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Dr.Poohさんのクチコミ(21ページ)全490件

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  • 寺内町 富田林を歩く

    投稿日 2013年07月01日

    富田林寺内町 富田林・羽曳野

    総合評価:5.0

    大阪府の南部にある富田林市には、重厚な歴史の寺内町があります。

    弘治元年(1558年)、興正寺門跡証秀上人によって興正寺別院が創建され、これを中心とした寺内町が誕生し、商売の盛んな在郷街として発展しました。
    現在も、江戸以前の往時の建物がたくさん残る歴史の街並みを見ることができます。

    街を歩くと、小さな路地が碁盤の目に配され、その路地に沿って整列された重厚な街並が続きます。
    街の至るところに、重要文化財に指定される建物があり、統一されたスケールのある黒瓦と杉の建物は、本当に素晴らしいです。


    一度、この地に訪れたいと思っていましたが、台風通過直後の早朝、静かな街歩きを楽しむことができました。

    本当に、素敵な街並みです。

    旅行時期
    2011年09月
    利用した際の同行者
    一人旅
    アクセス:
    4.0
    高速道路環状線を使って
    人混みの少なさ:
    5.0
    観光客は少ないです
    見ごたえ:
    5.0
    見事に統一された街並を楽しめます

  • 霧氷の華咲く雲仙普賢岳

    投稿日 2013年07月14日

    雲仙 仁田峠 雲仙

    総合評価:5.0

    早春、曇り空の雲仙。

    仁田峠から普賢岳に繋がる山道を散歩してみました。
    尾根に出ると、吹き上げてくる風の当たりとなる北側斜面の樹木は皆、霧氷を纏った美しい姿を見せてくれます。頂の気温は、マイナス3℃。早春のこの時期にしては、少し高い気温です。こんな気温でも、夜はマイナス5℃以下となるのでしょうか。。。

    冷たい雲のミストの中、普賢方面も霧の中です。
    肌を刺す強烈な風の中に、雲の流れを感じられる。
    それはそれで、幸せなのかもしれません。
    凍てる普賢岳は、視界ゼロ。
    吹き続ける霧氷の白い雲、肌を刺す冷たさに素晴らしい新鮮さを感じます。

    辺りには、吹き付ける風で霧氷の華が咲いています。
    モノトーンのお花畑も素敵です。
    地面に落ちた白い塊も、霧氷の花弁たちでした。

    本当に、自然の大きさを感じられる場所です。
    次は、キリシマツツジの時期に訪れてみようと思います。


    ※アクセスが遠いので...
    長崎から仁田峠まで車で1時間半+普賢岳まで徒歩1時間半(ロープウェイを使えば早いです)

    旅行時期
    2012年03月
    利用した際の同行者
    一人旅
    アクセス:
    3.0
    車で仁田峠へアクセス
    景観:
    5.0
    美しい自然が広がります
    人混みの少なさ:
    5.0
    温かい時期以外は少ないです

  • 矢掛の街並を歩く

    投稿日 2013年07月13日

    矢掛宿街並み 井原・矢掛

    総合評価:5.0

    岡山の街並といえば、倉敷の美観地区を想像されるでしょうか?
    それとも、備中高梁や津山でしょうか?
    余り知られていないのですが、お勧めの街並をご紹介します。

    井笠エリアと倉敷エリアの境目に位置する鴨方から、北に30分車を走らせると、矢掛町にたどり着きます。ここ矢掛町は、参勤交代で使われた、山陽道の本陣宿場の街です。
    本陣と脇本陣が共に現存しており、往時の面影を感じ取ることができます。
    参勤交代は年間20回程度ですので、広い本陣宿場を維持することは、当時は大変でした。
    矢掛の本陣は、造り酒屋が務めていました。本陣を名のることのステータスを、酒屋家業で稼いだお金で賄っていたそうです。
    本陣のある敷地は、間口30m奥行き90mの広い敷地の街道に面した場所に位置しています。本陣の門は、酒屋の玄関とは別にあり、曲線の屋根が素晴らしいです。造り酒屋の美しい蔵や、内部も見ごたえがあります。

