赤い彗星さんのクチコミ(16ページ)全519件

クルーズ船で訪れると、船着き場から歩いて5分程の場所にあります。
神殿には、ホルス神(ハヤブサ)とセベク神（ワニ）が祀られています。

長い間砂に埋もれていた事もあり、美しいレリーフを今でも見る事が出来、よく探せば、部分的に彩色の残った個所も見つかります。
神殿奥には、出産や手術道具等、医療に纏わる珍しいレリーフが残っています。
神殿入り口を正面に見て、左手には井戸のようなナイルメータや規模は小さいですがワニのミイラ博物館も見学することが出来ます。

アブシンベル神殿は、大神殿と小神殿で構成されています。

大神殿はラムセス2世を称えるため、小神殿はラムセス2世の
最愛の王妃と云われるネフェルタリに捧げるために建てられました。
大神殿と比較すると像も含めて小さい神殿ですが、神殿単体で見ると、
充分に大きな神殿です。

こちらも大神殿同様に内部の見学が行えます。
小神殿も保存状態のいいレリーフが残されています。
こちらも内部は、撮影禁止です。

エジプト南部のヌビア地方にある巨大な神殿です。

アスワン・ハイ・ダムの建設に伴い、ナセル湖に沈む運命でしたが、
ユネスコにより移築され、現在も目にすることが出来ます。

撮影が許されるのは、外景と神殿入り口部分までで、内部の
撮影は禁止です。昔は撮影出来たので、現地ガイドに尋ねると、
イタリア人と中国人が、ルールを守らずにフラッシュを焚いて
写真を撮るので、全面禁止になってしまったと言っていました。
(入口の門番が、チップ目的で個別に許可したりは
しているようですが。)

内部には、ヒッタイトとのカデシュの戦いの様子を描いた、
戦車に乗るラムセス2世のレリーフなど、多くのレリーフが
美しい状態で保存されています。

アスワン・ロウ・ダムの上流、アスワン・ハイ・ダムの下流に
ある島に建つ神殿です。

アスワン・ハイ・ダムの建設に伴い、ユネスコによりフィラエ島から、
アギルキア島に移築された神殿です。
移築を機にアギルキア島をフィラエ島と呼ぶようになり、島の形も
旧フィラエ島に似せているそうです。

神殿にはボートで渡る必要があります。島にはレリーフもはっきりと
残り、保存状態の良い立派な神殿が聳えています。
旅行中は複数の神殿を訪れましたが、最も美しい神殿だと思います。

ピラミッドと並んで、こちらもエジプトの象徴ですね。

スフィンクスの周りは柵で囲まれていて、ピラミッドとは
入口なども別となります。

スフィンクスを真横から、間近で見る事が出来ますが、
撮影ポイントが多くないので、団体客と同じになると
皆良い場所を取ろうと激しく混みあいます。
各所の神殿入り口などで、何度もスフィンクスは目にしますが、
やはりここのスフィンクスが一番大きなスフィンクスです。

エジプトと謂えば、ピラミッドですね。

空港から市内に向かう高速、昼食や夕食のレストランから、
巨大な建造物は至る所から、目にすることが出来ます。
それでもやはり目の前にすると圧倒的な迫力があります。

学生の頃訪れた際は、ピラミッド内部への入場は人数制限を
しておらず、空気が流れない環境でサウナのような
蒸し暑さでしたが、午前午後1度ずつ、150人の人数制限が
されている今回は、前回より過ごしやすく感じました。

客引きや物乞いのバクシーシのしつこさも昔に比べれば、
随分とましになったようにも感じました。
イスラム圏が初めての方だと、びっくりするかもしれませんが。

吹屋ふるさと村から広兼邸に向かう途中、少し奥まった場所に
ベンガラ館はあります。

ベンガラ色に染まった複数の建物を順番に巡っていくと、
ベンガラが生成される過程を学ぶことが出来ます。
窯も併設されており、陶芸体験の色付けを体験する事が出来ます。

江戸時代にベンガラの原料と銅山で巨万の富を築いた
広兼氏の豪邸です。
斜面に沿って高い石垣が聳えており、守りの機能を
備えたような門構えです。門に接して、小者部屋や
女中部屋が設けられています。

平屋建ての大きな邸宅や離れ座敷、蔵などが敷地内に
設置されており、高台からの風景も庭から眺める事が出来ます。

吹屋ふるさと村からは、車で5分程度、レンタサイクルで
15分程の場所にあります。

坑道は、所々水が垂れてきますが、きちんと整備されており、
マネキンで当時の採掘風景が再現されています。

戦国時代に毛利氏・尼子氏の間で争奪戦が繰り広げられ、
江戸時代は天領として管理されるなど、大正時代まで
大量の銅を産出し続けました。

備中高梁駅から、バスで約1時間の山間部に位置しています。
本数も少ないので、事前に確認が必要です。

ベンガラ色に統一された街並みは風情がありますが、
街自体は小さく、小型の店舗が並んでいます。
歩いて行ける距離に旧吹屋小学校がありますが、現在解体
修理中のため見学することが出来ませんでした。

