ケロケロマニアさんのクチコミ(233ページ)全12,309件

ここは施設名はごく平凡で目立たないのですが、浜中町は作者モンキー・パンチ氏の出身地ということもあって、あの有名なアニメ「ルパン三世」の展示コーナーが非常に充実していて、しかも入館無料で楽しむことができるので、特にファンの方には必見のスポットだと思います。また、固定の博物館扱いでなく、文化センターとして建物全体が機能していることもあって、開館時間が長い（夜22時まで）というのも良かったです。ただ、アクセスとしては、浜中町の市街地自体が、JRの浜中駅からはかなり離れていますので、お車がないとちょっと不便かなと思います。

別海町と根室市に跨る湖ですが、ここは結構形的には歪で、見どころはここ、と一か所に限定するのは難しい湖だと思います。実際私は、北西の別海側からと、南岸の根室の道の駅側の双方から楽しみましたが、前者はより秘湖的な静寂に包まれた雰囲気が素敵でしたし、後者はより開放的な明るい雰囲気が良かったです。訪問時間や天候・季節によっても印象は大きく変わる湖だと思いますので、リピートして色々なアングルで楽しむのが良い湖といえるでしょう。

北海道民的にも、東の果て、というイメージの羅臼町ですので、アクセスが大変ですが、その羅臼町内でもここは更にかなりの急坂を上ったところにありますので、現実的にはお車でのアクセスが一番かと思います。文字通りの国後島の展望台として、お天気に恵まれれば、こんなに近いのか、と思ってしまう距離に国後島が望めますので、色々なことに思いを馳せるのに良い所です。館内の展示に関しても、北方領土の包括的な展示解説は勿論、現在の国後島のことなど、同じ北方領土関連の展示を扱った他施設と比較しても、ここは特に国後に対する情報が詳しいので勉強になります。私は時間がなくて見られませんでしたが、国後の映像展示などもかなりお勧めとのことですので、是非、十分な時間を確保された上で、国後島および北方領土全体のことについて学習されることをお勧めいたします。

文字通り、サケの生態などを包括に学べる博物館として、道東では随一の規模を誇る展示内容の施設だと思いますが、ここは駐車場の一角にバッテリーカーなども用意されていて、1回100円と楽しめます。展示としては大人向けの学術的な内容が多いので、もしお子様が退屈されているようなら、こちらのバッテリーカーで遊ばせてあげると良いかなと思います。

道東を代表する展望台として、観光客にも大人気の開陽台ですが、基本的に公共の足がありませんので、お車かツアーバスなどで訪問することになるスポットかと思います。北海道らしい、360度（正確にはちょっと山で阻まれる個所があるので、340度位かな？）のパノラマが楽しめますが、風が強い時も多いので、夏でも寒さを感じることがあるかと思います。駐車場からは少し歩く距離が長いですので、上着などは持参の上で訪問されることをお勧め致します。

中標津空港のレンタカーがここしか登録されていないようなので、こちらに記させて頂きますが、中標津空港では私が確認した限りでは、2017年8月現在、5社（トヨタ・日産・ニッポン・タイムズ・オリックス）のレンタカーが利用可能となっています。ただ、発着便が少ない空港ですので、空港にスタッフが常駐している会社はなく、フライト時間に合わせて、共用カウンターで手続き、というのが主な流れになっている感じでした。

私はオリックスを利用しましたが、こちらの会社は空港隣接の店舗がなく、中標津市街地の店舗からスタッフの方が空港まで迎えに来て下さる、というスタイルなので、空港カウンターの電話で連絡してから10分ほど待たされることになりますので、時間的な余裕を見て利用されると良いです。私は最後は中標津店舗での返却後、すぐ近くのバスターミナルからのバス移動でしたので、問題ありませんでしたが、復路も空港利用の方は、空港まで送迎もして頂けます。ただ、スタッフが少ないので、新たに来られるお客さんを空港まで迎えに行かれているタイミングで返却されると、送迎まで少々待たされることもあるそうなので、返却の際も、少し時間的な余裕は多めに確保されておかれることをお勧めいたします。

料金的にはやはり大手利用となりますので、基本的に高いです。お財布重視の方は、出来るだけ早割や閑散期のキャンペーンをお探しの上で予約されることをお勧めいたします。

広い北海道ですので、道東にも幾つかの空港がありますが、特に根室振興局管内の各市町の空の玄関となるのがこちらの空港です。最寄りの鉄道駅までもかなり離れていて、基本的に車移動となる空港ですので、雄大な北海道らしさが旅の端緒から感じられる空港でもあります。

ボーディングブリッジなどは一切なく、昔ながらの徒歩でのターミナル移動など、素朴な風情が楽しめるのも良い空港だと思いますが、強風時は、帽子などが簡単に飛ばされたりしてしまいますので、特に降機時の突風などにはご注意下さい。

中標津市街地や根室までは、連絡バスなども運行されていますが、基本的にフライト発着時に合わせての運行となりますので、空港見学目的で訪れる、という方にとっては、あまり時間が取れずにストレスを感じる、ということもある空港かと思います。

