機乗の空論さんのクチコミ(69ページ)全2,708件

那覇市街地で国際通りから牧志公設市場周辺の各通りの商店街と共に観光スポットと言えば平和通り商店街から続く「壺屋やちむん通り」は琉球時代から続く焼物の街として発展して来た古い石畳み（琉球石灰岩）が敷き詰められた風情のある町並みです。

桜坂中通りから隔てられたようにやちむん通りには静かで穏やかな風が流れていくようで心地好い焼き物散策が出来ます。
通りには土産物用もありますが、普段使い出来る陶器や小物なども扱っているので自分買いにも良いですよ。
琉球焼きはどれも素朴なデザインが実用的で飽きがこない印象がします。勿論高価な物も在りますがそれは目の保養教養としておきましょう！～。

また、通りから路地を入れば古びれた石垣に蔦が絡まるような緑がいっぱいの世界に踏み込んだような懐かしさを感じます。
そこには工房や普通の暮らしなどの生活感があって、猫ちゃんと遭遇する確率が高いです。

当然ながら史跡も多く～、南ヌ窯跡や東ヌ窯跡に新垣家住宅に東ヌカーなど歴史を垣間見ることも出来ます。

国際通りの中心地・てんぷす那覇の１階に在る「那覇市観光案内所」は利便性が好く判り易い場所なので近くに来た際やちょっと聞いてみたい事があった時でも気軽に利用出来るのが好いです。

案内所にしてはゆったりとした広いスペースに市内から周辺に至るエリアまでの観光施設のパンフレットや地図に路線バスパップまで揃えているのでレンタカーを利用しない観光客には強い味方です。

スタッフの皆さんもフレンドリーで南国らしい笑顔と沖縄独特の方言も交えて案内して頂けるので楽しくてつい長話しに成ってしまいますね～（沖縄ではどこの案内所でもそうでした）。
個人的には地元の地域密着型スーパーの情報が楽しみで、色々と教えて頂きましたが、何を買うかでスーパーは決まるそうです？。
総菜弁当ならユニオン、品揃えならサンエーかリウボウなど使い分けることが一番とお聞きしましたので地元ならではの情報は有難いです。

また、観光客が大幅に減少している為に観光用土産が過剰在庫になり価格が下落…、その結果投げ売り状態に成っているので通りの土産物屋に入って観て下さいと聞きました。
でやはりその通りで、シーサーの置物や八重山の星の砂などの小物は￥５０や￥１００、ちんすこうのお菓子は￥１００や￥１５０と驚くような価格でした。

コロナ禍以前は連日インバウンド客でその対応に追われて多忙な毎日だってそうですが、今は落ち着き過ぎてそのギャップが余りにも在り過ぎてスタッフも削減だそうです。

観光案内所を伺うだけでも、地方の経済状況を知ることが出来るようで縮図なんでしょうか？。

ゆいレール・牧志駅下車で旧崇元寺へ向かって徒歩５分ぐらいでしょうか？、外観からして昭和のノスタルジックな９階建ての継足しビジネスホテルが在れば「沖縄サンプラザホテル」です。

周辺には国際通りに牧志駅や崇元寺・安里バス停、コンビニ・マックスバリューなど利便性が好いのがとても有難い。
少し頑張ればゆいレール・安里駅に美栄橋も徒歩圏内なのでとても便利です。

ザ・昭和のノスタルジックな雰囲気が特徴ですが既に減価償却が終了しているような印象がする宿泊プランは１泊朝食付￥３４００とは破格ですね？…。
しかも市内では珍しい大浴場まで完備されているのは驚きで、チェックイン１５：００から利用出来るのは本当に有難いの一言です！（翌朝も６：００～１０：００まで可能）。

朝食はお世辞にも美味しいとは言えないバイキングです？～、品数も少なく味も良くないですがご飯以外にも取り敢えずパンやドリンクも用意されてるので空腹は満たせます。

部屋はシングルで予約しましたがツインへアップグレードなのかどうかは判りませんが一応広く成ったので有難いです。
但し、創業当時の昭和には禁煙と言う発想が無かったゆえに喫煙を消臭対応をしていただきましたが、異臭なのか取り除けませんでした？…残念です。

