ケロケロマニアさんのクチコミ(122ページ)全12,309件

神宮外苑内の聖徳記念絵画館脇にひっそりと佇んでいるのがこちらの木です。元々は白井光太郎博士が、この木の希少性を主張し、天然記念物指定を勝ち取るまでに至った、由緒ある銘木だったようですが、昭和8年に残念ながら枯死してしまったようです。その後、根接ぎにより復活した二代目の株が昭和53年に植樹され、割と最近（平成２６年）まで現存していたそうですが、これも枯死してしまいました。

で、その二年後の平成２８年に明治神宮外苑創建９０周年を記念して、三代目が植樹され現在に至っていますが、それ故、今目前に見られるなんじゃもんじゃの木は、まだまだ小ぶりな感じです。ただ、花の開花時期（例年五月初旬頃）には、真っ白な花を雪化粧したかのように咲かせるそうで、今度は是非、開花時期に訪問してみたいなと思い至りましｔ。

今回は束の間の東京見物の際にどこへ行こうと、羽田到着便の機内にて、某日系航空会社の機内誌に載っていたのを見て思わず訪問した施設でした。

簡単に言ってしまえば、明治天皇の偉業を経年的に絵画で紹介した内容ですが、それぞれの解説が解りやすくて素晴らしく、とても見応えがありました。展示されている絵画数は百点にも満たない位ですが、それぞれが貴重な作品ばかりで、入場料（というか施設維持協力金という名目で）500円はとても安く感じました。

足早に見て立ち去る方を多く見かけましたが、ここはやはりそれぞれの絵画や歴史的背景に関する解説をじっくりと読みながら、疲れたら館内各所に設置されている椅子に座って休憩しながら、巡ると良いです。（或いは、地下にも飲料自販機が設置された休憩ブースがあります。）結局私は全部見るのに2時間以上かかってしまいましたがそれだけの価値があるスポットだと思います。

因みに、館内は一部を除いて、特に展示室内は完全に撮影禁止となっていますのでご注意ください。尚、各種鉄道のフリー切符（私は京急＆都営地下鉄の東京１DAYパス）提示で、オリジナルポストカードが貰える特典があり、この絵ハガキには、図柄は選べませんが、ここで展示されている作品の一つが描かれていますので、お土産としても最適だと思います。

あと、館外になりますが、ここを出て向かって右手の駐車場脇に、樺太国境策定礎石のレプリカ（日露戦争は明治時代の出来事ということで）も展示されていますので、こちらにも要注目です。

清澄公園の一番北東側、清澄庭園入口に近い側に建つのがこちらの時計台です。木製の造りになっていて、江戸の風情を演出するために建てられたようですが、割と新しい建造物のようで、歴史的価値はないようでした。

この時計台の傍に、清澄公園・清澄庭園の歴史に関する詳細な案内板が設置されていて、これがとても勉強になりますので、是非ご覧になってみて下さい。

今回は、芭蕉の有名なカエルの句碑がある、ということで、カエルマニア的な興味からたまたま訪問した清澄庭園でしたが、ここは元々は「深川親睦園」として、立派な西洋館や日本館を配した立派な庭園だったそうです。

それが関東大震災の際に、西半分を中心に壊滅的な被害を受けてしまい、比較的被害の少なかった東半分が、現在の清澄庭園として都に寄付された、という、悲しい歴史も有しています。

そんな被害を受けた西半分部分に現在あるのがこちらの清澄公園で、東半分の庭園は有料ですが、こちらの公園は無料で散策できます。

公園と庭園の双方の現在の風情を味わいながら、悲しい歴史に思いを馳せつつしみじみと散策するのに良い公園だと思います。

この線が開業したのは都営12号線時代を含めて、平成初期の頃だったかと思いますが、なかなか東京という街が素通り対象でしかなかった自分にとっては、結局平成時代は全く乗車する機会に恵まれず、令和になってから初乗車ということになりました。

普段JR線での土地勘を頼りにしていると、どうも位置関係が把握し辛いのですが、沿線随所に”THE東京（THE江戸？）”的な名所が点在していますので、各種フリー切符を利用しながら、具に巡られると良いです。

ただ、田舎者的視点からは、人混みの多さにはやはりそうとう疲労してしまいますね。大体にして、時間的な人の流れとか、全然把握できていない状況でしたので、空いている時間帯を見越して乗車したにも拘わらず、ギューギュー詰めの車内とか、やはりハードルの高い街だなと思いました。まあ、大江戸線自体は全体として新しい印象で、乗客を飲み込んだ後のホームとか、束の間の静寂の時間が現れたりしますので、疲れた際には、ホームの端の方の椅子があるブースででも休憩しながら、次の乗車に備えて体力回復しながらの沿線観光、というのが、人混みが苦手な方にはお勧めです。