2017年はUAの5000マイル特典を利用して、久しぶりに道内域内路線を二度（7月：CTS（新千歳）→RIS（利尻）、8月：CTS→SHB（根室中標津））、同社のフライトを利用させて頂きました。

NH便の道内域内路線、かつては丘珠発着路線が殆どでしたが、現在は全て新千歳発着便に置き換わっているので、交通手段としての札幌市内へのアクセスという意味では、やはり時間がかかりますが、広い北海道ですので、域内移動に関しても、飛行機利用は価値があります。

CTS→RISに関しては、B3の500運航ということで、観光シーズンということもあり、客層も殆どが観光客、という雰囲気の機内でしたが、CTS→SHBに関しては、完全にビジネス路線、という雰囲気で、地元の方の利用がメインでした。前者に関しては、海上を飛ぶ区間が多いので、進行方向に対しては右側の席がお勧めですが、後者に関しては、日高山脈のど真ん中を飛行する感じで、どちら側からも雄大な景観が楽しめますし、何より機材がDHC8-Q400で、かなり低空飛行しますので、迫力としても相当お勧めなフライトです。

ただ、天候次第ではやはり揺れが酷くなりますので、運にも左右される飛行区間だといえるでしょう。

機内サービスに関しては、どちらのフライトも飛行時間が短いので、慌ただしくリンゴジュースが配られる、という感じでしたが、後者は空いていたこともあって、CAさんにも余裕がおありだったようで、お替りとして、別のドリンクも持ってきて下さいました。

新千歳空港のフードコート脇、展望デッキの入口奥にひっそりとあるのがこちらのラウンジで、通常はカードラウンジとなっていますが、私はまだ新千歳空港のNHラウンジが改装中だったので、代替のラウンジ利用券を頂いてこちらを利用しました。

正直、利用者が多くて、その割には座席数も少なめなので、状況によってはちょっと落ち着けない雰囲気もあるかと思います。

私は今回、二度目の利用でしたが、ここはロッカーが用意されていますので、人の出入りが多く予想される際は、こちらで荷物を預けてゆっくりされるのが良いかなと思います。ロッカーの使用方法も記載がありますし、無料で利用できます。

今回は、帯広→羽田を往路で、羽田→新千歳を復路で利用しました。
航空券としてはUAのマイル利用でのNH便名発券でしたので、同社の5000マイルのみで2区間（正確には後のNH便を合わせて3区間）を発券できましたが、復路に関しては、予約していたNH便を敢えて前倒しして、朝一のHD便に搭乗しました。

その理由は、羽田＝新千歳（逆区間も可）の始発便でのみ、ミルクパンが無料提供されていることを知ったから。一度これを食べてみたいと思っていました。そして実際にやって来たミルクパン。大きさとしては5センチ角位の四角形のパンで、思ったよりは小さかったですが、無料なので文句は言えませんね。お味は濃厚なミルクの芳香が噛む度に感じられるような、なかなか美味しいパンでした。是非、この区間でエアドゥを利用される方は、始発便を狙ってみて下さい。尚、このサービスはいつまで続くかは不明ですが、2017年8月に翌月も続くか否かを尋ねてみた所、9月はまだ継続、とのCAさんのお話でした。

今回は北海道から慌ただしい関東滞在の際に、ナイター観戦でこの球場を初訪問しました。8月下旬の夏の終わりの時期でしたが、流石に関東の夏は暑くて、行くまでの人いきれでも疲れましたが、流石にこの球場は風が強く吹くことでも有名となっていることもあって、案外球場に着いてしまうと、風のお陰でそれ程暑さも感じずに、ナイター観戦を楽しむことが出来ました。ただ、この日は、いつも強風が吹いているマリンスタジアムにとっても、強い風が吹いていたようで、基準となる風速１０ｍを越えてしまった、ということで、5回裏の恒例行事となっている花火大会が中止になってしまったのは残念でした。

試合の演出に関しては、随所に素晴らしさを感じる部分もあり、また、ビジターチーム（この日はオリックス戦でした）の選手情報などもきちんとビジョンで紹介されていたりするのも、とても親切だなあと思いました。帯状のビジョンというのも、関東の球場では結構あるのかもしれませんが、私はあまり見慣れていなかったので、その迫力にも圧倒されました。

私のような田舎者がたまに東京に出かけると、それだけで人混みの多さに疲れてしまって、思考が停止してしまうということも多いのですが、今回は夏の終わりの野球観戦で、ZOZOマリンスタジアムに向かうのにこの路線を利用しました。

これまでも何度か利用している路線なので、東京駅での乗換の長さは覚悟していましたが、それにしても人も多くて、歩く距離も長く、暑くて大変でした。野球観戦前に疲れ、そして野球観戦で疲れ、更に帰りは地獄のような海浜幕張からの満員状態＋舞浜で更に某レジャーランドからの大量の客を詰め込まれて、瀕死の状態で東京まで戻る羽目になりました。

