ケロケロマニアさんのクチコミ(426ページ)全12,309件

詳細な説明は画像で確認して頂きたいと思いますが、こちらのスポットは、元亀の兵火と呼ばれる人災により完全に焦土と化した比叡山の復興に尽力した慈眼大師の霊廟として知られています。坂本地区の東照宮手前にひっそりと佇んでいて、訪れる人も稀な静かな風情がとても美しく感じました。6月の訪問でしたので、お堂の傍に咲き誇る見事な紫陽花にも心を奪われました。

山頂付近が遊園地になっている生駒山では、その三角点がどこになるのか、ピークマニアにとっては非常に気になる所かと思いますが、実は三角点は遊園地内のアトラクションの一つ、子ども用汽車の周回コースの中央部にあります。なかなか意識していないと発見し辛いですが、この汽車コースの”駅名標”が、文字通り”頂上”となっているのがユニークでした。

こちらの遊園地は、生駒ケーブルの山上駅に直接隣接していて、遊園地目的でないと、ケーブルを降りていきなり遊園地のゲートがありますので少々驚かされるかもしれません。ただ、遊園地の入場は無料ですので安心して中に進んで大丈夫です。乗り物に関しては勿論有料となりますが、セット券なども発売されていますので、遊園地目的の方はこうしたレジャーチケットの購入がお勧めです。

三重県の最西端域、奈良県境の程近くにある美旗古墳群は、三重県下では最大規模を誇る前方後円墳があることで知られています。その中心となる馬塚古墳へは、近鉄の美旗駅から徒歩5分位の近距離にあり、鉄道の移動がてらに気軽に立ち寄ることが出来るので、是非途中下車して、前方後円墳の”山頂”まで足を運んでみて下さい。

近鉄管轄の西信貴ケーブルの終着駅としても知られる高安山ですが、ここは信貴山観光の途中に寄られるという方が多いようで、意外と山自体のピークに注目されていないように感じました。私はせっかくなので、ケーブル乗車後に山頂を目指しましたが、距離的にはさほどではないものの、最後の最後でちょっと判り辛い登山道へと進むことになります。すぐ近くにある気象台のレーダー観測所の施設が分岐への目安となりますが、錆びた看板に高安山と記されていたり、反対側の分岐からは電信柱にマジックで頂上はこちらと書かれていたりと、ちょっとマニアック過ぎる分岐標識になっていますのでご注意下さい。

こちらのお寺は、現在では美しい庭園があることで知られていますが、境内に注目してみても、さりげなく芭蕉の句碑が設置されていたり、美しい穴大衆積みと呼ばれる石垣の上に白壁が結構長さで存在感を示していて、なかなかの見応えがありました。庭園は紅葉の時期が最高に素晴らしいとのことでしたので、それ以外の季節に訪問する際には、境内の魅力にもっと注目されても良い寺なのかなと感じました。

東塔・西塔・横川の3地区に跨る広大な敷地を有しているお寺で、各地区はシャトルバスで結ばれていますので観光ではお世話になる機会が多いかと思いますが、このシャトルバス、設定の運賃が結構高いので、バスだけの利用はちょっと割高に感じるかと思います。延暦寺に関しては、他の交通機関（ケーブルやバス、京阪電車、叡山電鉄など）がセットになった色々なセット券が発売されていて、その多くがこちらのシャトルバスも利用できますので、やはりセット券でのシャトルバス利用がお得だと思います。

延暦寺内の3つの地区の中の一つで、釈迦如来をご本尊とする重要文化財の釈迦堂や、常行堂と法華堂の二棟から成るにない堂と呼ばれる建築が最大の見所となっています。個人的には、釈迦堂から少し登ったエリアにある弥勒石仏や相輪橖などが、訪れる人も少なくて静寂の中にひっそりと佇む姿が美しくて一番良かったです。

延暦寺の３つある地区の中でも、この横川（よかわ）地区は東塔・西塔からはかなり離れていて、ハイキング目的でない方は、エリア内を循環しているシャトルバス利用が現実的だと思います。横川中堂や四季講堂など、見所は幾つかありますが、個人的には根本如法塔や龍ヶ池付近の静寂の佇まい、虚子塔や道元禅師得度の地など、渋いミニスポットも沢山点在していて、その多くは、賑わいを見せる東塔地区とは別世界の雰囲気で、人混みを避けて静かに過ごしたい、という方には一番お勧めの地区です。

