あおしさんのクチコミ(304ページ)全6,509件

三瓶山にリフトで登り、展望台で身体が冷えてしまったので、日帰り入浴で入れるところを探しました。
国民宿舎で夜８時まで日帰り入浴は可能でした。
たくさんの浴槽があり、ゆっくり温泉を楽しむことができました。
日中ならランチも取れるようです。

すぐ近くの旅館に泊まったので、旅館主に勧められて寄ってみました。
石見の「一ノ宮」ということもあり、思った以上に立派な本殿でした。
物部とは、飛鳥時代に蘇我氏や聖徳太子と争い滅亡した物部氏のことで、ここまで逃げてきて、神社となったそうです。
境内には馬の銅像もありました。

世界遺産になった石見銀山。
しかし、銀が取れたという「穴」（間歩）は一般開放されているところは見ても、「ふーん」でしかないでしょう。
むしろこの銀山とともに発展した町並み、そして現在でも多くの住民の方が住んでいるこの町の方が見応えがあります。

国道を江津から石見銀山に向かっている途中で夕食を取るために立ち寄りました。
ドライブインやパーキングエリアにあるような食堂です。
セルフサービスが基本の店にしては、少々高いと思いました。
江津の名物であるポーク焼肉定食は1200円でした。

温泉津温泉の町並みは保存地区になっており、また石見銀山とともに世界遺産となっています。
ただ、町並みも風情はあるものの、さほど古さは感じられず、昭和40年から50年代の町の雰囲気でした。
世界遺産というブランドに期待するとがっかりするかもしれません。

石見銀山が栄えたときの豪商の家です。
江戸時代末期の家屋敷が現在も残っており、当時の豪商の栄華を感じることができるでしょう。
カフェにもなっており、銀山や大森の町並みを歩いた後に一息いれるにもいい場所にあります。

内藤家は戦国大名・毛利元就が石見銀山を手にいれたときに、銀を輸出するための湊をここにつくり、その温泉津の代官として任命されました。
毛利家が撤退後も、温泉津の庄屋としてこの町を支配していたたとのことです。
湊に近い場所に立派な屋敷があり、当時の内藤家の栄華を忍ばせます。
ただし、残念ながら非公開で家の中に入ることはできませんでした。

廃止間近で三江線めぐりをしているときに、日帰り温泉に立ち寄りました。
温泉からは三江線が見えます（もっとも本数が少ないので、走ってる三江線を見るチャンスはほとんどないでしょう）。
ランチも取れますが、ビュッフェ形式です。
しかも最近は三江線を組み入れたツアー団体が立ち寄ることが多く、予約は受け付けてくれないことも多いようです（私もそうでした）

三江線めぐりで粕淵駅周辺で食事ができるところなので、ここに寄りました。
店といっても普通の家で、テーブルは１つ、あとキッチンに１つだけ。
焼きながらということで、キッチンの中のテーブルで食べましたが、何とも言えない感じです。
この店は通販をメインにやってる店だそうで、店に来るお客さんはさほど多くなく、こんな感じだそうです。
味はとてもよく、ボリュームのあるお好み焼きでした。

石見銀山で栄えた大森の町並みの入り口にある資料館です。
かつてはここに江戸幕府の代官が屋敷を構えて銀の管理をしていたそうです。
現在の屋敷は明治時代につくられた屋敷を再現したものです。
世界遺産センターとは違った、銀山と「銀」の勉強にいいと思います。

人取橋の合戦は、二本松城を攻める１９歳の伊達政宗に対して、福島の豪族、会津の芦名氏、常陸（茨城県）の戦国大名佐竹氏が３万の連合軍で攻めてきました。
伊達政宗の軍勢は４分の１の約８０００。
父を失い１９歳の政宗にとっては最初の試練だった戦いです。
鬼岩左月など有力な家臣を次々に失い、伊達軍は壊滅寸前に追い込まれますが、なんとか引き分けに持ち込みました。
晩年政宗は、徳川３代将軍徳川家光（家康の孫）に「もっとも苦しい合戦だった」と語ったそうです。
現在は国道沿いの水田となっていて、双方が激戦を繰り広げた人取橋は水田の中の小さな橋になっていました。

北陸新幹線が開業したときに、JR北陸本線の新潟県内の部分が第三セクターの鉄道に転換されたものです。
「日本海ひすいライン」の名称とおり、ひすいの産地である糸魚川近辺や日本海沿いに走ります。
途中の筒石駅はトンネルの中の駅で、地上出口まで300段の階段を上らないといけない珍しい駅です。