流石に、慣れていないとこの人混みは辛いですね。改めて関東の方の人混み慣れの凄さに驚かされます。

尚、東京駅で乗り換えの際に京葉線ホームに向かう途中で見かけたステンドグラスはとても美しくて見応えがありましたし、海沿いを走る路線ですので、夕焼けの光景も案外素晴らしくて、そういう所に癒しを求めて乗車されると良い路線かと思います。

帯広の空港は、市街地からはかなり離れた立地で、付近には十勝らしい広大な畑が広がる光景が続いています。私がこの空港に行くときは、この風景を見ながらアクセスするのが気に入っているので、空港から5キロほどの距離の所にある旧幸福駅から今回も歩きましたが、やはり十勝らしい風景を見ながらのウォーキングは最高に気持ちが良かったです。

空港にもサイロがあったり、帯広のJAのメークイン解説の展示があったりと、まさに農業王国らしい風情が楽しめる空港で、是非、飛行機搭乗が目的の際でも、お早めに空港に到着されて、空港内の展示なども楽しんで頂きたいと思います。展望デッキの居心地も良いです。

北海道内には、”鉄道の墓場”的な所は沢山あって、実はこの幸福駅に関しても、約30年前に廃止された広尾線の遺構、という意味では、”墓場”の範疇に入る訳ですが、今も尚、多くの観光客が訪れている有名スポットとなっていて、廃駅の一つとして眺めた場合は、かなりの違和感を感じる所でもあります。

でも、やはり人は幸福になりたいんだなあと、ここに来ると、幸せを希求する人々の息吹などを感じられて、居心地は悪くないです。ただ、チャラい雰囲気満載なので、硬派な廃駅マニアの方にはお勧めできないスポットでもあります。

中札内の市街地のど真ん中にある道の駅で、すぐ近くにはホームセンターやスーパーなどもあって、観光客がメインの客層として想定されていることが多い道の駅、という施設ではありますが、ここは地元の方の来館も非常に多い印象を受ける道の駅です。館内には休憩スペースなどもあって、中札内の観光情報などが得られるブースも設置されているので、ドライブ途中の情報収集にも良い所ですが、私が良いなと思ったのはここのお絵描きコーナーで、フリースペースにダイナミックに描かれていました。尚、年齢制限は特にないそうなので、大人の方も童心に帰って、お絵描きしてみるのも楽しいかと思います（見られると恥ずかしいけど…）。

広大な畑が広がる、十勝らしい光景が間近で見られるエリアのど真ん中にある産直売所で、特に有名なのは枝豆ですが、それ以外にも、中札内で採れた新鮮野菜が沢山リーズナブルな価格で販売されています。私は8月下旬の訪問、ということで、まだまだ収穫シーズンの始まりの頃でしたので、野菜の種類は少なめでしたが、秋以降になると、その品揃えも豊富になる、とのことでしたので、産直目当ての方は、特に秋の訪問がお勧めです。

広大な十勝平野のど真ん中に位置する更別村は、典型的な十勝の農村という印象の村で、この道の駅でも、特産物の馬鈴薯を始めとした、沢山の新鮮野菜なども販売されていますが、更別ポテトチップ（130円）というのが名物になっていますので、これが一押しです。
また、この道の駅の屋外には、道内の道の駅を巡る双六が描かれている小公園があって、お子様には特に楽しい遊び場だと思います。更に、鉄道マニア的にはここに展示されている旧国鉄広尾線の上更別駅駅名標の姿に感動しました。（但し、肝心の上更別駅跡は、上更別地区の市街地やや南寄り、道の駅からは3キロ以上離れた場所に、寂しげに看板が設置されていました。）

ナウマン象の化石が発掘されたことで有名な忠類を象徴する公園で、ゆったりとしたレイアウトの中に遊具や遊歩道なども整備されていて、とてもリラックスできる所です。中でも癒されるのが、微笑ましい姿の親子のナウマン象像（象の像、というのがややこしい…）で、お母さん象のしっぽを、頼りなさげなお鼻で掴んでいる子象の姿に特に癒されます。

旧忠類村域の市街地やや南方にある道の駅で、近くにナウマン象記念館、ナウマン公園が隣接していますので、付近の散策を含めて、包括的に楽しむのに適した道の駅です。道の駅の施設としてはこじんまりとした印象で、休憩スペースもそれ程大きくはありません。また、この道の駅は農産物の直売所がかなり離れた別棟として設置されているので、農産物目的の方は、こちらに足を運ぶ必要があります。

今でこそ、幕別町と合併し、かつての忠類村としての存在感が少し薄れてしまっている印象がありますが、やはり虫類といえば、旧村域で発掘されたナウマン象が有名で、国道沿いの道の駅傍にも立派な記念館が設置されています。
付近も公園として整備されていて、休憩スポットとしても居心地が良いですし、お時間があれば、発掘現場も割と近くにありますので、併せて足を運ばれることをお勧めいたします。