しかし、決して安かろう悪かろうではなく２泊しましたが居心地は悪くないのです。部屋の備品が足りなければ１階に在る備品コーナーで必要なものを取って来れば問題も無く、１日１本ペットボトル水も付けてくれて￥３４００のコスパの良さは魅力的ですね！。

コロナ禍のこのご時世で連日ビジネスマンや観光客で賑わう稼働率の良さは安かろう良かろうの証しだと思います。また、お世話に成ります。

太平通りから東西に延びるサンライズなは商店街を東へ行けばドン突きに当たります～、右へ行けば壺屋やちむん通りへ、左からは「平和通り商店街」とアーケード街に成ります。
国際通りまでの約４００ｍほどの商店街には衣料品店が並び、牧志公設市場・衣料部という”ひやみかち・マチグワー館”を見つけました。
なるほど周辺の衣料店は中高年齢向けの昭和テイストのファッションならお任せと言った雰囲気を醸し出してます…、だから地元客で賑わっているんですね。

”まちぐわー案内所・ゆっくる”辺りからは土産物屋やスナック店がズラリと軒を並べては賑やかな装飾で観光客誘致をしては結構な賑わいを見せてます。
修学旅行生達が多くて通りが一変して華やかに成り、道幅も広くてゆったりとした気分で買い物が楽しめるのも特徴です。

通りの由来は平和館という映画館が在ったので平和を望む人々の思いから昭和２６年に名付けられたそうです。

また、通りにはえびす通りやパラソル通りに、日本一短い商店街と八軒通り、市場本通りと挟まれたむつみ通りと様々な通りが混在する平和通り商店街です。

市場本通りから市場中央通りへと続き、更に新天地市場本通りから「太平通り」へと続く最後の商店街で開南通りに当たります。

太平通りの印象は飲食店と食品を扱う店が多いこと～、通り幅が相変わらず狭いのですが店頭にいっぱい商品を並べて販売し、買い物客が圧倒的に地元客が多くローカルプライスで商売がされてます。
那覇にもまだこのような商店街が残ってると思うと嬉しく成って来ますね！…、だから目を引くのがやはり安い事。
野菜や果物は勿論、総菜も家庭的なものが多くて毎日の昼の弁当やおかずが普通に作られて売られている雰囲気がします。
そして、何よりも本当に安いので市民の方々には無くてはならない市場、商店街なんだと感じました。

商店街の開南通り角に在る上原パーラーの総菜や弁当は地元客で順番待ち状態なのは何よりの証しです。
しかも中には買って店内でいただけるようにイートインコーナーに成ってるのは実に好いですね。

市場本通りから市場中央通りへと続き「新天地市場本通り」と成ります～、商店街の通り幅が急に狭く成って店頭での突き出し展開が多いです。
そして、衣料品を取り扱う店が多く成ったように感じましたが、若者の流行では無くて中高年向けの下着からお洒落着までのものが無作為に並べられてるのはファッションセンターしまむらを更に高年齢化したようで貴重な商店街ではないでしょうか？。

特に商店街を歩いて気付いたのですが、商店の２階部分が且つては居住スペースだったのでしょうか？、昭和の文化住宅の雰囲気を醸し出した窓枠が好いのです。
で、”新天地市場・南入口”の看板を発見したのでその路地を入ればタイムスリップしたかのような別世界がありました～。

路地裏的な通りにいくつもの小さな店が軒を並べ、既に大半がシャッター通り化に成ってますが、聞けば２０１１年１０月に市場は閉鎖されたとのこと。
新天地市場に沿う通りだったのでその名が付けられて、商店街だけが残り今と成ったのでしょうか？。

市場本通りの琉球銀行牧志市場出張所を入った路地から浮島通り辺りまでの一画が「かりゆし通り」で迷路のような路地が入り組んだ商店街はまさにアジアンチックな風が吹く素晴らしいところ。

アーケードが在るものの途中で急に青空が見えると思ったらテントが破れてたり、最初から日除けが無くて暑かったり、急に暗闇の中に入り込んだと思ったら３階建ての店舗や住居部分のアパートだったりと滾々としたカオス的なアジアの街を彷彿させる雰囲気は堪らない魅力ですね～。

