ケロケロマニアさんのクチコミ(382ページ)全12,309件

那覇の新都心、おもろまちにあるヤマダ電機は、その規模からしても県内有数（おそらく最大？）規模の家電量販店かと思います。本土の店舗と比較すると量的には少なく感じますが、日用品や食料品も扱っていました。またここは郵便局と直結しているレイアウトもユニークに感じる店舗でした。

ゆいレールのおもろまち駅から徒歩数分でアクセスできる巨大商業複合施設として有名な所ですが、2015年1月現在、特に北側が大掛かりな工事中で、幾つかの入口が閉鎖されていましたので注意が必要です。ただ、工事していないエリアだけでもかなり縦長で見所の多い施設になっていますので、悪天候時などはここで長時間過ごして楽しむのも良いかと思います。

那覇のNHKは新都心のおもろまち北寄りにありますが、１Fロビーは割合開放的な雰囲気で、カフェレストランなども併設されていますので、お食事がてら立ち寄るのにも良い場所です。記念スタンプもありましたが、ロビーに関しては原則撮影は許可制になっています。警備員さんがいますので、写真を撮りたい方はその可否を事前に確認してから撮影するように心がけて下さい。

数年前に新都心地区（おもろまち）に赤瓦屋根の美しい建築としてリニューアルされた日銀の那覇支店ですが、入り口入ってすぐの所にある資料室は、全国津々浦々にある他の日銀支店と比較しても、オリジナリティあふれる展示が充実していて、とても見応えがありました。裁断された紙幣の使い古しで造られたシーサーや、米軍統治下で使用されていた貨幣など、狭いスペースではありますが、かなり質が高い展示が多い様に思いますので、おもろまちに立ち寄った際は必訪スポットの一つかと思います。勿論、入場無料で楽しめます。

ブランドショップが並ぶ商業施設ですので、ここは無縁という旅人の方も多いですが、まず立地が良い（ゆいレールおもろまち駅直結）ですし、意外と知られていないのがここで使えるWifiです。那覇は2013年にパブリックのシティWifiが開設されて、こちらも主要観光地などでお世話になることも多いですが、30分おきに初期画面に戻ってしまう煩わしさがある一方で、TギャラリアのWifiは連続時間でもかなり快適に使用できます。

那覇を代表する河川の一つ久茂地川は、観光客の方でも何かと見かけることが多い川ですが、旭橋駅から牧志駅の辺りまで、丁度高架レールが川沿いを走行しますので、この辺りの駅から眺める川の風景が一番美しいかと思います。朝日や夕日に染まる時間帯などは、普段汚いイメージが強い久茂地川の別の側面に出会えたりもして、とてもロマンチックです。

ここは商品のラインナップを見ていると一応観光客向けの施設なのかなと思うのですが、その雰囲気がとてもローカルで、ある意味味わいがあります。テーブルとイスが並んだ休憩ブースもあるので、ちょっと立ち寄って休むのにも良い所です。建物が大きい割には売り場として運用されているのは１Fだけという感じでしたが、その売り場内に守礼門のレプリカがあって驚かされました。

昔のグスク遺跡として有名な三重城ですが、2015年現在ここにあった信号所が老朽化のために撤去されるとのことで工事中となっていて、メインルートは閉鎖されていました。ただここは信仰の対象にもなっていて、拝所まではう回路で行くことが出来ます。海沿いの景観が楽しめるビュースポットですので、ちょっと立ち寄って海を眺めて過ごすのにも良い場所ですが、強風時は注意が必要です。

ゆいレールの旭橋駅から徒歩8分位の距離にある、昔ながらの風情漂う民宿です。1泊1500円というリーズナブルなお値段で、狭いながらも個室に泊まれてゆったりと過ごすことが出来ます。但し、壁が薄いので、隣のお客さんの話し声や鼾等はかなり大きく聞こえますので、こうした面を気にされる方は向いていない宿です。おばちゃんのフレンドリーな接客も沖縄ならではで、このような安宿でありながら、チェックイン時に缶のさんぴん茶（100円相当）も頂けたのが嬉しかったです。コーヒーなども無料で頂くことが可能です。

首里城の水源の一つとして知られる所ですが、立地的に首里城観光のメインルートから外れている（久慶門から右腋門に至る道すがらにひっそりとあります）のが不遇な印象を受けます。一昔前のプロ野球で例えると、セリーグの龍樋に対して、こちらはパリーグに該当する感じでしょうか。パフォーマンス的な力の入れ具合もこちらはあまりやる気がないようで、こんこんと水が湧いているように見える龍樋とは対照的に、こちらは穴が見えるのみでそこからお水は湧き出していませんでした。

