古に思いを寄せて往時を偲ぶ大門 ~ 島原大門
- 3.0
- 旅行時期:2022/06(約4年前)
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by 機乗の空論さん(男性)
京都駅周辺 クチコミ:10件
江戸時代の京の都で最大の花街であり伝統と格を持った島原遊里・遊郭の出入口にあたるところが「島原大門」です。
寛永17年に日本初の幕府公認の花街である島原遊郭の周囲を塀と堀で囲み大門を一ヵ所設けて隔離し遊女を疎外する目的で造られてます。
すなわち、この大門からでしか外の世界へ通じる道がないことを示しています。
大門自体は一般的な高麗門形式の造りで、大きさも江戸の吉原大門ほど大きくはありませんが一間幅、本瓦葺の切妻造りで東口にあたるところに設置されました。
往時江戸の吉原・大坂の新町・京の島原と三大遊里・遊郭として繁栄の頂点だったようです。
門内は通りの左右に格子造りの古い揚屋・置屋が整然と並んでいたと言います。門前には通称・出口の柳、さらば垣、また門前通筋には思案橋と粋に名付けられた橋もあったようです。
古に思いを寄せて当時を偲んでみましょうか!。
- 施設の満足度
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3.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.0
- 市バス島原口バス停から徒歩
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 静かな住宅地に佇み大門です
- バリアフリー:
- 3.0
- 普通に問題ありません~
- 見ごたえ:
- 3.5
- 高麗門形式の情緒が醸し出す遺構です
クチコミ投稿日:2022/08/04
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