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吉香公園(きっこうこうえん)は、錦帯橋から白壁の町並みを抜けた場所にある神社で、名前からも想像がつきますが、岩国藩の藩主であった吉川家の先祖を祀るために建てられました。
木造の本殿は１７世紀の建築ということですが、なかなか風格のある建物です。また、すぐ傍には錦雲閣がありますが、これは元々吉香神社の絵馬堂として建てられたものです。
周辺の歴史地区と合わせて散策にはちょうど良い場所ですが、特に紅葉のシーズンがお勧めです。境内にある大銀杏から降りかかる銀杏の黄色い葉が非常に美しく、周辺の紅葉の赤さとの競演が素晴らしいです。

吉香公園(きっこうこうえん）は錦帯橋とロープウェイの山麓駅の間にある広い公園で、大きな噴水があり、市民の憩いの場となっています。春は桜、夏は緑、秋は紅葉と全ての季節に見所があり、通りがかりの観光客や散歩に来る市民など人通りが絶えません。観光地というより、岩国近辺の観光では歩きますので、疲れ休めに良い場所です。

岩国城ロープウェイの山麓駅のすぐ近くにある旧目加田家住宅は国指定の重要文化財となっており、岩国錦帯橋地区の歴史的建造物群の一つです。建築は18世紀の中ごろということですが、多く現存している藩主クラスのいわゆる白壁の豪邸ばかりではなく、こうした一般の武士階級の家屋としての保存価値が高いそうです。
拝観自体は無料ですが、入り口から入ってぐるっと周っただけで終わってしまいますので、岩国観光の一つのルートとして考えたほうが良いです。

岩国城は、歴史的には毛利氏支族の吉川氏により建てられた城ですが、一国一城令の発令によりわずか７年で廃城となっています。そのため、この天守閣は安土桃山風に建てられた模擬天守で、場所も過去にあった場所から眺望をよくするため50mほど山際に移動して建てられています。
城としては典型的な山城で、かなりの標高がありますので、戦国時代ならまだしも、江戸時代に残っていたとしても、城主の居館は山麓中心であったろうと想定されます。城へのアクセスは岩国城ロープウェイで山頂駅まで５分、そこから遊歩道を歩いて約10分ほどの場所にあります。
天守閣は模擬天守としてはお約束の１～２階は刀剣等の博物館、３階は全国の名城の写真展示、４階は展望台となっており、展望台からは眼下に錦帯橋を見ることができます。展示物は吉川家代々のものは下の吉川資料館にありますので、ここは一般的なものしか飾られていません。
どちらかというと城としてより、展望台として価値があるという天守閣ですね。

岩国に来て何年かたちますが、岩国美術館には行ったことがなかったので、散策ついでに寄ってみました。
この美術館は錦帯橋から歩いて５分ほどの、岩国城ロープウェイの山麓駅のすぐ傍にあります。
収蔵品の多くは刀剣類や甲冑等、正直吉川資料館や岩国城、毛利氏博物館とかぶっていますので、違いが良く分かりませんでしたが、最大の見所は川中島合戦屏風図です。TV等でも見る有名な武田信玄と上杉謙信の一騎打ちを描いた屏風画はここにありました。
美術館と言う名前ですが、収蔵物は歴史資料館といった感じですので、どちらかと言えば歴史好きの方向けだと思いました。

その名の通り、毛利氏支族の吉川家に伝わる歴代の書物・武具等を保管・展示している資料館です。館自体も旧吉川家の居館を使用した歴史ある建物です。
ご存知のように関ヶ原の戦いでの立場により毛利氏本体が取り潰し瀬戸際にあり、その仲介として動いた吉川家の所管類が残っているのが非常に興味深いです。また、有名な山中鹿之助の武具類も展示されており、何故かと考えたら、最後に鹿之助が殺害されたときの実行役が吉川元春であったためであることを思い出しました。
節季によって展示物が変わるようで、全部見るには４回いかなければならないかもしれませんんが(私は2回)、歴史に興味があればそそられる展示品があると思います。

