ぱんスキュさんのクチコミ(19ページ)全1,455件

キエフの世界遺産群は、1)聖ソフィア大聖堂・2)ペチェールシカ大修道院・3)ペレストヴォの救世主聖堂の3つの聖堂から成り立っています。
このうち1)はキエフの中心部にあり行きやすいのですが、2)3)は中心南東の少し離れた区画に隣り合って立っています。
1)聖ソフィアと2)ペチェールシカ大修道院は敷地がとても広く内部に複数の博物館があり、すべて回るのにはとても時間がかかります。
特に2)ペチェールシカは広大な敷地に沢山の見どころが詰まっており、できれば1)と2)3)は別の日に行かれたほうが良いです。

ただ時間がないけれどどうしてもすべて回りたい！という方には、聖ソフィア広場とペチェールシカ前とを24番バスが結んでいるので、そちらをうまく使って移動することが可能です。運賃4グリブナ。
キエフは他にも見どころがあるので、余裕をもった訪問スケジュールを組む事をオススメします。

https://st-sophia.org.ua/en/conservation-area/administration/

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/キエフの聖ソフィア大聖堂と関連する修道院群及びキエフ・ペチェールシク大修道院

キエフが誇る世界遺産ペチェールスカ大修道院。11世紀にウスペンスキー大聖堂が建てられて以来キエフの重要スポットとされていますが、長い歴史の中で敷地内に建物が増築されていったため、なんといっても敷地内が広大！

壁を隔てて北側の『上の修道院』と南の『下の修道院』に分かれており、上側には博物館やウスペンスキー大聖堂・大鐘楼など、南側は洞窟寺院やカフェ、修道院や宿坊があります。入口は上、出口は下にあるのでぐるりと一周する形で見学します。チケット売り場は入口外にあります。入場料大人30グリブナ+各施設は別料金

上側の博物館(有料)は複数あり、全て見て回ると丸1日を費やすくらいの質と量。気になったものだけ見て回ると良いかと思います。
下側は洞窟寺院を含め上り下りが激しく、体力が必要になると思います。無理せずカフェやレストランで休みながらいくと良いです。露店や売店などもあり、見ていて楽しいです。

市内中心部からは少し南東に外れたところにあり、独立広場前から24番トラムに乗って15分ほど行った左手にあります。駅名はSpasa na Berestovi Church, Natsionalnyi muzei Memorial zhertv Holodomoru(オリジナルの文字はウクライナ語)、乗車料金は4グリブナ。

公式サイト
https://lavra.ua/en/

ペチェールスカ大修道院の内にある数ある教会のうちの１つ。この教会から遠い洞窟の中に入れますが、入口がわかりにくいので注意。また洞窟に入るにはロングスカートと頭を覆うスカーフが必要になりますが、貸し出しもあります。
教会中には売店などもあり買い物もできました。この辺りは迷子になりやすいので注意しながら歩いてください。

ペチェールスカ大修道院内に博物館の１つで、ウクライナ中の地方ごとの民族衣装や古くから受け継がれてきた織物、刺繍、陶器、絵画などが集められた博物館。ペチェールシカの入場料金とは別で、入口で料金を支払う形になります。確か20グリブナほどだった気が…。
中は広く見応えがあり、修道院の中にあるとは思えないほどの充実ぶり。ウクライナの手仕事に興味がある方は絶対に訪れた方が良いスポットです！

ペチェールスカ大修道院内にある2つの洞窟寺院のうちの1つ。ペチェールスカ=洞窟の、という意味があるほど、この修道院にユニークな場所の１つ。
中に入るにはロングスカートと頭を覆うスカーフが必要ですが貸してくれます。中は暗くロウソクの灯りを頼りに人が進んでいく方向へ行きましょう。沢山の人が参拝に来ているので、ぶつからないように気をつけて歩きましょう。

ペチェールスカ大修道院内にある2つの洞窟寺院のうちの1つ。文字通り入口から離れており、通路を奥に奥に行った先にあります。そしてアンナ受胎教会から入るため、入口が少しわかりにくいと思います。
近い洞窟同様にロングスカートと頭を覆うスカーフが必要ですが貸し出しあり。中は暗くロウソクの灯りを頼りに進みますが、分岐点に神父様が立っています。一方通行につき戻ることはできないので注意。
開館時間9:00-16:00