特に飲み屋が多く、中でも朝呑みが出来る足立屋はせんべろの店として脚光を浴びる人気店や老舗洋食屋の食堂ミルクなど個性派揃いが犇めく密集地帯です。
その店舗などが在る”ちとせ商店街ビル”は実にディ―プでユニークな造りの３階建てなのですが、通路の上が吹き抜けに成って空が見える施行は実にアジアン的で採光と換気などの意匠でしょうか？。

酒が強ければ足立屋で一杯呑んでいきたいのですが？…、まだ散策をぶらぶらと続けたいのでここは我慢です…。

第一牧志公設市場が在ったところは建て替え工事中で完成すればここも含めて周辺は一変してしまうのでしょうか？。

国際通り・むつみ橋交差点から第一牧志公設市場へと続く１６０ｍの「市場本通り」は観光スポットとして最も賑やかなか商店街の一つで、よくＴＶニュースなどにも取り上げられますね。

実際、商店街を歩けば地元買い物客から観光客まで本当に人が多い事を実感！…、コロナ禍でこれだから以前はインバウンド客を含めればそれは凄かっただろうなぁ？～と推測されます。

アーケード付きの商店街の両側にはびっしりと店が建ち並び観光の土産物やお菓子に果物などを取り扱う店が多く、一時はお菓子通りと呼ばれていたそうですが、１９５９年に「市場本通り」と名が付いたそうです。

今では国際通りと第一牧志公設市場とは那覇の観光スポットとして切れない相互関係だと思います。
都市整備開発が押し進む那覇市街地ですが、唯一市街地に残された商店街文化を後世に残して欲しいものですね。

第一牧志公設市場から近いのですがちょっと判りずらい商店街の中で昔ながらの天ぷら屋を営む「呉屋てんぷら屋」は店先の幟が無ければ素通りしてしまいそうな店？。
小さなカラスケースの中には揚げたての天ぷらがきちんと並べられて初めての客でも買い易いようにメニュー表示がされていてるので判り易い。
サカナ・やさい・イカ・もずく・ゴーヤ・さつまいも・いんげんなど一般的なものは全て揃ってます、しかもどれも１個￥７０とローカルプライスで勝負する庶民の味方。

いんげん・もずく・イカと買いましたがどれも香ばしくてカリッとふわっと揚がった食感が堪りません！。
那覇に来て一番うまい天ぷらに出会った印象です、しかも￥６０とは本当に驚きです。

また、パック詰めされた揚げ豆腐が気には成ったのですが？…、島豆腐を揚げただけのシンプルな天ぷらですが、関西なら生姜と醤油で食べれば美味しいんでしょうね！。
もちろんサーターアンダギーもありました。

散策しながら小腹が空いて時には天ぷらは最高のスナック感覚でいただけて店探しも楽しいです！。

沖縄県で最大の那覇のメインストーリートである「国際通り」は県庁北口交差点から安里三叉差路までの１．６ｋｍの通りで最も賑やかな那覇最大の繁華街でもありますね。
その国際通りはＴＶニュースなどで”こくさいとおり”と彫られたシーサーの石碑が映ってます。

通り自体は県道３８号線なのですが、どうして国際通りと名が付いたのか？、不思議で調べてみたら戦後、県道だった牧志街道から復興が始り１９４８年にアーニーパイル国際劇場が在ったことから国際通りと呼ばれるように成り、戦後の焼け野原から目覚ましい発展を遂げたことから「奇跡の１マイル」との呼ばれたそうです（１マイルは１６０９ｍ）。

そのアーニーパイル国際劇場とは米軍政府と琉球政府の協力で民間会社が劇場を建設し、米国従軍記者で沖縄戦で亡くなったアーニーパイルの名を付け、アーニーパイル国際劇場の在る通りから、国際通り呼ばれるように成ったとか。
現在のてんぷす那覇の近くに映画館であったアーニーパイル国際劇場が在ったそうです。
通りの名前一つにも感慨深い歴史があるんですね！～。

市場本通り商店街の中で一際目立つ赤い看板の「松原屋製菓」は昔ながらの沖縄菓子を６０年以上も手作りする地元客から観光客まで愛される人気のお菓子屋です。
と言っても堅苦しい和菓子ではなく、毎日いただけるおやつ感覚の庶民的なお菓子ばかり。

