ケロケロマニアさんのクチコミ(75ページ)全12,309件

ドラマ「北の国から」の中畑木材でお馴染みのロケ地として有名ですが、現役の木材所としても麓郷木材という株式会社名で機能しているところです。

確か、30年ほど前に、ここで通常はアキナちゃん（ドラマで登場した犬の名前）が飼われていて、私は当時ドラマを観ていなかったのでポカーンとして眺めていた中で、周りの友人たちは無茶苦茶感動していたので、記憶に残っています。

撮影はさせてもらえるようでしたが、コロナ禍の訪問ということもあって、内部見学は遠慮させて頂きましたが、入口には倉本先生のお言葉も掲げられていたり、北の国からパスポートのスタンプも用意されていますので、このパスポートのスタンプを集められていない方も、押していかれると記念になるかなと思います。

ふらのバスの麓郷線の終点となるのが、こちらの麓郷市街地の真ん中にある麓郷バス停です。ログハウス風のウッディーな待合所がとても魅力的で、外観も見応えありますが、ここが特に素晴らしいのは、待合所内に設置されている”ろくごまっぷ”だと思います。

この待合所内に佇んでいると、何か時間が止まったかのような不思議な感覚に襲われます。富良野市街地から（へ）は一日4便のみの運行で、お世辞にも便利とは言えませんが、次回は是非バスでアクセスして、待ち時間はここで本でも読んで過ごしたいな、なんて思いました。

今回は、ドラマ「北の国から」で主演されていた田中邦衛さんの訃報を受け、ここに献花台・記帳台が設置されるとのことで、急遽足を運んでみました。

やはり、一北海道民としては、北海道や富良野の知名度を一気に押し上げた有名なドラマですし、一俳優としての邦衛さんのことも大好きだったので、一つの時代が終わったような、そんな寂しさにも駆られてしまいました。

同じような思いからか、丁度、私が訪問した4月10日が、弔問の受付開始日でしたので、多くの弔問者で賑わいを見せていました。通年ですと、オープンはGW時期のことですが、今回の訃報を受けて、急遽除雪作業が進められて、この日の開設に至ったとのことで、関係者の皆様には感謝申し上げたいと思います。

そして、この場をお借りして、謹んで田中邦衛さんのご冥福をお祈り申し上げます。

今回は、ドラマ「北の国から」の父親役、黒板五郎として主演されていた田中邦衛さんの訃報を受け、急遽麓郷を訪問しました。

最大の目的は、五郎の石の家に設置された献花・記帳台への弔問でしたが、せっかくなのでこちらにも立ち寄り、ドラマが放映されていた当時のことを偲びつつ、しばしの時間を過ごさせて頂きました。

通年ですと、GW時期からの営業となる筈ですが、今回は邦衛さんのこともあり、少し早めにオープンしていて、しかも通年の営業開始前ということで、私が訪問した4月10日時点では、無料開放されていました。

ドラマをご覧になった方ですと、色々と懐かしいロケセットやそれぞれの家の様子の雰囲気などが楽しめますので、訪問されて行かれると良いですが、逆にドラマを知らない方にとっては、悪く言えば、がらくた小屋の陳列、みたいな施設なので、通常は500円徴収することを鑑みると、コスパに見合うかどうかは人それぞれかな、と思われる施設です。

富良野市街地の北東、丁度鳥沼公園傍の分岐から麓郷方面に向かう急坂を登りきった付近にあるのがこちらの展望台です。

トイレとあずまやが設置されていて、休憩スポットとしてもお勧めですが、何よりも芦別岳・富良野西岳と続く山並みや、富良野市街地など、西側の景観が素晴らしいので、お天気に恵まれた日のご訪問をお勧めしたいです。

因みに、私は自転車で訪問しましたが、鳥沼公園傍の分岐からここまでは急坂を一気に登る感じなので、自転車に乗り慣れていない方だとちょっと大変に感じるかもしれません。普段からサイクリングをされている方ですと、この急坂の距離はそれ程長くはないので、意外とあっさりと登れてしまうかなと思います。

富良野市街地からは北東寄りの立地で、駅から歩くとなるとかなりの距離があるので、レンタサイクルの利用がお勧めかなと思う公園です。

その名の通り、園内には鳥の形をした沼があって、その風情がとてもステキですし、あずまやも設置されていますので、サイクリング途中の休憩スポットとしてもお勧めできます。

尚、私は4月上旬の訪問でしたので、まだ冬季閉鎖中でしたが、ここはオンシーズンだとボートも無料で利用できる（但し、土日祝日のみ）そうなので、こうしたレジャー目的で訪問するのにもお勧めの公園です。