    このように、家業を行っていた場所と本陣をまとめて見ることのできる場所は、ここ矢掛本陣だけです。

    矢掛郷土美術館には、往時の水見台も復元されています。
    飾り気の無い、観光地化されていない、素朴な矢掛の街歩きも素敵です。


    旅行時期
    2009年11月
    利用した際の同行者
    一人旅
    アクセス:
    4.0
    車でアクセス
    人混みの少なさ:
    5.0
    観光客はほとんど見ません
    見ごたえ:
    5.0
    街道に続く統一された街並みが圧巻です

  • あけぼのつつじ咲く鳴神山

    投稿日 2013年07月13日

    鳴神山 桐生

    総合評価:5.0

    私の住んでいる西日本に少ないアケボノツツジを一度見に行こう。
    そう思いたったとき、群馬の低山に足を運んでいました。

    一時間ほどの散歩で山頂です。山頂周りのツツジもきれいでしたが、周辺を散策すると、大木のアケボノツツジを見上げることができ、大満足でした。
    やさしい、やわらかいツツジでした。

    登山道の途中では、色んな花たちが私を待っててくれました。

    旅行時期
    2009年04月
    利用した際の同行者
    一人旅
    アクセス:
    4.0
    登山口までバスで行けます
    景観:
    5.0
    美しいあけぼのつつじに出会えます
    人混みの少なさ:
    5.0
    比較的少なかったです

  • 心静かに 永平寺の初秋

    投稿日 2013年07月13日

    曹洞宗大本山永平寺 永平寺・丸岡

    総合評価:5.0

    福井県永平寺町にある曹洞宗大本山、吉祥山永平寺。

    道元が開山した永平寺は、その静かで自己を見つめる規律正しい教えが、今も尚、息づいている場所です。禅を組むことにより、自己を見つめ、さらに高める。今も、日本全国から百数十名の年若い修行僧が集まり、修行に励む姿がそこにはあります。

    山門を潜るのは、一生で二回だけ。
    永平寺に入山する時と、永平寺を去る時のみ。
    一般の者は、山門の全容を外から眺めることもできません。

    静かで威厳ある永平寺に座れば、自然の移り変わりも肌で感じることができます。少しづつ訪れてくる秋の気配が流れていました。きっと、永平寺の風景も秋色の染まったときには、より素晴らしいものとなるのでしょう。

    京都のような派手さもなく、奈良のような世界遺産や国宝がある訳でもなく。
    永平寺には、芯の通った清い空気が漂っている、ただそれだけなのかもしれません。

    心が引き締まり、清らかになる場所です。
    静かに訪れてみてください。


    旅行時期
    2011年10月
    利用した際の同行者
    一人旅
    アクセス:
    4.0
    車でアクセス
    人混みの少なさ:
    4.0
    多くても静寂
    見ごたえ:
    5.0
    素晴らしい静寂と規律中で、歴史の重みを感じられます

  • 古都 金沢を歩く

    投稿日 2013年07月13日

    主計町茶屋街 金沢

    総合評価:5.0

    金沢は、何度行っても情緒あふれるいい街です。

    北陸を代表する古都、茶屋町で鍋料理を食べ、武家屋敷や寺町を散策する。
    時間が本当にゆったりと流れていくように感じます。

    茶屋街では、風情を楽しむのなら西、お気軽に散策と食事なら東、夜の食事をまったりとするなら主計町がお勧めです。
    金沢には、古い街並がたくさん残されています。古い街並には、茶屋街あり、生活の場あり、とても素敵な街歩きを楽しめます。お勧めは、主計町(かずえまち)茶屋街周辺です。主計町茶屋街は、ひがし茶屋街・西茶屋街と並ぶ 金沢3茶屋街の1つで、国の重要伝統的建造物群保存地区にも指定されています。主計町茶屋街は浅野川に面しており、夜の風情がとても素敵な場所です。百万石行列の前日夜には、加賀友禅灯ろう流しも行われることでも知られています。とても情緒豊かな茶屋街で、主計町茶屋街の浅野川沿いは料亭の建物が立ち並んでいます。一歩裏道に入ると、狭い路地と千本格子の庶民向け遊郭跡が続く、風情ある街並みが残存しています。

