機乗の空論さんのクチコミ(60ページ)全2,708件

ＪＲ西日本が事業主体する「京都鉄道博物館」に８年越しの思いをしたためて行って来ました。
平成２８年にオープンして以来、もっと早く行く予定がずーっとずれ込んで今回に成りました。

旧大阪交通科学博物館と旧梅小路蒸気機関車館を共に合体させて新たに梅小路の地にリニューアルオープンさせた博物館でありながら、解体検査や修理に特化した作業風景を外から見学出来るように専用検研修庫を設けたのが特徴的です。
また、収蔵車両にはトップナンバーと呼ばれる製造車両第１号車が多いのも更に特徴で素晴らしいです。

全体の展示面積や展示車両数では日本最大の規模を誇ってましたが、その後ＪＲ東日本の鉄道博物館の増床により面積ではその座を明け渡してますが？…。

鉄道ファンとしては展示車両が多く車両に触れあうことが出来る事が最大の魅力なのに完全に裏切られたようで残念です…。
殆どの車両内に入れない？、外から見るだけです。余りにもファンを馬鹿にしてます。

ボランティアガイドの方に聞きました、どうして中を見学出来ないのですか？。すると私達も全ての車両をオープンにして欲しいと嘆願してますが、会社からは様々な履物で入られたら床が傷んでしまう、また、座席や備品などが消耗したり傷付いてしまうので出来ないとの全く納得の出来ないような返答ばかりと伺いました。
ＪＲ西日本はお客様の立場に立って！などと言ってるが設立当時からお客目線で物事を考えたことが一度も無い、常に会社側の都合ばかりでやって来たので事故や不祥事を招いてると残念そうに話してくれました。

民間企業に成ってもトップの方々は相も変わらず親方日の丸の意識が抜けてない証拠なのでしょうか？。
社長以下ここに来て子供達の輝く目を見て欲しい！～、ここでもっと将来の自社ファンを築いてほしいです！。
この宝は旧国鉄時代から受け継いだ全ての国民のものであり、自社はその管理を行うものと認識してほしいですがね？。
ＪＲ九州のようにトップが民間から来た柔軟性のある発想や思考回路を持たない限り、この博物館も単なる宝の持ち腐れに成って終わってしまうことが残念です。

ゆえにささやかな願いを込めて「折角なので車内（運転台）に入れるようにして下さい社長！」のメッセージを敢えて旅行記でのコメント欄に入れました。
決して無駄な抵抗に成らないことをただ願うばかりです。

館内の全てのスタッフの方々の努力に感謝したいと思います。

阪急電車・地下鉄の烏丸駅から徒歩で５分足らず、四条通り沿いなので判り易くて利便性が良いチェーンホテル「スマイルホテル京都四条」を利用しました。

今月末まで７府県在住者対象の府県民割”きょうと魅力再発見旅プロジェクト”にて予約し大人１名シングル１泊￥４５００が￥２０００補助で￥２５００に、応援クーポンは旅行代金が￥４０００以上なので￥２０００クーポンが頂けます。

実際に応援クーポンは大阪も同様ですが利用出来る店舗が意外にも少ないのが難点？…、先週もスーパーライフやチェーン展開の飲食店では利用出来ず利用期限も短いので考えないと紙屑に終わってしまいます。
今回も先にホテルでチェックインを済ませてクーポンを頂き、早目に利用してしまうことにしました。

館内は至ってシンプルで何もありません？、フロントと朝食用のレストランがあるだで、部屋にはアメニテイーを用意してないのでセルフサービスでどうぞとの案内でした。
部屋も至ってシンプルな造り・広さ・レイアウト・備品が用意されてました～、ベッドも１２０ｃｍ幅で固目、デスクも長目なので勝手は好く備品も揃ってました。

強いて言えば空気清浄機が古い、ＴＶがコンパクト過ぎ、シャンプー類が安っぽい、シャワートイレが古い程度で、特に気になるほどでもないです。

一番の魅力は周辺の利便性の高さです！、コンビニやスーパーに飲食店・バス停・駅など全て徒歩圏内なのが魅力です。

ノーマルで宿泊すれば￥４５００なら妥当？、でも利便性を少し押さえれば他にもっと良い宿があるのでそちらを利用しますね。
今回はあくまでも補助金が引かれて￥２５００＋￥２０００クーポンが付くので利用しました。