延暦寺は３つの地区に跨る広大な規模を誇る寺院ですが、その中心となるのがこちらの東塔地区で、国宝の根本中堂を始め、沢山の見所が点在しています。東塔内を観るだけでもかなりの時間を要しますので、他の地区とのバランスを考えながら見物していくことが重要です。尚、国宝の根本中堂内は、撮影厳禁となっていますのでご注意下さい。ここでは住職さんの有り難いお話を拝聴することが出来ますので、中堂だけでも最低30分程度の拝観時間を確保されることをお勧め致します。

生駒ケーブルの乗り継ぎ駅ともなっていることで有名な宝山寺ですが、ケーブル駅からは結構な石畳道の登りが続きます。私の訪問時点では本堂が工事中で、その全貌を望むことが出来ませんでした。尚、このお寺はちょっとユニークで、お寺であるにも拘わらず獅子閣と呼ばれる美しい洋風建築があり、こちらは重要文化財にも指定されていますので、是非お見逃しなく。

京都府と滋賀県の府県境に位置する、標高８４８ｍの山ですが、比叡山頂のバス停から、三角点がある山頂までのルートに関しては、案内板などの設置がなく少々判り辛い印象を受けました。バス停からは、バスの待機場が続くエリアの奥に続く道を登る感じで進むとやがて山道になり、程無くして山頂に達することが出来ますが、付近の詳細な地図はお持ちになった方が良い山かと思います。尚、迷わなければ、比叡山頂のバス停から正確な大比叡の山頂までは、片道徒歩10分程度の距離です。ピーク付近は樹林帯となっていて、景色は全く望めないのが残念でした。

こちらの道路は、その名の通りドライブに適した景観の良い山岳ルートとなっていますが、お車以外の旅行の方も、京都市街地方面から比叡山頂方面行きのバスが運行されていて、これに乗車すると気軽にその景観を楽しむことが出来ます。バス利用だと、丁度ドライブウェイの入口付近のバス停にてちょっとした停車時間があって、トイレに行くことが出来るのも良かったです。

こちらのお寺は叡山電鉄の北の終点、鞍馬駅のすぐ近くに山門があって、ここまでは簡単にアクセスすることが出来ます。本堂まではケーブルが設置されていたりとかなり長距離の行程となりますので、見学時間はそれなりに掛かるお寺です。十分な時間を確保して見物したいお寺だと思います。

こちらのお城は、天守閣は和歌山市街地の高台に立地していますが、堀や石垣、庭園など見所は点在していて、まともに見物しようとするとかなりの時間を要するお城だと思います。また、私の訪問時は6月でしたが、丁度紫陽花が見事に開花していて、とても見応えがありました。お花が好きな方にもお勧めの名城です。

こちらの海水浴場は、和歌山市街地の南西、和歌浦地区にある海水浴場で、交通アクセスが便利な上、駐車場も広々としているので、お車の方も安心して利用できるビーチだと思います。私の訪問時はまだ海水浴シーズン前でしたが、ビーチバレーやデイキャンプを楽しむ人達で案外賑やかでした。地元の方が散歩やジョギングしている姿も多く見られ、シーズン以外は海水浴場というよりは海浜公園のようなテイストが強いスポットだと思います。

こちらの施設は、片男波公園の入り口近くにある博物館のようなスポットですが、入場無料で楽しめるのがまずお勧めです。館内中央部には映像ホールがあって、和歌浦の歴史を山部赤人や有間皇子などのプロフィールなどを交えながら、分かり易く映像やアニメーションで紹介されていて、とても見応えがありました。このアニメーションのイラストは、漫画家として著名な里中真智子さんの絵が使用されていますので、ファンの方は特に必見の映像だと思います。

こちらの公園は和歌浦エリアの中に砂州状で続く、海の景観が素晴らしいスポットですが、砂州の長さが結構長大で、歩いて先端まで行こうとすると結構な時間を要します。そこでお勧めしたいのがレンタサイクルで、万葉館の１Fにある公園事務所にて無料で借りることが出来ます。尚、1000円の保証金が必要となりますのでご注意下さい。

和歌山市内の景勝地として、誰もがご存知の和歌浦ですが、実際に訪れてみると見所が各所に点在していて、なかなかの見応えがありました。歩いて巡るとかなりの時間がかかりますので、時間的な余裕を確保の上で、予め見たいスポットなどを絞り込んでからアクセスされることをお勧め致します。またバス利用の場合は、目的地によって最寄りバス停が色々ありますし、バス路線も複数ありますので、時刻もよく事前に確認された方が良いかと思います。

和歌浦の景観の一つとして、ここも昔から多くの歌人達を魅了してきた場所です。目の前にバス停があってアクセスも便利です。橋の入口には車止めが設置されていますので、現在は歩行者用の橋となっていますが、欄干のデザインなどに特徴があるようですので、風景のみならず橋の細部にも是非ご注目下さい。