チュンチュ３１９さんのクチコミ(139ページ)全5,486件

朝鮮時代の正宮として、王の政務の場、王の生活の場として知られています。これほど壮大な規模を誇るものは他になく、韓国を代表する古宮のひとつに挙げられます。王宮内の建物を全て見て周ると時間も多く必要になり、休みながらの散策になりました。

なだらかな丘の上に一面芝生が広がっていて、まさに訓練場そのものです。韓国式弓道の練習場が設けられていて、一般の人も有料で弓の練習をさせてもらえます。秋の華城祭では実演もしてくれるとか説明がありました。的に当てる事は大変でした。

華虹門のすぐ横にあり水原城随一の景観を誇ると思われる訪花隋柳亭は、もともとは見張り台であり兵士の休息所ですが、他の建物と少し違っていて、小高い丘の上に建っていて、下には龍池を控えていました。季節を感じられる場所のようなので、食事もできそうな感じでした。

華城には水原川が南北を横切り流れており、城がつながった部分には水門を設置し、北側には北水門、南側には南水門が作られています。華城の北水門として7つの虹模様の水門が設置されていました。水と敵からの侵攻を防ぐだけでなく、華城のシンボルとしての役割もあるように感じました。

朝鮮時代から残る韓国の伝統家屋「韓屋」が密集するエリアで、王族や両班と呼ばれた当時の貴族たちが住んでいた、歴史の面影を色濃く残している地域でした。家屋の屋根が瓦であることが特徴で、塀と門扉に囲まれた屋敷が印象的でした。

仏国寺の駐車場に隣接した鐘閣です。斜面から突き出た建て方で、見晴らしも良くなっていました。屋根の形状も独特で、庇の下の模様が細かく描かれていて、装飾も奇麗に施されていました。大きな鐘楼を釣り上げてあり、その重厚さを感じました。

仏教の教理を具現した仏国寺は、大雄殿・極楽殿・毘盧殿・観音殿の４つのエリアに分かれています。また、石窟庵は花崗岩を加工してつくられた人工石窟で、花崗岩の切り石を積み上げたドーム型になっており、さらに重さ20トンの天蓋石が上に載っていることから、花崗岩の奇跡と呼ばれています。１２００年を経過しても風化していないのには驚きます。

羅漢殿とは、悟りを開いた仏様の弟子を指し示す言葉です。この建物は最近になって作られたもので、特に修行に秀でた16人の弟子を祀った場所です。中央に釈迦牟尼像、両側に提和竭羅菩薩像、弥勒菩薩像が並んでいました。どの像も可愛らしい顔をしていて、気持ちも和みました。

仏国寺の中でもっとも早く作られた建物であり、華厳経の講義を行う学校のようなところだったそうです。飾り気のない質素で、質実剛健な雰囲気の建物は、物の真理を諭すように言葉や文字はあくまでも媒介物であって真理そのものではないという意味が込められているように感じました。

仏国寺の山門にあたります。仏法を守護する四天王がここで睨みをきかせており、寺院を邪悪なものから守っているようです。右奥が持国天、手前が増長天、左手前が広目天、奥が多門天です。それぞれの像の足元には邪気が踏みつけられていて、何となくユーモラスに見えました。

安養門に上る階段で、上の8段が七宝橋、下の10段は蓮華橋と呼ばれているようです。青雲橋・白雲橋と同様に阿弥陀仏の極楽世界に渡る橋という意味が込められています。蓮華橋にはその名の通り階段の上部に蓮の花が彫刻されていたようです。俗世と仏国土を結ぶ4つの橋の１つで、国宝に指定されている貴重な階段を鑑賞出来良かったです。

この建物は1973年の補修工事の時に復元されました。中には本尊として金銅毘盧遮那仏座像が置かれています。毘盧遮那仏は華厳経の教主で太陽、光明の象徴とされているようです。日本では東大寺の大仏と同じ仏様で、何となく親近感が湧いたように感じました。

大雄殿側から極楽殿へと入ります。極楽殿にはすべての衆生を救済し、西方極楽浄土に往生させる阿弥陀如来の像が安置されています。朝鮮時代の1750年に修復したものをさらに1925年に再建されたようです。堂内には阿弥陀仏の極楽世界が描かれ、浄土の世界を垣間見たような気がしました。

紫霞門に上る階段が青雲橋・白雲橋で、2段に別れた上の16段が白雲橋、下の18段が青雲橋と呼ばれます。階段であるのに橋と呼ばれているのは、紫霞門を越えて釈迦如来の彼岸世界に渡るという意味に表したもののようです。門をくぐり抜けるとそこはもう仏様の住む世界に入る厳かさを感じました。

仏国寺の本殿にあたり、681年ごろ創建されたと思われ1765年に再建されています。大雄殿には釈迦三尊仏（釈迦牟尼、文殊菩薩像、普賢菩薩）が安置されていました。この2つの石塔と大雄殿前にある小さな石塔は焼失を免れ8世紀に創建された当時の姿を残しています。こんな韓国仏教の世界に触れられ心休まる思いを感じました。

新羅仏教芸術の最高傑作とされる国宝の寺院で「ユネスコ世界文化遺産」にも登録されています。本尊の「釈迦如来坐像」は仏教美術史に残る傑作と言われています。石窟庵入口から本尊が安置されている石窟庵までは、約１km歩かなければならないため歩きやすい靴で訪れる事を勧めます。

大韓仏教曹渓宗第11教区の本寺であり、韓国を代表する寺院として広く知られています。仏様の世界である仏国土を現世に再現することを目的として建設されたと言われています。仏国寺では6つの国宝を始めとして統一新羅時代に作られた貴重な文化財を鑑賞する事が出来ました。

築130年近い母屋は、入母屋造の総二階建で、濡れ縁には折鶴がくりぬかれ､当時としては､少々派手な仕様だったようです。現在も昔ながらの手打ちそばとして､創業三百年の伝統の味を守られている様で、当日は新そばを楽しむ事が出来ました。

台北スイーツの定番と言えばマンゴーかき氷がありますが、マンゴーを直接製氷機に入れて作る雪花冰が名物の店です。飲食店や小物雑貨を扱う店が連なる永康街の通りの中にあり、行列のできる店の１つでした。マンゴーミルクのかき氷に台湾産のマンゴーが山盛りでフルーツをしっかり食べる事が出来ました。

MRT淡水信義線の圓山駅は、地上で高架にホームのある駅になります。駅前には「花博公園」や台北故事館・台北市立美術館などがあります。線を挟んで反対側には孔子廟や保安宮がありました。狭い範囲ではありますが、大龍街夜市も観光のポイントの様でした。地上の駅なので、改札を出ると視界が広がっていて緑が広がっている印象がありました。