ヨーロッパの街角の雰囲気　～　百十四銀行高松支店（旧本店）

3.0
旅行時期：2022/05（約4年前）

高松クチコミ：17件

丸亀町商店街通りで特別目を引くレトロな「百十四銀行高松支店」は旧百十四銀行本店として大正１５年に建てられた大正モダニズム建築の影響を受けた重厚な外観が特徴。

一目見れば石造りの頑強な雰囲気を醸し出してますが実際は鉄筋コンクリート造りに化粧タイルを張り付けた意匠です。
また、竣工当時は２階建てを昭和２７年に３階部分を増築したようですが、余りの精巧さに素人目には全く判らない施行技術です。

石造り風の外観にアナグロ的な大時計に商店街のガス燈風の灯りはまさにヨーロッパの街角を彷彿させるような絵にも成りますね。

ちなみに百十四銀行は明治１１年１１月に創業され、往時の国立銀行条例に基づいて設立された１１４番目の銀行で一般的にナンバー銀行と呼ばれるもの。
現在は岐阜市・十六銀行、仙台市・七十七銀行、津市・百五銀行の４行で全て地方銀行です。

高松支店の正面横に「百十四銀行創業の地」碑が建っています。