涙の最終運行から約1年後の旧新十津川駅の様子
- 5.0
- 旅行時期:2021/04(約3年前)
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by ケロケロマニアさん(男性)
札幌 クチコミ:1058件
令和二年の四月に、コロナ禍の中で突然の最終運行となった札沼線の元終着駅、新十津川駅跡の様子を、約1年後に見に行ってきました。
昨秋に駅舎としてのお別れみたいなのが開催されていたので、もう旧駅舎は解体されてしまったのかな、と、半ば諦めモードで訪問してみたところ、何とまだ旧駅舎は残されていました。
廃線・廃駅となって初めて迎えた春、勿論寂しさばかりが募る風景のオンパレードでしたが、旧駅舎内には、まだ「歓迎ようこそ新十津川へ」の看板が残されていたり、ベンチの一部が対面に配置されていて、休憩できるようにもなっていて、建物が残っていても、閉鎖されて入れないだろうな、と思っていただけに、良い意味で裏切られたひと時でした。
色々な思い出に浸りながら、ふと時刻表が掲げられていた場所を見ていると、そういえば、一昔前の私が知る新十津川駅の雰囲気って、こんなんだったな、って、ちょっとタイムスリップしたかのような不思議な感覚にも陥ってしまいました。
ただ、冬を越して、本格的な土木シーズンになってくると、この旧駅舎ももう解体、ということになるのかもしれませんね。まだまだコロナ禍が終息しないご時世ですので、あまり遠方からの皆様にはお勧めできませんが、お近くの方は、是非お急ぎ訪問してみて下さい。まだ、あの雰囲気に浸る時間は残されていますよ!
- 施設の満足度
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5.0
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 乗り場へのアクセス:
- 5.0
クチコミ投稿日:2021/04/09
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