chiaki-kさんのクチコミ(3ページ)全144件

五箇山は、富山県の南西部の深い山中にあり、倶利伽羅峠の戦いに敗れた平氏の残党が五箇山へ落人として逃げ隠れたという伝説がある。江戸時代には加賀藩の流刑地となり、軽犯罪者は平小屋と呼ばれる建物に収容されたが、重犯罪者は御縮小屋と呼ばれる小屋に監禁された。稲作には向かない山間地のため、天保の飢饉の際には住民の約4割が餓死したという。

この地域は我が国でも有数の豪雪地帯であり、そのような風土から傾斜の急な大きな屋根を持つ合掌造りの家屋が生まれた。1970年に「越中五箇山相倉集落」「越中五箇山菅沼集落」として国の史跡に指定され、1994年には重要伝統的建造物群保存地区として選定されている。さらに1995年、隣接している岐阜県の白川郷とともに「白川郷・五箇山の合掌造り集落」として世界遺産に登録されている。

足利学校は、栃木県足利市にある平安時代初期に創設されたと伝えられる中世の高等教育機関。室町時代から戦国時代にかけて、関東における事実上の最高学府。1530年にはポルトガルの宣教師フランシスコ・ザビエルにより「日本国中最も大にして最も有名な坂東のアカデミー」として、海外まで名を知られたが、1872年（明治5年）に廃校になった後は、孔子廟などわずかな建物を残すのみとなる。

1903年（明治36年）、足利町は足利学校の敷地内に、栃木県内初の公共図書館である足利学校遺蹟図書館を設立し、足利学校の旧蔵書を保存するとともに、一般の図書を収集して公開した。また1921年（大正10年）、足利学校の敷地と孔子廟や学校門などの現存する建物は国の史跡に指定され、保存がはかられることになった。

1980年代になり、小学校の移転、遺蹟図書館の一般図書の県立足利図書館への移管が行われ、史跡の保存整備事業が始められた。そして1990年（平成2年）に建物と庭園の復元が完了し、江戸時代中期のもっとも栄えた時分の様子が再現された。また、2015年には国の日本遺産審査委員会によって「近世日本の教育遺産群 ―学ぶ心・礼節の本源―」のひとつとして日本遺産に認定され現在に到る。

2016年に、とある団体の研修旅行で訪れたが、この後、バスは宿泊地である茨城県・五浦海岸へ移動する。

埼玉県・秩父市吉田太田部楢尾にはNHKドキュメンタリーで紹介された、小林ムツさんの家が残されている。かつては100人ほどの人が住んでいた集落もNHKカメラマンの百崎満晴さんが2001年に取材を始めた頃には5世帯、9人の住人しか居なくなってしまっていた。所謂「限界集落」なのだが、ムツさんは「花を咲かせてふるさとを山に還したい」と毎日山の斜面や道路脇に花を植え続けたが、2009年にムツさんは亡くなり、最後の住人だった方も居なくなり集落は無人となった。

「畑を山に戻して、安気するだぁ。のんびりするよぉ。草むしりばして、花を咲かせて山に戻す。それをいつか山に人が戻って来た時、綺麗な花が咲いていたら、どんなにか嬉しかろう」というムツさんの言葉が残されているが、自然を破壊することの多い現代を生きる私たちにとっては、とても意味深い言葉である。

楢尾を訪れたのは2017年11月、紅葉がまぶしい秋の日だった。

箱根関所は江戸幕府によって1619年から1869年まで、箱根の芦ノ湖湖畔に設置された東海道の重要な関所を指す。関所を設置した地点は、東北に屏風山があり、西南に芦ノ湖がある要害の地で、山などを越える関所破りを行おうとした者は厳罰に処せられた。

1869年には明治新政府が諸国の関所を全廃した時、箱根の関所も廃止・解体されたが、2007年に、石垣等の大規模な復元工事が行われ、周辺の電線を地中に埋設するなどしたうえで、復元された箱根関所が全面公開された。

箱根には2018年10月に、とある団体の研修旅行で訪れたが、もう2年も中止されたままだ。団体の幹事をやっていたときに、いつも旅行のプランを依頼していた地元の旅行会社が気の毒でならない。

錦帯橋は、山口県岩国市の錦川に架橋された、5連の木造アーチ橋。岩国城と城下町を結ぶために架けられた木橋は洪水で何度も流されていたが、1673年に、杭州の西湖に架けられた6連のアーチ橋があることを知った時の岩国藩主によって建造される。

