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相撲好きとしては気になっていた、稚内の北海道遺産としても有名な北防波堤ドームの傍に2020年5月に建立されたばかりの新しい記念碑です。

昭和の大横綱としてどなたでもご存じの大鵬幸喜が、旧樺太から引揚の際に、稚内に上陸したことを記念して建てられたのですが、化粧まわしを締めて威風堂々とした氏の姿が楽しめる、なかなか格好良い記念碑なので、相撲ファンの方には是非お勧めしたいスポットです。

場所は北防波堤ドームのやや南側、公園になっている広場の北東側で、丁度、稚泊航路記念碑がすぐ近くにあるので、併せてご覧になって行かれると良いです。

ココの素晴らしいのは、記念碑の所に記念スタンプが設置されていることで、訪問記念に押印されていかれると旅の記念にもなってお勧めです。

稚内副港市場内の２Fに出来たばかりの樺太記念館ですが、今回は2021年9月の、北海道内にコロナ禍に基づく緊急事態宣言が発令されているタイミングで訪問しました。

どうせここも休館しているのだろうな、と、期待せずに入ってみたのですが、意外なことに開館していて、私は閉館間際のタイミングで訪問してしまったので、開いているならもっと早めに来ればよかったな、と、ちょっと後悔してしまいました。

入館は無料となっていますが、ご時世柄、見学者には住所氏名の記帳が義務付けられていて、マスクを着用していないと、入館も断られますのでご注意ください。

展示内容に関しては、前回訪問した時と大きな変化はないかなという感じでしたが、南樺太が日本領だった時代の貴重な写真や展示が数多く見られますので、何度訪問しても、とても勉強になる施設です。

稚内駅と南稚内駅との間にある稚内副港市場ですが、2021年9月に訪問した時の様子を…。

コロナ禍ではありますが、入口は普通に開いていて、自由に中に入れるようになっていましたが、館内は照明もメインホールは落とされていました。

１Fでは昔の街並みや稚内港駅を再現した箇所だけ、ひっそりと部分的に証明が灯されている感じで、寂しさに尚一層の拍車がかかっているような風情でした。

そして2Fに関しては、昨年の訪問時に、ここにあった温泉施設が閉店してしまったことに衝撃を受けましたが、遂に今回の訪問では、樺太記念館を除いて、全ての営業店舗が閉店してしまったようで、記念館のエリア以外は暗さだけが目立つ、そんな寂しげな様子でした。

今回は対岸を走行する宗谷本線上から、美しい利尻富士の景観を楽しむことが出来ました。久しぶりに朝一の普通列車で稚内に向かったのですが、宗谷本線上では唯一海が見える区間である、抜海～南稚内のビュースポットにて、運転士さんが利尻富士が見える旨のアナウンスをされた上で、徐行運転もして下さっていました。

今までこういう徐行運転はしていた記憶がなかったので、とても嬉しく思いましたが、たまたまなのかなと思い、復路も確認してみると、今度は夕暮れ時の景観が楽しめる時間帯でしたので、またも徐行運転をされていて、JR北海道のこうした観光客への配慮された取り組み、というのは素直に応援したいな、という温かい気持ちになりました。

勿論、天候や時間帯によって、利尻富士が見えないような場合はこうした徐行運転は期待できないかと思いますが、宗谷本線上で唯一海が望める区間でもありますので、徐行してくれたらラッキー、位な感じで、カメラを構えておかれると良いかなと思います。

私が居住する和寒町の隣町である幌加内町は、全国的にも有名な蕎麦の街で、今回私も、新そばを食べようと、JRバス利用で深川からアクセスしたのですが、日曜日ということもあり、町内のどこのそば屋さんも行列が出来ていて、嫌になったので、嗜好を変えて敢えてこの町でラーメンで勝負している、というこちらに足を運んでみました。

例えていえば、うどん県の香川でそばを食べるような感じだと思いますが、やはり、こういう街で生き残っているアウェー感のあるお店、というのは、意外と名店が多いように思いますね。こちらのラーメン店はオープンは比較的新しいようでしたが、店主の方にお勧めを尋ねると、ホルモンラーメンというのを最初は勧められたのですが、普通のラーメンで良かったので、その中で味的にはどれがいいか、再確認してみると、みそがお勧めとのことだったので、素直にそれをオーダー（800円）しました。