市内のど真ん中は四条通り烏丸周辺はオフイス街も兼ねた地元や観光客も多いエリアですが、その中に一軒だけがタイムスリップしたかのようにひっそりと佇む大衆食堂が「萬福」です。

ハッキリ言えば佇むよりは半分崩れかけたような外観から営業してるの？と疑いたくなるような店構えは昔ながらを通り越した雰囲気さえ醸し出す有様です。
店内に入れば更にヒートアップするほど昭和レトロ感が爆発するようで今でもこのような店が在ること自体が奇跡かも知れませんね？…。
で昨年からずっと気に成っていたので今回は一人と言うこともあってお邪魔しました。

古の看板やドア、店頭の張り紙までに描かれた”中華そば”は余程この店の当時からの自慢のメニューなんでしょう！～、そう思ってここは中華そばをいただくことにしました（本当は京都なのであんかけうどんとか親子丼とが食べてみたいのですが？…）。

運ばれて来た中華そばは至ってスタンダードです！～、ストレート麺にチャーシュー・メンマ・青ネギ・もやしが具材で、鶏ガラ醤油スープのあっさりとした風味に仕上げています。
特に美味しいとか癖に成る味とかではなくごく普通の味がする中華そばでした。

当初から期待はしてなかったので逆にがっかりもしなくて済みました。

江戸時代の京の都で最大の花街であり伝統と格を持った島原遊里・遊郭の出入口にあたるところが「島原大門」です。

寛永１７年に日本初の幕府公認の花街である島原遊郭の周囲を塀と堀で囲み大門を一ヵ所設けて隔離し遊女を疎外する目的で造られてます。
すなわち、この大門からでしか外の世界へ通じる道がないことを示しています。

大門自体は一般的な高麗門形式の造りで、大きさも江戸の吉原大門ほど大きくはありませんが一間幅、本瓦葺の切妻造りで東口にあたるところに設置されました。

往時江戸の吉原・大坂の新町・京の島原と三大遊里・遊郭として繁栄の頂点だったようです。

門内は通りの左右に格子造りの古い揚屋・置屋が整然と並んでいたと言います。門前には通称・出口の柳、さらば垣、また門前通筋には思案橋と粋に名付けられた橋もあったようです。
古に思いを寄せて当時を偲んでみましょうか！。

江戸時代の京の都で最大の花街であり伝統と格を持った島原遊里・遊郭でも一二を争う揚屋（後にお茶屋に編入される）が「角屋」です。

江戸時代の寛永１８年に島原へ移転し揚屋として開業～、明治５年にお茶屋として編入されて以来、昭和６０年まで松の間を宴会に使用。
平成１０年に「角屋もてなしの文化美術館」として一般公開されるという長い歴史の中で家名は十四代目に継承され、当代が館主を勤めてるそうです。

静かな住宅地に馴染むように佇む木造２階建ての商家は格子が千本あるかのような美しく堂々たる揚屋建築の遺構です。

今回は休館日の為入館できませんでしたが、歴史を考えれば幕末の志士がここでどうのような密議を交わし、時の豪商からの資金調達の為に接待を受けたのか興味津々です？。

また、新選組もここでの遊興を楽しんだそうで、特に芹沢鴨との関りは深くて暴挙の際の刃傷に、殺害される直前にも宴会を開いてるなど維新に関わる事項がいっぱいです。
角屋の前には”長州藩士久坂玄瑞の密議の角屋”と”新選組刃傷の角屋”の各碑が立ってるほどです。

再度、時期を見計らって見学を試みるつもりです。

四条烏丸から市バス＃２０７系統で七条大宮バス停下車、道路を渡れば「梅小路公園」大宮口から入れます。
このルートはＪＲ京都駅から徒歩で行く場合も最寄りは大宮口からと成ります。
その他にも七条通りに梅小路公園バス停やＪＲ梅小路京都西駅からも直ぐです。

園内の案内板でどこに何が有るのか確認すれば判り易くて便利です～、昨今は京都水族館に行くファミリーを多く見掛けます。
周辺に海が無いのに水族館が出来る海水の技術などが進歩したお陰ですね？…。