この前川邸は新撰組の「第二の屯所」として使われていた建物です。
長州藩志士・古高俊太郎はここで新撰組に拷問され、池田屋で志士の会合があることを自白し、池田屋の変がおきました。
また新撰組総長・山南敬介が切腹したのもこことされています。
個人宅なので建物内部までは入れませんが、新撰組ファンの人なら建物を見るだけでも感慨深いものがあると思います。

宇治は源氏物語の舞台だったところ。
というわけで、ここに「源氏物語のミュージアム」があります。
源氏物語は何度か挑戦したんだけど、その良さがわからず、いつも挫折。
でも、いろんなセットがあって、源氏物語の好きな人なら１日いられるかも。

ここは平清盛の娘で、高倉天皇の皇后になり、安徳天皇の母だった健礼門院徳子が後半生を過ごしたお寺で有名なところです。
父清盛は藤原氏をマネして、天皇の外戚となるため、徳子と高倉天皇を結婚させました。
政略結婚ではありましたが、安徳天皇を生み、父・清盛が喜びのあまり涙を流したときが彼女にとって一番幸福だったことでしょう。
しかしその後は天国から地獄へまっしぐら、夫・高倉天皇の死、木曽義仲や源頼朝などの源氏勢力の旗揚げ、父・清盛の病死、やがて平家一門は源義経により壇ノ浦で敗北します。 徳子も平家の武将たちや、清盛の妻・平時子、わずか８歳の安徳天皇、平家の武将たちの妻と一緒に海に身を投げますが、彼女だけは助けられ、このお寺で尼になり、安徳天皇や平家一門の菩提を弔ったということです。
「平家物語」は後白河法皇が彼女を訪ね、彼女のあまりのわびしい生活ぶりに驚き涙する、というところで終わります。
男たちの権力闘争に翻弄された生涯を送った彼女は「平家物語」の悲劇のヒロインと言えるでしょう。

このお寺は７年ほど前に放火にあい、徳子の時代からの本堂などは燃えてしまい、今は再建されたものです。
晩年の徳子を偲ぶようなわびしい雰囲気でした。

冬の大原に行ったときに立ち寄りました。
大原と言えば三千院が有名で、この寺は小さくて知名度は低いですが、庭がいいです。
ちょうど柱と合わせてみると、額縁の中の絵のように見えます。
しばらく見ていたかったですが、冬だったのでとても寒かったです。

清水寺、金閣寺と並ぶ修学旅行の定番、「京都の顔」と言えるでしょう。
足利8代将軍・足利義政の隠居の場で、妻日野富子、息子足利義尚とうまくいかず、逃げ出した「家出」の場でもあります。
華やかな金閣、スケールの大きい清水に比べれば銀閣と東求堂しかないささやかなお寺ですが、落ち着いた雰囲気は一番いいと思います。

京都に行った帰りに信楽に寄り、その後貴生川から米原まで近江鉄道に乗りました。
昔西武鉄道で活躍していた電車がここで使われていて、懐かしかったです。
ただ、線路の路盤の手入れがよくないのか、よく揺れました。
水田の中をのどかに走り、車窓はとてもよかったと思います。
信楽鉄道と近江鉄道1日乗り放題のフリー切符が1000円で売っています。

週末や連休の京都のホテルはシングルでも1泊2万3万とバカ高い。
その点このカプセルは3500円と「寝るだけ」ならとてもコスパがいいです。
場所も京阪電車終点出町柳駅から徒歩１５分程度、200円支払って叡山電車で1駅の元田中駅なら5分ほど。
またバスも京都駅方面への路線があります。
風呂は共同のシャワーとバスがありますが、熱いお湯はでなかったので、バスは使い勝手が悪かったです。
漫画喫茶経営のため、マンガ本を無料でカプセルへ持ち込むこともできます。

かつて赤字ローカル線として国鉄から切り捨てられた鉄道です。
小さな鉄道会社ですが、頑張っています。
信楽と言えば「狸の置物」で有名なためか、電車の中にも狸の置物が置いてありました。
片道460円ですが、土日は信楽鉄道と近江鉄道乗り放題のフリー切符が1000円で貴生川駅の近江鉄道きっぷ売り場などで買えます。