王宮の飲み水として大切にされていた泉がこちらです。因みに現在は地下水をブレンドさせてより良くお水が湧くように見せている観光地ならではの配慮もあるようです。ここは付近の冊封七碑や瑞泉門、また飢饉の際には毒を抜いて食糧にしたというソテツの木などが植えられている雰囲気が味わい深く、龍樋を含めた包括的なレイアウトを楽しむと良いかと思います。

琉球王国の海洋王国としての誇りの粋が凝縮され、かつては正殿前に設置されていたという由緒正しい鐘がこちらです。残念ながら現在日影台の隣り、供屋と呼ばれる小さな建物の中にひっそりと展示されている鐘は復元されたものですが、鐘を見ながら繁栄した琉球王国の歴史ロマンに浸るのもとても風情があるかと思います。

首里城の時刻を知らせる施設としては、門の名前にもなっている漏刻が有名かと思いますが、こちらは水時計であるのとは対照的に、日時計も設置されていました。それがこの日影台で、首里城の主殿から見て一段下がった北側の一角、景色の良い所に復元展示されていますので、是非探してみて下さい。

私は首里城エリアには数回足を運んでおりますが、有料の壁に阻まれて、まだ”御庭”という、奉神門より先の格式高い場所には立ち入ったことがありません。そんな私のような不届者が首里城のメインとして認知しているのがこの下之御庭で、有料ゲートとなっている奉神門を始めとした構造物に囲まれた、御庭より一段低い広場です。ここには首里森御嶽という神聖な場所もありますが、実は侮れないのが奉神門の丁度向かいにある系図座・用物座の建物で、ここの内部では首里城の見所などを解説した映像展示があって、ボタンを押すことで座ってゆっくり休憩しながら首里城全体を観光した気分になれます。実は有料ゾーン内の各部位に関しても、この映像展示で解説してくれていますので、お金を払いたくない、という方は、こちらで雰囲気を味わうと良いでしょう。

御嶽（うたき）信仰が基盤となっている沖縄ですので、観光地である首里城に関してもどこが聖域なのかはきちんと理解しておく必要があるかと思います。京の内エリアから下之御庭に至る辺りが、聖域としてはとても神聖な場所で、中でもこの御嶽は賑わいを見せる首里城のメイン観光エリアの中でも異彩を放っているといえるでしょう。静かに手を合わせて静粛な気持ちで見つめたい場所です。

首里城の聖域として知られる京の内エリアには、沢山の種類の亜熱帯性樹木が見られますので、植物観察を楽しみたい方にまずお勧めできる所です。更にここは高台にあって、反対側の展望が望めない西のアザナとは対照的に、首里城方面を含めてほぼ360度様々な風景が楽しめるビュースポットとしてもお勧めできます。

立派な門が続く首里城のメインルートからは少し外れた場所にある、西のアザナ側にある小さなアーチ状の門です。座喜味城跡などのグスク建造物によく見られる感じの門で、首里城のメイン観光を終えた後に下山ルートとして通行する観光客が多いように感じられた場所でした。

首里城のメイン入口のすぐ傍、有名な守礼門のすぐ隣にある、首里城観光におけるビジターセンター的な場所がこちらで、内部にはコインロッカーや休憩所なども設置されていて、まずは立ち寄っておくと良い場所です。ただここは、時間帯によっては観光客の数が尋常ではなく、修学旅行生達が大挙して押し寄せている時などは、相当にうるさくて落ち着かない雰囲気があります。用を済ませた後は早めに退散する方が良いかもしれません。

首里城の中でも、市街地方面の景色が最も美しく望めるのがこちらです。芝生が広がるエリアの上部にベンチが設置されていて、そこから眺める那覇の景観は本当に素晴らしいです。観光客で賑わいを見せる首里城の中で、それ程離れた場所にも拘わらず訪れる方は少な目で、首里城エリアでの穴場的なスポットだと思います。

首里には昔、南西諸島防衛を目的とした第３２軍の司令部が壕の中に築かれたという歴史もあります。残念ながら現在では内部見学は通常は出来ませんが、首里城公園の一角にはこの壕に関する詳細な解説板が設置されていて、非常に勉強になりますので、是非ご覧下さい。尚、入口部分のみは柵越しに一部が確認できるようになっています。