ケロケロマニアさんのクチコミ(98ページ)全12,309件

今回は高松から直島経由で四国汽船のフェリーと小型旅客船を利用して宇野港を訪問しました。ここは元々は国鉄（少しだけJR）時代の宇高連絡船の本州側の港として栄えた歴史を有していますが、高松側ではほぼ撤去されてしまった宇高連絡船時代の港の岸壁の一部遺構が、往時の姿のままで残されていて、これが非常に見応えあります。

コンクリート製の階段部分やビット（ホーサー（船舶係留用ロープ）を岸壁に繋ぎ留めるための鉄杭）も二基残されている他、コンクリートの狭間にはホーサーを繋ぎ留める際に補助的に利用したと思われるワイヤーやチェーンの一部なども残されていて、近代遺産としての価値も感じれらる素晴らしい遺構になっていますので、特に宇高連絡船時代をご存知の方は現地を訪問して、往時の風情を偲んでみて下さい。

因みにこの遺構は、現在のフェリーターミナルからは少し離れた場所にあり、どちらかといえば、小型旅客船乗り場に近い側の海側付近にあり、今は周囲が駐車場になっていますので、最初は少し見つけ辛いかもしれませんが、遺構の脇に、宇高連絡船の写真も付された案内板が設置されていますので、これを目印にされると良いです。

大通公園の南側、丸井今井南館の２Fにあるカフェで、ジュンク堂書店の併設となっていますので、特にゆっくりと読書したい時にお勧めのカフェです。

購入した書籍を読む以外にも、店内閲覧用の書籍が並んでいますので、本を買わなくても、これらの書籍（絵本もあります）を読んで過ごすと良いですね。

私はランチメニューで利用しましたが、チキンサンド＋スープ＋コーヒーで税込850円程しますので、お世辞にも安いとは言えませんが、ここに関しては”ショバ代”が含まれていると考えて、たまの贅沢に読書時間を楽しむのが良いカフェだと思います。

ランチメニュー以外にも、ドリンク単品やケーキセットなどをオーダーするお客さんも多いですが、量は少なめなので、どちらかといえば女性向けのメニューが多いお店ですし、実際のお客さんも7割位が女性のお客さんかな、とい雰囲気です。

札幌と、ドイツのミュンヘンの姉妹都市提携を記念して建てられたマイバウムですが、雪まつり期間にはここの周りが丁度国際雪像コンクールの会場となりますので、それぞれの作品が完成した時期ですと、作品越しにマイバウムを撮るアングルなどがお勧めなのですが、リピーターの方には、この雪像の制作過程も是非ご覧頂きたいなと思います。

毎年、雪まつり開催時期の初日がメインの制作日程となりますので、この日に足を運ばれると、各国のチームが神妙な顔で雪像を制作している光景が眺められて、一味違った雪まつりが楽しめるかと思います。

さっぽろ雪まつりの大通会場は、雪像制作時期には一般観光客が立ち入れなくなっている箇所が多いだけに、制作の光景を間近で楽しめる会期初日のマイバウム界隈は、このタイミングでいらした際には、ちょっと覚えておかれると良いかなと思います。

今回は雪まつりシーズンの少し前（翌朝にメインの大通会場が開幕するというタイミングの日）に、当日18時以降チェックイン限定のお任せプランで、2500円というお値段でツインルームにシングル宿泊させて頂きました。

このホテルを利用したのは約8年ぶりのことでしたが、ホテルのメイン看板とかは新しくなっていて、内装も大分綺麗になったなという印象を受けました。

すすきの界隈のホテルはここ数年で大分値上がりした印象があり、このホテルも通常は最近は結構高くなっていましたが、オフシーズンには今回のようなお得なプランや、色々と調べてみると、オフシーズンの平日にはバースデープランなんてのも販売していることがありますので、リーズナブルな札幌宿泊を狙う際には、候補に入れておいて良いホテルかなと思います。