ペチェールシク大修道院の名前は洞窟という意味が元になっています。
修道院の敷地内には2つの洞窟があり、地下にかつての修道僧のミイラとなった遺体が安置されており信仰の対象となっています。
洞窟内部は真っ暗なのでローソクの灯りを頼りに、気をつけて進んでください。

キエフ市内の教会巡りで外してほしくないスポットの１つ。オリジナルは11世紀に建てられた修道院でしたが、1930年代にソ連に壊されたあと、独立後の2000年に同地に再建されました。

とにかく黄金のドームと青い外壁が美しく、青空をバックにした映え方が清々しいほど。また敷地内部はゆとりがあり、神父様が歩いていたり、地元の養蜂家が露店で蜂蜜を売っていたり、教会グッズの売店がひっそり神々しかったりと、この場に流れる空気が澄んでいてとても気持ちよかったです。教会内部も無料で入場でき、壁一面のイコンに囲まれた静けさに包まれた神聖な空間でした。
観光と散歩を兼ねて訪れるのが良いです。

世界遺産の聖ソフィア教会から北東に5分ほど歩いたところにあり、このまま北に進み聖アンドレイ教会→アンドレイ坂と行くコースが個人的にはおすすめです。

キエフの世界遺産・聖ソフィア大聖堂前のソフィア広場にある銅像がフメリニツキー像。観光地前という場所柄、像の前では観光客が写真を撮っている姿が見受けられます。

ボフダン・フメリニツキはウクライナ・コサック出身の領主で、17世紀にこの地を支配していたポーランド・リトアニア共和国に反旗を翻し、ウクライナのコサック化の創始者とも言える人物です。
像について(ウクライナ語のみ)
https://uk.wikipedia.org/wiki/Пам%27ятник_Богданові_Хмельницькому_(Київ)

ウスペンスキー大聖堂=生神女就寝大聖堂
ペチェールスカ大修道院敷地内にある、メインとなる聖堂です。オリジナルは10世紀、この地に最初に建てられた建造物でしたがWW2に爆破され、現在の建物は2000年に復元されたものです。
内部は見事なフレスコ画にイコンが描かれ、非常に美しいです。また外壁にもイコンが描かれていたり、外壁の青色が綺麗で空に映える建物です。

ペチェールスカ大修道院敷地内に入ってすぐ、ウズペンスキー聖堂の右手前に建てられている大きな塔、それが大鐘楼。
建てられた時期は1745年と聖堂よりは時代が新しく、それゆえ綺麗目な建物です。96mの高さがあり、敷地内では迫力ある建物です。敷地の外からでもその姿を見ることができます。

キエフ中心部から北東に少し歩いたところにあるアンドレイ坂。小さな坂の通りですが、カフェ、レストラン、お土産物屋も店舗が立ち並び、その前に両側にハンドメイドの民族衣装や布小物、骨董品、そしてお土産物を売る露店が並んでいます。
露店の人たちは刺繍を刺しながら店番をしており、ウクライナ刺繍品や民族衣装などに興味ある方にはたまらないと思います。

オススメの回り方は、聖ソフィア・聖ミハイル修道院を回ってからアンドレイ坂を下りていき、ポディール地区まで下りメトロのコントラクトーヴァ・プローシャ駅まで行くコースです。下りの方が心理的に楽です。下りきったところにリヴィヴのチョコレートカフェがあるので、そこでひと休みするのも良い感じです。

キエフ中心部の北東、エメラルドグリーンと白の外壁が可愛らしい外観の教会です。この教会の隣道から有名観光スポットのアンドレイ坂の下り道が始まります。
2017年夏現在改装中で、工事の人たちだけが出入りしていました。そのため中に入ることはできませんでした。通常は入場料が10グリブナかかるそうです。

キエフの中心にある世界遺産のソフィア大聖堂。1037年に建てられた正教会の教会で、キエフで最古の教会になります。
敷地内は思いのほか広く、中心にソフィア大聖堂があり、周りにトラペズナ、入口と反対に位置するザボロフスキ門、主教の家、メトロポリタン博物館、鐘楼が並びます。なお大聖堂のみ内部写真撮影不可でした。