園内は大きく分けて５つの広場と３つのコミュ二テイ―に３つの施設から成ります～、まず芝生広場・中央広場・すざくゆめ広場・市電の広場・七条入り口広場です。
次は河原遊び場・いのちの森・朱雀の庭など自然と共生出来る都会のオアシス。
そして、京都水族館・野外ステージ・ビバスクエア京都・緑の館などの屋内・屋外施設です。

緑の館にはレストランやレンタルスペースなどもあります。その他にも売店やスターバックスコーヒーに旧市電を利用した総合観光案内所なども在りました。
勿論、駐輪場や駐車場、バイク専用駐輪場も整備されてますので安心です。

しかし、一番のお気に入りは市電広場や旧市電が多く保存されてることです。また、週末などにはチンチン電車が運行されたり展示室などが見学出来たりと鉄道ファンには堪らなく魅力溢れるところでしょうか。
京都鉄道博物館と一緒に尋ねると数倍も楽しくなること間違いなしです。

昨年、大将軍商店街で見つけた昔ながらの菓子屋「斎藤菓舗」で色々と買って帰りました。

黄色いテントに妖怪爺爺？が目印で、ガラス戸越しに店内の袋詰めされた菓子いっぱい見えます。
どれも一袋￥１００と￥２００の低価格に成ってるので買い易くてあれもこれもとつい買い過ぎてしまいそうです？。
一部￥３００とかちょっと高いものも有りますが気にするまでも無いです。

本来は卸し売り問屋なので箱や缶単位なのですが、気軽に買って頂けるように敢えて少量の￥１００/ｇ当たりをメインにして、倍の￥２００/ｇ当たりだそうです。

前回買った際の菓子が美味しくて懐かしくて、同じものですが鬼フライ煎餅・かりんとう・フライ豆・味付けピーなどなど￥２００を買って￥２０００ぐらいでしょうか？。

実際スーパーなどで見掛けると１５０ｇ前後で倍以上の価格設定がされてるので随分とお得なんです。
また、全てが京都の専門の業者が手作業で作る菓子なので土産物店ではぼったくり価格が付いてました。

ご主人は話好きなので菓子の事や周辺の事など色々と聞けば丁寧に教えてくれますよ。これもお客へのサービスの一環でしょうか？。

市バス・千本中立売りバス停下車直ぐ目の前に在るマンションの２階に昭和のノスタルジックな雰囲気を色濃く残す「喫茶 憩]でランチをいただきました。

ＴＶの番組で取り上げられているので一見客が押し寄せて大変なことに成ってる模様で、待ち時間が２～３時間は普通で下手をすれば５時間以上というディス二―ランドも真っ青って感じらしですが、千本商店街に買いもに来たので寄ってみました。

１２時から開店とと聞いていたので１５分前には到着し２番目として並びました、時間に成っても一向に開店せず、結局は１５分遅れでやっと開店に成り店内に入れました。

ＴＶで観ると実際は大違いで？～、テーブルやイスは長年の使用で擦り切れ擦り減り酷い…、壁や天井も煙草のヤニで金色に染まり輝く凄み…、床は脂と汚れが混ざり靴底がべた付くネチャネチャ状態で棚やあちらこちらが整理整頓が出来てない有様は飲食店としてどうかと疑いたく成りますね？…。

確かにマスター一人で切り盛りをするのは大変なご苦労だとは察しますが、それとこれとは別問題だと思いますが如何でしょうか？。

３０分後にやっと注文を取って、１時間後に１番目の客の料理が出されて、更に１時間後に私達の料理が出されました。
２時間以上も待って出された料理がこれかよ！？…、と言いたくなるようなお粗末なものでした…。

オムレツピラフ￥５００＋アイスコーヒー￥１５０ですが、オムレツはふわふわ食感に拘り過ぎて玉子の味がしない本末転倒です。
ピラフもバターや塩味が薄すぎて、胡椒もなくて美味しくないし具材も破片しかない？。
オムレツカレー￥４５０＋ケーキセット・チョコ￥４５０も同様にカレーの味が無い？、お世辞にも美味しいとはいえませんね。これならインスタントのレトルトカレーの方がまだ美味しいと思えるほどでした。

ケーキセットも自家製だから美味しいとは限らない…、薄ぺらい３切れのシフォンケーキに貧祖なフルーツとホイップクリーム・チョコレートソースなどが掛けられたもので同様でした。

