機乗の空論さんのクチコミ(54ページ)全2,708件

ＪＲ門司港駅から南東３００ｍほどの位置に徒歩で５分ぐらいでしょうか？、国道３号線と並行する全長３００ｍアーケード商店街が「栄町銀天街」です。

商店街の歴史は古く戦前から在るようですがアーケードが掛けられたのは昭和３２年頃の様です。
当時から買い物の中心は栄町銀天街と言われるほど洒落たところで南端には唯一の山城屋百貨店も在ったそうです（平成１３年には閉店）。
栄町交差点から近い門司中央市場は生鮮・食品が主の市民の台所に対して、衣料や装飾・靴・嗜好品・文具・玩具書籍などは栄町銀天街とすみ分けが出来ていたようです。

しかし、現在の商店街はシャッター通りという現実問題があって厳しい景観状態は隠せませんが、本来のレトロを目指すなら逆にこの商店街を利用しない手はないと思うのですが？。

門司港レトロ地区からはわずか１５０ｍほどの距離しかないのですが観光客向けの店が少ないのを今後どのようにして地域住民を対象にした店舗と観光客にも来てもらえる店舗の融合が鍵となるのではと考えます。

且つての”門司港の栄華を語れる 場所”に相応しい遺構として令和に受け継がれて来た「三宜楼」は昭和６年に創業した料亭で木造３階建て現存する料亭建築では九州最大級。

創業者の三宅アサは江戸時代末期に京都で生まれ幼少の頃から芸能に嗜み、その後下関の料亭・春帆楼で働き明治３９年頃にこの地で三宜楼を創業。
商才を生かして一代で財を成し昭和６年に眺望の良いこの高台に三宜楼を建てました。が６年後の昭和１２年にアサは８３歳の生涯を閉じ、親族が跡を継ぎました。

その三宜楼の中でも２階の百畳の間と呼ばれる大広間は圧巻で格式高い能舞台も造られ当時としては珍しい荷運び用のエレベータ―も設置されてました。
また、各部屋ごとに異なる細やかな意匠は贅を尽くしたもので、社交の場として連日連夜宴会などで賑わい数多くの著名人が名を連ね出光商会（現在の出光興産）創業者・出光佐三氏はこよなく愛したそうです。
数少ない往時の大型料亭の繁栄ぶりを伺い知ることが出来る唯一の遺構だと思います。

現在は市が買い取り運営なども起こってます～、館内は一般開放されてるので無料見学が出来ます、２階の大広間もイベントなどが無ければ能舞台共々見学可能です。
偶々でしたがスタッフの方々に館内を案内説明して頂いたり、貴重なＤＶＤを視聴させて頂き、厚かましくお茶までご馳走に成りましたことに感謝を申し上げます。

そして、三宜楼・創業者の三宅アサさんと出光商会・創業舎の出光佐三氏の両名については興味深々に成って来ました。別の角度からも理解してみたいですね。

門司港で美味しい洋食と言えば昔から「ニューラッキー」と言われるほど市民から人気のレストランで、栄町銀天街アーケード商店街の中に在ります。

戦後まもなく創業した７０年以上も続く洋食屋で本格的なメニューの味がカジュアル的な気分と価格でいただけるレストランとして愛されてるそうです。
生まれも育ちも門司の友人から紹介され連れて来てもらったのがサラリーマン時代なので３０年前のこと。

今回は楽しみにやって来ました～、出来ればランチタイムにと思ったのですが昼間は歩きまっわていたので夜に成ってしまいました。
店の外観や店内もリニューアルされたのか私の記憶違いなのか？、カウンター越しのオープンキッチンやテーブルクロスなど随分とスッキリとして変わったのかなぁ？…。

メニューを拝見すれば本格的な洋食メニューが並んでます、勿論その日のお薦めもメニューも店頭のボードにもありました。
一押しは全ての味がいただけるラッキーセットなのですが、粗挽きハンバーグやハヤシライスにシチューも捨て難い…、どうすると悩んだ結果まだ食べてない「焼きカレー」にしました。