立地的には、札幌でバブル期に特に有名になった某ディスコやライブハウスなどがすぐ近くなので、音楽関係者の利用が多く、よく楽器類を抱えた宿泊者の方を見かけます。

札幌が誇るすすきの繁華街の中心交差点の南寄りにある中華まんじゅうの老舗店で、メインストリート沿いなので観光客の方でも利用しやすい店舗だと思います。

一番人気は豚まんですが、豚まんだけでも醤油・ブレンド醤油・辛口の三種類あって、食べ比べも楽しいですし、お肉もたっぷりでサイズも大きめなので、食べ応えもあるかなと思います。一つ250円しますので、中華まんじゅうとしてはちょっと高めかなと思いますが、二つも食べればお腹も一杯になりますし、常に蒸籠に入っていてホカホカの状態で出してくれますので、雪まつりの際などに、すすきの会場の氷像を見ながら、温かい気持ちで食べるのにもいい中華まんじゅうですね。関西圏の方には５５１のぶたまんを一回り大きくしたのを想像して頂くと想像しやすいかもしれませんね。但し、付属品は辛子ではなく、タレなので、歩きながらタレをかけて食べるのはちょっと食べ辛いかも。通な食べ方としては、最初は何もつけず、二口目以降から徐々にタレを浸しながら食べていき、味の変化を楽しむことかな、と思います。

メニューが多いので、頂部にはそれと識別できるようなメニューに応じたマークも見られますので、これも皆招楼さんの中華まんじゅうの特徴かなと思います。

今回はさっぽろ雪まつりの大通会場・すすきの会場開幕の二日前にこちらに宿泊しました。札幌一の安さを誇る宿としても有名なこちらの施設ですが、流石に雪まつり会期中は少し料金が上がります。ただ、二日前ですとまだゲリラプランというのを提供されていて、1泊2000円で泊まることが出来ました。（雪まつり期間中は3500円程、それでも他施設と比較すると格段に安いので混雑します。）

今回驚いたのは、まず21時から24時に無料カップ麺サービスが始まったことです。これは、某チェーンホテル店の夜泣きそば的なサービスを意識したのかな、等と思いつつ、流石は廉価を売りにしているカプセルイン札幌ですので、あまり聞いたことのないメーカーの如何にも安そうなカップ麺が、21時になるとフロント前に置かれる、というシステムでした。一応、味は醤油と味噌からチョイスできるようになっています。

また、数年前から定番化した提携店舗における朝食の無料サービスですが、今回は、新たに宿のすぐ傍の角にあるお蕎麦屋さんが対象になっていました。現状の提携他店舗（マクド・すき家・ミスド）と比較すると、各メニューの正規料金的にはここで頂けるかけそば・かけうどん（320円）が一番コスパが良いかなと思います。

あと、レンタカーのサービスなんかも始まっていて、24時間3000円という破格の安さで利用できるようですので、お車族の方は、これも利用価値があるサービスですね。

冬季限定のサービスとして、ここでは昔からチェックアウト時に手書きメッセージ付きのカイロを配布していますが、このカイロのサイズがちょっと小さくなりました( ´∀｀ )。まあ、それ以外の分野でのサービス向上が著しいので、この位は許してあげましょう。

JR宇野駅から、宇野港の小型旅客船乗り場方面に向かう形で歩くと、産業振興ビルの裏手あたりの広場にいらっしゃるのがこちらです。正確には宇野のチヌと子チヌの二匹（？）がいらっしゃるので、双方を眺めると良いですね。後者に関しては、中が滑り台にもなっていて、実際に滑ることが出来ます（大人でも滑れる大きさです）。

間近で見ると、日常生活で生じる廃品をアートに昇華しているその芸術性に感動してしまいます。とてもカラフルで目立ちますので、SNS映えする作品だとも思いますが、最近は知名度も上がっていて、まさに宇野のランドマークとしての存在感が、近隣の他の作品と比較しても圧倒している風情でした。

札幌を代表する地下通路としてのチカホですが、地下鉄駅のオープン時刻(5時半頃)に対して、チカホ入口のオープン時刻は5時45分と少し遅めなのでご注意下さい。大体朝に待っていると、まだ入口が閉まっているために、特に観光客風の人から、オープン時刻を聞かれます(笑)。

逆に深夜のクローズ時刻は0時半で、こちらもギリギリのタイミングで入ろうとすると、途中の出入口は既に封鎖されている旨を告げられた上で、札幌駅(或いは大通駅)まで急ぐよう、急かされますので、併せて覚えておかれると良いです。