因みに私も1990年代に利用したことがあるここにあったキャンプ場ですが、今は閉鎖されてしまいましたので、昔の記憶をお持ちの方はくれぐれもご注意下さい。

富良野駅前にある土産物屋さん兼レンタサイクル取り扱いのお店です。駅を出てすぐ左手にありますので迷うことはないです。レンタサイクルとしては基本的にはGWシーズンからがその年のシーズンの開始となるそうですが、雪解けの状況に応じて、4月上旬から基本的にはレンタル可能なようで、私も今回は麓郷訪問のために4月10日に利用しましたが、営業してくれていて非常に助かりました。

料金は一般車で3時間500円、5時間800円、一日1000円、電動自転車で3時間1000円、5時間2000円、一日2500円と、やはりレンタサイクルとしては観光地価格の強気な設定となっていますが、私は麓郷往復に際して、一般車の5時間800円プランで利用しました。料金は高めですが、ここはお土産物屋さん併設の強みがあって、利用時・利用後に富良野銘菓が頂ける（基本的にお土産物として販売している商品の賞味期限切れ間際のものがバラに解体されて提供されているので、少々多めに頂いても罪悪感はありません。どうせ、捨てられてしまうと考えると、寧ろ多めに頂いて行かれるのもアリだと思います）ので、お菓子付きのレンタサイクル、とお考えになると、コスパも良くなりますね。

因みに、レンタサイクルの営業時間は9時～17時となっていましたが、私の利用した日は9時になってもお店が開かず、あれっ、もしかして休業日なんて思っているうち、約15分後にお店が開きました。この時期は観光客も少なく、お店の方ものんびりとした対応なので、慌てずに”富良野時間”と思ってのんびりと構えていらっしゃると良いです。

鳥沼公園の南西側、公園とは道路を挟んだ反対側の富良野市街地方面に向かう側沿いにあります。公園の案内板にも、一応墳墓群としての案内表記があり、遺跡にも墳墓群の看板が設置されていましたが、解説板などは設置されておらず、遺跡としての詳細な知見を全く得られなかったのは残念でした。

墳墓群ということで、墳墓らしき盛り上がりのようなものが見られるかなとも思ったのですが、正直、それも素人には見極めが難しいレベルでした。もしかすると、私は4月上旬のまだ雪が残る時期の訪問でしたので、看板前の雪山の中に隠れていたのかもしれません。

因みに、この看板自体が結構低い位置に設置されていますので、恐らく冬場は雪に埋もれていて、この看板すら見えない状態になるかと想定されますので、この遺跡をご訪問予定の方は、やはりGWの季節以降がベストかと思います。

2020年の春に、コロナ禍が続く中での突然の前倒し廃止となってしまった札沼線の終着駅でもあった新十津川駅跡。鉄道ファンの皆様方にとっては、非常に人気だった札沼線だけに、今後のご訪問を予定されている方も多いかと思います。

この駅跡に関しては、今後大きな変貌を遂げる可能性が大きいので、私も経年的にウォッチングさせて頂く予定ですが、新十津川駅跡リピーターの方に向けての特にお勧めのクチコミをここではさせて頂きたいと思います。

現状の交通体系を鑑みるに、多くの方は駅跡訪問に際しては滝川経由となるかと思いますが、滝川駅から新十津川駅跡に向かう際、大分して二つのルート（北ルート・南ルート）があります。

私は双方をこれまでに何度も歩いているのですが、距離的にはどちらも4キロ程度ありますので、お時間が限られていて、大きな荷物を所有されている遠方からいらした方にとっては、ちょっと大変だと思いますので、素直にバス利用をお勧めしたいのですが、そのバスにも二系統があります。

札沼線沿線を更に探訪される方は、浦臼などにも向かわれることが予想されますが、この際、滝川→浦臼のバスルートですと、上記の北ルート経由となります。こちらは本数が少ないのですが、より本数の多い新十津川役場前行きですと、南ルート経由となり、新十津川駅跡探訪の場合は、こちらの方が利便性が高いかなと思いますし、実はこの南ルート経由のバスですと、途中、青葉6条通りというバス停で下車すれば、運賃は210円（役場前まで乗車すると230円）で済みますので、回数券と併用すれば、トータルで40円ほど、率にして20％近くも安くなる、という計算になりますね。

たった40円、されど40円です。リピーターの方は是非、より何度もお財布に優しい新十津川訪問を果たすためにも、このルートでのご訪問をお勧めいたします。（まあ、全部歩いてしまうのが、お財布的にはグッドなんですけどね。ここは地方の公共交通応援の意味も込めてのバス利用という側面も意識しつつ…(;^ω^)。）