近隣には、広兼邸や吉岡銅山：笹畝坑道がありますが、
結構な距離があるので、移動手段が必要になります。

備中高梁駅から、徒歩で5分の高台に複数の寺院が並んでいますが、
立派な山門を備えている寺院が、薬師院泰立寺です。

この寺院で「男はつらいよ」第32作の「口笛を吹く寅次郎」の
ロケが行われたそうです。

境内はそれほど広くありませんが、座るだけでご利益が得られる
という手の彫像や摩尼車など、ユニークなアイテムが設置されています。

武将としてより、文化人として有名な小堀遠州が、
備中松山城主時代に作庭した庭園を持つ寺院です。

駅から徒歩で15分程の、石火矢町ふるさと村の
武家屋敷群近くに立地しています。
GW期間中に訪れましたが、早朝だったためほぼ貸し切りでした。

備中松山城、武家屋敷2軒、頼久寺の4館共通チケット
(900円)を利用可能です。

旧折井家武家屋敷同様、駅から15分程歩いた場所にある
石火矢ふるさと村に残されている武家屋敷です。

折井家は、200石取りの藩士の住宅でしたが、埴原家は、
120～150石取りの藩士の邸宅です。
決して高給取りの邸宅ではないでしょうが、平屋建てで
部屋数の多い武家屋敷です。
観光客は多くはないので、ゆっくり見学することが出来ます。

備中高梁駅から、徒歩で10分程の線路沿いに石火矢町
ふるさと村と呼ばれる整備された武家屋敷群が並んでいます。
通りの中ほどにある、200石取りの藩士が住んでいた武家屋敷です。

邸宅内部には、当時の生活を再現したマネキンが置かれ、
武具などを展示している小さな資料館も併設されています。

高取城（奈良）、岩村城（岐阜）と並んで、
日本三大山城の一つです。
他の2城は、明治時代に建造物が解体破却されてしまったため、
3城の中で唯一建造物が残されています。

備中高梁駅から、備中松山城行きのバスに乗ると、
城見橋公園駐車場まで行く事が出来ます。
そこからはシャトルバス(往復400円)に乗り、
ふいご峠まで行く事が出来ますが、下車してからも
約20分山道を登る必要があります。

現存12天守の一つである天守は、2層の小さな建物ですが、
大河ドラマ「真田丸」のオープニングにも使用された
段々に連なる石垣は見応えがあります。

吉備津彦神社から、田園風景ののどかな道を約30分
歩くと吉備津神社に到着します。
吉備津駅からは、長い参道を歩いて10分程の距離です。

国宝の本殿拝殿は、千鳥破風が二つ連なる日本唯一の
吉備津造り様式の建物です。
境内には、桃太郎のおみくじ所も設けられています。

駅方面からの入場口にあたる北随神門の近くには、
矢立神事が行われる屋置石が置かれています。
また鳴釜神事が行われるお釜殿等、他では目にしない
神事が行われる場所があります。

備前一宮駅から、2度右折するだけの歩いて3分の
場所に鎮座しています。
駅からは近いのですが、電車の本数が少ないので
きちんと時間を確認して出かける必要ありです。

鳥居をくぐり、大きな池を越えると社殿が現れます。
規模はそれほど大きくない神社です。
右手の駐車場のそばには、カラフルな桃太郎人形が
飾られています。

吉備津神社と名前も似ており、距離も2kmしか離れておらず、
同じ岡山県にある神社ですが、中世の国割で吉備津彦神社は
備前国一宮、吉備津神社は備中国一宮です。

天照皇大神が、弟の素盞鳴尊を避けるために隠れてしまったという
天岩戸をご神体として祀っている神社です。

天岩戸神社は、川を挟んで東本宮と西本宮に分かれていますが、
賑やかな西本宮と違い、東本宮を訪れている人はほとんどいませんでした。
西本宮の社務所で、ご神体の天岩戸の見学を希望すると、
丁寧な解説付きで見学させて頂く事が出来ます。
天岩戸周りの木々が元気で、最近天岩戸が見え辛くなっているそうで、残念がっていたのが記憶に残っています。

西本宮からは、天安河原まで歩いて10分程です。

知覧で食事をしようと検索していたら、手ごろな値段で薩摩の
郷土料理を食する事が出来るお店ということで訪れてみました。

知覧武家屋敷群の一角にあるお店ということで、古民家が
そのまま店舗として利用されています。
中途半端な時期の早めの時間だったので、お店も空いていました。
とんこつ定食を頼みましたが、柔らかく煮込まれた豚肉や
揚げたてのさつま揚げなどを美味しく頂く事が出来ました。

延岡～高千穂間を結んでいた高千穂鉄道は、台風により甚大な被害を受け、廃線となってしまいました。
その高千穂鉄道の終着駅である高千穂駅は、駅舎や車両基地がそのまま残されています。

事前の基礎知識がないまま、なんとなく寄った場所なので、ちょっと見学しただけですが、今から考えると他の観光客もいない中、スーパーカートに乗っておけば良かったなあと思います。

哀愁と旅情を感じる駅でした。