    夜は、少し奮発して茶屋で食事をしましょう。
    特にお勧めは、秋~冬に行ってお鍋を食べましょう。金沢の鍋は、給仕の方によそおっていただくのがマナーです。自分で鍋をつつかないようにしましょうね。
    茶屋でお食事をしてみてください。古都 金沢の流儀、文化の一面に触れることができますよ。

    冬支度の進む武家屋敷も素敵です。
    平日ですと、本当にゆっくりできます。地元の人以外に人通りも少なく、風情を満喫できます。
    時間があれば、電話予約をして寺町の忍者寺も面白いですよ。

    また何度も、金沢には行きたいと思います。

    旅行時期
    2009年11月
    利用した際の同行者
    一人旅
    アクセス:
    5.0
    市内の移動はバスかタクシーで
    人混みの少なさ:
    5.0
    主計町茶屋街は少ないです
    見ごたえ:
    5.0
    どの茶屋街、街並みも素敵です

  • 東海道 関宿を歩く

    投稿日 2013年07月09日

    関宿

    総合評価:5.0

    東海道五十三次で最も往時の町並みを残した宿場といえば、亀山市にある関宿です。
    関宿は、東海道五十三次 47番目の歴史ある宿場です。

    以前、仕事で通り過ぎていた場所でしたが、日曜日の仕事を終えて、少し寄り道で立ち寄ってみました。
    さすがに、重伝建だけあって、迫力のある街並みです。
    古代からの交通の要衝で、壬申の乱の頃に古代三関の一つ「伊勢鈴鹿の関」が置かれた場所でもあり、江戸でも東海道と伊勢別街道、大和街道が分岐する活気ある宿場町でした。
    延長2kmに亘って続く、往時の街並は見ごたえ十分です。

    是非、お立ち寄りください。

    旅行時期
    2011年04月
    利用した際の同行者
    一人旅
    アクセス:
    4.0
    車でアクセス
    人混みの少なさ:
    5.0
    広い宿場なので,人の多さが気になりません
    見ごたえ:
    5.0
    立派な街道の宿場町です

  • 醤油蔵の街 野田を歩く

    投稿日 2013年07月07日

    キノエネ醤油 野田・関宿

    総合評価:4.0

    東武鉄道野田線は、本当にローカル色の強いのんびりとした路線です。
    決して、この路線に乗ることになるとは思ってもみませんでした。

    野田市は、ずばりキッコーマン醤油のある醤油の町です。
    愛宕駅で電車を降りて、野田市駅までのんびりと散策をしてみました。

    延長元年(923年)創建の愛宕神社は、小さなお社ですが、その彫刻の美しさは見る価値のあるものです。
    近くには、ローカルな醤油製造元のキノエネ醤油があります。その醤油蔵や建物は、本当に歴史を感じる素晴らしい建物で、一つの街並み景観を作り出しています。

    仲町の歴史の建物を見ながら進み、左手の道の向こうにキッコーマンの醤油蔵が見えます。こちらの醤油蔵は、歴史を感じるもので、路地を進むと黒塗りの土蔵も緑の中に建っており、とても風格を感じられます。
    その先には、キッコーマン醤油の会長宅があり、その見事な長屋門にほれぼれしてしまいます。

    野田の街歩き、お醤油の香りが情緒ある建物や自然に包まれていました。
    街歩きの終点となる野田市駅もハイカラですよ。

    旅行時期
    2013年06月
    利用した際の同行者
    一人旅
    アクセス:
    5.0
    東武鉄道野田線 愛宕駅、野田市駅から

  • 和風レトロ 石岡を歩く

    投稿日 2013年07月07日

    まち蔵藍 石岡・霞ヶ浦

    総合評価:5.0

    茨城県の石岡市、ここには和風レトロな建物が建ち並ぶ街並があります。

    石岡市では、建築後50年を経過した優れた建物などの建造物を、登録文化財とする制度がスタートしています。このためか、中町通りには、昭和レトロを感じさせる、懐かしい佇まいの登録有形文化財が建ち並んでいるのです。