地元民として、全国的にも有名なこの動物園に関してはこれまでにも沢山のクチコミをさせて頂いておりますが、今回はちょっと違った趣向でのクチコミを…。


実は、旭山動物園には、園内に郵便局や出張所などはなくて、記念押印は出来ないのですが、正門から歩いて7～8分程度の距離の場所に、旭山動物園前郵便局というのがあって、ここには風景印は勿論、切手を貼らなくても押させてもらえる記念スタンプまで用意されています。

通常、郵便局内にこのような記念スタンプは用意されていないものですが、風景印は有効な郵便物の最低料金に相当する金額の切手を貼らないと押してもらえないので、観光地の最寄郵便局ならではのサービスだなと思います。因みに、大きさは記念スタンプの方が風景印よりは大きいのですが、デザインは同じです。

勿論ここは普通の業務を担当する郵便局ですので、窓口は平日にしか開いていませんので、平日限定でのクチコミということになりますが、是非、該当日にご訪問の際は足を運んでみて下さい。

北海道第二の都市旭川へ訪問される観光客の殆どの方が足を運ばれるスポットとして、全国的に有名な旭山動物園。この有名観光地までのアクセスバスを運行しているのもこの会社です。

勿論、旭川駅前から乗車できるバスなのですが、観光客の方にとっては運賃は少しでも安くしたいという思惑もあるかと思います。今回はそんな方の中で特に青春１８きっぷや北海道東日本パスなどの当日有効なフリー乗車券をお持ちの方にお勧めな”東旭川駅ルート”です。

JR石北本線を利用しての旭山動物園アクセスルートとしては、以前に北日ノ出駅経由のルートをクチコミさせて頂いたこともあるのですが、実は2021年3月にこの駅が廃駅となってしまい、このルートは使えなくなってしまいました。現在では、旭山動物園最寄りのJR駅は東旭川駅となるのですが、実はここから動物園まで直接歩いても、40～50分程度の距離なんです。

但し、一般の観光客の方にとっては、ここまで歩いて動物園にアクセスするというのも大変でしょうから、ここではこのバスをご紹介させて頂きたく、JR東旭川駅から駅前通りをまっすぐ歩いて、丁度旭川神社の鳥居とぶつかる交差点がバス通りとなっているんです。

ここの交差点の最寄にあるのが、東旭川1条6丁目というバス停でして、今回はここからバスで動物園までアクセスしてみましたが、運賃は170円で済みました。

因みに、旭川＝東旭川のJR運賃は300円ですので、トータルで470円となります。旭川駅前から動物園までバスで直行すると、運賃は450円となっていますので、通常ですと、乗り換えまでして、更に運賃が高くなってしまうこのルートを使うことはお勧めできませんが、JRフリー切符利用時はご一考されてみては如何でしょうか。往復で500円以上安くなる計算ですので、差額で動物園内のパン屋さんの名物のメロンパンでも頂けてしまいますよ～( ´∀｀ )。

尚、東旭川駅から東旭川1条6丁目までは、徒歩で10分程度かかる距離ですので、この距離を歩くのが億劫という方は、素直に旭川駅前からバスで直行してくださいね。

JR北海道に令和になってからも現存するローカル線の中では、最も存続が危ぶまれているのがこちらだと思いますが、2020年8月には、沿線4市町が既に石狩沼田～留萌間の一部廃止を容認してしまいました。

JR北海道側は引き続き、全線廃止に向けて地元自治体にプッシュし続けている現状ですし、これまでの札沼線の歴史なども振り返ると、基本的に全線廃止の流れが止まることはないかと思います。

勿論私は存続に向けて応援したい立場ですが、タダでさえ普段は学生さん達の通学時間を除いては殆ど地元民の利用が見られない、18きっぷや北東パスシーズンだけ乗客が増えるような路線が、正直維持できる時代ではないのかな、と、歴史は繰り返すの立場からも、正直諦めモードに入ってしまいました。

皆様にお伝えしたいことは、今後の正式な全線廃止発表を見据えた乗車行動を取って頂きたいということです。2016年の留萌～増毛間の部分廃止直前は、廃線前特需で盛り上がった留萌本線も、今はすっかり忘れ去られたような静けさ。きっと正式に廃線が発表されたら、わんさか人が押し寄せるようになるんだろうな、って。

そのような時代になってしまったら、私は逆に留萌本線には乗らなくなってしまうと思いますが、それまでに残された残り少ない時間、少しでも”日常”だった留萌本線の風景を記憶に残していきたいなと思っています。