いくら安かろうとも美味しくなければ全く価値が無いです。
また、入店してから食べ終わるまでに３時間以上も待たされるのだからマスターは料理人として要領が悪過ぎるのか、段取りが余りにも下手過ぎるのかと疑いたくなりますね？。

ＴＶ番組もクチコミも如何に当てには成らないことを身を以て体験出来ました…。

市バス・丸太町七本松バス停下車、京都市立中央図書館の横に在る「京都市平安京創成館」に初めて行きました。
館名の如く平安京の創生を知る、その歴史的な事を学ぶ為の博物館で有難い事に入館料が無料です。

玄関ホールを飾る壁一面に源氏物語車争図屏風のレプリカが展示されてます～、絢爛豪華な金ぴか図屏風は平安時代の優雅な貴族文化を象徴しているように観えます。
館内にはブースごとに様々なレプリカや模型にジオラマなどで平安京の創生を解説してますが、一番の見どころは平安京復元模型のジオラマです！～、日本最大の規模を誇る往時の平安京を忠実に復元するのに２年５ヶ月にも及ぶ討議に基づき、その研究成果を集結して完成に至ったものですからこれは凄い！。

往時の羅城門や朱雀大路、各寺院や二条通などを観ながら、現代の街並みを重ね合わせれば古の浪漫がタイムトラベルのように醸し出て来ますね～。

また、面白いのが平安時代の庶民や貴族の食事を再現し判り易く食品サンプル展示は好いですね。
出来れば外食などのメニューサンプル展示があれば尚面白いと思いますが。

いずれにせよ想像以上の展示内容には驚きました？、で入館料が無料なので京都市にはただ感謝です（ボランテイアの方々にも同様に感謝です！）。
是非、観光で来る皆さんにも観覧をお薦めします。特に雨の日で予定が変更の場合は最高の観光スポットに成りますよ！。

６月まで”きょうと魅力再発見旅プロジェクト”でいわゆる府民割が利用出来るのでマイクロツーリズム的に京都市内でホテルスティをして来ました。
京都での府民割は大阪とは違い偶数幅での金額割引に成るので宿泊代の半額補助とは違います。

今回予約したのは四条烏丸駅やバス停からも近い「コンフォートイン京都四条烏丸」で大浴場が利用出来るのでホテルステイとして決めました。
また、コンフォートなら客室全てがダブルベッド使用なのでゆったりしていることも決めてでした。
早割もあって２名利用で￥５２００からさ予約サイトポイント割で￥４３００と格安で、更に府民割を利用すれば一人￥２０００以上は￥１０００補助と応援クーポンも￥１０００付です。
よって支払いが￥２３００＋宿泊税￥４００に成り、応援クーポン￥２０００を差し引けば実質的には￥７００の負担ということに成り、随分お得感があります。

で肝心のホテルですが元ホテルＷＢＦなので通常のコンフォートホテルとはハード面で大きく違います。
先ず外観がとてもシックなデザインと色合いで落ち着いた大人の雰囲気がしています～、館内のデザインや部屋に至るまでこれほど違うものかと改めて思いましたが、個人的にはこちらの方が好きですね！。
そして、大浴場は唯一の違いでコンパクトですが脚が伸ばせて湯ったりと湯っくりと心も体も癒されます～。
部屋数が少ないので混雑することも無くて穴場的な感じがしました。

湯上り処にはフットマッサージャーやもガイドブックなども置いて在るので読みながら利用可能です。
ロビー横に在る朝食会場は使用時以外はフリーラウンジとしてオープンしてるので無料珈琲マシンで珈琲をいただきながら寛ぐことも出来ます。

部屋もコンパクトですがベッドや備品が揃って使い勝手よく配置されているのが好いです。
ベッドの堅さや枕に室内着の肌触りなども拘りを以ていて、腰痛持ちの私でも熟睡できるほどの安眠性と部屋の防音性に遮光性カーテンなども流石コンフォートホテルです。

