ケロケロマニアさんのクチコミ(243ページ)全12,309件

稚内駅が大幅リニューアルされてから数年が経ちますが、その駅舎内にあるこちらの案内所でも、ネット環境の変化による対応の変遷が見られます。かつてはこの案内所傍に据付のPCが置かれていたのですが、今ではそれがなくなってしまっています。ただ、PCやスマホの持ち合わせがない方向けのPC貸し出しサービスというのを行っていて、手続きをすれば無料で借りることが出来ます。ただし、今では珍しくなりつつある有線LAN接続となっていますので、そのうち、このPC貸し出し制度もなくなって、完全にWifiのみの扱いになってしまう時代が来てしまうのかもしれません…。

尚、貸出PCは一台しかありませんので、一応1時間を目安に、と言われますが、他に利用希望者がこの間に来ない場合は、自動継続で使っていても良いとのことでした。

現在は、ほぼ利礼航路の専用ターミナル的な運用をされている稚内港ですが、つい最近まではサハリン航路も日本の船会社によって運航されていて、それなりの賑わいを見せていました。今はロシア側の運航で、細々と夏季にのみサハリン航路が運航されている状態で、この船の入港時以外はひっそりとしていて、常に賑わいを見せている国内線ターミナルと比較すると、施錠されて牢獄のような風情がある国際線ターミナルは、是非外側でも見て行っていかれると良いかと思います。（だだ、入港時以外にこちらのターミナルに近づいて色々と見ていると、職質を受ける可能性もありますのでご注意下さい。）

今回は夏の繁忙期（7月中旬）に利尻（鴛泊）→礼文、礼文→稚内の2度、こちらのふぇりーを利用しました。最初の区間に関しては、案外空いていて、座席もまだまだ余っている感じでしたが、稚内行きに関しては、凄い混雑で、二等の雑魚寝フロアでは、十分に足を伸ばしては過ごせない程でした。人がいない状況下での撮影も困難ですので、稚内航路に関しては、船マニアの方は繁忙期を外しての訪問がお勧めです。相対的に利尻→礼文航路は空いている印象がありますが、時間帯によってはこの航路も混雑するようですので、出来るだけ、一般観光客が使い辛い時間帯のフェリーを利用すると船内時間はより快適に過ごせるかと思います。

私は丁度こちらの神社に例大祭の本祭が行われる前日と当日に訪問することが出来ましたが、倉庫から神輿が出されて、神社の石段を神輿が下って行く所まで、具に眺めることが出来て、その迫力に圧倒されました。その後の島内巡行に関しては、フェリーの乗船時間の都合で眺めることが出来ませんでしたが、前日には子供達の船形をした神輿が同じように島内の各地を巡行していましたので、流れとしてはよく似た内容だと思います。

なかなかお祭りのタイミングで礼文島を訪れるのは難しいかもしれませんが、機会があれば是非生で、この祭りの迫力を堪能してみて下さい。

尚、普段の厳島神社に関しても、見所がありまして、ここの本殿の天井画は、礼文島の神社らしく美しい花々が沢山描かれていて、とても見応えがありました。勿論、レブンアツモリソウの絵もありましたよ！

ここで紹介されている日食観測記念碑は、礼文島の中部東岸、起登臼地区にあるより新しい記念碑の方だと思いますが、実は香深の厳島神社の脇にも、かつての日食観測記念碑が残されていて、石碑としての含蓄という側面からは、こちらの方が味わいがあって、個人的には気に入りました。

起登臼の方の日食観測記念碑は、日食の満ち欠けの様子が再現されているような体でしたが、解説も石碑の下部にちょっとあるだけで、何だか不親切に感じました。

香深から北に向かうと香深井という集落がありますが、その南部の海沿いに立地しているのがこちらの神社です。本当に海のすぐ傍なので、弁天信仰か何かが関連しているのかと思いましたが、やはり漁師さんも多い土地柄、ということで、海の安全を祈願している側面が多いように感じられました。

私の訪問時は、丁度香深の厳島神社の例大祭の前夜に当たる日だったこともあって、こちらの本殿内でも、地元の方が何やら忙しそうに装飾物や書き物などを作成されていた様子が印象に残りました。

礼文島内の温泉施設として、とても人気がある所です。泉質もさっぱりとした感じで、泉質の個性という意味ではややパンチの弱さを感じますが、その分、万人受けする感じだと思います。

入浴後も休憩室でのんびりと過ごせますし、礼文島の写真集なども置かれていて、それらを眺めながら、礼文島を旅していることを実感できるのも良いです。

またここは、据付のPCが一台設置されていて、無料で利用することが出来ますので、PCやスマホの持ち合わせがない時の、メール送受信スポットとしても認知されておくと良いでしょう。

