mamiさんのクチコミ(20ページ)全618件

　「魔法使いのピラミッド」は、伝説では魔法使いの老婆が温めていた卵から生まれてきた小人が、一夜のうちに造ったという説から「小人のピラミッド」とも言われています。ピラミッドの高さは、約36.5ｍあり、土台は楕円形に近い形で、長さが約73ｍ、幅が約36.5ｍあります。

　ソカロの東側にある国立宮殿は、スペイン人征服者コルテスが、アステカ帝国時代の居城を破壊し、その上に植民地の総督府ともいうべき宮殿を建てたものです。　宮殿バルコニーから大統領が現れ、「ビバ!　メキシコ」と叫びメキシコ独立の舞台となりました。

　チチェンイツァ遺跡の中に、9層のプロックのピラミッドがあります。カスティージョ(ククルカン・ピラミッド)の縮小版といった感じで、四方に階段があります。ククルカンピラミッドに比べると小さいけれど趣のあるピラミッドでした。

　ソカロ広場にある、アステカ帝国の中央神殿跡のテンプロ・マヨールです。ここがかつて栄えた時が甦るような神殿跡です。ここで、いろいろな歴史模様が繰り返されてきたのでしょうね。この遺跡を眺めながら、暫し、古の昔に思いを馳せてみました。

　メキシコシティの北部にあるトラテロルコ地区は、1521年アステカ軍とスペイン軍の最後の戦闘があった場所です。ここにグアダルーペ寺院があります。現在では、アステカの神殿跡、植民地時代のサンティアゴ教会、そして近代的な高層建築って感じで三代の文化が一同に介しているので「三文化広場」といい、そこにグアダルーペ寺院があります。

　メキシコ湾に面した都市カンペチェ。この街の特徴は、海賊の襲撃から街を守るために、周囲を取り囲む大規模な防壁や要塞が作られていることです。その建築水準の高さと保存状態の良さが評価されて、1999年に世界文化遺産に登録されました。

　さすが見事な美しいピラミッドです。どの角度から眺めても美しくほれぼれとします。絵に描いてみたいです!!　春分と秋分には蛇神がピラミッドに舞い降りたように見える『ククルカンの降臨』といった現象が見られます。

　カラクムール遺跡は、カラクムルの自然保護区の中にあり、今も昔と変わらぬジャングルの中にあり、1931年に発見され、その規模は30Ｋ?に及び、マヤ遺跡では最多の120基もの記念碑(石碑)のほかに、祭壇やその他文字記録が刻まれた彫刻などの石造物が確認されており、古典期最大級の都市です。

　ウシュマル古代都市は、ユカタン州の州都であるメリダの南方78?の地点にあり、古典期後期から後古典期にかけてマヤ文明の古代都市遺跡です。ウシュマルは、紀元500年頃から本格的な建設が始まり、ユカタン半島西部地域で最も強大な勢力を持っていました。

　戦士の神殿の階段を上った真上には、チャックモールと呼ばれる生け贄の心臓が置かれた台座があります。心臓を乗せるチャックモールの腹部が平らになっていて、顔だけが横を向いていて、何だか不気味な感じがします。

　全長150ｍのメソ・アメリカ最大の球技場です。競技の勝利者は、神の国への生け贄となったそうです。生け贄の頭蓋骨が置かれた台座もありました。何か、ぞっとする話ですね。勝っても生け贄にされるなんて…。現代ではとても考えられない風習ですね!!

　マヤの精密な暦を象徴している建物がカラコルと呼ばれる天文台です。丸いドーム型の建物がカタツムリ(スペイン語でカラコル)に似ていることからこの名前で呼ばれています。ここでは小さな窓を利用して星の観察を行っていたそうです。

　アメリカ大陸で最も古い大学です。1950年代に突貫工事で国家プロジェクトとして大学都市が造られました。250万人もいるマンモス校です。2007年に世界遺産登録されました。ウナブ(国立自治大学)は日本の東大に当たるトップクラスの大学です。

　球技場の東壁の小神殿正面にジャガーが置かれ、壁の内側には戦争の様子が描かれていて、10世紀のトルテカ人侵入の際の戦闘風景だと言われています。森に凄むジャガーはマヤ人にとって、畏怖の対象であり、強さのシンボルでありました。その割には、とっても可愛らしいジャガーの置物でした。

　テオティワカン遺跡の「月のピラミッド」は、高さ42ｍで「太陽のピラミッド」に次ぐ大きさです。こちらもとても素晴らしいピラミッドで、形もとても美しく整っており、今更ながら、古の人達の技術力の高さに敬服されられます。

　マヤ文明古典期の遺跡で世界遺産に登録されているパレンケ遺跡です。ユカタン半島の密林の中に眠る、マヤ文明古典期の代表的な遺跡で、当時の最大規模の遺跡です。中心部に宮殿を建てた設計は、マヤ遺跡の最も古典的な形と言われています。

　テオティワカン遺跡の中でも巨大さを誇る「太陽のピラミッド」です。高さ65ｍ・248段、世界有数の大神殿です。メキシコではチチェンツィアのピラミッド以外、そのほとんどのピラミッドに上ることが出来、それらのピラミッドの頂上からの眺めも又、素晴らしいものでした。

　メキシコシティの中心、ソロカ広場周辺では、メキシコの歴史的建造物があちらこちらにたくさん混在しています。16世紀にスペインが征服し、アステカの都を徹底的に破壊して、この地に新しい建物、カテドラルや現在の国立宮殿、州庁舎を建てました。以後400年以上、メキシコの歴史はこの広場で刻まれ続けています。

　メキシコシティの中心、ソロカ広場周辺には、メキシコの歴史的建築物が集中しています。かつてアステカ人の政治・宗教の中心地でした。その中にこの荘厳かつ厳粛なカテドラルがメキシコのカトリックの総本山として威容を放ち建っています。

　チチェンイツァ遺跡の北のはずれにセノーテがあります。生け贄もここに投げ込まれたそうです。その骨もみつかっています。セノーテというのは、石灰岩の岩盤が陥没して地下水が現れた天然の泉です。ここには泳げるセノーテもあり、まさにここは「神秘の泉」と呼ぶのに相応しい幻想的で美しいセノーテでした。