チュンチュ３１９さんのクチコミ(239ページ)全5,449件

創建は751年で、石窟庵は仏国寺と同様に、吐含山の中腹に位置します。
石窟庵という名の通り、切り出した石をドーム型に組んで作られた石窟寺院で、
もともとは仏国寺に付随する庵として建てられました。
中央に巨大な本尊を置き、周囲には仁王像、四天王像、菩薩像などを配置されています。

極楽殿にはすべての衆生を救済し、
西方極楽浄土に往生させる阿弥陀如来の像が安置されています。
極楽殿は文禄・慶長の役で焼失してしまい石壇部以外は
後年新しく作りなおされたものだそうです。
朝鮮時代の1750年に修復したものをさらに1925年に再建しました。

紫霞門に上る階段が国宝第23号に指定されている青雲橋・白雲橋。
2段に別れた上の16段が白雲橋、下の18段が青雲橋と呼ばれます。
階段であるのに橋と呼ばれているのは、
紫霞門を越えて釈迦如来の彼岸世界に渡るという意味に表したものだそうです。

昌徳宮の中門である肅章門で、左手に「仁政門」をみながら進むとその正面に
あり、肅章門を抜けると内殿へ行くことができます。
西側の進善門の方が広く、東側の肅章門の方が狭い台形になっていますが、
肅章門のすぐ後ろに山脈があり、地形を最大限に生かしながら
空間を広く使うために台形に作ったものだそうです。

ヴァヴェル城近くのヴィスワ川のそばに、竜の洞窟があります。
ヴァヴェルには竜が住み着いていたとか・・・。
この竜は大変悪い竜で毎日人々をを殺し、その家を略奪し、
彼らの家畜を食べてしまっていた。
特に若い女性が大好きで、王の娘ワンダを除いて犠牲になってしまった・・・。
時間になると竜の口から火を吹きます。

織物会館の南西側に建つ高さ約70mの時計塔です。
かつて13世紀末に建てられた市庁舎に付属した塔でしたが、
１８２０年にクラクフの旧市庁舎が取り崩され、
この塔だけが残されたようです。
塔の上部には大時計と鷲の像が鎮座しています。
地下の部分には、かつて牢獄として使われていた事が
あるそうです。

旧王宮や私室 の見学は、30分おきにガイド付きツアーが
スタートし個人での見学はできません。
今回は時間との関係で旧王室ツアーには参加出来ませんでしたが、
ここでは、兜・盾・鋒・剣・大砲・鉄砲などの武器を
時代を追って見ることができるそうです。

クラクフの旧市街にある中央市場広場から市庁舎を通り
グロヅカ通りを南に向かうと左手に教会が
３棟並んでいます。
この３棟の最初に建っているのが、
この教会です。
教会の前にはたくさんの像が並んでいますが、
キリスト教に関する聖者だろと思われます。

左翼門の奥に続く門が「中陽門」で、宮廷建築の三門設置形式によって造られ、
行宮の正殿である奉寿堂の前に位置し、奉寿堂を守る役割をする内三門です。
1790年(正祖14)に完成し、中央の正門と左右の右夾門、左夾門につながり、
門の左右に長い行閣を置いて出入りを検閲していたそうです。

入口の「新豊楼」を抜けて、最初の門になります。
'左翼は即ち隣で助ける'という意味で内三門を
すぐ前で助け行宮を守る中三門です。
1790年に完成し扁額は鄭東浚が正祖の命令を受けて書いたそうです。
この次に「中陽門」と続きます。

文書の記録及び受領・発行を担当する建物です。
裨将庁前に位置し、南向きで以前の禁盜庁の建物を吏庁として使わせ、
その建物を増築して使い、1795年乙卯園幸の際には王の食事を調理する台所として
使われたりもしました。

壮勇外営の騎馬兵だった親軍衛がそれぞれ１００名ほど宿泊していだ場所。
新豊楼の左右にありますが、1789年(正祖13)に初めて建てられ
1794年(正祖18)、左右に翼廊を増築し合計62間の規模を整えたそうです。

急報を伝えたり、敵の動向を知らせる為に、昼は煙で、
夜は花火で連絡を取り合いました。
今でも毎日一回、昼の１２時にのろしを上げているようです。
狼煙台は見張り人を配して現在のヨンイン市の石城山六峰や興天台のヘボンという
要所と毎晩南側の一番目の穴に松明の火を入れ連絡し合っていたそうです。

２階建ての楼門で、華城行宮の正門で、１階には３つの板門が掛かった通行門があり、
２階は楼閣になっています。
この入口横にチケット売場があります。
この門の左右には北軍営・南軍営という建物があり、
壮勇外営の騎馬兵だった親軍衛がそれぞれ宿泊していたそうです。

前方・左右から接近する敵や城壁づたいに侵入しようとする敵を防御できるよう、
外側に突出する形で造られた雉城。
その雉城の上に建てられ軍事待機所のような役目を果たしたのが「鋪樓(ポル)」です。
西鋪樓は西将台の南側に位置し、楼閣に設けられた板門には弓を発射したり敵の様子を見張ったりするための穴が空いています。

東屋の機能も果たした東北角楼は、独特な平面と屋根の形をしており、
見る場所によって異なる姿を目にすることができます。
18世紀の優れた建築技術が見られる貴重な資料として歴史的・建築的、
芸術的な価値が認められ、宝物にも指定されています。

裨将は、觀察使や節度使など地方官がつれて回った幕僚で、
朝鮮時代の後期には防禦使を兼ねた守令までみな裨将を抱えて率い、
民政を探らせたりもしていました。
裨将庁は、華城の留守部の裨将が使っていた建物で
外整理所の前にある南向きの建物です。

1794年に完成した長楽堂は、翌年の行幸の際に
恵慶宮の寝殿として使用された建物だそうです。
華城行宮の寝殿で、正殿である奉寿堂の南側に建てられ、
奉寿堂の西南側の柱が重なっています。
この長楽堂という名前は、中国は漢の皇太后の住まいを意味する「長楽宮」からとって「長楽堂」にしたとか言われています。

華城行宮の正門、新豊樓(シンポル)は1790年に建てられました。
1795年にはこの新豊樓の前で正祖が直々に
華城内の百姓たちに米や粥を分け与えたそうです。
「チャングムの誓い」や「イ・サン」の撮影にも使われた
場所のようです。

華城行宮の正殿にあたる奉寿堂(ポンスダン)は1789年に建てられました。
1795年に正祖が母・恵慶宮(ヘギョングン)の還暦祝いの宴を
盛大に開催した場所でもあります。
一時、破壊されていましたが、1997年に復元されたものです。