ここは、簡単に言ってしまえば、映画のロケ地が観光地化されたようなスポットです。

礼文島を周遊するツアーバスの殆どが訪問するような、島の南部を代表する観光地ですので、正直、個人旅行者にとっては、その団体客の動向には注意が必要で、それ程広い館内ではない中、大挙して人が押し寄せた際には、展示品を見に来たのか、人を見に来たのかわからない状態になってしまいますので、バスの到着を感じたら、足早に立ち去るようにされた方が賢明かと思います。

内容に関しても辛辣に申しますと、観光地として訪れるべきなのかな、と、物足りなくも感じてしまいましたが…。やはり、正直な所、礼文島には、こうした”人工的な”観光地はあまり似合わないのではないか、というのが、個人的な印象です。

礼文島内で唯一の路線バスを運行させているのが宗谷バスですが、利尻や北海道の北部エリアと同様、基本的に路線上の殆どの場所でフリー乗降が可能となっていますので、バス停までアクセスする時間を気にせずに、路線上を歩きながら、バスが来たら手を挙げて乗れるのがとても便利です。

今回私は、そのフリー乗降を楽しもうと思いましたが、歩き疲れてしまった関係で、歩きながら手を挙げて、という訳にはいきませんでした。ただ、通常はバス停ではない起登臼の日食観測記念碑前で、無事にバスに乗車することが出来ました。

ただ、運賃に関しては、そのフリー乗降地の乗車の場合はより前のバス停分、後者の場合はより後のバス停分まで、となりますので、距離に応じたコスパ、として考えると、細かい方ですとちょっと損した気持ちになるかもしれません。

これも４トラさんには登録がなくて残念なスポットなのですが、香深市街地のど真ん中、役場の隣にあるのがネイチャー礼文、という施設で、ここでは沢山の礼文のお花に関して、詳細に学ぶことが出来ますが、やはり礼文で多くの方が興味を抱かれるのが、レブンアツモリソウだと思います。

基本的に開花時期は本格的な夏の観光シーズンのちょっと前の６月ですので、なかなか咲いている様子をタイミング良く見られる方は少ないかと思いますので、是非、市街地で色々と学べるこの施設に立ち寄ってみて下さい。レブンアツモリソウの群落も、よく知られた北部の群落だけでなく、実は南部にもあるそうで、こちらの方が、より絶滅の危機に追いやられているようで、保護活動の生々しい様子なども学ぶことが出来て、とても良い時間を過ごすことが出来ました。

一昔前の旅先の定番、といえば、ご当地の○○まんじゅう、的な商品だったと思いますが、そんな昭和のテイストを絵に描いたような風情で味わえるのがこちらのお店です。

礼文の焼印が施されていて、まさに礼文まんじゅう。

基本的にご当地グルメとか、各所における胡散臭い昨今のB級グルメのゴリ押しとかをウザくて仕方がない、と思っている私のようなダメ旅人には持って来いの商品だと思います。

勿論、味もシンプルですが、嫌みがなくてとても美味しかったです。

お饅頭としては小さめで140円というお値段なので、他のお饅頭と比較するとちょっと高く感じるかなと思いますが、北の島での生活は何かとお金がかかりますので、ちょっとお助け、的な意味合いで購入するのも良いかなと思います。

個人的には約24年ぶりの礼文島訪問で、昔の記憶は定かではないのですが、少なくとも東日本フェリー時代の頃と比較すると、格段に観光客的視点からは立派なターミナルに生まれ変わったなという印象を受けました。

お店も沢山ありますし、Wifiも対応していますし、待合所の座席数も多いですし、やはり観光客の訪問の多さを感じさせてくれるフェリーターミナルだなと思いましたが、逆に昔ながらの風情をお求めの方には、ちょっとやり過ぎじゃね？みたいに感じてしまう、良い意味でも悪い意味でも、”平成のフェリーターミナル”だといえるでしょう。

毎度のことながら、新規スポットが登録できない状況な上、利尻の店は一つ登録されているのに、礼文がなし、では不公平なので、礼文のコンビニ項で唯一登録されていたこちらのスポットにクチコミさせて頂きます。

礼文島にある唯一の大手コンビニが、香深の市街地から道路沿いにかなり北上した所にあり、それがセイコーマートの香深店です。北海道や茨城県（と、ちょっとだけ埼玉県）ではお馴染みのコンビニで、最近は都心を中心にイートインがある店舗も増えてきましたが、礼文島にあるこの店舗、実は都心の店舗さながらのイートインを有していて、かなり快適に過ごせます。道北エリアで、これまで数多くのセイコーマートを見てきましたが、自分が知る限りでは、ここは最高に居心地の良い店舗だと思います。