門司港のＢ級グルメとして町興しメニューと成ってる焼きカレーですが他店と違うのは基本のカレーの作り方が違うのです。
洋食屋が作るカレーにしろシチューにしろソースにしてもその基本はブイヨンやホンドボーが決めて、だから食材も手間の掛け具合も作り方も違って当然なんです。

焼きカレーもカレールーが美味しいので当然なんです、そして焼きチーズと半熟卵の絶妙なバランスと相まって門司港レトロ地区の焼きカレーとは別物でした。
昔も今も決して期待を裏切らないその味は料理人としてのプライドも賜物だと思います。

でも、滅多に来れないのであれもこれも食べたい欲望が強いので中華料理屋のような半チャンセットがあれば嬉しいのですが？…、また来ることにします。

ＪＲ門司港駅から徒歩で７分程度の利便性の好いところに在る昭和を色濃く残すビジネスホテルの「ホテルポート門司」です。
外観からして質実剛健的に造られた当時のホテルで、１階が駐車場で２階以上がフロント・客室に成ってます。
なので車の客は雨でも濡れなくてよいのですが、２階へ行くのには階段しかなく、その際に雨にも濡れてしまう、荷物も持って上がるしかなく、普通ならエレベーターを１階まで造るのですが昭和なのかありません？…。

館内はその昭和の名残りが色濃くあるので個人的には好きです！～、ロビーの雰囲気なんかはまさに昭和レトロで堪りませんね。

その２階には旧レストランであったろう眺めのいい部屋は朝食専用に成って休業中、フロント横にはシャンプーバーと一室が漫画・ゲームコーナーに成ってました？。
また、朝だけは無料で珈琲・紅茶などが用意されてます（通常は２４時間なのですが）。

各フロアーエレベーター前ホールには貸出枕コーナーと電子レンジに割りばし・フォーク・スプーンなどが用意されてるのは有難いサービスです。

部屋は至って普通で、極端に狭くもなく安っぽい雰囲気の部屋です。特にデスクが２個合体してるので広くて使い勝手が好く荷台も有りました。
滞在者が多いのか冷蔵庫が２ドアタイプ尚は珍しい？、湯沸かしポット・アメニテーなども揃ってます（ペットボトル水も１本サービスあり）。

なので全く期待もしてないのですが、トイレ＆バスルームは意外にも当時にしては広くて良いユニットタイプを使ってます。
バスタブは足が伸ばせるほど広くて、ガラスも全面タイプに曇り止め使用が成され、トイレも膝がぶつからない余裕の広いは昭和の遺構かも？。

但し、隣の音はそれなりに聞こえてくるのは壁の薄さなんでしょうか？、まぁ仕方がない。

最後に、１階階段下にランドリーコーナーが有ります。洗濯器は無料で乾燥機は有料です。
道路隔ててコインランドリーもありますし、斜め向かいにはスーパーやほか弁にコンビニや飲食店も多く利便性は高いです。

今回のプランはチェックアウトが９：００という条件付きなので￥３９００ですが、それでも小倉周辺のホテルからすれば割高ですが、門司は宿が少ないので仕方がないです？。

ＰＳ
①現地でチェックインの際に宿泊税￥２００が現金で徴収されます。　
②に客室のＴＶでは有料（アダルト２チャンネル）が放送が無料で２４時間視聴出来るのは如何に仕事関係者が多いということですね。

北九州地区でチェーン展開をする地域型スーパーマーケット「ＨａｌｌｏＤａｙ ハローデイ門司港店」でホテルから直ぐだったので色々と買い物しました。
場所はＪＲ門司港駅から東へ向かって国道３号線を過ぎた栄町交差点の角なので判り易く
徒歩で１０分も掛かりません。
店舗の屋上が駐車場に成ってるので台数も多くて周辺では唯一規模の大きいスーパーです。

旅行で滞在中に何度かハローデイで買い物をしましたが、どこも綺麗で整理された買い易くちょっと高級そうな雰囲気のスーパーです。
個人的にはイオン系列やサンリブマルショクよりも商品の質や品揃えに価格も上質だと感じました。

