１階角に「丸亀市観光案内所」は判り易く行き易く便利で有難いところ。

コロナ禍で観光客も少なく利用者も少ないのか閑散としてますが、一通り観光に関するパンフレットや町歩きマップなどは揃えて有るので頂くことが出来ます。

当然ながらそれ以外の判らないことや、耳寄りな情報は聞いてみることが一番でしょう！、丁寧にマーカーや必要な場合はコーピーなどして対応してくれます。

また、３０数年ぶりに丸亀に降り立ったので当時の懐かしい話から、今の変わりゆく丸亀の事なども教えて頂きました。
聞いた話で撤去されたアーケード街や、旧丸商(丸亀商業高校）が城西高校に変ったとか、駅裏の旧福島遊郭跡の一帯が更地へと成るからなど地元ならではの情報が満載でした。

旅に出ると町歩きのマップは頂きますが、それ以上に地元ならではの情報源が楽しくて時には役に立つことも多いので今後も出来る限り利用させて頂こうと思ってます。

ＪＲ高松駅から多度津へ向かう際に「ＪＲ予讃線」を利用しましたが、旧国鉄時代は予讃本線と名称が付いていましたがＪＲに成ってからは本線が消えたようで寂しいです。なので高松から乗車するのはＪＲになってからは初めてと言うことです。

旧高松駅構内はそれはホームが長く延びて～、列車編成も長く急行うわじま・いよの気動車に揺られて各地へ向かったことを思い出しました。
勿論、普通列車も気動車か機関車に引かれる客車に乗ってゴトゴト旅をした旅情のある好い時代でした。

それが今回は駅舎もすっかり変わって通勤電車の様な車両に成ってに何かつまらないと言うか面白くないと言うか…、都会に居るのと変わらないのが残念で成りませんね？。
しかし、その分快適な移動が出来るのも実感して思います。

電車なのでスピードアップアされて時間短縮、エアコンも効いて快適でシートも座り心地も好い車内、ですが列車本数は減り運賃も上がり果たしてどちらが良いのかは判断の難しいところです？。

高松発８；５７の琴平行き普通列車に乗車し、途中坂出で瀬戸大橋線と分岐し多度津に９：４７に着き５０分の列車の旅でした。

後で判ったのですが快速・マリンライナーに乗車して坂出で乗り換えればよかったのですね…、気が付かなかったです。