観光客的視点からは立地的にやや不便な印象がありますが、不便な故、イートインも空いていることが多いようで、ゆったりと過ごせる良さがあります。基本的に歩く島といえる礼文ですので、お天気に恵まれなかった際は、道路沿いにここまで歩いて、一風変わった礼文時間を過ごすのもありなのではないでしょうか。

今回の訪島において、私は残念ながら島に上陸の後は全く山の景観を望むことが出来ませんでしたが、沓形から鴛泊まで海岸沿いの道を歩く過程で、利尻山の溶岩台地的な景観を色々と望むことが出来ましたし、随所に設置されていた解説板などで、山の成り立ちの様子や奥の院の信仰に関する案内板など、逆に晴れていればそれ程注目していなかっただろう部分に触れられて、それはそれで造詣が深められて良かったように思います。勿論、晴天に恵まれてこの美しい山が間近で望めるのに越したことはないですが、悪天候時にも別の楽しみ方があるかと思いますので、失望なさらずに是非付近を散策してみて下さい。利尻山登山目的で来島された方も、悪天候の中、無謀な登山をするよりは、ずっと収穫の多い旅になるかと思います。

関西空港の国内線搭乗時に利用できるANAラウンジですが、ここは保安検査場を通過してすぐ右手にありますので、どのゲートにアクセスする際も、立地的には公平な感じで良いレイアウトかなと思います。ただ、すぐにラウンジに入ってしまうと、通常は先に行うべきKIX-ITMカードのフライトポイント加算手続きが後回しになってしまうので、手続きを忘れてしまわないようにご注意下さい。

飲食物に関しては、他のNH国内線用ラウンジ（NRTを除く）とほぼ変わりなく、ラウンジもそれ程広くはなく、外が見えない構造なので、居心地的にはあまり良くないかなと感じてしまうラウンジだと思います。（勿論、個人差はあるかと思いますが…。）

久し振りに利尻島に訪問して、鴛泊のフェリーターミナルにも立ち寄りましたが、施設が凄く近代的に生まれ変わっていて驚かされました。フェリーターミナル自体が、”海の駅おしどまり”と呼ばれていて、フェリーターミナルというよりは、道の駅的な施設を連想されると良いかと思います。Wifiも無料で対応していて、フェリー待ちの時間潰しの際も、快適に過ごせる施設です。

鴛泊市街地に威風堂々と聳える、どの角度から見てもその鋭利な山容が印象に残る、文字通り、鴛泊地区のランドマーク的存在と言える岬です。頂部へは遊歩道が続いていて、展望台もありますが、上まで登るのは結構ハードです。フェリーで利尻島へアクセスされる際は、海上からも良く望めますので、場所の同定にも役立つ岬だと思います。

鴛泊の市街地にあるお店で、菓子店という名前ではありますが、実はここ、焼き立てパンのお店として有名になっていて、観光客的視点からは、映画「北のカナリアたち」のロケにおいて、主演の吉永小百合さんに提供するパンを焼いたお店、としても知られていますので、話の種にも立ち寄ると良いお店です。お値段もリーズナブルで、豆パンが70円とか、物価高の利尻島とは思えない程のお得感で売られていたのが良かったです。

沓形地区を代表するホテルですが、ここは「利尻ふれあい温泉」として日帰り入浴も可能で、すぐ近くのキャンプ場を利用する際も、温泉に浸かることが出来るのでとても良い施設だと思います。ただ、かつてはホテル前にあった足湯が今回訪問してみてびっくり、何らかの事由により、閉鎖されてしまっていたのが残念でした。（理由を尋ねても、お茶を濁されるような感じの対応でしたので、閉鎖の理由はあまり良くない内容なのかと思います。）

日帰り入浴として利用する場合は13時から21時まで（受付は20時半まで）となっていて、料金は550円となっています。

利尻島の鴛泊界隈には、景勝地として幾つかの見所がありますが、容易にアクセスできる富士野園地は、逆に団体観光客の”襲来”に備える必要がある一方で、こちらは傾斜がきつくて登るのが大変な分、ツアー客には敬遠されるおかげで、静かに美しい景観を楽しめる良さがあります。

勾配がきつい箇所がある上、強風時にはかなり煽られて登るのが大変でしたが、その分、頂上に着いた時の感動は一入で、苦労して登る甲斐は十分にある展望台だと思います。