滝川を代表するパン屋さんとして、遠方からの観光客の方にも立ち寄って欲しいお店なのですが、実はここ、数年前に店舗を移動していまして、以前の住宅地内の判り辛い立地から、国道沿いの判りやすい場所に移りましたので、より利用しやすくなったと思います。

4トラさんのサイトでも、移転前と移転後の情報が入り乱れているようですので、敢えて新しい移転先として登録されているこちらに再度投稿させて頂きます。全粒粉を用いた健康にも良いパン作りをされていますので、安心食材としてもお勧めできますし、何よりもお店の方の対応が素晴らしくて、何度も足を運びたくなるステキなお店です。

滝川駅界隈で昼食をお考えの方で、昔ながらの食堂の風情で、という方には、個人的にはここを一番お勧め致します。

まさに店内は昭和にタイムスリップしたかのような雰囲気、メニューの豊富さにも驚かされますが、このお店ではやはり第一にお勧めしたいのはチャップ丼でしょう。

まあ、豚丼の一種なのですが、ここのは帯広界隈の豚丼と比較するとちょっと違っていて、この何とも言えない秘伝のたれは、癖になる美味しさです。お肉の下に敷かれている刻みのりがまた絶妙のアクセントを醸し出しているんだよね～。

それでいて、漬物・お味噌汁が付いて800円というのは、豚丼王国の帯広と比較してもかなりコスパは良く感じますし、基本的に、観光客の立ち寄りが少ない分、悪い意味での”ぼったくり”の風情がないのがまた好感持てます。地元の方が多く利用されているのも安心感があるお店と言えるでしょう。

立地的にもJR滝川駅から徒歩5分程度、ベルロード沿いに歩いていると、どでかい店名を掲げたお店がドンと見えますので、迷うこともないかなと思います。

滝川市民ならどなたでもご存じの有名なお菓子屋さんで、中でも「モンモオ」という銘菓が超有名で、各種雑誌などで取り上げられることも多く、2019年5月には、JR北海道の車内誌でも紹介されたこともあります。

メインのお店は、滝新バイパス（国道451号線）沿いにありますが、鉄道利用者によりお勧めなのはこちらのベルロード店で、ここだとJR滝川駅から徒歩3分位の近距離です。

「モンモオ」は牛の鳴き声に因んだネーミングだそうで、一つ140円で優しい味わいが何とも懐かしさも感じられて、滝川を代表する銘菓はやっぱりこれが一番だと思います。

令和二年の四月に、コロナ禍の中で突然の最終運行となった札沼線の元終着駅、新十津川駅跡の様子を、約1年後に見に行ってきました。

昨秋に駅舎としてのお別れみたいなのが開催されていたので、もう旧駅舎は解体されてしまったのかな、と、半ば諦めモードで訪問してみたところ、何とまだ旧駅舎は残されていました。

廃線・廃駅となって初めて迎えた春、勿論寂しさばかりが募る風景のオンパレードでしたが、旧駅舎内には、まだ「歓迎ようこそ新十津川へ」の看板が残されていたり、ベンチの一部が対面に配置されていて、休憩できるようにもなっていて、建物が残っていても、閉鎖されて入れないだろうな、と思っていただけに、良い意味で裏切られたひと時でした。

色々な思い出に浸りながら、ふと時刻表が掲げられていた場所を見ていると、そういえば、一昔前の私が知る新十津川駅の雰囲気って、こんなんだったな、って、ちょっとタイムスリップしたかのような不思議な感覚にも陥ってしまいました。

ただ、冬を越して、本格的な土木シーズンになってくると、この旧駅舎ももう解体、ということになるのかもしれませんね。まだまだコロナ禍が終息しないご時世ですので、あまり遠方からの皆様にはお勧めできませんが、お近くの方は、是非お急ぎ訪問してみて下さい。まだ、あの雰囲気に浸る時間は残されていますよ！

東鹿越～新得間が長らく運休中の根室本線。

恐らく、日高本線などの流れを見ても、JR北海道はこのままこの区間を廃止に追い込む予定でしょうから、もう通しで乗ることはできない路線といえるかもしれません。

そんな悲壮感漂う根室本線に、今回は全く”根室臭”の感じられない滝川～富良野間で乗車しました。この区間は基本的にキハ40で長年運行されていますが、今回は、何と特別塗装の「紫水」さんにこの区間で初乗車することが出来ました。

