旅好者さんのクチコミ(44ページ)全6,282件

道の駅すごうの駐車場は、コロナ下の状況でも混んでいました。以前の竹田ドライブインだった時代から、食事を摂るならここと決めていた人が多いのかも知れませんね。ここにある食事処は道の駅直営の「すごうどん」と「すごう丸福」でした。すごう丸福は、コロナの影響で席を減らしているのか、座席は多くないので、やはり混んでいました。テイクアウトの方が安心・・・と感じました。

荻町西福寺を通り掛かった時、唐揚げで有名な丸福の本店が近いとのことで、どんなところで、どんな様子なのかを覗いて見たくなり寄り道をしました。周りは畑が拡がっていて長閑な田園風景といったところです。広めの農道の様な道を進んでいくと、そこに鶏や豚の飼育棟と思われる建物が数１０棟見えました。そして、道路近くの建物が丸福本店の店舗で、店前の駐車場には車がたくさん駐まっていました。この本店はお持ち帰りのみで、食堂はありませんから、車の滞留時間は少ないと思いますが、町からは離れたところに、こんなにたくさんのお客さんがやってくるのですね。

神原渓谷を遡っていくと、小さな集落に出ました。祖母山麓の神原（こうばる）という地区です。そこに地域の交流拠点施設という「緒環（おだまき）」がありました。人気がないなぁと思ったら、何と、コロナの感染拡大で臨時休業とのことでした。神原渓谷ですれ違う車はなかったし、この集落でも人影がありません。こんな状況は開いても商売にならないということなのでしょう。諦めましょう！　なお、ここには平家物語の中の大蛇伝説の大きなボードがありました。この地の観光の参考になりました。

湧水茶屋は水汲み場の、さらに奥といったところにありました。おづる水の駅の道路際の建物の方は空いていましたが、こちらには何人もお客さんがいました。豆腐は良い大豆と良いお水が必須だといわれています。大豆は運んでくるとしても、ここはお水は間違いないですから、間違いなく美味しい豆腐が出来るということでしょう。２０１０年（平成２２年）から続いているそうですから、固定客もいるのでしょう。

竹田で唐揚げと言えば丸福でしたね。水の駅 おづるは竹田からは随分と離れたと思いますが、住所は合併で竹田市ですから、ここにもしっかりと竹田丸福のお店がありました。開業は２０１６年（平成２８年）だそうですから、１番新しいお店ということでしょうか。お昼の時間を外れていましたので空いていました。お水を汲みに来た人は脇目も振らずといった感じですから、お客さんとしてはあまり期待できないのでしょうかね。

おづる水の駅は、県道３０号線を長湯温泉から由布市に向かう途中にありました。ここは毎分４ｔもの水が湧き出す小津留湧水がありました。何でも、１９９１年（平成３年）に温泉を掘削するためのボーリング調査を行なったところ、地下５０ｍのところからお水が湧き出てきてしまったということです。今は湧水の汲み取り場のほか、農産物の直売所やお豆腐などを扱う湧水茶屋がありました。

茶房・川端家は天神橋の袂にありました。前は芹川が流れ、道路を挟んで老舗旅館の大丸旅館です。（川端家は大丸旅館の施設です）旅館の横には、与謝野鉄幹と晶子の歌碑が建っていました。旅館街の散策時や隣の長生湯などの湯上がりに利用するのに、ぴったりのところでした。店内はたいへん趣がありましたが、築１００年近い古民家をリノベしたのだそうです。こういう雰囲気の中で頂くコーヒーはひと味もふた味も味わいが深い様に感じます。
なお、歌碑には
鉄幹は「芹川の湯の宿に来て灯のもと秋を覚ゆる山の夕立」
晶子は「湯の原の雨山に満ちその雨の錆の如くに浮かぶ霧かな」

道の駅・中津の駐車場の横に宝来軒がありました。ここはバイパス店だそうです。宝来軒本店は中津の繁華街の中にある小さなお店だそうですが、チェーン展開していて、あちらこちらで看板を見掛けました。今回の旅で２回目の利用となりましたので、焼豚ラーメンを頂きました。期待通りの味で、美味しく頂きました。

里の駅・小の岩の庄は、国道５００号線の東椎屋の滝の入口から６～７ｋｍくらい北上したところにありました。規模の大きなところではありませんが、たまたま通り掛かったのではなく、ここを目的にやって来た車が多い様で、駐車場が結構混んでいました。朝採れの野菜やいちごなどが人気を呼んでいる様に感じました。

祝祭の広場はＪＲ大分駅北側の、ほぼ一等地というところにありました。位置付けは市営の公園だということです。元は大分パルコがあったところだそうですね。大型商業施設が撤退されると、地方では特に再開発が難しいでしょう。大分市はイベントなどが行えるフリースペースとしたのですね。一部に背の高い屋根が設置されていましたが、移動が出来るのだそうです。拡げたり縮めたり出来たらいろいろ利用の可能性が拡がりそうですが、それはできないそうです。

大分県庁の北西隅のところに、西洋音楽発祥を記念する像と記念碑がありました。記念の像は神父さんが弦楽器を奏で、３人の少年が歌っています。制作者は富永直樹さんで、１９７３年（昭和４８年）に建立されたものです。これは上田保さんが、市長から転じて社長となった(株)マリーンパレスが建立したとなっていました。平戸などでは大分よりも早くからキリスト教の布教が行なわれていた様ですが、そちらでは楽器の到来はなかったのかな・・・などと思ってしまいました。上田保さんは熱心な信者だったそうですから、きちんと調べたのだろうと思いますが・・・。