また、店内に必ずイートインコーナーが在るのでちょっとした休憩やおやつタイムも含めて利用し易いです。
また、テナントのパン屋も入ってるので買って珈琲と一緒にいただくもの良いですよ！。

但し、夕方の弁当・総菜屋・鮮魚・パンなどの見切り価格は細かく段階を経てからなので大幅な５０％ＯＦＦなどは無かったです。
それでも個人的には好きなタイプのスーパーなので旅行者・出張者にもお薦めのスーパーマーケットです。

旅行滞在中利用店　下関・ハローデイ海峡ゆめタワー前店、小倉北・ハローデイハローパーク大手町店、

門司港レトロ地区からは少し外れますが正面に関門海峡ミュージアムが在るので判り易い「旧大連航路上屋」は昭和４年築の旧門司税関１号館・屋上として建てられたもので、大陸への一大拠点として大連航路の待合室・門司港国際ターミルとして利用されてました。

当時はここが埠頭としてその岸壁沿いに長―い建物が必要だったのでしょう。
今も残る１階玄関のファサード脇の半円の監視室と、幾何学形態を取り入れたアールデコ様式が特徴で素晴らしいです。

１階で搭乗手続きをして２階へ上がり搭乗口へと向かうスタイルは船から飛行機へと変わっても仕組みは同じです。
長―く続く回廊では大勢の見送りの人々が紙テープを投げたり、手を振ったりと別れを惜しんだことでしょう！～、現在とは違って海外への旅たちはそう簡単なものではなかったはずですからね。
きっと乗客だけの泣き笑いのドラマがそこにはあったはずだと思います。

そして、この門司港と同じだけの名所・旧跡にドラマが中国・大連の町にも在ります。
大連は大陸の入口として栄えた港町です、だからそこには日本の出先機関が多く残っています（日本人街も存在しましたからね）。
往時の大連は日本の植民地として、また隣国の満州国も統治支配してましたから多くの日本人が出稼ぎや移住もあってそれは栄えたそうです。
その海上交通の要所だったこともあって門司/大連間の航路が発展したわけですね。

１階は往時の大連航路を偲ぶ様々な資料や船舶モデルに用具などが展示されてます～、特に船舶に関することが多いくので船マニアの方にはぴったりかも知れませんよ！。
また、併設さてる「松永文庫」という映画・芸能に関する資料館も懐かしくて好いです。
共に無料で空いてるのでゆっくりと見学が出来ます。

門司港レトロ地区に一際煉瓦造りに塔が象徴的な美しい瀟洒な建物が「北九州市旧大阪商船」は旧大阪商船・門司支店として大正６年に開設されました。

煉瓦型枠の鉄筋コンクリート造りに木造モルタル仕上げに赤い化粧煉瓦を配した３階建て、特に八角形の塔はモダンな欧風スタイル造りに目を惹かれてしまいます。
その意匠も含めたバランスの美しさでは門司港一の素晴らしい建物だと思いますね。

館内へは無料で入れますが１階一部のみしか見学は出来ません（それでも当時の貴重な金庫やポスターなどを展示してます）、これが残念で成りません…。
玄関の階段や２階の各部屋に欲を言えば塔まで一般開放をしていただけるように希望します。

因みに１階には雑貨店とわたせせいぞうギャラリーとして有料開放してました。

昭和３９年に三井船舶と合併し大阪商船三井船舶となり平成３年まで使用されました。当時は大陸航路の一大拠点として発展し、昭和１０年頃は最盛期を迎え世界で８位の海運会社にまで成長し、まさに船舶が世界を牛耳る時代だったようですね。

ＪＲ門司港駅から徒歩圏内１５分程度の門司港船どまりを中心にした範囲が「門司港レトロ地区」として観光スポットが集約されてるエリアです。
コンパクトにまとまり効率よく回遊出来るように整備も進み、見る・遊ぶ・食べる・買うの四大要素が上手く噛み合ってる印象を受けました。
観光地・倉敷美観区の海版・港町版といったような雰囲気を感じますね～。