通り斜めにはコンビニも在るので買って来ていただくことも出来ます、スーパーは徒歩８分でフレスコやライフが、百貨店なら大丸京都店もあり利便性も高いです。

１年前まではホテルＷＢＦ京都四条錦邸を居抜き店舗のようにコンフォートホテルが買い上げ看板だけを据え替えたようですが、逆にそれが功を成した例でしょうか？。

大将軍商店街の中程に祀られてる「大将軍八神社」は街中にひっそりと佇む小さな神社ですがその歴史は古く、７９４年平安遷都と共に都の方除けの為に、陰陽道歴神・八将神を祀ることから創建された神社です。

商店街の通から一の鳥居と門をくぐれば境内へと参道が続き、両脇を固める狛犬を過ぎれば中心に建つ石造のオブジェが在ります。
五芒星が刻まれ、台座には巽離珅とあり八卦のことで、あらゆる方向を示すと言うことです。

是非、二礼二拍一礼で合掌し！、その願いを八将神に届けましょう！。
もしかすれば空を飛び越えて晴明神社へも行くかもしれません…。
ここも平安時代に活躍した陰陽師・安倍清明と関わる神社の一つかも知れませんから。

境内は静寂そのもので張りつめた空気が時を止めるかのように八将神の神々が全方位を固めているのでしょうか？。

大将軍商店街通に在る人気のコロッケなどの揚げ物屋が「山田コロッケ店」に初めて伺いました。
平日のお昼も過ぎた頃なので待ち客もなく、自慢の数々の揚げ物が載ったメニューボードから迷った結果、スタンダードにコロッケ￥１００とカレーコロッケ￥１４０にしました。

揚げ置きは一切しないので５分ほどお待ち下さいとご主人から～、その間にメニューボードを見ればこれだけ仕込むのは大変だろうなぁ？…、仕込んだ後に冷凍すれば簡単とは言うもののその管理も手間が掛かかるので本音は削減したいだろうなぁ！なんて思ってる間に揚がりました。
その場でいただこうと思ってましたが余りにも熱いので結局宿まで持って帰ることに成りました。

コロッケにしては小ぶりなので￥１００は妥当、カレーコロッケはちょっと高目かなぁ？、下味が付いてるのでソースは要りません！、ほんのりと甘いじゃが芋お風味が旨いです。

次回はそれ以外で気に成った物を購入して頂いてみたいです。京都の揚げ物は価格は別にして味は本当に美味しいです。
だから精肉店や揚物屋が在ると気に成ってコロッケやミンチカツを買いたく成るんですね！。

北野一条通の西大路から中立売通りの約４００ｍの長さに渡って商店街が並ぶ一条妖怪ストリートをコンセプトに大将軍商店街が町興しの一環でやってます。

加盟店は店先に同時の妖怪を作り立たせてユニークさを競ってるようにも思えて結構笑えてしまう妖怪達もいます。
実際に平安時代の京の都には夜な夜な物に取り付いた化け物・妖怪・鬼達が一条通りを大行進したと記録が残されてるそうですが、まさに百鬼夜行です。

その妖怪達の資料館が「百鬼夜行資料館」として商店街振興組合の事務所が入る大将軍コミュニテイーホールの２階から３階に在ります。

入館される場合は１階事務所で声をかけるマナーをもって狭い急な階段を上がって下さい。
２階と３階にそれぞれテーマを分けて展示されてますが、余りの恐怖で腰を抜かさないで下さいと妖怪達が見てますよ！。

どれも皆さんの手作りですが微笑ましくて笑ってしまうもの、良く出来てると関心をしてしまうもの、余りの怖さに恐怖さえ感じてしまうもの、何が何だか判らないもの～、あらゆるものが化け物として妖怪化し、中には鬼の形相に成ってるものと千差万別です。
是非、皆さんも買い物の序に百鬼夜行に立ち寄ってみては如何でしょうか？、館内で誰かと振り向けば…、何かようかい？妖怪？と驚かされますよ！…。

昨年の９月以来の訪問は「大将軍商店街」です～、今回も北野商店街からですが前回は定休日が多くて買い物が出来なかったこともありその反省も含めてリベンジです。

先ずは、前回同様のお菓子の斎藤菓舗で昔ながらの煎餅・豆菓子・かりんとうなどをちょっと多めに買い込みました。
いつもながら手作りの優しい味の菓子に懐かしさと喜びを感じます。

