ケロケロマニアさんのクチコミ(416ページ)全12,309件

こちらの建物は、岩村藩主邸跡地の入口付近にあって、現在は歴史資料館の入口の門のような存在感を示していますが、元々は時報としての太鼓を打っていた櫓とのことでした。建物自体は復元ですので、歴史的な価値はありませんが、下からアクセスした場合、岩村城としての風情を最初に感じられる場所かと思います。

こちらの名家は、江戸時代に繁栄した問屋さんとして知られていて、藩の財政が逼迫した時に資金援助を頻りに行ったことで、藩からも一目置かれていた、岩村を代表する商家の一つとのことでした。内部見学していると親切に解説して下さる方もいて、特殊な構造なども見られるとのことで、こうした伝統建築がお好きな方には、かなり楽しめる施設だと思います。私の訪問時は無料開放されていましたが、本来は有料施設のようでした。尚、休館日は月曜日となっていますが、祝日の場合は木曜日が休館となります。火曜休の勝川家、水曜休の土佐屋に配慮された休館日設定だなと感じました。

こちらの施設は、現在では岩村の観光案内所のようになっていますが、建物自体が歴史的建築になっていて、元々は銀行として機能していた建物のようでした。観光案内所のおばちゃんがとてもフレンドリーで色々とお話してくれますので、文字通り触れ合いを楽しめる良い施設ですが、お話が弾み過ぎると観光時間に支障をきたすことになりますので御注意下さい。

岩村散策においては、伝統的な各町屋建築を巡る楽しさがあるかと思いますが、個人的に一番気に入ったのがこちらの土佐屋です。勿論、商家としての建物の見応えもあるのですが、それ以上に奥に藍染工房のような施設があって、藍壺が並ぶ区画などは、なかなか見られない珍しいものだなと感動しました。

城下町岩村の本通り沿いには、数多くの町屋建築が並んでいて、それぞれが見所満載なのですが、平日に訪れると、各町屋建築に各々の休館日が設定されています。私は火曜日に立ち寄りましたが、運悪くこちらの勝川家は休館日になっていて、内部見学が出来ませんでした。近隣の土佐屋や木村邸などが月曜日・水曜日などが休館日になっていて、平日はうまく休館日が分散されているようでした。つまり平日に訪問すると、どこかは休館日になっていて見られない可能性がありますのでご注意下さい。

明知鉄道の岩村駅から岩村城址に続く道沿いは、昔の城下町の風情を残していて見所が満載でした。ただ、ずっとお城に向かって登るような道なので、続けて歩くと疲労しますので、折を見て各スポットを見学しながら休憩を取っていくと良い街並みだと思います。

こちらの資料館は、入場料が200円かかりますが、中には地元を代表する芸術家の方々の作品などが歴史ある建物の中でゆったりと鑑賞できる風情が素敵でした。別棟には大井宿の歴史に関する展示も並んでいて、歴史資料館としてのテイストでも楽しめる素敵なスポットだと思います。

農鳥岳は3026ｍの本峰よりもこちらの西農鳥岳の方が標高が高いのですが（3051ｍ）、特に大門沢側から登る場合は、手前にそれらしき偽ピークがありますので注意が必要です。今では正確なピークの方に立派な道標が出来ましたが、ガスに包まれるとこれが見えなくなって、誤って手前の偽ピークに登って登頂と勘違いされる方も多いようです。西農鳥岳の本ピークの脇には巻き道が付いていて、こちらの方がそれっぽい道に見えますので、ピークマニアの方は西農鳥岳のピークの踏み忘れに御注意下さい。

間ノ岳、北岳と共に白峰三山として知られる農鳥岳は、もし奈良田側から登ると最初に到達するピークということになりますが、どちらかと言えば、奈良田に温泉があることから、下山ルートとして大門沢を利用される方が多く、その場合は、約3200ｍの標高を誇る北岳・間ノ岳を登ってから最後に到達することになりますので、登山客の印象としては少し薄いかなという山です。ただ山全体としては幾つかのピークがポコポコ並ぶ感じで、短距離で色々な角度で景色を楽しめる山でもありますので、是非お天気の良い日に登って頂きたい山だと思います。

