mamiさんのクチコミ(24ページ)全618件

　ミラノを代表するもう一つのモニュメントが「スフォルツェスコ城」です。14世紀にヴィスコンティ家の要塞として造られ、後にミラノ君主フランチェスコ・スフォルツァの居城となりました。内部の市立博物館には、ミケランジェロの未完成の作品「ロンタニーニのピエタ」があることで有名です。見る者の胸を打つ迫力ある作品です。

　十字形の商店街にガラス屋根をかけたアーケード。イタリア再統一を記念して、統一イタリア初代国王の名をとり1865年から12年かけて造られました。ドゥオモ広場とスカラ座を結んでおり、十字路の中央にあるドームの天井は世界の人々を魅了します。そのため市民は「ミラノの応接間」と呼んで誇りをもっています。

　ミラノのシンボルでもあり、1386年に建設が始まり、1813年にナポレオンにより完成を見ました。世界で三番目に大きなカトリック聖堂で、奥行き157m、最大幅92mを誇るゴシック様式の建造物で、バチカンのサンピエトロ大聖堂に次ぐ規模です。

　モンセラート地区にある「五月広場」には、大統領府(カサ・ロサダ)=ピンクの家という名前のとおり、ピンク色に塗られている。市議会(カビルド)、大聖堂(カテドラル)の3つの重要な建物に囲まれています。その外、国会議事堂などの政府関係機関の建物も多く有ります。

　プーノーで一番標高の高いチチカカ湖に浮かぶウロス島へ。この世のものとは思えぬのどかな神秘的な南の島でした。湖岸にはトトラと呼ばれる葦が生い茂り、原住民はこれを使って舟を作ったり、大量の葦を広く固めて造った「ウロス島」と呼ぶ浮島で生活しています。

　この宮殿はスペイン植民地、副王時代の建物でアラブ様式の影響を受けた建物で、現在は宗教博物館となっています。もともとここにはインカ帝国時代の宮殿、「インカ・ロカ宮殿」だった場所で、今でもその石組みの壁が残っており、この石組みはインカの精巧な建築技術を物語っています。この中に有名な「12角の石」が組み込まれており、正確な石組みを行った証が確認出来ます。

　インカ帝国時代この場所は「ウアカイパタ」と呼ばれ、ケチュア語で嘆きの広場、もしくは待ち合わせ場所といった意味があります。この広場は現在では太陽の祭り「インティ・ライミ」が開催される重要な広場となっています。

　果てしなく続くペルー南部の乾燥地帯に描かれた謎の地上絵。紀元後、約800年にわたって栄えたナスカ文化の時代に描かれたこれらの絵は、直線や幾何学図形、動物、魚、虫、植物などさまざま。上空からでなければ分からない程の巨大な絵を遺した理由は、未だに解明されていない。

　旧市街のほぼ中心にある広場です。ヨーロッパの市街のように町の中心として造られた広場で、北側には大統領府、東側にはカテドラル、西側には市庁舎があります。広場の中央には立派なブロンズの大噴水があり、市民の憩いの広場となっています。

　南米旅行、最初の観光地ペルーの首都リマの「恋人たちの公園」。いきなり眼前に男女の抱擁の像がはいってきました。さすが南国、人目もはばからず、あちこちで若い男女が抱き合っている光景が見られます。　ちょっぴり羨ましいような…!!

　クスコのカテドラルは、インカ時代のビラコチャ神殿の跡に建っています。1550年から100年間も掛けて建てられました。主祭壇は、銀300トンを使ったといわれる素晴らしいものです。屋根には、南米最大の鐘があります。

　12世紀に作られた100haの広大な庭園です。この庭園の見所で、庭園の中心に位置する大きな貯水池は300m×450mの大きさで、兵士の水練場としても使われていました。池の中には鯉が泳いでいました。マラケシュは1年間のうち晴天日350日で、殆ど雨が降らない地のために、これだけの大きな貯水池に水を貯めています。

　モロッコでの最後のマラケシュ観光で連泊する「ケンジ ファラー」ホテルです。5ツ星のとても素敵なホテルです。ホテルのロビーも部屋の内装もとてもモダンであか抜けており、モロッコ(マラケシュ)ってこんなにハイカラだったのかと改めて思いました。

　サアード朝(1549～1659年)の代々のスルタンが葬られています。廟には3つの部屋があるが、庭にもお墓がいっぱい並んでいます。これは使用人たちのもので土葬されています。全身に白い布を巻き、顔だけをメッカの方向に向けて葬るようです。2～3年で骨だけになると言うことです。

　太守の家だったという「バビア宮殿」。4人の妃と24人用のハレムや、数々の木々が植えられている中庭がある大変豪華な邸宅です。妃たちを平等に扱わなくてはならないと言う割には、4人の奥様の部屋は、かなり差があったように感じました。

　マラケッシュの象徴の塔「クトゥビアの塔」の高さは77mあるモスクのミナレット(尖塔)です。白くて高いミナレットで、四つの面をそれぞれに違う装飾が施されています。ちなみに「スリー・シスターズ・タワー」とは、スペインのセビリアのヒラルダの塔・モロッコの首都ラバトのハッサンの塔・マラケシュのクトゥビアの塔です。いずれも同じムワッヒド朝時代に建てられたものだそうです。

　マラケッシュのスーク＝アラブの町の商店街のようなもので、ここマラケッシュのスークも迷路のような細い路地が延々と続き、中にはありとあらゆる日常生活品が販売されており、マラケッシュの人達の生活必需品を扱うなくてはならないスークです。

　ジャマ・エル・フナは公開処刑場だったことから付いた名前で、死者たちの広場という意味です。今では「ジャマ・エル・ファターヌ」、つまり芸術家たちの広場とも呼んでいます。何しろ、こんなに沢山の人達がどこから集まって来るのかと思う程、大変賑わっていました

　カスパというのは、要塞という意味です。7世紀、侵入してきたアラブ人に耐え切れなくなったベルベル人は、アトラス山脈を越えてオアシスにカスパを築きました。アイトベンハッドゥはカスパ化した村(クサル)の典型的な例です。岩山にカスパが集まって一つの要塞となっています。静かで厳かで、人を寄せ付けない厳しい一面も持ち合わせており、まるでタイムスリップしたみたいな気持ちになります。

　モロッコ最大の都市カサブランカを南東におよそ550?程進んだアトラス山脈の中にトドラ渓谷があります。両端を赤茶色の崖に挟まれた深い深い渓谷です。この両端の崖で最高の高さの場所は160mにも及び、とても凄い壮観さです。今にも崩れてきそうな岩肌、凄い迫力を感じます。崖と崖との幅が狭い所は10m位しかないそうです。8年前に旅したアメリカのグニンドキャニオンと少し景観が似ていました。「モロッコのグランドキャニオン」と呼ばれる由縁です。