JR宇野線の終着駅、かつては宇高連絡船の接続駅として栄えた宇野駅のすぐ傍にある像です。文字通りの女神像ですが、白い像なので、有名なオブジェ、宇野のチヌと比較すると目立たない印象がありますが、ここは最近では恋愛成就のパワースポットとなっているようで、像の後ろ側のお尻にタッチしながら恋愛の願い事をすると叶う、という都市伝説（？）があるようでした。

ちょっと色っぽいデザインの像ですが、立派な芸術作品でもありますので、宇野のチヌなどと共に、屋外アート散策の途上で訪問すると良い像だと思います。

広島のみならず、現在では世界に誇る日本の観光地としても著名な宮島ですので、ズバリ、ここでの観光は”人混みとの戦い”の一言に収斂されるかなと思います。私は早朝便でJR宮島フェリーを利用してアクセスしましたが、朝の宮島はあの有名な観光地とは思えない程の静かな佇まい（これは時期にも依るかと思いますが、少なくとも12月の年末時期に関しては…）で、世界遺産の厳島神社も朝6時半から参拝できますので、ここでも人影の殆ど見られない廻廊をゆっくりと見物することが出来ました。

今回はその後も、厳島神社を拠点に、反時計回りで宮島の観光地エリアのウォーキングルートを歩いてみましたが、やはり宮島桟橋から距離が離れるほど、人影は少なくなる印象で、静かな宮島歩きを存分に堪能できました。

私はもう昼前の便で宮島桟橋を離れて宮島口に戻りましたが、折り返しのフェリーは流石にこの時間帯は大混雑で、本来の観光地らしい風情でしたので、やはり、宮島に関しては早朝の訪問がお勧め（特に寒い冬は…）だと思います。

観光都市倉敷の中でも、観光で訪れた方の殆どが訪れるのがこの美観地区かなと思います。蔵の街らしい風情が倉敷川沿いを中心に存分に楽しめますが、美観地区としての正確な範囲は判り辛いです。狭義の美観地区という意味では、やはり倉敷川沿いの両岸エリアの今橋から高砂橋辺りまでを指すものと思われますが、広義では、隣接する本町通りや、元代官所跡・倉紡工場時代を経て、現在は新しい倉敷の観光スポットとして脚光を浴びつつある、倉敷アイビースクエアエリアなども含めて、包括的な美観地区観光を楽しまれると、より奥深い倉敷探訪になるかと思います。

倉敷市街地の美観地区沿いを流れる景観が有名な倉敷川ですが、観光客視点からは、北から順に今橋、中橋、高砂橋の三つの橋を巡る景観を探訪するのがメインの散策ルートになります。観光エリア内での倉敷川は中橋付近で少し折れ曲がっている感じなので、全貌を一か所で望むのは難しいですが、どのアングルからでも、美観地区らしい景観が楽しめると思いますので、お好みの風景を探しながら、川の両岸をゆっくりと歩かれると良いです。

私は順路の都合上、最後に訪問してしまったのがこちらの施設でしたが、正直ここは、美観地区観光においては、ビジターセンター的な位置付けもあり、最初に訪問されてから情報収集されるのに良い施設だと思います。

2019年12月現在で、美観地区の観光案内所が置かれていることでも知られる倉敷館が改修工事中のため、こちらの施設に臨時観光案内所も設置されていますし、館内の展示室には倉敷市街地を再現したジオラマや、明治期の倉敷村の様子を扱った大きな測量絵図が展示されていたりと、なかなか見所も多いです。

施設の離れには、倉敷出身で二松學舎大学の創立者としても知られる三島中洲を顕彰する同大学の備中漢学資料室としての展示ブースも見られて、アカデミックな雰囲気でも楽しめます。

今回は美観地区観光を終えて、JR倉敷駅に戻る際に、車内食用にちょっと摘まめるものをと思って立ち寄ったのがこちらのお店でした。市内に数店舗を有する有名なお店のようでしたが、たまたま駅前の中央通りを歩いていて立ち寄ったのが本店でした。

