dune45さんのクチコミ(53ページ)全28,328件

国道2号線沿い、姫路市民会館前交差点の北西側に見事な石垣があります。案内書きによると、「総社門」は姫路城中曲輪の南部に設けられた5城門のひとつで、播磨国総社西門に至るところから「総社門」の名がつけられたということです。交通量の多い交差点にこのような石垣があるのはちょっと驚きでした。

山陽電気鉄道は、関西私鉄の中ではややマイナーで庶民的な印象があります。阪神電鉄と乗り入れを行っており、車両のバラエティが増えたのと、梅田駅まで直通の特急が運行されているのが良いです。JRと競合する姫路～大阪間では、所要時間の短さでJR、料金の安さでは山陽電鉄に軍配が上がります。また山陽電鉄の方が海に近い側を走るので、車窓の光景は山陽電鉄の方が楽しめると思います。

播磨国総社は、姫路城にもほど近い総社本町にあります。境内の西側を走る県道518号線沿いに朱色が鮮やかな「総社門」がありますが、その大きさとは対照的に、境内には大小さまざまな社がたくさんあります。寺社仏閣に関心の深い方にはとても興味深いスポットだと思いました。

長壁神社は、姫路城のすぐ近くにある小さな神社です。播磨国大社二十四社の1つで、毎年6月に行われるゆかたまつりで知られます。住宅街の一画にあり、参道を進むと赤い鳥居があり、その先に小さな本殿があります。参拝客の姿は見かけませんでしたが、庶民的な雰囲気を感じる神社でした。

「兵庫縣姫路護國神社」は、兵庫県西部地区出身の戦没者を祀る神社で、姫路城の南西側のお濠のすぐ外側にあります。大手前公園北側の通りに面して大きな鳥居が建ち、鳥居をくぐり参道を北へ進むと周囲を緑に囲まれた本殿があります。凛とした雰囲気の整然と美しい境内が印象的でした。

姫路城のお濠のすぐ外、姫路公園内にある赤レンガの外観が印象的な美術館です。もとは1905年に建築された建物で、戦後に姫路市役所として使われたあと、再生事業によって美術館に生まれ変わりました。国の登録有形文化財だけのことはあり、建築物としての魅力も素晴らしいと感じました。

姫路神社は姫路城のお濠の内側、天守の東北東100メートルほどの場所にあります。明治12年に創建された新しい神社で、酒井正親と姫路藩酒井家歴代藩主を祭神としています。境内は緑が多く自然豊かといった印象で、参拝客の姿も少なく静かでひっそりとしていました。

姫路城のお濠の北側に「鷺の清水」と名付けられた井戸があります。ステンレス製の案内書きがありますが、文字がかすれて読みにくく、あとから調べたところによると、ここは播磨十水のひとつとされた名水で、古くから多くの人に利用されてきた井戸ということです。姫路城の近くにこんな井戸があるとは初めて知りました。レンタサイクルを利用していたので、足を伸ばして良かったと思いました。

姫路文学館は、姫路城から西に200メートルほど、駅からはやや遠い場所にあります。私たちは姫路城のビュースポットとして人気の男山配水池公園を訪れたついでに、すぐ近くにある姫路文学館まで足を伸ばしました。市立の施設なので入場料が安いのもありがたいですが、何より特筆されるのは設計したのが安藤忠雄氏という点で、斬新な外観が印象的でした。

千姫天満宮は、姫路城の北西150メートルほど、男山の中腹に鎮座する小さな神社です。元和9年に千姫によって創建された徳川家ゆかりの天満宮です。
小さな天満宮でそれほど特徴を感じませんでしたが、境内に数多くの羽子板の形をした絵馬が吊るされていたのが印象に残っています。

姫路城の北西150メートルほど、標高57.5メートルの男山の一画にある神社です。14世紀に姫路城が築城される際に造られた神社で、姫路城の鎮守社です。神社としては小ぢんまりとしていますが、境内から、また男山山頂から見る姫路城の姿は素晴らしく、姫路城のビューポイントとして足を運ぶ価値があると思います。

姫路城の北西150メートルほど、標高57.5メートルの男山山頂に造られた公園です。ここは個人的には姫路城のビュースポットとしてお薦めです。この公園と姫路城の天守との間には、お城の緑くらいしか視界に入らず、緑の間から顔を覗かせる天守の姿は素晴らしいのひと言に尽きます。出来れば逆光となる午前中を避けて訪問するのが良いと思います。

水尾神社は、姫路城の西100メートルほど、男山の麓に鎮座する古社です。男山は姫路城のビュースポットとしても知られており、男山に向かう途中に参拝しました。
男山山頂に続く石段の脇に小さな本殿があります。起源は6世紀に遡る古社ですが、現在の本殿は平成になってから改築された新しいもので、それほど特徴を感じる神社ではありませんでした。

「好古園」は、姫路市制百周年を記念して平成4年に建造された1万坪の広さを持つ比較的新しい日本庭園です。姫路城とはお濠を挟んで隣接しています。
大きな期待をせずに入園してみましたが、やや色付いた木々の葉も美しく、変化に富んだ素晴らしい光景を楽しむことが出来ました。あとになってみるともっと好古園をじっくりと回る時間をとっておくべきだったと感じています。入園料も安く設定されており、姫路城を訪れた際は足を運びたいスポットだと思います。

姫路城を訪れたのが11月の平日で、コロナ禍で海外からの観光客が不在ということもあり、混雑することもなく観光出来ました。
姫路城の天守のビュースポットは、城外にも数多くあり、様々な角度からその姿を見ることが出来ます。私たちはレンタサイクルを活用し、時間をかけて城内、城外の人気ビュースポットまで足を伸ばしました。天気も良く、青空を背景に美しく映える姿を満喫することが出来ました。

姫路城に隣接する南西側、道一本隔てたところにある広い敷地を持つ公園です。大規模なイベントが開催される場所のようですが、コロナ禍ということもあり、一部にテントが設置されている以外は何もなく、閑散としていました。

「姫路観光なびポート」の愛称がある姫路市観光案内所は、JR姫路駅中央コンコースの一画という分かりやすい場所にあります。観光情報が充実しており、スタッフも駐在しています。朝は8時半オープンと比較的早いのですが、終業時間も早く、食事前に通った時は閉じられていました。コロナ対応で営業終了を繰り上げているのかも知れません。
私たちは翌日の観光だったので、朝一番で再訪してパンフレットなどを入手しましたが、あらかじめ営業時間を確認しておくことをお薦めしたいです。

「姫路ターミナルスクエア」はＪR姫路駅北口すぐ、バスターミナルに隣接して建つ複合施設です。JR姫路駅と山陽電鉄の姫路駅を結ぶ連絡通路とビルの2階が直結しており、ロケーションの良さは特筆されますが、観光要素はほぼないと感じる施設でした。

「GRAND FESTA」は、JR姫路駅北側に広がる地下街で、飲食店を中心に数多くのお店があります。カジュアルなお店が中心で、地元の方の利用が多いと感じました。夕食を予約したお店に向かう途中に通ってみましたが、郷土色のある料理店や観光客向けのお店は少ないと思いました。

ピオレ姫路は、JR姫路駅直結のショッピングモールで、JR西日本系列の会社が運営しています。姫路観光の際、駅至近の「ホテル日航姫路」に宿泊したので、こちらの施設が何かと便利でした。お店の数や顔ぶれは申し分ないのですが、ピオレ１・２・３、おみやげ館、ごちそう館と分かれているので、一見客にはちょっとわかりにくいとも感じました。