店頭には自慢のサーターアンダギーがいっぱい並んでます～、それもげんこつほどの大きさで、一般的なプレーンから黒糖やパイナップルにバナナなど色々な味があるんですね？。
どれも１個￥８０ととてもリーズナブルな価格で、３個や６個入ったパック詰めもありました。
何となくドーナッツと同じだと思ってるんですが、食べてみればその違いが判りますね…、食感も違えば味も甘さも違う、やっぱりサーターアンダギーなんです。
個人的には黒糖が一番好きで、しかも店ごとに味が違うのは面白いです？、だから今回は毎日買っては食べたり、持って帰って宿でいただいたりと美味しいおやつです。

また、珍しいお菓子もあってポーポーは穴の開いたクレープに似たもの？、ナントゥーという茶色の餅のようなもの？など聞けばどれも沖縄の伝統的なお菓子だそうです。

開南せせらぎ通りと太平通り商店街がクロスする角に２０１７年に完成した３階建て「のうれんプラザ」は旧農連市場を刷新した１００店舗余りが営業する市場です。
１・２階が店舗で３階は駐車場と成る商業施設で、その外観も今風のモダンな洒落た造りに成ってます。

但し、それが良いか悪いかは別の様で？…、旧農連市場を知っている者から言わせれば市場独特の風情や人情に臭いや活気などが無く、どこかよそよそしいのが面白くないという声が有るのか無いのか判りませんが、個人的には好きでは無いです。
いやはり市場ってどこか人間臭いところが良い味なんですね！～、余りにも整然とした衛生的な明るい雰囲気では農連市場では無いと思うのですが如何でしょうか？…。

場内はコロナ禍もあってシャッターが目立つ様で～、どこか活気や賑わいを感じないのは寂しい限りです。
場内の中程で「農連・のうれん―今昔ー」展が催され、当時の懐かしい写真を見れば一塩に思いが込み上げて来ますね…。

場所は京阪枚方市駅から近いイオン枚方店１階の通り沿いに在る蕎麦屋「おらが蕎麦ビオルネ店」ですが、以前はビオルネ枚方店だったので店名がそうなっているだけ直ぐ判ります。
麺類チェーン展開の杵屋が経営している蕎麦屋なのでシンプルで合理的～、ゆえに店内も風情といった民芸調的なものは一切無く、精々民謡がＢＧＭ的に流れているだけの蕎麦です。

合理的なテーブル席とカウンター席は人数によって案内され、メニューを見て決まればボタンを押して注文する牛丼チェーン店の蕎麦屋タイプと思えば理解出来ると思います。
よって品々の価格はかなり抑えられているので財布にはとても優しい店だと思います。

お薦めの”とり天蕎麦”か肉系の”豚肉蕎麦”にするか迷いましたが？…、シンプルでお得な「ランチ」にしました～。
かき揚天蕎麦（温）に温泉玉子といなり２個（おにぎり２個も可能）付いて￥６７０とリーズナブル。
大阪蕎麦特有の出汁の風味と薄味に柚子の香り、かき揚げ天と合い間って旨いですね！。
また、蕎麦の香りは弱いが食感は好いし、量も１．５倍ほどのボリュームがあるのでちょっとびっくりしました？（普通蕎麦はボリューム感が無いので？）。
それに＋いなり２個は多過ぎましたね？～、次回からは蕎麦だけで十分だと思います。
但し、かけ揚げ天は？…、揚げ過ぎて食感が堅い、焦げた香りで駄目でした（もっと温度管理が必要だと思います）。

〆はテーブルに置かれた”蕎麦湯”いただいてご馳走様でした（やっぱり香りが弱いです？）。

久米孔子廟前バス停から徒歩で５分ほどの住宅地に在る「本家亀そば若狭店」は観るからに地元の沖縄そば店に相応しい雰囲気を醸し出してる店です。
通りの斜め向かいには地元では人気の高良食堂も在って食べ比べをするのも好いかも知れません？。

地元では親しまれて来た沖縄そばの銘店・本家亀そばに一度は足を運んでみようと遅い昼食と言うか早い夕食でお邪魔しました。

素人なので沖縄そば自体が理解出来てないのですが？…、麺が平たいきしめんのようなもので出汁が豚骨と鰹などの魚介系のあっさり味で薬味のネギが添えられた饂飩のような感じ。
俗にいうラーメンや中華そばでは無いですね。しかし、煮豚がトッピングされているのでやはりラーメンなのでしょうか？…。