まあ、普段からそんなにラーメン店を食べ歩いている訳ではないので、私ごときに比較できるレベルではないかと思いますが、普通に美味しくて満足できました。行列で時間を無駄にして新そばを食べなくても、敢えて話のタネに幌加内でラーメン、なんてのも、旅の一ページとしては面白いのではないでしょうか？

今回は鉄道旅の途上で、南稚内駅にて下車して、昼食を取るためにこちらのお店に立ち寄りました。生憎、北海道内にコロナ禍に基づく緊急事態宣言発令中の時期でしたが、丁度お昼時ということもあってか、稚内の西條としては、今まで見たこともないような賑わい（といっても、都会の方々が見れば大したことないレベルですが）で驚きました。

まだ残暑の残る時期でしたので、冷たいおそばが食べたくて、おろし海老天そば（580円）というのをオーダーしましたが、通常イメージされるような灰色のおそばではなくて、どちらかといえば白っぽいお蕎麦でしたので、蕎麦粉の含有量が低いタイプのお蕎麦なのかもしれませんね。まあ、美味しかったですが…。

西條の１Fフードコートは、かつてはここの隣にKFCがあったのですが、それが閉店となり、今は旧KFC店舗前にはガチャガチャの機械が並んでいて、ここのフードコート客席は、長寿庵とロッテリアとの二店舗しか使用していないような状況なのですが、お昼の時間帯は、ロッテリア側で食事をする方は少なくて、ほぼ長寿庵の貸切状態のような客席の運用状況になっていました。

道内では札幌圏を中心に多くの店舗を有するサザエさんですが、このお店は案外道民の中でも異なる印象で捉えている方が多いように感じられます。

私はどちらかといえば、和菓子屋さんのイメージが強くて、ここのおやき（特に豆乳味）が好物でよく購入しています。（税込129円；因みに、おやきと申しましても、北海道や東北北部（青森など）では、信州などで売られているおやきとは違って、一般的には大判焼き・今川焼き・回転焼きと呼ばれるような、餡子やクリームの入った円形のスイーツを指します。）

異なる印象で捉える方が多いと申しますのは、ここでは普通のお弁当類も販売しているからでして、遅い時間帯ですと、よくディスカウントして売られている（旭川駅前イオンのサザエさんとかもそう）ので、それを狙ってお店に足を運ぶというのも、お財布重視の旅人の方にはお勧めだと思います。

日本最北の百貨店としても知られる、西條稚内店の１Fにあるパン屋さんで、勿論、レフボンの店舗としてもここが日本最北、ということになるかと思います。

今回は今月の新商品として店頭POPに掲示されていた、スイートチーズフォカッチャ（108円）というのを購入してみましたが、濃厚なチーズの旨味がギュギュっとつまっていて、とても美味しいパンでした。このお値段でこのグレードはなかなかの満足度だと思います。

他にも色々なパンがありますし、毎月色々と新商品も登場しているようですので、その時に旬で宣伝されているパンを購入する、というのもお勧めなパン屋さんです。

因みに西條稚内店の１Ｆは多くの店舗の会計が通常の食品売り場と共通になっていますが、ここは別会計となっていますのでご注意ください。

今回は、2021年春のダイヤ改正において、宗谷本線から消えてしまった12駅のうち、特に名寄以北の北線エリアの旧駅の様子を、廃駅から約半年後の2021年9月初旬に、車窓からそれぞれ確認してみました。

南から順に述べさせて頂くと、名寄市域にあった旧北星駅は、待合所の建物が残存しているのが確認できましたが、続く美深町域の旧南美深駅・旧紋穂内駅に関しては、それぞれ既に更地となってしまっていて、旧駅としての遺構は残されていませんでした。

美深町域最北部の旧豊清水駅に関しては、信号場としては継続していますので、建物はそのまま残されていましたが、朝一の下り普通に乗車した際に恒例だった、この旧駅での特急との列車交換の風景は、駅でなくなってしまったことによって、ホームには出られなくなってしまいましたので、車内から撮るしかありませんでした。