日本一の高額ボッタクリタワー自体に関しては、貧民には用無しの単に眺めるだけの存在だと思いますが、その麓（？）の東京ソラマチには、行っておいて損はないと思います。とは申しましても、私が推したいのは、１Fソラマチひろばの屋外に威風堂々と聳え立つオブジェで、最初これは何なのだろう、と不思議に思っていましたが、どうやら、スカイツリーのデザイン監修者の一人、彫刻家の澄川喜一氏の「TO THE SKY」という、れっきとした屋外彫刻作品とのことでした。

スカイツリーと同様、反りのある形で立てられた三本の石柱は、それぞれ「人・天・地」を表象しているそうで、未来の安寧を祈る彫刻作品として製作されたそうです。

私の訪問時は霧に阻まれてダメでしたが、角度によっては、この彫刻越しにスカイツリーの展望台を眺めると、宙に浮いたようなアングルで眺められる、とのことで、是非、お天気に恵まれた際には、このソラマチひろばの彫刻越しに、スカイツリーを見上げてみて下さい。

因みに、この彫刻の隣には噴水もあって、夏場は水遊びも楽しめるそうなので、ツリーに上らなくても、お子様連れの方にも案外お勧めできる場所だと思います。

スカイツリーのすぐ傍を流れる、北十間川沿いに続く、河川公園がこちらです。水面傍に遊歩道が通じていますので、上段の道を歩いても、下段の遊歩道を歩いても、快適なウォーキングが楽しめます。特に下段の遊歩道に関しては、橋下通路に要注目で、ここには浮桟橋型の歩行者通路が設置されていて、川の水位に応じて浮き沈みする、という、なかなか画期的なデザインの通路になっていました。こういうのを見ていると、流石大都会は違うなあと思ってしまいますね。

尚、この公園沿いには遊覧船が運航しているようで、公園沿いに多くの船着場案内の看板が見られるのもこの公園の特徴の一つに挙げられるかなと思います。

北十間川に架かる小さな橋で、車は通行できない（自転車は可）、スカイツリー開業時の付近の再開発事業で誕生した橋です。都営浅草線・京成線の押上駅からは、この橋を渡ってスカイツリーにアクセスするルートがメインのようでした。私の訪問時は、生憎の曇天で、肝心のスカイツリー上部は霧の中、という風情でしたが、好天時ですと、この橋から見上げるスカイツリーはド迫力だと思います。

日中は混雑するだろうからと、朝のスカイツリー界隈を眺めに足を運んでみましたが、その際、最寄の押上駅（都営地下鉄浅草線）からソラマチに向かう際に眺めたのがこちらの川でした。川沿いに遊歩道が整備されているレイアウトで、直線的に続く景観は如何にも大都会の中の河川という風情で、ある意味、機能美を感じられるスタイリッシュな川といえるでしょう。早朝は空いていましたが、徐々に通勤・通学客の人波が多くみられるようになりました。

今回は東京到着後、最初は京急を利用し、そのままこの地下鉄路線を継続して、往路は泉岳寺から押上まで乗車してみました。　その際に利用したのが成田空港までの直通運行列車でしたので、最初は京急・次いで都営浅草線と乗りましたが押上で降りてしまうと、全く京成路線に乗車することなく京成車両を利用、という、不思議な体験をしているように感じました。

まあ、都心にお住まいの方なら当たり前のことなのでしょうが、こういうのも田舎者には新鮮に感じます。

因みに、帰りは三田から西馬込方面にも乗車してみましたが、都営浅草線はイメージとしては京急との直通運転の影響で、泉岳寺～西馬込間はちょっとマニアックな印象を受けますね。実は帰りは都営三田線を乗り継いでの旅程だったため、三田駅で西馬込行きを待っていたところ、こちら方面への直通運行は20分に1本位しか運行されておらず、一駅だけでも、泉岳寺まで移動してから西馬込行きに乗り継いだ方が早い、とアドバイスされました。実態としては、泉岳寺駅を境に、都営浅草線は二つの路線に分断されている、と捉えておいた方が、旅人感覚としては正しいのかなと思います。

今回は、東京にて飛行機乗り継ぎ時に12時間ほどの余裕がありましたので、サクッと日帰り観光しようと目を付けたのがこちらのフリー切符でした。京急のHND（空港駅の何れからも可）→品川（までは片道）→泉岳寺経由で、都営地下鉄4路線に一日乗り放題となるフリー乗車券で、A券・B券の二枚からなります。

