ハンマークラヴィーアさんのクチコミ(73ページ)全1,630件

ベトナム王朝の歴史を紐解くと，呉権将軍が中国の南漢軍を破って独立，ディン丁が興ってから，１０００年を超えてやがてハノイに遷都されるまでの間，ベトナム初の独立王朝が置かれていた，ということで，ベトナムの歴史上は非常に重要な場所。ガイドを伴っていくと，中国文化と明らかに違う装飾や彫刻などを教えてくれます。北部は霧に包まれたすっきりしない天候が特長ですが，ここは逆にそのために最高に雰囲気が出る静かな都です。

約３００年前から残る中国人の立てた平屋建て住居で，屋外の中庭の井戸など，タンキーの家との共通点もあります。この家の奥ではホワイトローズを作る場面を見られるのが特徴的です。中国人の家だけあり，細かいところまで凝った装飾は見事です。

ホイアンを１４時発のダナン空港からの飛行機で離れる日，空港で食べる昼食としてテイクアウト。
何でも海外で「ベトナム一旨いバインミーの店」と紹介されたこともあるとか。そのせいか，行列が絶えず。
たまたま取材したホイアンが世界的に有名だから・・なんだろうけど，確かになかなか会えないくらい美味しいパテのバインミーでした。

こちらの家は，２００年ほど前の中国出身の漁師さんの家だとか。フーンフンの家と同じように，洪水の時に荷物を運び上げる天窓も設けられています。
特長的なのは日本風の家屋を彷彿とさせる装飾や井戸。中国人の家を見学するのならぜひおすすめします。

貿易商人だったフーンフンの家。木造建築ですが，特徴的なのは洪水の多いホイアンで雑貨を１階から２階へ運び上げるための天井の工夫。
２階から旧市街の大通りを眺めた風景はベトナムらしくて一見の価値があると思います。

ホイアンは，トゥボン川が南シナ海に流れ出る三角州に出来た街です。
この川はホイアン旧市街に沿って，アンホイ島とカムナム島を隔てています。
日中はモーターボートに２０万ドンで乗せるツアーがありますが，対岸の眺めはいいものの水はきれいではないので，できれば晴れた日の夜，ランタンをともした小舟でゆっくりわたるのがいいでしょう。

現地ではクー・チョ・デムと呼ばれています。
アンホイ橋を渡って，旧市街とトゥボン川を隔てて反対側にあります。人の流れに身を任せていると自然とたどり着けるでしょう。
ランタンをお土産に欲しい人は是非こちらに。食べ物屋も多く，ここではアイスロールが美味しかった。

ホイアンの世界遺産共通チケットで入ることができる，華僑の集会所の一つ。
有名なのは福建会館のほかに潮州会館や海南会館などがありますが，こちらはピンクの派手な門と，なかなか燃え尽きない長い線香が特徴的です。ちなみにこちらの会館の道路の反対側の両替所はレートがかなりいいことでも有名。
航海安全の守り神は一見の価値あり。

ガイドブックには必ず載っていると思われる名店。
観光客も地元の人もいます。
ここで食べたカオラウは，たぶん一生忘れられない，というくらい美味。
ホワイトローズや揚げワンタンもあり，これらが入ったセットメニューもあって，お得感満載。

ホイアンについたモーニング寝台バスの降り場がたまたま近かったため，有名店であるこちらを利用。
メニューは米粉で作ったギョーザのようなホワイトローズと，揚げワンタン（揚げギョーザ）の２種類のみ。
ベトナムでは人気というラ・ルー・ビールと一緒にいただく。
味はさすがに名物だけあるし，製造卸元だけあって悪くはない・・が，もうちょっとほかのメニューを置けばよいのに，と思ってしまった。

ベトナムのお札にも描かれている，古都ホイアンを象徴する観光名所として有名。
橋の両側には猿と犬の像が立っており，橋の内部を通って旧市街を抜けるようになっています。
橋内部の小部屋には橋の沿革を物語るパネルもあり。
是非夜のライトアップ時に見てみてください。

フエ王宮内にあるシンボルのフラッグタワー。
グエン朝時代から活用された見張り台ということで，新市街の方からもその存在が一望できる立派なたたずまい。
近づいて砲弾の跡を見ることは出来なかったが，このフラッグタワーの意味を知るのはホーチミンの戦争証跡博物館で，このタワーを背景にした激しい銃撃戦の写真を見てからであった・・・

フエのローカル食堂で食べたバインベオが死ぬほどまずかった（？）ので，口直しに入ったレストラン。
名前からてっきり精進料理を出すんだろうと思っていたら，オーソドックスなベトナム料理ばかりで拍子抜け。
ここまで食べる機会がなかったブンボーフエと，蒸しポークとエビの塩辛ソースのご飯和えにダラットワインとビールを。
味はまずまずで，そんなに高くなく，サービスもよかったが，お客はほかに誰もいなかった。。

ガイドブックにはローカル度１００パーセントとあります（笑）。行ってみるとその通り，外国人もいなければ英語も通じない。ほぼ現地の人で満席に近い状態。
１杯１００００ドンのチェーは，一人前はやや少なめな量なので，２杯いただいてしまいました。
フエでチェーを食べたいならぜひここに。

フエの新市街を旧市街を隔てる川。フエはこの川に縁どられた町で，川沿いに王宮や古い町並み，皇帝の墳墓などが点在する街です。
ティエンムー寺の敷地から臨めますが，フエは土地が低いせいで，雨季や雨量の多い時期には浸水してしまいそう。
比較的安いようなので，ボートに乗って下るのもいいでしょう。

フエの郊外に位置する歴代皇帝の墓の中で，たぶんもっとも外国人には有名な墓と思います。
全体がグレーに包まれて浮かび上がる，フランス様式のみならずヒンドゥー教などの要素も取り入れた独特の建物は，歴代皇帝の中でも芸術の素養に恵まれスタイリッシュだった皇帝の人柄を物語るかのよう。
文官と武官の像も何とも言えない味があります。

天女の伝説が残ると言われる塔が残る寺。
敷地内には中には入れませんが20メートルほどの仏塔と，ダイフン寺があります。
ここの住職はベトナム戦争中に抗議の意味で焼身自殺したようで，愛車のキャデラックが飾ってあります。
どちらかというと，ここから眺めるフーン川の方が見どころかも。

1945年までの間，ベトナムの最後の王朝であるグエン朝の首都だったフエを象徴する王宮。
中国と深いつながりがある国だけあって，紫禁城をほうふつとさせる外観をくぐれば，静かな庭にそれぞれ見どころのある堂がそびえています。
自分はタクシーをチャーターで1時間で回りましたが，じっくり雰囲気に浸るためには2時間は欲しいところです。

宿泊予定のホテルがオーバーブッキングでいっぱいということでこちらに回された。
だからなのかは知らないが，清掃が行き届いておらず，飲みかけのコーヒーカップがそのまま置いてあったりした。
朝食はフォーも置いてありそんなに悪くないが，泊まった部屋のエアコン室外機の音と明け方の路地からの人の声がとにかくうるさかった。

バックパッカー街として有名なブイビエン通りと交差するデタム通りにあります。
窓のない部屋に泊まりましたが，その分喧騒とは無縁で，繁華街とほど近い，便利な立地で助かりました。
周囲にはツアーを申し込む旅行会社も多く，ベンタインバスターミナルまでもそれほど遠くないので，ホーーチミンで夜遊びしたい＆ホテル代を抑えたい，という人には特におすすめです。