幌延町域内の旧二駅に関しては、旧安牛駅、旧上幌延駅の何れの貨車型駅舎は、何れも駅だった時代よりもかなり奥まった場所に移設されて、そのまま保存されていましたし、従来から幌延町は、秘境駅を売りにして最近の町おこしをされていたので、これらの旧駅舎もそのまま観光資源として運用されるようで、秘境駅巡りマップなんてのも作成されていて、とても心強く感じました。幌延町域に関しては、北は下沼駅から南は糠南駅まで、まだまだ沢山の駅が残されていますし、残念ながら廃止となってしまったこれらの二駅に関しても、旧駅としての風情はそのまま楽しめる配慮がされていますので、町内ウォーキングで各駅・駅跡を巡られるのもとてもお勧めです

そして、2021年春のダイヤ改正では、最北の廃駅となってしまった豊富町域の旧徳満駅に関しては、美深町内の旧駅と同様、待合所の建物は跡形もなく消えてしまっていました。

今回は、年に一度だけ延長運行されている川湯温泉までのノロッコ号利用の復路で利用しました。

ノロッコ号の停車時間としては短いので、多くのお客さんが入場券購入のための行列に向かったりしていて、その人混みとは裏腹に、足湯の方は空いていて快適に利用することが出来ました。

川湯温泉までノロッコが延長運行される際は、折り返しの釧路行きがここで停車し、この駅にて逆方向の網走行き普通列車に乗り換えることが出来ますので、この日限定の乗車証明書を上下で入手してから、今度は逆方向に逃げる、という旅程の方が、混雑をある程度回避できることが出来ますので、旅程としてはよりお勧めです。

川湯温泉駅直結の足湯として、私もこれまでに何度か訪問しているスポットですが、今回はノロッコ号を利用して延長運行の日に訪問してみました。

この日は、到着直後は色々な販売物やら、配布物やらでホーム界隈が混み合いますので、まず足湯に直行して、時間差でホームに戻るようにすると、足湯も混雑する前に入れますし、足湯が混雑してきた頃にホームに戻れば、案外空いていて快適に販売物を眺めたりできます。

混雑時は裏をかいて行動した方が良い、そんな足湯です。

今回は、2020年10月3日に、通常は釧路＝塘路間のみで運行されているくしろ湿原ノロッコ号に、川湯温泉までの延長運行を楽しみました。

最近のくしろ湿原ノロッコ号においては、この延長運行は年1回のみの一往復となっていて、よりレア度が高いノロッコ号といえるでしょう。

この日だけの限定乗車証明書なども車内でもらえたり、往路は途中標茶駅で、復路は摩周駅や塘路駅で長めの停車時間も設定されていて、地場産品の販売なども行われています。

この一往復だけのノロッコ号は指定席の人気も高くて、恐らく”10時打ち”しないと取り辛いレベルだと思います。私は指定席が取れなかったので、自由席での移動となりましたが、やはり予想以上の混雑で、時節柄、密が気になるレベルでした。

2021年も10月9日に運行予定ですが、コロナ禍の状況によっては運休してしまう可能性もありますので、事前の情報収集はこまめに行うようになさって下さい。

北海道らしい史跡として、アイヌ民族が近世に残したとされる聖域や軍事的砦（チャシの築造意義については諸説あります）として有名なチャシですが、道内でも特に道東エリアでは多く見かけるように思います。

厚岸のチャシ群に関しては、JR厚岸駅がある側から、厚岸大橋を渡ってすぐのところに聳える御供山域に幾つか点在しているのがメインの史跡だと思います。私はそのうちの一つの「鹿落しのチャシ」と呼ばれる遺構を探訪しましたが、形状としては何となく判るものの、正直、解説板も古くて、一観光客視点からすると、少々物足りなさを感じたというのが正直な印象です。

ただ、ここは山上にある史跡ということもあり、頂上付近には展望台も設置されていて、厚岸市街地の景観が素晴らしかったですので、足を運ぶ価値は十分にあるかと思います。

私が訪問した2020年10月時点では、展望台に続く麓の階段が整備されたばかりのようで、どうやら、元々の遊歩道が老朽化のため改修中、という風情でした。という訳で、途中の山道の木道の一部が朽ちていたりして、危険な箇所もありますので、改修工事が完了するまでは特に足元注意で歩かれるよう心掛けて下さい。

今回は昨夏に購入した年パスの有効期限の最後の二日を利用して、三つの体験プログラムに参加してきました。

一日目は午後の到着となりましたので、15時から開催予定で、人気があるので今までなかなか予約が取れなかった調理体験プログラム「ポントキッチン」にすぐ予約を入れ、無事参加することが出来ました。