続いては百鬼夜行の妖怪達が集まる「百鬼夜行資料館」が観たくて行きました。
噂通りの手作りのユニークな妖怪達が集い迎えてくれました…、余りの恐怖に悲鳴を上げてしまいました…、てなことは無く笑えてしまう妖怪達ばかりです。
百鬼夜行を知る為には是非一度は見学をお薦めします～、入館料も無料で好いですよ！。

その次は山田コロッケ店で人気のコロッケを購入しました～、揚げ置きはしない揚げたてをいつもいただけます。
下味をつけてるのでソースもいらない美味しさはクチコミ通りのコロッケで満足です。

他の舖店も店頭や軒下に手作りの妖怪達が買い物客を誘い込むように手招きをするので気を付けないと、物に変えられた妖怪に成って一生人には戻れなくなるようです？。
大将軍商店街は一条通妖怪ストリートとして益々仲間を増やしそうですね？。

北野商店街で見つけた庶民的な店内と雰囲気のお菓子屋「みたらしや千手堂」です、菓子職人の爺ちゃんか店番の婆ちゃんが出てくると思いきや、意外にもまだ若いお孫さんらしき職人さんが愛想よく出てきました～。

店頭に並べられた木箱には餅や団子、季節の生菓子があり、どれも手頃な価格は庶民的。
季節柄この時期は水無月という三角形のういろに小豆がのせられた生菓子が一押し！、それ以外にも豆大福・よもぎ餅にみたらし団子などは定番でしょう～。
１個￥１００～１６０前後と普段買いの価格設定は有難いです。

しかし、何故か今回は豆乳ドーナツが目に付きました…、見るからに素朴というか家庭で作った様なドーナツが４個入って￥１４０とは驚きです。
味もその通りで至って普通ですが、ほんのりと甘くと豆乳感は解りませんでした…。

次回はわらび餅によもぎ餅とみたらし団子を買いましょう！～、きっと普通に美味しいはずですよ！。

千本中立売交差点から西へ一条通りを４００ｍほどが「北野商店街」は天神さん（北野天満宮）のお膝元です。
且つては明治３３年に京都に日本初の路面電車・北野線が走ってた頃から、昔も今も西陣の台所として、地域のコミュニケーションの場として暮らしに溶け込んで来た歴史ある商店街のン一つで、千本商店街と共に頑張って来たようです。

昨年の９月ぶりですが、所々がシャッターが閉まり閉店や廃業、またはそのままに成ってるようです。
それでも老舗と呼ばれる店舗の頑張りや、新たに飲食店や雑貨店なども含む若いオーナー達が新ジャンルへの出店をしているのは好感が持てますね。

商店街の中程に在る老舗スーパーに入ってみれば客年齢層の高い事に驚きます？…、が無くては成らない生活必需店だと言うことが判ります。
ゆえに品揃えも一般的なところとはちょっと違ったものが取り揃えられていることがみえて来ます。

昔ながらの和菓子屋に入れば、昔ながらの定番商品が並べられています、地域密着型の商店街だからこその各店の特徴などが活かせているんですね。

市バス・一条戻り橋・清明神社前バス停下車で直ぐ前！、と判り易いて行く易い「清明神社」は安倍晴明を祀る神社として映画やアニメなどで若い人達に人気が高い観光スポットです。
当日もほぼ若いカップルや女性同士の観光客がバス停付近からスマートフォン片手に記念写真撮影に賑やかなことです。
これほどまでに清明人気があるとは驚きです？、２０年ほど前まではとても静かな神社で観光客など観る事も無く、一部の陰陽師オタクがいる程度でしたから本当に映画やアニメって凄い発信力と影響力があるんですね！…。

しかし、言われてみれば確かに清明神社って色々とビジュアル的には格好が好いんです！、何と言っても鳥居に上がる社紋・清明桔梗と言われる五芒星の形です。
また、陰陽師として唱えながら印を切る姿も中々ですからね～、そして悪霊に立ち向かいながら最後にはやっつけるという正義の味方、すなわち平安時代のヒーローが最大魅力です。

その辺りは映画で野村萬斎が若くて格好良かったですからね！、
実際の陰陽師とは官僚の一つで今で言えば地相などを掌握する技官のことで普通の役人です。
但し、人によっては私的に祈祷や占術を行う神職の一種にみられた者がいたようですね。