岩国徴古館(ちょうこかん)は岩国の郷土の書画や芸能等を保存するための施設で、いわゆる歴史博物館といったところです。入場料は無料なので、収蔵物に関してはあまり期待しないほうが良いですが、吉川氏の歴史や、錦帯橋の成り立ち等をビデオで紹介していたりしますので、近くの歴史博物館とセットで見れば、その歴史が良く分かります。(特に関ヶ原の戦いにおける吉川広家の暗躍のせいで、毛利本家から受けた差別等、知っておく必要があるでしょう。)
また、建物も昭和１５年の建築ということで、歴史を感じさせます。
どうしても、という場所ではありませんが、無料ですし、他の資料館とのセットで見てみるのも良いでしょう。

(岩国観光案内シリーズ)
錦雲閣は錦帯橋から程近い、吉香公園内に建つ木造の建造物です。元々は岩国藩主の吉川家の菩提を弔う吉香神社の絵馬堂として建てられたものだということです。
天気の良い日には、前の堀に映った姿がきれいで、特に紅葉のシーズンは、近くの紅葉谷と共に見事な紅葉で包まれます。
立ち寄る観光名所というほどのところでもありませんが、散策の際に自然に目に入るでしょう。

岩国の錦帯橋から、岩国城へ向かう歴史地区の一角にある長屋門です。
この付近は白壁の家々が立ち並び、岩国の昔の城下町の情景を今に伝えています。門自体は立派ですが、中は個人宅ということで入れませんので、建造物としての観光のみになります。

こちらも錦帯橋の袂にあるアイスクリーム屋で、沢山の種類のアイスクリームが置いてあります。でも、種類に関してはオーソドックス系が中心ですので、軍配は隣のむさし商店にあがります。
といっても、元々はこの佐々木小次郎商店が先にあったのですが、後からむさし商店がでてきて巌流島よろしく決闘になりました。しかし、見ているとむさし商店のほうがほんの少し錦帯橋に近く、その種類の多さでTVでも取り上げられられたりしたので、どうも最近は優勢のようです。
元々岩国は佐々木小次郎ゆかりの地ですので、岡山出身のむさしには負けてほしくないところですが、対決自体は面白く見ています。
(個人的にはオーソドックスな小次郎商店のほうが好きです)

錦帯橋の袂にあるアイスクリーム屋で、TVの何これ珍百景でも取り上げられた、異常なほど多くの種類のアイスクリームが置いてあります。普通のアイスだけではなく、シナモンならまだ分かりますが、生姜や唐辛子、せんべいや大福まで１００種類以上。名前を聞いただけでも名にそれ状態ですので、凄い人気になっています。
隣の佐々木小次郎商店とのアイスクリーム対決も面白いので、話の種にどちらかでも食べてみましょう。１日一つ食べても3ヶ月以上は掛かる計算ですが…。

父が岩国に来る際に宿泊場所としてとまりました。
錦帯橋のまん前に位置し、展望露天風呂からはライトアップされた錦帯橋が見えると、観光には最高の立地です。
施設はさすがに年季が入っていますが、所々に飾ってある写真等に歴史が感じられます。
特に会食をした特別室では、連合艦隊がハワイ奇襲に出発する前に最後の宴をここではったとのことで、山本五十六長官を始めとした全艦隊長揃った記念写真が飾られていました。
また、当日は３月というのに岩国では珍しく雪が降り、雪の錦帯橋を眺めることもできました。
ただ、一つ難点があったのは、父が車椅子でしたが、出入り口等にはスロープの配慮がありましたが、部屋は普通の部屋で、風呂やトイレに入るところで段差があり、苦労したとのことでした。このあたりはそうした目で見れないと難しいと思いますが、他は満足でした。(なお、写真は最近のものです。)

岩国に来てから早７年、今更になって錦帯橋のまともな写真がないと気がつきましたので、改めて行ってみることにしました。
錦帯橋は現在の姿で４代目ということで、約１０年前に全面架け替えが行われています。また、私が来てからも台風で橋脚の一部が流されるなどの被害もありましたが、今も昔の姿をそのままとどめおいているのは、素晴らしいことです。
錦帯橋は春は桜、夏は花火と鵜飼、秋は紅葉とどのシーズンに行っても良いですが、やはり最高なのは桜のシーズンです。毎年お花見で飲んでしまって写真など思いもよらなかったのが残念ですが、河川にそって一面桜が咲き乱れる様は、最高の景色です。その分、お花見の場所取りは大変で、まだ肌寒い中早いうちから場所の確保が必要です。
また、紅葉のシーズンも錦帯橋から紅葉谷にかけての紅葉がすばらしく、この時期も観光客でにぎわいます。
どのシーズンでも良いですが、一度見てみることをお勧めします。