粉からお餅を作るような簡単な調理体験のプログラムで、こちらですと所要も30分程と短く、無料で参加できます。（もっと本格的な調理体験が楽しめる「ポロトキッチン」は有料プログラム（1500円）となり、約3時間の所要時間という設定です。）

実際に最後は、特製のたれをつけて頂くのですが、それまでにもウポポイ内で作られたサチェプ（鮭とばみたいなの）を試食出来たりしますので、なかなかお得なプログラムだと思います。

一日目は後はこの時期開催していた、博物館の特別展示「ゴールデンカムイ」展を観覧し、夜間のプロジェクションマッピングを最後に見て終了しました。

そして二日目は、今度は朝一でウポポイ入りし、アイヌ文様の刺繍体験プログラムと、続いてコタンの樹木案内プログラムに参加しました。

早朝のプログラムは、まだ来訪者が少ないことが多くて、予約も取りやすいので、体験プログラム参加をお考えの方は、まず午前中の予約が取りやすいプログラムを狙うと良いです。
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刺繍プログラムに関しては、私は無料のコースター刺繍で参加しましたが、1000円払うと、もう少し良い物で刺繍体験が楽しめます。やっぱり刺繍体験に関しては、女性の参加者が多くて、私の参加した回では、自分以外の全てが女性の参加者でしたが、別に男性でも参加できますので、恥ずかしがらずにチャレンジしてみて下さい。

勿論、そんなに上手じゃないので、色々とスタッフの方に伺いながら刺繍していきましたが、慣れてくるとこれがまた楽しいもので、刺繍し終わったコースターも持ち帰りが出来ますので、これも良い思い出になりました。

そして、今回の年パスの最後の〆と思って参加したのが、コタンの樹木案内プログラムでして、こちらも園内の樹木を通じて、アイヌ語名から色々とその樹種の特徴や、どういった用途で使用されてきたか、等、実際の樹木を見ながら解説してもらえますので、こちらも非常に勉強になりました。

という訳で、やはりウポポイの楽しさは、前回参加した楽器演奏もそうでしたが、こうした体験プログラムの参加で一番に感じて頂けると思うので、絶対に何かしらの体験プログラムには参加された方が楽しいですし、コスパもより良く感じられると思います。

今回は久しぶりにGKを利用しましたが、その目的は18か月に一度以上の積算・利用実績がないと消滅してしまうQF（カンタス航空）のマイル積算でした。

マイル積算に関しては、特にGK便をQFのFFPに積算する場合は、積算まで約1か月かかってしまうので、直近で積算してアワード利用したい、という方には注意が必要です。寧ろ、積算は提携のJL（日本航空）のFFPであるマイレージバンクに積算した方が早く付きますが、積算率が25％と悪いので、わざわざ2500円ほども高いプラス運賃を買ってまでJLのFFPに積算する程でもないのかな、というのが個人的な見解です。

プラス運賃で購入すると500円の機内利用クーポンが付いてくるのは、約1年半前と変わりませんでしたし、メニューもそれ程変わっていないように感じました。

ドリンクとマフィンで丁度500円のセットを今回は頼みましたが、GK機内でコーヒーをオーダーするとインスタントなので、JLやNHのコーヒーを飲み慣れている方ですと、ちょっと損した気持ちになるかもしれません。

今回はセントレアから那覇まで搭乗しましたが、GKはNGOではT２利用で、やたらと長い通路を歩く必要があるので、搭乗の際には早めに搭乗口に向かうよう心掛けて下さい。

逆にOKAではJL側のコンコースを利用できますので、案外便利に感じました。競合LCCとしてのMM（ピーチ）だと、逆にセントレアがT1、OKAがLCCターミナル利用となりますので、その辺の違いにも面白さを感じました。

士別市街地の西側、翠月というホテルがある近くにある公園です。今回は人生の黄昏を感じつつ、秋に訪問してみました。南側のエリアを中心に散策してみましたが、落葉を踏みしめながらの侘び寂びある佇まいが素晴らしかったです。

遊歩道の途中には、室積徂春という方の句碑も設置されていたのですが、解説板が設置されておらず、ちょっとその由来などを確認できなかったのが残念に感じました。

ここにはふどう球場という球場もあり、プロ野球の二軍戦が開催されたこともある他、例年、高校野球の支部予選なども開催されている球場なので、野球ファンの方には是非、観戦がてらフラッと散策して頂きたい自然公園です。