ご存知の通り、都内の地下鉄は都営と東京メトロがありますが、本切符では前者しか乗れない一方で、料金は品川までの京急片道乗車券が付いて800円と激安なので、通常の品川までの運賃を考慮すると、都営地下鉄が一日400円弱で乗り回せてしまう、という計算になりますね。都営地下鉄沿線観光にはこの切符で決まりですね。

因みに、同じフリー切符で二日間用のもあって、こちらだと1200円となります。都内の他の鉄道フリー切符と同様、沿線各施設で優待特典も受けられるので、こちらも要チェックですね。

北海道第二（全国で第四でしたっけ？）の長さを誇る、国内屈指の大河ですので、景勝地は沢山あるかと思いますが、沿線を走行する宗谷本線の車窓からですと、樹木に遮られて案外すっきりとしない展望の箇所が多くて、撮影にはストレスを感じてしまうと思います。

そんな時にお勧めなのが、川沿いの様々な駅で途中下車して眺める景観で、今回は2019年夏から運行を始めた「風っこそうや」号を雄信内で下車して、徒歩で雄信内大橋まで天塩川を眺めに行きました。

雄信内駅自体、昔ながらの立派な木造駅舎が残る駅として、鉄道ファンには有名な駅だと思いますが、2019年夏現在のダイヤで、ここで下車してしまうと、普段のダイヤでは後続列車を待つのが大変（特急は停まりません）なのですが、このイベント列車は上り列車のみこの駅に停車、しかもその後、約2時間待つ”だけ”で、後続の普通列車に乗り継げる、ということで、このタイミングでの雄信内界隈散策がベストだと思って立ち寄りました。

駅から雄信内大橋までは徒歩7～8分程度で行くことが出来ますし、急いだところで約2時間後続列車は来ませんので、十分過ぎるほど、天塩川の景観を堪能することができました。

今回は早朝に、北防波堤ドーム観光のついでに訪問してみました。見たところ、6年前に訪問した際とそれ程大きな違いは感じませんでしたが、時代の流れといえましょうか、稚内の無料Wifiが使えるようになっていました。朝は訪れる人もなく、ゆっくりと散策できましたし、宗谷岬方面も、雲の隙間から何とか望むことが出来ました。

海に直結しているので、悪天候時は風や高波には特に要注意ですし、夏でもかなり寒く感じることがありますので、上着を一枚余分に持参されておくことをお勧め致します。

JR宗谷本線の豊富駅からは徒歩5分程度の近距離、駅前通りを直進し、国道40号線との交差点沿いを少し左手に向かった高台にあります。国道の対岸にはセイコーマートがありますので、鉄道旅でのお買い物がてら立ち寄るのに良い神社です。

ここで面白いと感じたのは狛犬で、本殿向かって左手の狛犬さんは普通の状態でしたが、右手の狛犬さんは、何故か台座から降ろされて、下に鎮座されていました。台座部分か工事予定なのかな、等と不思議に思いましたが、特に台座が傷んでいるようにも見えなかったので、謎のまま残りました。

因みに参道の石段沿い、少し本殿向かって右側に入ったところに、立派な開拓記念碑も建っていますので、こちらも要注目だと思います。

このサイトでも約8年前に、ここで野営が出来る旨のクチコミを書いた立場として、現在は何やら、野営禁止とされている、との噂を耳にして、実情を稚内観光協会の方に尋ねてみました。すると、実は今でも結構特に夏場などはライダーさん等が野営先として利用している旨の話で、観光地である上、稚内はフェリーが欠航した際などにイレギュラーで滞在を余儀なくされる旅人も多いとのことで、実際に野営者を見ても黙認の立場は変わらない、とのことでした。

勿論、これだけネットが普及してしまった時代にあっては、色々な問題投稿が飛び火して、こういうカオスな状態で維持されている場所がすぐに事なかれ主義的な”禁止”の流れになってしまう訳で、ある意味恐怖を感じますが、勿論、北海道遺産としての観光客の注目度も高くなってきた以上、観光に迷惑がかかる意味での野営は、いくら市が黙認の立場でも、そのうち苦情の声が高くなって、完全禁止に追い込まれる時代が来てしまうことも予想されます。

だからこそ、逆に古き良き昭和の風情を愛する旅人の方には、マナーを守った利用を心掛けて頂きたく、敢えてこのクチコミを記させて頂くことにしました。観光地である以上、一般観光客がいらっしゃる時間帯の野営は控えるべきだし、夜間騒いだり、ごみを投棄したりといった問題行動は言語道断、スタンスとしては夜7時～朝5時位までの野営に抑えるべきだと思いますし、元々は稚泊航路の入口として、多くの旅人に愛された歴史もある訳ですから、マナーをきちんと守って、何でも規制ばかりで旅の面白味を半減させてしまっているこの国における貴重なカオス空間として、維持されていって欲しいな、と個人的には思うのですが…。