    通りには、木造2階建の店舗兼住宅で、建物前面が平坦に仕上げられて装飾された看板建築が見事に並んでいます。
    こんな街並は、日本広しと言えども、ここ石岡だけのような気がします。

    食事は、昭和初期に建てられた「きそば東京庵」でおそばをいただきました。
    おそばも美味しく、店内もレトロな雰囲気が味わえます。

    のんびりと、この奇怪にも感じられる見事な和風レトロを散策してみてはいかがでしょうか。個人的には、お勧めです。

    旅行時期
    2013年05月
    利用した際の同行者
    一人旅
    アクセス:
    5.0
    JRか車でアクセス
    人混みの少なさ:
    5.0
    観光客は少ないです
    見ごたえ:
    5.0
    これほど面白い町並も珍しい

  • 白壁 赤瓦 土蔵の街 倉吉を歩く

    投稿日 2013年07月05日

    赤瓦十一号館 陶芸館 倉吉

    総合評価:5.0

    倉吉は、山陰道の要衝として栄え、戦国時代に打吹城の城下町として発達した町です。
    江戸時代、伯耆の中心地として、また、天神川の河川交通の集散地として発展してきました。

    現在の倉吉は、ひっそりと天神川の傍に佇む静かな町です。
    玉川沿いには、建ち並ぶ土蔵街があり、本当に美しい赤瓦の白壁の蔵が建ち並ぶ様を楽しむことができます。それぞれの蔵は、蔵の中がお店や伝統工芸品の製作場所になっています。お店にある彫刻も心を和ませてくれます。本当に親しみのある彫刻ばかりです。

    鳥取県の中部地方にある北条・琴芝・大栄・倉吉、この辺りでは、昔からラーメンは豚骨ならぬ牛骨をじっくり煮込んだスープなのです。最近は、ご当地B級グルメのブームもあって、牛骨ラーメンとして売り出し中です。
    倉吉駅に程近い「幸雅」さんでいただきました。この地の昔からの味ということで、懐かしい旨い味。略して、なつ旨ラーメン。牛骨なので、くせがあるかなと思ったら、意外にあっさりとした澄んだおいしいスープでした。

    倉吉、私はお勧めします。

    旅行時期
    2012年09月
    利用した際の同行者
    一人旅
    アクセス:
    4.0
    JRか車でアクセス
    人混みの少なさ:
    4.0
    そこそこのんびりと歩けます
    見ごたえ:
    5.0
    街並の美しさと変化を楽しめます

  • 鳩子の海 上関を歩く

    投稿日 2013年07月05日

    旧上関番所 柳井・上関

    総合評価:5.0

    上関は、中関・下関と共に防長三関として瀬戸内海の海上交通の要所として重視され、海峡があることから、瀬戸内海が人や物の大幹線であった近代以前から、海上交通の要衝として栄えてきました。

    海峡を挟む上関・室津は、平安時代にはすでに港町として形成され、室津・江戸時代には、大陸と港を結ぶ中継基地として、更には、参勤交代の大名船、朝鮮通信使の船など多様な交流・交通の拠点として発展を遂げました。このため、長州藩はこの地に番所を置き、警備や参勤交代の大名や使節の接待などを行なっていました。
    上関の港は絶好の風待ち、潮待ちの港で、町では商業が栄え、今は沿岸漁業の港に変身しましたが、その町並みはまだ往時の面影を残しています。

    近くには、四階楼があります。
    明治十二年に、明治維新の志士 小方謙九郎が建てた、全国でも珍しい四階建ての擬洋風木造建築です。山口県内最古の木造建築の1つでもあり、外観内装とも凝った造りが見られ上関の歴史を偲ぶことができます。
    壁に描かれた模様は、全て漆喰でできた飾りです。職人の技を感じられます。天井裏から明治十二年の築造の記が出てきたため、山口県指定文化財から重要文化財となりました。
    内・外面にある漆喰の装飾もすばらしい芸術品で、一見の価値があります。
    また、四階には、天井に鳳凰の見事な彫り物が中央に配され、周囲の窓は往時からある色ガラスのステンドグラスがあります。
    ここに住んだ人の斬新さを感じ取られ、維新にかかわった人であることに納得してしまいます。

