足利学校は板東武者の教育機関
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- 旅行時期:2016/10(約9年前)
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by chiaki-kさん(男性)
足利 クチコミ:1件
足利学校は、栃木県足利市にある平安時代初期に創設されたと伝えられる中世の高等教育機関。室町時代から戦国時代にかけて、関東における事実上の最高学府。1530年にはポルトガルの宣教師フランシスコ・ザビエルにより「日本国中最も大にして最も有名な坂東のアカデミー」として、海外まで名を知られたが、1872年(明治5年)に廃校になった後は、孔子廟などわずかな建物を残すのみとなる。
1903年(明治36年)、足利町は足利学校の敷地内に、栃木県内初の公共図書館である足利学校遺蹟図書館を設立し、足利学校の旧蔵書を保存するとともに、一般の図書を収集して公開した。また1921年(大正10年)、足利学校の敷地と孔子廟や学校門などの現存する建物は国の史跡に指定され、保存がはかられることになった。
1980年代になり、小学校の移転、遺蹟図書館の一般図書の県立足利図書館への移管が行われ、史跡の保存整備事業が始められた。そして1990年(平成2年)に建物と庭園の復元が完了し、江戸時代中期のもっとも栄えた時分の様子が再現された。また、2015年には国の日本遺産審査委員会によって「近世日本の教育遺産群 ―学ぶ心・礼節の本源―」のひとつとして日本遺産に認定され現在に到る。
2016年に、とある団体の研修旅行で訪れたが、この後、バスは宿泊地である茨城県・五浦海岸へ移動する。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 社員・団体旅行
- アクセス:
- 3.5
- 人混みの少なさ:
- 3.5
- バリアフリー:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 3.5
クチコミ投稿日:2022/04/08
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