旧国道２号線を岩国から玖珂方面に行きますと、錦銘路との合流点付近に大規模な店舗があります。駐車場も３つほどあり、充実はしていますが、残念ながら料理の回転が着いていけません。入り口のところで、食券を買って入りますが、そこからかなりの時間を待たされます。作るのに時間がかかるというより、どうも大人数の客に対応できていないと思います。
料理自体はそれほど種類もなく、３つの具が入った巨大なお結び「山賊むすび」と鳥の足の串焼き｢山賊焼き」がメインですが、特に山賊焼きはタレがおいしく、これを目当てで行くことが多いです。
何分混みますので、地元の人はあまり行かず観光客中心ですが、もっと回転を早くしてほしいというのは変わっていません。

岩徳線西岩国駅は錦見の分岐点から少し行ったところにありますが、大正年間の建築ということで、非常に歴史を感じさせる駅舎です。
岩徳線自体が主要路線ではないため、大きな改築を免れていたともいえますが、この駅舎に１両編成のディーゼル車が入ってくるところは、一昔前のローカル線さながらの光景でなかなかのものです。栄えれば新しく改築されていしまいますし、乗降客数が少なければ廃線になってしまう世の中ですので、こうした路線にはがんばってほしいとことですが…。

慰安旅行で利用しました。
なぜ柳井かと言うと、終業後に普通に行ける場所だったからですが(笑)。
ホテル自体は、それなりのレストランがあり、結婚式場が併設されという一昔前の市の中心のグランドホテル的な趣で、設備もそろっていました。
ただし、レストランは以前は複数あったようですが、閉じてしまったようで、実質的に１件しかありませんでした。
部屋は広く、２人部屋でも４人くらいは軽く泊まれるほどでした。
売りが少なくなっている感じがありますので、できれば人工温泉でも良いですが、大浴場があれば、もっとゆっくりできそうだとは感じました。

港方面から函館山ロープウェイの山麓駅へ歩いていく坂の途中に高田屋嘉兵衛の銅像が建っています。と言っても、郷土の以外でこの名前でピンときたらかなりの歴史通でしょう。
私は司馬遼太郎の本で読んだことはありましたが、ここに銅像があるとは知りませんでした。政情不安な江戸末期にロシア外交で活躍したというイメージですが、本業は廻船問屋のため、蝦夷地の発展に大きく寄与した恩人だからということです。かなり背の高い像なので、函館山ロープウェイ方面に向かえば気づくはずです。

函館の本町地区にある教会で、ハリスト教会の隣にありますが、こちらはプロテスタントの教会です。こちらも同じように白亜の木造建築が美しく、夜はライトアップされた姿が幻想的に映し出されます。
教会の聖堂は半円を描いた屋根が印象的で、尖塔のあるハリストとは対照的に優美な曲線美が感じられます。元町地区の散策でセットで見に行くと良いでしょう。

お城めぐりシリーズで行きました。
松山城は現存１２天守の一つで、西日本にいるうちにできるだけ見ておこうと思ったのが旅行のきっかけです。
今坂の上の雲が放送されており、松山もブームになっていますが、そこはかとなく明治の匂いが感じられるような街です。
お城は平山城ですが、かなり高いところにあるので、リフトを利用します。
スキー場以外でリフトに乗る機会はあまりないので、それだけでも珍しいのですが、天守に上がるにはそれから更に歩きます。
天守閣は複郭型で、見る方向により感じが変わり、なかなか見応えがあります。大きさはそれほどではありませんが、高台なので天守閣からは松山の町が一望できてます。
松山観光の際には是非立ち寄っててください。

角島の一番先にある灯台です。
付近は映画の舞台になったこともあるということで、良く整備されており、周囲の海の美しさとあいまって、南国の島沖のような景色となっています。
灯台は内部に階段があり、歩いて登ることになりますが、観光シーズンに行くと小さな灯台ですので、上部はかなり混みます。
また、風もかなり強いため、帽子とか飛ばされないよう注意しましょう。
いずれにしても、大変良い景色が見れますので、角島に行ったら必ず行ってみましょう。