日本最北のマクドナルド店舗が出来てから、2019年時点でかれこれ10年近くは経過したかと思いますが、今回訪問してみてびっくり、内部が大々的に改装されていました。

オーダーカウンター前には5席ほどの電源席が用意されていたりと、稚内市内では貴重な充電スポットとしても利用価値が高くなったと思います。

またここのマクドナルドは、昔から地域に根付いた感の風情があって、夏休み期間中はラジオ体操でスタンプを集めて商品ゲット、なんて、お子様には喜ばれそうな企画も行っていらっしゃいました。こうした地域貢献活動は評価したいですね。

因みに私は、いつもはこの店舗利用時は、徒歩の場合はJR南稚内駅で下車して歩くことが通例なのですが、今回は雨模様ということもあり、更に稚内駅で用事もあったために、稚内駅前からバスを利用して訪問しました。宗谷バスの市街地線は本数も多くて便利ですが、このマクド店舗に行かれる場合は、市街地線終点の潮見五丁目の一つ手前、潮見三丁目で下車されると、目の前に店舗があってとても便利です。（南稚内駅から歩くと10分以上かかる距離です。）

日本最北のバス会社としてお馴染みの宗谷バスですが、この会社はICカード普及が著しいこの時代にあっても、まだ頑なにクラシックなスタイルで営業を続けている風情があり、お財布的には、今やノスタルジーも感じてしまう金券回数券を2019年7月現在でも尚、絶賛発売中ですので、利用価値が高いと思います。

有効期限もないので、今後のことも考えて、今回の旅では市内区間１回のみの乗車でしたが、50円券と10円券（それぞれ11枚綴り）を合計600円（660円分）で購入しました。市内の最低区間だと220円が正規の運賃ですので、この購入で市街地区間3回乗車できる、という計算になります。

尚、観光客的により利用頻度が高いと思われるのが、宗谷岬や空港方面へのバスだと思いますが、勿論、こちらのバスでも回数券が利用可能（但し、宗谷岬往復の場合は、往復券を購入した方が安いかも…）ですので、特に空港バス利用時は、通常稚内駅から600円の運賃（2019年7月現在）で、しかも途中バス停での乗降も可能ですので、貧民トラベラーの方は、好みの額面の金券回数券を購入して、空港バス通過時刻に向けて、進行方向にできるだけ歩いて、少しでも運賃を安くするよう心掛けると良いでしょう。

稚内の老舗の食料品店として、こちらを連想される方も多いかと思いますが、久し振りに訪れて見てびっくり、以前の昔ながらの店舗風景とはかなり変わって、お洒落なイートインも出来ていたりと、時代の流れを感じることになりました。閉店時間が19時と早いのが難点ですが、駅傍で駅構内が観光客で溢れていて落ち着きがない時などは、こちらに逃避されてイートインでゆっくり過ごす、なんて過ごし方もありかなと思います。

尚、あいざわさんは、閉店間際に訪れても、見切り品の割引が半額ではなく最大4割引き、なんてのも、やや味わいがあります( ´∀｀ )。

まだまだ”現金主義”の店舗が多い稚内市内においては、道民にお馴染みのコンビニ、セイコーマートと共に貴重な電子マネー使用可能店舗として、食料品調達などでも利用価値が高い店舗です。
今回は約5年ぶりに訪問してみましたが、流石に看板も青を基調にした現在のサツドラバージョンに変更されていたのは勿論、食料品販売の区画も増えたように感じ、今や、ドラッグストアというよりは、観光客的視点からすると、よりお得な食材を求めて、しかも電子マネー利用や某ポイントを貯めるために立ち寄るのに良い店舗だといえるでしょう。

稚内といえば、やはり普通は海の幸などに期待する方が多いかと思いますが、別に食べ物なんて食べられればどうでも良い、というワイルドなお考えの方に、話のタネ的にお勧めできるのがこちらのラーメン店だと思います。

まず、ラーメン専門店、を謳っていながら、ラーメン以外のメニューも扱っている緩さも情趣があります（？）が、醤油系を売りにしている店舗の多い稚内のラーメン店ではちょっと珍しい、ここの一押しは味噌ラーメンとのことで、挽き肉を絡めた感じの独特の食感は、好き嫌いは別れるかもしれませんが、話の種としては楽しいのではないでしょうか。

お値段は味噌だと一杯900円しますので、お世辞にも安いとは言えませんが、その分量も多いので、それなりの大食漢の方でも、普通盛で満足できるかなと思います。因みに、二番人気は醤油ラーメンとのことでした。店舗はサツドラの稚内中央店のすぐ隣なので、迷うこともありません。