お勧めを尋ねてみたところ、何といっても売れ筋商品はむらすずめという、ミニオムレツのような形状をした銘菓とのことで、これをばら売りで一つ購入（140円）してみましたが、あっさりとした美味しさで、もう少し購入しても良かったかなと思ってしまう程でした。

尚、2020年6月末までは、このお店はキャッシュレス５％還元対象店舗なので、クレジットカードや電子マネーでの支払いがお勧めです。私はナナコで支払いましたが、翌月、ちゃんと５％分の7円分のポイントが付与されていました。

美観地区の倉敷川沿いから、本町通に向かう小径を進むと、その交差点付近、元中国銀行倉敷本町出張所が建つ向かいにあるのがこちらの公民館です。公民館とはいっても、ここも歴史的建造物の風情を存分に醸し出していて、倉敷らしい観光スポットの一つとなっています。無料で入館できますし、館内にはトイレもありますので、観光の際には、開館時間中のトイレスポットの一つと認知されておくのも良いです。

倉敷は言わずと知れた岡山を代表する観光地の一つですが、2019年末時点における一つの欠点としては、美観地区や本町通全体のリニューアルが進行中、という風情で、修復工事中の施設が多くて、十分に見物が出来ないストレスが残ってしまう、という点が挙げられるかと思います。

本町通り沿いにある、倉敷を代表する旧家の町家建築としてのこちらも、そんな施設の一つで、工事中の看板の案内板を見ていると、どうやら平成24年から修復工事が始まっているようでしたが、約7年が経過した2019年末時点でも、まだ工事が終わっておらず、工事の進行状況や内部の様子を壁面パネルで紹介している光景が印象に残りました。

倉敷の歴史的地区内においては、老朽化している施設が多いそうで、工事の進行により、予想以上に修復箇所が見つかって、工事期間が延長してしまうことなどがよくあるそうなので、目的の施設が明確な方は、必ず事前に、その時点における工事の有無などを確認されておくことをお勧め致します。

倉敷美観地区の北東側に位置する小高い丘の上に拡がる公園です。ここの頂上付近には阿智神社がありますので、神社の参拝がてら訪問するのに良い公園ですが、遊歩道も整備されていますので、地元の方には散歩コースとしても親しまれています。

ここは何と言っても山上から眺める倉敷市街地の景観が素晴らしいです。倉敷市街地観光の最後にアクセスして、景色を堪能しながら美観地区観光の疲れを癒すのにも良い所だと思います。

倉敷の美観地区の北東には、鶴形山公園という、小高い山全体が公園として整備されたスポットがありますが、その頂部分に鎮座されているのが、この神社です。

私は年末の訪問でしたので、本殿前には大注連縄が飾られていて、新年を迎える準備が整っていました。

本殿を背に、向かって右手には絵馬殿があり、ここで休憩できるようになっていますので、登り疲れた際には、こちらで憩われると良いです。

倉敷最大の観光地と言える、いわゆる美観地区というのが、何処から何処までを指すのか、定義は難しいと思いますが、一般的には倉敷川沿いのエリアを指すように思われます。
歴史的な景観という意味では、そんな美観地区よりも風情を感じるのが、本町通り沿いの蔵屋敷が並ぶ光景です。美観地区と比較すると、観光地テイストも相対的に薄く感じられたのも良かったです。

歴史的な蔵建築が並ぶような、美観地区のイメージが強い倉敷観光の中では、異彩を放っている施設と言えるのがこちらかなと思います。美観地区の外れ、アイビースクエアの北外壁沿いにひっそりと建つ風情ですが、ここだけは女の子感満載の派手な外装で彩られていて、あたかも倉敷のイメージを損なわないように、隠れるようにこの地に建てられたのかな、という風情でした。

美術館の方に伺ってみると、やはり客層としては女性が殆どで男性単独のお客さんは少なく、来られる男性も殆どは女性に連れられて恥ずかしそうに付いてこられている様子とのこと、しかも、やはり氏の代表作「キャンディ・キャンディ」の流行った時代に少女だった世代の40代の女性のお客さんが多いそうです。一風変わった倉敷観光の施設の選択肢として覚えておかれるのも、話の種として面白いかと思います。