    のんびり散歩が似合う場所です。


    旅行時期
    2010年05月
    利用した際の同行者
    一人旅
    アクセス:
    3.0
    車がないと厳しいです
    人混みの少なさ:
    5.0
    のんびりと街並散策ができます
    見ごたえ:
    5.0
    こんな場所にこんな素晴らしい建物があるとは

  • 茅葺の大内宿を歩く

    投稿日 2013年07月05日

    大内宿 田島・南会津

    総合評価:5.0

    福島県の郡山へ出張する機会があり、空いた日曜日の時間を如何に使うかを思案した結果、十数年前に訪れた会津地方をまわってみることにしました。
    その時に、大内宿を訪ねていなかったので、今回はゆっくりと宿場であり山村であるこの宿を歩いてみることにしました。

    地元の人に話を聞くと、日曜日はものすごい人手になるとのことでしたので、早朝郡山を出発し、朝8時過ぎからのんびりと大内宿の風景を眺めてみました。
    さすがに、人出もほとんどなく、静かな山村の街並みと1軒1軒の家をじっくりと楽しむことができました。終端にあるお堂の丘から眺める景色も素晴らしく、茅葺の集落の特徴でしょうか、水路から柄杓で水を撒く住民の方々の姿が印象的です。火事に弱い茅葺屋根を守るために、どの民家にも水の神様が描かれています。

    折り返して帰る頃になると、一斉に民家の扉が開き、お店が開店です。どの家々も、土産物や飲食店に早代わりです。ここも、観光地なのだと、再確認した次第です。

    大内宿で朝食代わりに食べた、おそばが「一本ねぎそば」です。
    一本のねぎが箸であり、薬味です。
    そばをねぎで掻き込んで食べます。
    薬味が欲しくなると、ねぎをかじって薬味にします。
    お蕎麦自体は二八ですが、この意外性には脱帽しました。

    集落のほとんどがお店を営んでいますので、買い物好きな方にも楽しいかと思います。

    旅行時期
    2010年06月
    利用した際の同行者
    一人旅
    アクセス:
    3.0
    車でアクセス
    人混みの少なさ:
    4.0
    朝一番は空いていましたが...
    見ごたえ:
    5.0
    作られた街並みのように見えてしまいますが、本物です

  • 峠の集落 宇津の谷を歩く

    投稿日 2013年07月05日

    宇津ノ谷集落 静岡市(葵区・駿河区)

    総合評価:4.0

    静岡市を西へ丸子方面に向かい、丸子の町を過ぎた峠の谷あいに宇津の谷集落は静かに佇んでいます。

    峠越え前の宿場として、各地の大名・役人が宿をとった場所で、石畳の坂道の両脇に広がる昔ながらの集落は、独特の味を出しています。

    東海道の小さな宿場ですが、峠越えの東海道から見下ろす集落の向こうには、静岡ならではの茶畑が望め、のんびりと時の流れを感じることのできる素敵な町並みが広がります。


    旅行時期
    2010年01月
    利用した際の同行者
    一人旅
    アクセス:
    3.0
    バスで行きましたが、便数は少なく、時間どうりに運航しません
    人混みの少なさ:
    5.0
    ほとんど人に会いませんでした
    見ごたえ:
    3.0
    旧東海道の峠に広がる小さな集落です

  • 木蝋で栄えた町 内子を歩く

    投稿日 2013年07月04日

    八日市・護国地区の町並み 内子

    総合評価:5.0

    愛媛県松山市から南西に1時間走ったところに、内子町はあります。

    内子町は、ハゼの流通、つまり「木蝋」で栄えた町で、今も和蝋燭が有名です。
    町内には、ハゼで財をなした商家が建ち並び、豪華な装飾を施した白壁と古い街並が続いています。