メニューには亀そば・ソーキそば・てびちそば・三枚肉そばとか何やら難しいのです？。
だから店名に成ってる亀そばとジューシーで大阪で言ううどん定食ですね。

理屈抜きに出汁が薄味で旨いね！～、豚肉が柔らかくてトロトロ～、紅ショウガがアクセントに好い！。
ジューシーは言うことなく旨い！、炊き込みご飯は出汁が命なので旨いはずです。

食べ終わって思ったのは東南アジアで食べる麺類、クイッテァウやバーミナムと似てますね～、暑いところにはこのあっさり味が合うのでしょうね！。

南城市に在る橋を渡って行ける離島が「奥武島・おうじま」です～、本土から僅か１００ｍも離れてない奥武島は太平洋に浮かんだ周囲１．７ｋｍの小さな島は奥武橋で結ばれて陸続きに成りました。
今でも海人うの島は独特の時間が流れ、海の臭いに包まれた長閑な暮らしがありますね。

漁港などの港湾施設やその周辺も公園や駐車場にいまいゆ市場などが整備されて新しく成ってました。
島一周の奥武海道もあるので徒歩でも十分に観光が出来るように成ってます、特に裏側の太
平洋に面した奥武島海岸や竜宮神はサンゴ礁や磯遊びが出来る風光明媚な景観です。
また、島中央は奥武島観音堂が在り、歴史を語るにはなくてはならない場所なんですね。

狭い路地を適当に入り込んで迷ってみるのも好い散策です～、食堂や鮮魚店に天ぷら屋などもあって迷子に成ることは有りませんからね。
その途中に何度も猫に遭遇するでしょう！、飼い猫なのか野良猫なのか判りませんが、とても人に慣れているので可愛いですが、餌は与えないで下さいと張り紙があります。

那覇から路線バス来る時間や交通費が面倒ですが、無料の周遊バスや市内のＮバスを利用すれば意外と楽に来れるので是非、足を運んでみて下さい。

那覇一の歓楽街・松山の中心は一角に在る「沖縄大衆酒場 おでんの金太郎本店」は夜の街歩きをぶらぶらして偶々見つけた店～、観るからにその名に相応しい店構えと”せんべろやってます”の赤い看板に魅せられて決めました。

不夜城・松山もコロナ禍には勝てず客足が悪い様でどの店も客がまばらでした…、平日の夜なら近くのサラリーマンで賑わうはずが通りに人が歩いてない？、まさに同じ現象が東京は銀座や大阪は新地なども似たり寄ったりで寂しい限りです。

昨今は”せんべろ”と言う言葉をよく耳にしますが、要は￥１０００でべろんべろんに酔えるという意味のキャッチコピーです。
この店は￥１０００でドリンク３杯＋料理１品が付くようで、呑み助には持って来いの店ですね。那覇で最も有名な人気店が牧志公設市場近くの足立屋は朝からせんべろやってます。

おでんの金太郎とあるのでおでんが自慢なのでしょうが、沖縄っておでんを食べるの？…、と思うほど寒くないのですがね。
おでんも食材に沖縄らしいものがメニューに成りましたが、ここは一般的な大根・ちくわ・玉子にしました（てびちなどは様相からして無理？）。
そして、もずくとオリオンビール生ですね～、数十年ぶりに呑むオリオンビールの軽い味が弱い自分にはぴったり！でプアーです。

で肝心のおでんのお味は～、煮物に近いというかはっきり言えば煮物です。でも、それが県民にとって美味しいのであれば沖縄おでんなのでしょう。
酒が弱い自分にはせんべろなんて無理なので、ビールとおでんでもうほろ酔い気分でした～。

奥武島の奥武橋を渡った所に在る「中本鮮魚店」は天ぷらで有名な人気店～、見ていると引切り無しに車を止めては天ぷらを買い求める客が列を成してます。
周辺には何もないところにこれだけの客が来るとはその人気ぶりが伺えますね！～。