今回は那覇空港からJTAを利用して中部国際空港へと飛びましたが、JAL側のカウンターでチェックインされる際に是非ご覧頂きたいのが、３Fチェックインロビーの上方にあるステンドグラスです。沖縄らしい艶やかなデザインで、旅の最後に沖縄テイストを感じるのにお勧めです。

因みに、ステンドグラスといえば、ゆいレールの那覇空港駅内、改札口のすぐ正面にあるステンドグラスも見応えがありますので、ゆいレールを利用して空港入り、或いは空港から市街地へ向かわれる際は、是非こちらも確認してみて下さい。

私が那覇空港に立ち寄った際、こちらのお弁当が安くてお気に入りなのでよく立ち寄っているのですが、2021年7月に訪問した際は、”一時閉店”の貼り紙が見られて、休業状態になっていました。貼り紙によれば、2020年10月からずっと休業が続いているようで、恐らくコロナ以外の理由での休業だと思われます。

ここはロケーション的にも、観光客以上に、空港職員の方が多く利用されている雰囲気のお店で、飲食が高くつく空港内にあっては、貧乏人のオアシス的なお店だっただけに、このまま完全閉店になってしまわないかが心配です。いらした方の最新の情報を期待しています。

今回は批判の向きも大きいかとは思いますが、敢えて緊急事態宣言が発令中の沖縄を旅してみました。私が思うに、コロナ禍のこれまでの流れを見ていると、却って緊急事態宣言が解除されると一気に人混みが増えて、また感染者が増加するような危惧が感じられたので、今後は裏をかいて、緊急事態宣言期間に旅をして、解除されたら自粛、みたいなスタンスを取ることにしたのです。

そんな時期に、那覇一の観光スポットともいえる国際通りを歩いてみましたが、想像以上に人影も少なく、これなら逆に感染の心配はなさそう、という雰囲気でした。一応時間帯を違えて、夕方と午前中の様子を確認しましたが、その閑散ぶりには大差ない感じです。

ただ、そんな沖縄でも感染者が急増していた時期なだけに、自分なりに原因を色々と考えてみたのですが、やはり、夏の沖縄は日差しも強くて暑いので、空調の効いたインドアな空間に逃げ込み、その快適な空間で長居してしまうことが原因なのではないかな、と思うようになりました。

逆に、内地のコンクリートジャングルで感じるような暑さを御存じの方ですと、海洋性気候の沖縄は風も感じられて、体感的には意外と涼しく感じますので、”空調の世界”に逃げ込まず、”アウトドア”を楽しむようになさると、感染のリスクはかなり抑えられると思います。

勿論、緊急事態宣言下では、多くの施設や飲食店が休業・時短営業していますので、従来型の沖縄の観光を楽しむのではなく、あくまでもこういう商業施設には無関心、という方向けの旅のスタイルだと思いますが…。

という訳で、こういうご時世の沖縄では、基本的に外を歩いて過ごしましょう、というお話です。

JR北海道バスの運行路線といえば、札幌圏を中心としたイメージが強いかと思いますが、現状で道北エリアで生き残るバス路線としては、旧深名線の代替バスとしての深川＝名寄線が挙げられます。

この沿線で一番の町、といえるのが幌加内町ですが、どちらかといえば、本数は深川＝幌加内の方が多くて便利なので、幌加内のみが目的地の場合は、名寄方面へ通り抜けるより、実は深川から幌加内までの往復の方が便利です。

今回は、深川から幌加内まで往復利用しましたが、途中、旧深名線の名残を感じられるスポットとしては、道路からはちょっと離れた位置に遠景として望める旧鷹泊駅舎や、改装されて旧深名線沿いの現存駅舎としては、最も美しい姿で残されている旧沼牛駅舎、場所が移設されていますが、貨車改造タイプの駅舎だった、旧幌成駅舎など、車窓から望める楽しみもありますので、是非、探してみて下さい。

因みに、旧幌加内駅に関しては、廃線後に火災があったりして、今は交通ターミナルとして新しい建物で運用されていますが、元々の幌加内駅の場所には、駅名標を含めたメモリアルが残されていますので、これらも是非、幌加内ご訪問の際は立ち寄ってみて下さい。