府内城の大手門前の角地に大手公園がありました。１９５２年（昭和２７年）に公園として開放されたとのことです。今は、ちょっと放置されたままと感じさせました。築城された当初から大物の武家屋敷が置かれた場所だったのでしょう。戦災に遭って焼失したそうですが、ここには県議会議事堂があったとのことです。集会などに利用されることはあるそうですが、公園としての再整備が必要の様に感じました。

ガレリア竹町はアーケード街でした。何でも、この地域でもっとも古いアーケード街だとか。買い物をする人かどうかは分かりませんが、ともかく人がいました。地方のアーケード街といえば、長さは日本一を争うような立派なところが多いですが、末端まで見通しが利くところが多いですよね。ここは違いました。駅前からの中央道りに面した入口は、普通のアーケードでは考えられない様なイベント広場になっていました。世の動きに合わせ、大胆な改革を続けているのでしょうね。

府内温泉は、府内三丁目にある府内トレスという駐車場ビルの１Ｆにありました。隣は、今回たまたま初めて利用したホテルエリアワン大分で、後から知りましたが、宿泊とセットになったプランもありました。（今はあるか不明です）２０１９年（令和元年）に開場した、まだまだ新しい施設です。地下７００ｍから汲み上げている自家源泉です。温泉はモール泉です。今回はコロナウィルスの心配があるので貸切の出来る家族風呂を利用しましたが、写真を見ると、一般の浴室は広く、あつ湯とぬる湯と分かれていて、サウナも付属していました。

空港展望公園は大分空港ターミナルビルのすぐ北のところにありました。目の下には、航空機燃料の貯蔵所がありました。空港全体を見渡せる訳ではありませんが、飛行機の離着陸風景は見ることが出来ました。但し、羽田や福岡の様な主要空港であれば、ひっきりなしに飛行機の離着陸が見られますが、ここでは時刻表が必要なくらいでした。

国道２１３号線に武蔵港の案内板がありました。曲がって１００ｍくらいのところに港があり、そこから海岸線の道を進んだところに古市海水浴場がありました。駐車場はあまり広くはありませんでしたが、夏のシーズンでも足りるのでしょうか。ビーチハウスにはトイレ、シャワー、更衣室と一通りありました。ここで変わっていたのは、海水浴場の砂浜の後方の道路との間に、２００ｍくらいに亘って、ずっと塀が築かれていました。道路の反対側には住宅が並んでいましたから、風除けとか砂除けといった松林の代わりなのかなと思いました。本来は松林であったところに宅地開発をしてしまった様に感じました。まさか、海水浴場の目隠しとは考えられませんので・・・。

道の駅 くにさきは、車で立ち寄る人も多いでしょうが、さらにサイクリストのお客さんも多いのでしょう。そんな状況に対応しているのか、黒津之庄は国東のお土産を主力に扱っているお店でした。中でも、特色としては「宝くじ」を売っていました。国東市には富来地区があり、神社や道路など開運に力を入れていますから、早速そのご利益を期待して買いなさいということでしょう。また、なぜ黒津之庄という店名なのかと思いましたが、ここは黒津崎海岸なのですね。一時は海水がかなり汚れてしまったそうですが、本来の水も綺麗な白砂青松の景色を取り戻すべく、日々努力をしているところだそうです。

行入（ぎょうにゅう）ダムは田深川水系の横手川の中流域にありました。１９９７年（平成９年）に竣工しています。着手時には横手川ダムとなっていましたが、地元の強い要望により、古くからの郷名を付けた名称となったのだそうです。目的は洪水調節や流水の適正化です。堤高は４３．５ｍで、堤頂長は１８０ｍあり、重力式のコンクリート造りです。このダムはシビックデザインを採用しているそうです。堤の上部は石畳風になっていて、並んで設置された外灯は、町中にある様な街灯風になっています。また、レストランの様に見える建物はダムの管理事務所でした。

行入（ぎょうにゅう）寺は行入ダムのダム下といったところにありました。ダムが出来る前は横手川の近くにあったことになります。７１８年（養老２年）に、仁聞菩薩によって開基されたと伝わっていて、六郷満山の布教を担う末山本寺の１つです。最盛期には６つの院房があったとのことです。ここは布教のお寺さんですが、すぐ西隣には修行にぴったりの「千の岩」と呼ばれる険しい岩場があり、本堂横にその登り口があります。行に入るという名前からも、修行を担う中山本寺の様に思えてしまいます。さらに、ご本尊の不動明王像は元々はその千の岩の岩屋にあったものだそうです。なお、山号は三社（さんしゃ）山で、もちろん天台宗のお寺さんです。

大きな佐賀関漁港から１ｋｍくらい南に進んだところが白木海岸でした。砂浜の奥行きが少ないですが、海水浴場だそうです。海水浴場というと、まずは、ビーチパラソルを開いてとイメージしますが、狭くてちょっと無理なところでした。目の前１．５ｋｍくらい沖合には蔦島が見えました。無人島ですが、最高点は６４ｍもあるそうで、意外としっかりとした島です。