    町には、住民に愛され続ける内子座があります。
    内子座は、愛媛県内子町にある歌舞伎劇場です。
    大正5年(1916年)に大正天皇の即位を祝って、内子町の有志によって建設され、農閑期に歌舞伎や文楽、後に映画や落語なども演じられたそうです。その後、昭和40年代にはホールとして活用されていましたが、老朽化により取り壊される計画が持ち上がったときに、町並み保存地区に近接していることもあり、まちづくりの核として活用していくべきとの町民からの要望により復原されて、今日に至っています。今では、歌舞伎のほか、各種講演やまちづくりの会合等にも活用されている町民に親しまれている建物です。
    現在の建物は昭和60年代に復元されたものですが、建築された頃のままの素晴らしい姿の建物が残っています。内部も自然採光をたくみに取り入れられた造りで、座席も往時そのままの升席となっており、本当に風情ある建物です。

    とても穏やかな街歩きができる場所です。

    旅行時期
    2010年04月
    利用した際の同行者
    一人旅
    アクセス:
    4.0
    車でアクセス
    人混みの少なさ:
    4.0
    内子座は観光の方がいます
    見ごたえ:
    5.0
    内子座、街並、どちらも見ごたえがあります

  • 雪降る天領 日田豆田を歩く

    投稿日 2013年07月03日

    豆田町界隈 日田

    総合評価:5.0

    大分県の北西に位置する日田市は、現在は林業で栄える町であり、「日田天領水」で知られるように、名水が豊富に湧き出る場所でもあります。

    日田は、江戸時代に三隈川の流れる日田盆地に幕府直轄の天領地として開けた町で、日田代官所が置かれた城下町です。このため、江戸時代、日田にはたくさんの御用達商人がおり、これらの商家が集まっていた場所が現在の豆田町です。
    今でも、豆田では往時の商家や蔵屋敷が建ち並んでおり、町内を歩けば数多くの歴史の建物を見ることができます。

    これらの街並には、たくさんの商店が軒を連ねて、往時の家々で商売をしており、多少観光地化された面がありますが、買い物をしながらの散策を楽しみにされる方にはとても良い場所だと思います。

    大雪の中、古い往時の街並を散策すると、商いをする人の呼び声がします。
    江戸時代の反映も、こんな感じだったのかもと、日田天領を感じながらのそぞろ歩きも楽しいです。

    旅行時期
    2011年02月
    利用した際の同行者
    一人旅
    アクセス:
    4.0
    車かJRでアクセス
    人混みの少なさ:
    3.0
    観光客は多いです
    見ごたえ:
    5.0
    街並や建物、地産品 どれも素晴らしいです

  • 小さな城下町 人吉を歩く

    投稿日 2013年07月03日

    人吉城跡 人吉

    総合評価:5.0

    人吉は、熊本県の南部にある小さな城下町です。
    歴史の街、人吉は、熊本県の最南端にある球磨川の水運の要所として、また人吉藩相良氏の城下町として栄えた町で、独特の「うんすんカルタ」のような文化が生まれたことでも有名です。

    人吉駅にある観光案内所で、この地方の歴史の街並はありますかって訪ねてみました。
    城下町、人吉では、人吉城跡も復元が進み、歴史館も開設されていました。
    そんな歴史の街なのですから、きっと古い風情の味わえる歴史の街並が残っているはず。そんな思いで、観光案内所を覗いてみました。

    そこで紹介されたのが、鍛冶屋町通りです。
    この通りには、歴史を物語るお茶蔵(五木園)や味噌蔵(釜田醸造所)をはじめとする歴史を感じることができる街並が残っていました。丁度、お雛様を飾ってあり、五木園ではお茶をいただきながら、江戸・明治・昭和のお雛様を楽しませていただきました。
    のんびりと人吉の人々の温かみを感じられる街歩きが出来ます。

    近くには、青井阿蘇神社があります。この神社は、大同元年(806年)に創建された歴史を持つ神社です。全国に分霊を持つ信仰の厚い阿蘇神社から、御祭神十二神のうち、三神の御分霊がされた由緒ある神社です。ご祭神は、神武天皇の孫にあたられる健磐龍命(たけいわたつのみこと)、その妃の阿蘇津媛命(あそつひめのみこと)、お二人の子供の國造速甕玉命(くにのみやつこはやみかたまのみこと)の三柱の神々です。
    この神社のすばらしさは、やはり建物です。
    北側から南に本殿、廊、幣殿、拝殿、楼門が並んで配されており、五棟一連の御社殿は、相良20代長毎が江戸時代初期の慶長15年(1609年)から18年の4ヵ年にわたり造営したものです。御社殿の全てが黒を基調に漆塗り、細部の木組みに赤漆を塗り、彫刻や模様は極彩色を用いるとともに各所に装飾が施されています。桃山様式と呼ばれる技法で建てられています。目を引くのは、屋根の棟が高く勾配が急な萱葺き屋根が一番の特徴です。
    青井阿蘇神社をはじめ、人吉球磨地方にはこのような歴史的建築物が数多く残されているようです。あいにく、屋根の改修中でしたが、そのすばらしさは必見でした。

