近江八幡を歩く
- 5.0
- 旅行時期:2011/03(約15年前)
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by Dr.Poohさん(男性)
近江八幡・安土 クチコミ:1件
近江八幡市は、天正13年(1585年)に、豊臣秀吉の甥に当たる豊臣秀次が八幡山に城を築いたことに始まります。
秀次の楽市楽座等による商工業の発展政策により、近江八幡の商業が栄え、近江商人の本宅が建ち並ぶ街並が広がり、往時の活躍を偲ぶことができます。
切妻造桟瓦葺、中二階建の木造建築が近江八幡の特徴です。
通りに面する窓には、格子、出格子、虫籠窓となっています。
美しい歴史の街並が見られるのは、新町の通りです。
道路に面する庭には、見越しの松があり、通りの風景に緑の松の木が取込まれ、安らぎの溢れる素晴らしい景観が広がります。
また、八幡堀の水運の街並も、とても素敵です。
伊吹山の風景も素敵です。美しい。
冠雪を抱いた伊吹山は、青い空の下で輝いています。
八幡山の頂までは、ロープウェイを使えば5分で到着です。
山頂は、羽柴秀次の居城として知られる八幡山城跡で、山頂の本丸跡には、秀吉の姉の日秀(智)が開基の村雲門跡瑞龍寺が建っています。周囲を歩けば、景色の移り変わりを感じながら、素晴らしい散歩が楽しめます。二の丸からは、琵琶湖とその向うに見える武奈ケ岳に連なる山々の素敵な風景を楽しめます。
きもちいぃぃぃぃ~。
是非、一度どうぞ。
近江八幡のもう一つの顔がヴォーリズ建築です。
青い目の近江商人、Vories。
コロラド大学理工系学部に入学し、哲学科を卒業したヴォーリズは、滋賀県立商業学校の英語教師でありながら、宣教活動を続けました。その後、建築設計を手がけ、メンタームの近江兄弟社を設立するなど、商売の才能も発揮し、青い目の近江商人と呼ばれました。
日本国籍を取得し、第二次大戦がささやかれる中、一柳米来留(ひとつやなぎめれる)と改名し、近江八幡で生涯を閉じました。近江八幡は世界の中心、そう信じて近江八幡の発展に寄与したヴォーリズは、近江八幡市の名誉市民第1号でもあります。
池田町洋風住宅街では、旧近江家政塾や吉田邸などの代表的なヴォーリズ建築を見ることができます。ヴォーリズの思いを伝える、美しい味わいのある煉瓦積みの塀が立ち並びます。
お得な観光パスポートを使って、近江八幡の散策はいかがですか。
お勧めですよ。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- 車が便利です
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 観光客は多いですが見どころも多いです
- 見ごたえ:
- 5.0
- どこも見どころ満載です
クチコミ投稿日:2013/06/29
いいね!:4票
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