聖ソフィア大聖堂はオリジナルのままのため、当時のままモザイク画が残されています。とても大きくスケール感があって見応え充分。
経年劣化したところは職人さんたちが復元作業をしており、完全な姿に戻るまではもう少しまだまだかかりそうです。
周りの博物館群も歴史的背景のあるものから現代アーティストの絵画まで色々展示されてこちらも全て回ると半日はかかりそうです。クリミアに関する展示がなされていたのは政治的背景が窺い知れます。

そして世界遺産に登録されたため観光客の訪問が多くみられました。同時に世界遺産に登録されたペチェールスカヤ大修道院とは離れているのでご注意を。

開館時間 9:00-20:00
チケット売り場は19時まで
入場料
鐘楼含む全て込み 170グリブナ
敷地入場のみ 20 大聖堂とトラペズナのみ 80
鐘楼のみ 40

https://st-sophia.org.ua/en/home/

キエフの世界遺産・聖ソフィア大聖堂の敷地への入口に高くそびえ立つ塔が鐘楼です。敷地内に入るためにはこちらの一階でチケットを買う必要があります。鐘楼のみのチケット代は40グリブナ。
高さ76mで3階層になっており、中は階段のため健脚の方向きです。ソフィア広場から写真を撮るのが観光客の定番でカメラを構える姿が見られました。

キエフ中心部から少しだけ北に離れたエリア。有名観光スポット・アンドレイ坂の下にある街区で、最寄駅はメトロのコントラクトーヴァ・プローシャ駅になります。
独立広場近辺とは違い大きな店は見かけませんでしたが、レストラン、カフェ、商店街、スーパー、本屋、手芸屋etc...などがあり、下町ならではの活気があって良いエリアでした。
チェルノブイリ博物館もこのエリアにあります。

キエフ中心部を東西に貫く交通の大動脈で、西は戦勝記念碑・東はベッサラビア広場手前までの2kmほどの区間がタラス・シェフチェンコ通りです。
この通り沿いの南側にはシェフチェンコ公園やキエフ大学、植物園などがあり、また並木道のお陰で大通りの割には緑を感じることができます。
道路の北側沿いにはレストランやカフェが並び、ウニヴェルシテット駅近辺には鉄道のチケットが並ばず買えるカッサの本部もあります。

東欧の中では最も古い都市であるキエフ。11世紀にはヤロスラウ賢公によって城壁とこの正門が作られました。黄金の門という名前の由来はwikiを参照してください。
その後13世紀にモンゴル軍の来襲を受け壊されてしまったものを、1982年に復元したものが今の建物です。遺跡は建物に覆い隠されており、中に入るとその遺構を窺い知ることができます。

内部は4階建てになっており、発掘で見つかった出土品などの展示や地元の子供が書いた絵、最上階にはホールがありました。一番上まで登ると住宅街側の西側の眺めが得られますがそこまで感動するものではなく。
建物の周りには露店も出てちょっとした公園のようになっており、地元の人の集う場になっていました。

開館時間 10:00～18:00 火曜は17:00
入場料 大人30グリブナ
最寄りメトロ駅はズロティ・ヴォロータ(ウクライナ語で"黄金の門")
https://ja.wikipedia.org/wiki/黄金の門_(キエフ)

ウクライナの首都キエフの中心にある独立広場。2014年の騒動の際には荒れ果てた写真がSNSで拡散されていたので心配でしたが、2017年夏には平和を取り戻しており一安心。

最寄駅はメトロ1.2番線のマイダン・ネザレージュノスティ駅。地下には商店街や近代的モールGLOBISがあり、広いので初めて行った時には迷子になりそうになりました。
また地上部は広場を囲むようにレストランや売店が並び、大通りを挟んで噴水があり常に人で賑わっています。それゆえにスリや良からぬ雰囲気で声をかけてくる輩もいるようなので注意が必要。

キエフの象徴的存在でもあり、また観光の拠点でもある場所だと思います。チェルノブイリツアーの待ち合わせ場所もこの独立広場でした。

キエフ市内の世界遺産ソフィア大聖堂前にある広場です。かなり広い敷地なのに露店などはなく、フメリニツキーの銅像がポツンとあるだけで少し勿体ない気がしました。観光客相手の客引きが出没していたので注意をしましょう。
聖ソフィア大聖堂の入口建物写真を撮るには絶好の広場です。