翌年の洪水で一部が損傷したが、敷石を強化したことなどにより、250年間流失することなく、昭和の時代まで存続した。しかし、河床から砂利を採取するなどした結果、1950年の台風で、ほぼ全部が流失するが、1953年に元通りに再建され、その後も何度かの補修を経て現在に到る。

なお、錦帯橋を渡って歩いてすぐにある『むさし』はテレビ朝日『ナニコレ珍百景』で紹介されたお店で、100種類以上のソフトクリームが提供されていることで有名なお店です。ちなみに、近くには『小次郎』というソフトクリーム屋もあり、まさに武蔵VS佐々木小次郎のようなソフトクリームの対決が楽しめるそうです。

糸魚川市は新潟県の最西端にある市で、世界有数のヒスイの産地として知られている。2016年12月22日に糸魚川駅北側で発生した火災は、折からの強い季節風に煽られ日本海沿岸まで燃え広がり、焼失面積約4万平米、147棟を焼き尽くす大火となった。幸いなことに死者は出なかったが、1605年創業の造り酒屋や、由緒ある旅館などが焼失した。災害救助法が適用され、国、県、市から支援により2019年12月の時点では被災世帯の64%が家を再建して戻ったが、残りの世帯は転出や死亡等により未定となっている。

なお、今回の旅は2019年7月に開催された高校時代の同級会。まあ見た目は”敬老会”だが、卒業以来、50年ぶり逢ったクラスメートもいて、楽しい一時となった。

「庄助の宿・滝の湯」は東山温泉を東西に流れる湯川に沿った渓谷にある細長い温泉ホテルで、建物は古いが、リニューアルを積極的に行い、こじゃれたホテルに変身中。最大の特徴は温泉で、大浴場の他に貸切風呂を6ヶ所設け、温泉風呂付きの部屋も8部屋用意している。渓谷の反対側には能舞台を設け、時間によりプロジェクションマッピングを行うなど工夫をこらしている。

ホテル椿館は道後温泉郷にあるホテルで、総部屋数は92室の大型観光温泉ホテル。今回は奮発して岩風呂付きの最上級和室をセレクトしたが、期待した風呂がが少々古かったことをのぞけば、部屋や食事は満点以上で、何度も風呂に入りながら、翌日の10時まで部屋でまったりできたが、もっと長く居たい気分にさせる温泉宿だった。

「紺碧の湯ドーミーイン高知」は高知市一番の繁華街である帯屋町アーケードに面しており、「はりまや橋」、「ひろめ市場」、さらには「高知城」も徒歩圏内というアクセスの良い場所にある。

ドーミーインの特徴は夜中でも入れる温泉と、豪華な朝食にある。また、湯上がり後にはアイスキャンデーやヤクルト、さらに夜には名物「夜鳴きそば」と、ビジホとは思えないサービスもあり、

ここ数年、ビジホは専らドーミーインばかり泊まっている。

天然温泉玉藻の湯ドーミーイン高松は高松市立中央公園の南側にあり、すぐ近くには香川県庁が、11号線を渡ると繁華街である「瓦町」に近く、高松一番の名所である「栗林公園」も車で5分程度と便利な場所に位置している。ビジネスホテルではあるが、5人くらい一度に入れる温泉もあり、朝食はどんなビジホよりも充実しているので、ここ何年か私は専らドーミーインに宿泊している。

三陸道基石海岸ICから3分。大船渡市の入り口高台にある温泉ホテル。このホテルの一番の特徴はなんと言っても料理。「じゃらん of THE YEAR・泊まって良かった宿、東北エリア・夕食1位」を受賞している位なので、夕食は海の幸てんこ盛りで食べきれないほど。ちなみにオーナーは漁師さんとか。

震災後に建てた建物は、どこもきれいで傷みはほとんど無い。鉄筋5階建てのホテルは全58室と小ぶりだが、海側の部屋からは大船渡湾が一望でき、気持ちが良い。1階の温泉風呂からも海が見え、小さいが露天風呂もあって、リラックスできる。大船渡で温泉ホテルに泊まりたい方にはうってつけのホテルだ。ただ、部屋にはバスタブはむろんシャワーも無く、とてもシンプル。料金前払いなど受付が若干ビジネスライクなのが気になった。