    熊本県人吉の山中、鹿児島県に程近い場所にあるキジ料理の専門店で食事をいただきました。鹿児島県の伊佐市に用件があり、向かう途中で見かけた看板にひかれて、ここで食事を取りました。キジといえば、色んなとこで食してきましたが、少し歯ごたえのある印象があります。
    ところがびっくり、キジ刺しを口に含めば、溶けていくような食感です。
    うまい!
    キジの美味しい食べ方の張り紙があります。
    「キジの美味しい食べ方は、焼きすぎない、煮すぎないことです。3~5割の加減で召し上がってください。」
    新鮮なキジだからこそ、レアな食べ方ができ、美味しいのでしょう。
    キジ入りのスイトンも、自家製の柚子コショウで頂けば、これまた美味しい。
    金額的に昼食には高い感がありましたが、満足でした。

    熊本県の南端にある人吉は、とても玄人好みの町です。

    旅行時期
    2011年03月
    利用した際の同行者
    一人旅
    アクセス:
    3.0
    少し不便な場所です
    人混みの少なさ:
    5.0
    静かに小さな歴史の城下町を歩けます
    見ごたえ:
    4.0
    私好みの小さな町です

  • 蔵の町 小江戸川越を歩く

    投稿日 2013年07月01日

    時の鐘 川越

    総合評価:4.0

    埼玉県の東武東上線沿線は、味のある街が集まっています。

    車窓から自然と街並を交互に繰り返し見ることができ、変化ある車窓の風景は意外に楽しい路線です。

    小江戸 川越は、歴史と蔵の街です。
    古い蔵一つ一つが違った表情を持っているのですが、蔵が連なった街並はなぜか調和の取れた素敵な街並となっています。

    池袋から30分余り、出張族の私でもちょっと覗くことのできる素敵な街です。


    旅行時期
    2010年03月
    利用した際の同行者
    一人旅
    アクセス:
    5.0
    都内からも30分
    人混みの少なさ:
    3.0
    観光客が多いです
    見ごたえ:
    5.0
    見事な蔵が建ち並びます

  • 懐かしい南国風景 竹富島を歩く

    投稿日 2013年06月29日

    竹富島の集落 竹富島

    総合評価:5.0

    石垣の仕事に少しの余裕ができたので、船で10分の竹富島に、ほんの少しですが足を踏み入れてみました。

    竹富島は、珊瑚の石垣と赤い琉球瓦が独特の風景を醸し出しています。
    門構えは、知覧と同様に入口に石垣が組まれているものも多くあります。
    また、三差路や曲がり角には、至るところに石敢当があります。
    南九州で見かけた街並は、八重山から移って行ったのかもしれません。

    青い海を背景に、赤瓦が美しく感じられます。
    その赤瓦とサンゴの石積み塀が続く街並は、本当に南国の独特の雰囲気が漂います。
    家々には、全て表情もポーズも違うシーサーが、これまたそれぞれの位置に飾られており、それを見て歩くのもまた楽しいです。

    なごみの塔から見下ろす風景も屋根の重なりが美しく、中々の風情があります。


    無理してきてよかった。
    そんな気分にさせてくれる素敵な街並でした。

    旅行時期
    2012年11月
    利用した際の同行者
    一人旅
    アクセス:
    4.0
    石垣島から高速艇で10分,港から徒歩で15分
    人混みの少なさ:
    5.0
    朝一番の船だったので
    見ごたえ:
    5.0
    南国の街歩きを堪能できます