宗谷本線上でもよく見かけている紫水なのですが、実はまだ乗車するタイミングに恵まれず、私自身としても、根室本線でこの子に初乗車になるとは予想していなかったので、良い意味で裏切られた、とても貴重な時間となりました。

しかも悲しいかな、4月上旬の平日の昼前便、ということもあってか、乗客は私を含めて二人（途中、芦別まで三人）だけ、ほぼ貸切状態で、途中の駅や車両前後から写真を撮るのには全く遠慮なく動き回れたのは良かったのですが、何だか寂しいな、というのも正直な感想でした。

途中、芦別や赤平など、比較的大きな町もある路線でこの状態なのですから、そりゃ、東鹿越→新得なんて過疎区間を、多額の費用をかけてでも復旧したいとは思わんわな、と、改めて思い直して、更に暗鬱な気持ちに陥ってしまった紫水ちゃんの旅でもありました。

因みに、親戚の「山明」さんと共に、このキハ40二両編成で、2021年5・6月には、急行「花たびそうや」号も運行予定なので、楽しみにしているのですが、実はこの編成、本来なら、札沼線の廃止直前の2020年4月に特別列車として、また、2020年5・6月には最初の「花たびそうや」号としての運行が予定されていましたが、いずれもコロナ禍により運休となってしまいましたので、果たして、今回は”三度目の正直”となるかどうか、も見所の一つと言えそうです。

民族共生象徴空間「ウポポイ」敷地内からも眺められる、道央を代表する美しい湖の一つで、ウポポイを訪問された方なら、必ず目にすることにもなる湖です。

ただここは、元々アイヌの方々の聖地として崇められていた場所でもあり、今回はウポポイにて、アイヌの血を引く方から、色々とお話を伺いましたが、湖岸には本当の意味での墓地などもあったそうで、現在は、ウポポイの敷地から1.5キロほど離れたところにまとめて設置されている慰霊施設に対しても、複雑な思いがあるとのことでした。

ウポポイでアイヌのことを学ぶことも勿論大切ですが、本当の聖地のことも忘れてはならないと、改めてこの湖を見て、一大和民族としての原罪を感じてもいました…。

色々と賛否両論を耳にするウポポイですが、私は年パスを保有している一道民として、定期的に訪問していて、今回は冬季営業スタイルが間もなく終了と思われる、4月上旬に訪問してみました。

平日の訪問ということもあり、どこも恐ろしく空いていて、お客さんよりもスタッフの方の方が多いような、そんな”田舎の小学生”のような気分で各イベントを楽しみましたが、特にこの時期は空いていて、スタッフの方と色々とお話できたのが最高に良かったです。

色々伺っていると、結構、やはり祖父母がアイヌの方だった、とか、アイヌの昔の生活を知っている、といったスタッフの方も多くて、やはりこういう施設で働く方は、何かしら先住民族に対する思いがあってのこと、なんだなあとも色々考えさせられました。

恐らく、ウポポイに一見さん的に訪問される方は、シアターやホール・屋外ステージでのイベント、博物館などの訪問がメインとなるかと思いますが、個人的に意外とお勧めなのが、一番奥の方の大小のチセで開催されている、紙芝居や口承文芸実演などといった小さなイベントで、こちらの方がスタッフの方との距離も近くて、色々な触れ合いが楽しめます。

ウポポイのキャラクター、トゥレッポンちゃん（実は女の子だって初めて知った）のことも楽しく紹介してくれる、なんてのもあって、こちらもお子様向けには、或いは大人の方にも童心に帰ることができる小イベントとしては超お勧めです。

また、夏季にはオープンスペースの休憩所ばかりで心配していたのですが、流石に冬季は、立派なインドアタイプの休憩所も設置されていて、空いていたこともあって、このご時世下でも、密を全く気にすることなく暖かく過ごすことも出来ました。

ジンギスカンのお肉を主力商品として販売している和寒町内のお店ですが、コロナ禍ということもあって、会食で人気のジンギスカンのお肉の売れ行きが低迷しているそうで、久しぶりに入店してみましたが、店内には色々と”お家時間”向けの商品が並んでいました。

中でも最近の売れ筋は中華丼の素だそうで、冷凍食品のパックとして販売されていますが、8種類の具が入っていて、なかなか食べ応えがあって美味しかったです。個別パックになっていて一つ248円という価格は、レトルトの中華丼と比較するとちょっと高めのお値段ですが、湯煎するだけで結構本格的な味が楽しめるのでお勧めの逸品です。

但し、製造元を確認してみると、何と愛媛県で作られていましたので、北海道名物を求めて、の食材ではないので、観光客の方にはトピックとしてはあまりお勧めできないかも、ですね。