南三陸町にある部屋数244室の三陸地方最大級のホテル。志津川湾に面した強固な岩盤の上に建てられており、2011年の震災でも建物のガラスは一枚も割れなかったそうだ。

津波による被害は海に近い風呂だけで、後は無事だったので、修理後、被災者に風呂を提供したり、避難所に炊き出しをしたり、復興工事関係者の宿舎となったり、大活躍する。

基本的な造りは昭和の観光温泉ホテルといった感じだが、スタッフの応対がとても優しく、親切だったのが印象的。もし、個人でもツアーでも、こちらへ来ることがあったら、また、泊まってみたいホテルだった。

北信濃と呼ばれる長野県飯綱町にある丹霞郷（たんかきょう）は、10haの広さの畑に約1,500本の桃の木などが植えられており、4月下旬には残雪の北信五岳をバックに薄紅色の桃の花が美しく咲き競います。

2021年4月27日、好天に誘われて愛車スティングレーで初めて行ってみましたが、黄色い菜の花や見事な桃の花の向こうには残雪の北信五岳がくっきりと見えました。

ドーミーイン・プレミアム博多はキャナルシティの入口近くにあるシティホテル。博多駅から徒歩10分とアクセスも良く、隣にあるキャナルシティに入ってしまえば何でもあるが、周辺も食事処や居酒屋探しに困ることは無い。部屋は若干狭く、シャワーしか無いが、2Fには15:00～翌10:00まで入れる温泉もあり、快適に過ごせる。朝食は高級ホテル並で、申し分ない。また、毎日21:30～23:00までいただける”夜鳴きそば”は一日のシメに最高。

島原市の南、熊本フェリー乗り場近くにあるホテル。名前どおり昭和の香りがする、ちょっと古めの観光温泉ホテル。8階建ての本館と、5階建ての潮騒館の2棟が、複雑な廊下で連結されており、ちょっとした迷路に。コロナ禍のせいか、食事は配膳方式で、夕食は、これといった特徴の無い和食料理。朝食に至っては30年位前の旅館定食。温泉風呂も暗く、古くてメンテが行き届いていない感じがした。

佐世保中心街にあるビジネスホテル。以前は「サンルートホテル佐世保」だったが2018年7月1日から「サンウェストホテル佐世保」となる。ホテルの特徴は、なんといっても立地の良さで、商店街、レストラン、佐世保バーガーのお店など、なんでもあり。建物本体は、やや古いが水回りなどはリフォームされており快適だった。立体駐車場も一晩1000円で駐められるが、155cmの高さ制限があるので、ご注意を。

蓼科グランドホテル滝之湯は、蓼科温泉郷では老舗のホテルで、トップクラスの大きさを誇る。我々の泊まったのは本館だったが、築40年以上と思われる建物だったので、あちこちに”やれ”が目立つ古い造りだった。しかしスーパーバイキングと言っても良い食事と、渓流の音を聞きながら入る露天風呂は素晴らしいので、古さは帳消しといったところである。

ホテル＆リゾーツ 和歌山 串本（旧名：串本ロイヤルホテル）はダイワハウスグループの大和リゾートが運営する、全国に28カ所あるホテルチェーンのひとつ。本州最南端の町、串本町にあるリゾ－トホテル。このホテルの特徴は串本の段丘の上に立地しているため、大変に眺めが良いこと。海側の部屋に泊まれば紀伊大島や橋杭岩、そして熊野灘が一望できる。部屋は清潔で広く、使い勝手も良好。露天温泉はもちろん、プールもある。利用料金もリーズナブルなので、観光客はもちろん、大人から子供まで楽しめる万人向けのリゾートホテルです。

2007年3月31日に長年勤めた職場を退職。退職記念ということで以前から気になっていたハウステンボスに宿泊してみました。チェックインは専用のボートで運河からホテルの桟橋に横付けというオープニングにまず感動、部屋は1Fのテラス付きデラックス部屋、食事はフレンチフルコースと完璧でした。海外・国内を通じて、今まで泊まったホテルでは一番だったと思っています。

ホテル街の中心から僅かに離れているが、まずまずの立地。運が良ければタモン湾に沈む夕日がラナイから眺められる。建物自体はやや古めだが、2002年、宿泊時は綺麗にリフォームされており快適だった。プールは小さいがタモン湾と一体となった感じがGOOD。どなたにもお勧めできるホテルです。ホテル関連の写真が無いので記事だけですが、ご了承ください。