  • 歴史の庶民町 奈良町を歩く

    投稿日 2013年06月29日

    奈良町資料館 奈良市

    総合評価:4.0

    奈良市にある奈良町は、古くからの伝統を受け継ぎながらも、新しい魅力ある街に変わろうとしている素敵な場所です。

    奈良町では、身代り申が民家の軒下にたくさんぶら下がっています。
    奈良町には、青面金剛を祀る庚申堂があります。
    中国の道教に由来した信仰で、文武天皇の頃に発生した疫病の祈祷によってこの地に青面金剛が降り立ったとされており、その日が庚申の年、庚申の月、庚申の日であることから、庚申堂と呼ばれているそうです。
    このように疫病に効くと信じられた申が、今は魔よけのような形で民家にぶら下がっているようです。

    古の風習が息づいた街なのですが、今は地元の方達が中心になって、観光案内所や商店の活性化に取組まれています。
    このような路地のようなゴチャゴチャしているけど、古きものと新しい取り組みが交錯する、そんな街歩きは、また楽しい発見がありますよ。

    是非、行ってみてください。

    旅行時期
    2011年10月
    利用した際の同行者
    一人旅
    アクセス:
    5.0
    奈良の市街地です
    人混みの少なさ:
    4.0
    観光客は少ないですが地元の方が多くいます

  • 近江八幡を歩く

    投稿日 2013年06月29日

    八幡堀 近江八幡・安土

    総合評価:5.0

    近江八幡市は、天正13年(1585年)に、豊臣秀吉の甥に当たる豊臣秀次が八幡山に城を築いたことに始まります。

    秀次の楽市楽座等による商工業の発展政策により、近江八幡の商業が栄え、近江商人の本宅が建ち並ぶ街並が広がり、往時の活躍を偲ぶことができます。

    切妻造桟瓦葺、中二階建の木造建築が近江八幡の特徴です。
    通りに面する窓には、格子、出格子、虫籠窓となっています。
    美しい歴史の街並が見られるのは、新町の通りです。
    道路に面する庭には、見越しの松があり、通りの風景に緑の松の木が取込まれ、安らぎの溢れる素晴らしい景観が広がります。
    また、八幡堀の水運の街並も、とても素敵です。

    伊吹山の風景も素敵です。美しい。
    冠雪を抱いた伊吹山は、青い空の下で輝いています。
    八幡山の頂までは、ロープウェイを使えば5分で到着です。
    山頂は、羽柴秀次の居城として知られる八幡山城跡で、山頂の本丸跡には、秀吉の姉の日秀(智)が開基の村雲門跡瑞龍寺が建っています。周囲を歩けば、景色の移り変わりを感じながら、素晴らしい散歩が楽しめます。二の丸からは、琵琶湖とその向うに見える武奈ケ岳に連なる山々の素敵な風景を楽しめます。
    きもちいぃぃぃぃ~。
    是非、一度どうぞ。

    近江八幡のもう一つの顔がヴォーリズ建築です。
    青い目の近江商人、Vories。
    コロラド大学理工系学部に入学し、哲学科を卒業したヴォーリズは、滋賀県立商業学校の英語教師でありながら、宣教活動を続けました。その後、建築設計を手がけ、メンタームの近江兄弟社を設立するなど、商売の才能も発揮し、青い目の近江商人と呼ばれました。
    日本国籍を取得し、第二次大戦がささやかれる中、一柳米来留(ひとつやなぎめれる)と改名し、近江八幡で生涯を閉じました。近江八幡は世界の中心、そう信じて近江八幡の発展に寄与したヴォーリズは、近江八幡市の名誉市民第1号でもあります。
    池田町洋風住宅街では、旧近江家政塾や吉田邸などの代表的なヴォーリズ建築を見ることができます。ヴォーリズの思いを伝える、美しい味わいのある煉瓦積みの塀が立ち並びます。

    お得な観光パスポートを使って、近江八幡の散策はいかがですか。

    お勧めですよ。


    旅行時期
    2011年03月
    利用した際の同行者
    一人旅
    アクセス:
    4.0
    車が便利です
    人混みの少なさ:
    4.0
    観光客は多いですが見どころも多いです
    見ごたえ:
    5.0
    どこも見どころ満載です

Dr.Poohさん

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