境内は清明が判り易いように様々な作り物が置かれたり、壁面での１０の逸話が紹介されたり参拝者を楽しませるようなユニークな神社であることは確かです。
是非、参拝するからには清明パワーを分けて頂けるよう二礼二拍一礼をもって合掌し！印を切ることにしましょうか？。

＊ＰＳ　大阪・阿倍野区は安倍晴明神社が在るのでその由来から阿倍野土地名が付いてます。

阪急電車・高槻市駅から高架沿いを徒歩で３分と判り易い大阪医科薬科大学病院の庭隅に建つレトロな３階建て建築は「大阪医科薬科大学歴史資料館」です。

元々は米国人宣教師・建築家・ヴォーリズによる設計で昭和５年に旧大学校の別館として竣工したもの。
関西にはヴォーリズによる設計建築物が多く残ってますが、構内では唯一のものでイスラム洋式を取り入れたアーチやアラベスク装飾が個性的でありユニークな意匠でまとめられてます。

館内には自由に入館できますが時間に成っても係りの方が来ないので旧講堂や展示質へは入れずとても残念でした。
１階玄関ホールへ一歩踏み入ればヴォーリズの世界が広がってますね！～、奥には講堂があり天井は２階まで吹き抜けです。
２階の階段の手摺や踊り場の窓枠、３階の階段ホールのアーチ型窓など洋館風の中にもモダンな雰囲気が至るところにありますね。
また、懐かしい匂いがすると思ってたらワックスの匂いだったんですね。

ＪＲ高松駅前から近くて判り易く、昔ながらのうどん屋の風情がそのまま残る「讃岐うどん味庄」でお昼をいただきました（最後はうどんで〆ました）。

駅前にもう一軒新しくオープンした讃岐うどんの店が在ったのですが、味庄の雰囲気に誘われてこちらに決めました。

店内に入れば昭和の時が止まったままの雰囲気に懐かしさも感じてしまいます～、大阪・弁天埠頭から加藤汽船や関西汽船で早朝に高松に付いた時の事や、宇高連絡船で四国の第一歩を高松で踏みしめたことなど、当時の思い出が蘇ってくるような気持に成りますね。

スタイルは讃岐うどんのセルフスタイルです～、かけうどん（特）￥４００注文して、出汁を入れて青ネギを入れてもらってお会計というシンプルな流れです。
天ぷらは色が焦げ茶色なので迷ったのですが今回はパスしました…。

うどんの腰が他よりは弱目なので関西人には丁度好い！、出汁は見た目よりも醤油っぽくなくて普通に美味しいです、
但し、うどん特は量的に多いので小にしておくべきでした…、でも全部いただきました。

志度から高松・瓦町間１２．５ｋｍの支線が「高松琴平電気鉄道・志度線」、通称が琴電・志度線に乗車しました。

志度から高松へはＪＲ高徳線なら普通列車でも３０分で￥３６０と琴電よりも早く安く行けるのですが、折角なのでゴトゴト揺れながらゆっくりと走る車窓を眺めながら高松まで行くことにしました。

何と言っても「琴電・志度駅」の駅舎は映画のロケに使われるような木造平屋建ての風情のある趣き…、昭和６年に移築されてからすっかりと町に溶け込んだ感があります。
木製のベンチに腰掛けて電車を待てば、時折り浜から吹く潮風が心地好く何もかもが止まった感じさえして来ます…。

改札口に在る小さな窓口には駅員さんも居て、途中の無人駅とは格が違うんだと言わんばかりに電車の発車時刻に成れば、声を上げて乗客に知らせてます～。

しかし、古いばかりだけではありませんね～、路線図と運賃表の下には自動券売機です。そして、驚いたのが改札口に立ってる電子カード乗車券のタッチ端末で、都会で使用されてるＪＲや私鉄などの交通系電子カードが使用出来るんですね？…、やりますね琴電！。

車両は元名古屋地下鉄で使用されてたものを改造しラインカラーであるローズピンクに塗装された明るい雰囲気に仕上がってました。
おまけに冷房も完備してるとは知りませんでした！、流石だなぁ琴電！。

志度線の一番のハイライトは房前駅から塩屋駅間の車窓です！、房前公園をぐるっと回るように海岸線ギリギリを走るので瀬戸海が間地かに観えます。
園内に在る”道の駅源平の里むれ”にはレトロ車両の琴電・３３５号が保存展示されてます。