静岡県の最高峰が日本一の富士山であることはどなたでもご存知かと思いますが、その県庁所在地の静岡市の最高峰が、市域の最奥にある間ノ岳であることはあまり知られていないかと思います。これまで日本第四位の標高に甘んじてきた不遇な山でしたが、2014年の標高改正で１ｍ高くなった関係で、北アルプスの奥穂高岳と並ぶ日本第三位の高峰になりました。景色も素晴らしくて、技術的には全く苦労なく登れる山ですので、是非すぐ近くの日本第二の高峰北岳と共に登って頂きたい山です。

静岡市内にある最北の宿と言える熊ノ平小屋は、アクセス的にはとても大変ですが、独特の雰囲気があってとても居心地の良い小屋です。ただ、2014年の消費増税の影響からか、素泊まり料金が5000円→6000円と値上がりになりました。（ただ、食事料金は据え置きのようで、一泊二食で9000円でした。）アクセスが大変な分空いていることが多く、ゆっくりと過ごせますし、お料理も美味しいので南アルプスの中でもお勧めの山小屋の一つです。

南アルプス登山で昨年に引き続き利用させて頂きましたが、2014年は丁度南アルプスが国立公園に指定されてから50周年ということで、看板や標識が英語表記も含めたスタイリッシュなデザインのものが増えていて驚かされました。ただ、雰囲気的には昨年と全く変わりなく、静かな一夜を過ごすことが出来ました。

今回の下部温泉訪問では、ここで有名なかくし最中以外のもので、もう一つの「下部の宿」という銘菓を購入しようと思ったのですが、生憎まだ暑い時期で、もう少し涼しくなってから製造を再開する予定とのことでした。その代わりに今回発見したのがこちらのブルーベリー最中で、一つ110円で販売されていましたが、これはこれでなかなか美味でした。

南アルプスの登山後に、身延駅を経由して立ち寄ったのがこちらのお店でした。何の気なしにお邪魔して、名物だというみのぶまんじゅうを話のタネにと一つだけ購入したのですが、お店の方がどうぞ店内でと案内して下さり、お茶を片手にゆっくりとした雰囲気で頂くことが出来ました。小さなお店ですが、こちらの飲食スペースから富士川の景観を楽しめるようになっていて、茶店感覚で立ち寄るのも素敵なお店だと思います。

小淵沢駅にある”駅そば”として有名なお店ですが、今回は駅弁で利用させて頂きました。元気甲斐などの有名駅弁もありますが、今回は甲州とりもつべんとう（930円）をチョイスしてみました。小ぶりの鶏もつが沢山並んでいて食べ応えがありましたが、横に添えられていた巨峰の寒天餅もなかなか美味しくて、総合的に見ても高評価の駅弁だなと思いました。

中山道の宿場町の一つ、大井宿は現在の恵那市の中心街付近にあって、アクセスも便利なので気軽に宿場町探訪を楽しめるエリアです。本陣跡に関しては、門構えが残されているだけで後は火災で焼失してしまったようですが、安土桃山様式も見られる立派な装飾も残されていました。また、門の傍にある松の木は樹齢300年を誇っていてとても見応えがありました。

名寄にはこちらの美しいグリーン色の洋風建築があり、名寄市指定文化財の第一号にもなっています。1909年に建てられた現存する市内最古の洋風建築として市民に愛されています。ただ、通常は内部見学はできない現役の宗教施設となっています。

こちらの建物は、まずその美しい外観に惹かれるかと思いますが、地元では旧西田邸として知られていて、建築様式としても和洋折衷の味わい深さが感じられます。内部見学も無料でできますので、是非中もご覧下さい。尚、現在では地元の会合などで会議室が使用されることもあり、その際は見学が制限されますのでご注意下さい。

北海道内には沢山のSLスポットがありますが、個人的には名寄のキマロキ、沼田のクラウス15号と並んで、北海道三大SLスポットの一つと思っているのが、こちら岩見沢の南公園です。SLとしての珍しさという意味では劣りますが、C57とD51のSL車両が二両並んで展示されているのは、流石かつて石炭輸送の要衝であった岩見沢らしい風景だと思います。

こちらの施設は、バスの待合所と観光案内所、地元のコミュニティセンターなどの機能が一緒になったような施設で、公衆無線LANが使えますので、PC作業をしたいという方にお勧めなのですが、この観光案内所ではレンタサイクルの受付もしていて、普通の自転車が100円、電動自転車が200円（但し電動自転車は保証金2000円が必要）で借りられます。しかもこのレンタサイクル、時間制限がありませんので、朝9時～18時まで、最大9時間使用してもこのお値段ですので、近郊のサイクリングにはとても重宝するサービスだと思います。