取り敢えず並ぶことにして常連客を見てると、注文票にどの天ぷらと個数を記入し窓口で渡してお金を支払うシステムのようです。

ガラスケース内には揚げての天ぷらがどんどん入れ込まれてます、お姉さんが手際よく紙袋に天ぷらを入れては客へ手渡す、この一連の動作が慣れですね～。しかし、接客が好くないのは…、人気店によくある陥り易い接客が出来ないパターンのようです。

天ぷらは１個￥８５と小さい割には高い印象を売ました…、出も美味しければ良しなので魚・いか・もずくと各１個づづ買いました。
でそのお味なのですが～、もずくは意外でしたが、魚は臭いがしてイカはゴムの様で不味くて揚げ方も下手で駄目でした？…。
これが有名人気店というのはどうゆうことなんだ？、と投げ掛けたくなるような天ぷらでした。
まぁ～、人はすきずきだから嗜好が違うのも仕方がないですね？。

奥武島漁港・奥武島バス停前に在る「いまいゆ市場」は奥武島体験交流施設が正しい名称で名前からして交付金・税金で建てられたもので２０１４年オープンと成ってます。
場内は横の通りに面して小さな鮮魚店などが並んだ市場で、通りの窓際にはカウンターと椅子が設けられ、その場で買って食べれるように工夫されてます。

鮮魚店のガラスケース内には漁港で水揚げされたばかりの新鮮な魚やその刺身パックに海鮮丼などが￥５００～￥１０００程度とリーズナブルに販売されてます。

鮪や鰹に蛸などは見れば直ぐ判りますが、聞いたことも無い地元の魚などは実に不思議です？…、刺身パックを肴に一杯やりたいところですが昼間から酔うわけにもいかないので我慢しました（酒に弱くて直ぐに酔ってしまうので…）。
先程いただいたサーターアンダギー２個が腹持ち好過ぎてお腹が空かないのです。

平日なのか半分は営業してませんでしたね？…、週末に成るともっと活気が出て賑やかに成るのでしょうか？、この手の観光市場はどこも同じような雰囲気で面白くない感じです。

がんじゅう駅・南城と南城市地域物産館の間の裏側に特設されたような小さな木製の橋が「幸せの架け橋」です。
余りも簡単で手作り感いっぱいの見晴台のようなもの…、木製の６段の階段を上がれば目の前に広がる緑と海と空…、実に美しいオーシャンビューポイントです。

しかし、それ以上に大事な架け橋としての役目は、近くの斎場御嶽と海の向こうに観える神の島・久高島の２つを結ぶ為のパワースポットの位置。

ここで両手を広げて立てば２つのパワーの中心に成り、アワーが交わるという都市伝説なのでしょうか？。
信じるか信じないかはあなた次第…、ではなくて信じて両手をいっぱい広げて全身全霊でパワーを頂きましょう！。

また、ここから撮影をすればいい写真が撮れる記念写真のスポットでもあります。

がんじゅう駅・南城から海側へ入ってドン突きが「知念岬公園」です～、駐車場や岬までの遊歩道などが整備されて気持ち好く利用が出来る公園に成っています。
駐車場には観光客以外の営業車でお昼の休憩を取ってる方達を多く見ました…、仕事の合間にオーシャンビューを観ながら潮風に吹かれてランチタイムなんて何と贅沢な一時なんでしょうか？、羨ましい限りです。

駐車場から直ぐ前に広がる大パノラマのオーシャンビュー～、エメラルドグリーンのサンゴ礁からコバルトブルーへと変わりゆく海の色がとても美しいです。
１２月とは思えないほどの暑い陽ざしと心地好い潮風が沖縄なんですね！～、その高台から
急な階段を下るか、長いスロープを利用して岬の突端まで行くかの選択を強いられるわけですが、近道を取って階段を下ります（ここで引き返す観光客が多い？）。

遊歩道自体は綺麗に整備されているのでどのような靴でも問題ありません～、一面芝生に覆われているので緑と大海原のコバルトブルーに澄み切った大空の青と白く浮かぶ雲のコントラストが本当に美しいです。

広場には”宇宙軸より無限の記憶”と題されたモニュメントや日陰がある東屋なども在ります。
沖合には神の島・久高島やコマカ島も観えますね。

県内には辺戸岬・残波岬・万座毛・真栄田岬・喜屋武など人気の岬はありますがそれらに負けない美しい絶海スポットだと思います。