特に歴史的建造物がこの狭いエリアに密集しているのは且つての国策や経済の歴史的な背景の恩恵かも知れません。
幸いにも明治から昭和初期に掛けての建造物を取り壊さずにそのまま放置されたたり残していたお陰で今のこのレトロ地区が存在するわけですから、市民活動された皆さんの先見の目が正しかった証しです。

門司港船どまりなどは余りにも整備し過ぎて整い過ぎた面はありますが、それ以上に周辺の建造物や関門海峡の景観から当時の雰囲気を偲ぶことが出来るのは素晴らしいことですね。
だから余りにも海と港と歴史的建造物の風景が合間って映画のセットのような出来過ぎた景観に成ってしまうのでしょう？…。

そして、そこに土産物屋屋に飲食店などが程よくマッチしてるので観光客にとっても利便性が好くて人気があるんだと思います。
しかし、へそ曲がりな私なんかはレトロ地区よりもちょっと影の部分、門司の旧遊里・遊郭と呼ばれる花街こそに歴史的なスポットがあると思ってるので楽しみに訪ねてみます。

門司港レトロ地区に在る「北九州市旧門司税関」は赤煉瓦が美しい２階建ての税関庁舎。
明治４５年築は観るからに外観が往時のレトロ建築なので門司港にはよく似合います～、そして昭和初期まで使用されたとは驚きですが、横浜や神戸のように古い港には必ず付きものの税関庁舎はその時代のランドマークなんでしょうね。

館内はへは無料ではいれます、天井まで吹き抜けに修復整備されてイベントホールとして活用されてました。
大きな窓からは陽射しが入りカーテンが優しく包んでくれそうな幻想的な雰囲気は気だるくて好いですね！～。
個人的にはスロージャズがＢＧＭ代わりに流れて欲しいのですが♪…、ここは弦楽四重奏あたりでも如何でしょうか？。

２階部分には往時の意匠が判るようにそのまま残されてる箇所も見学出来ました。また、窓越し観える関門海峡や船どまりの景色も異国情緒を感じて好いですね。

但し、人気スポットなので観光客が多いのは仕方がなく時間をずらすか、平日でないとゆっくりとはいかないようです？。

イベント広場・もじこう電車前広場の駐車場に展示されてる「ワンマン・ボギー車１００形電車」は昭和１５年製造の旧九州電気軌道１００形電車として門司の街中を走ってた路面電車です。

九州電気軌道は明治４１年に設立し昭和戦前に掛けて北九州地域において軌道事業、路面電車を走らせてた鉄道会社で西日本鉄道（西鉄）の全身です。
昭和１７年に西鉄と成り、西鉄・北九州線と成り一部を残して廃線。その北九州線を走ってたのが１００型電車です。

当時は門司電停から桟橋通り電停・門司駅前電停・小倉駅前電停・八幡駅前電停・黒崎駅前電停・折尾電停までの本線と戸畑・光枝線、北方線の３路線が営業してました。
幸いにも昭和５０年頃までに何度か乗車したことがあるので当時の路面電車が走る門司や小倉などの街並みの記憶はありますね。

その１００型は半鋼製車体のボギー車で、全面３枚窓に車体の両端に乗降扉などのデザインは先の６６形と同様で車番から汽車製造製と思われる。
全体的に全面３枚窓の下に大きな前照灯が特徴なので坊主頭の蛸ちゅうに似ているユーモアな雰囲気が感じられる。

門司港レトロ地区の北側に位置する「出光美術館」のÝ直ぐ横を門司港レトロ観光線の潮風号が走り出光美術館駅も在ります。

名の如く石油精製から販売まで手掛ける大手石油会社の出光興産が運営する美術館は東京とここだけです。
が美術館には興味も関心も無く併設されてる「出光創業資料館」が目的でやって来ました。

出光といえば創業者の出光佐三氏が若くして企業した旧出光商会が起りです、この門司の街中でたった二人で始めた商店がやがて大正末期から昭和にかけての激動の中で様々な困難を乗り越えて現在は売上高６、７兆円、総資産４、６兆円、従業員１４０００名という巨大企業にまで成し遂げた経営者・実業家の出光佐三氏を知りたくてやって来ました。

以前から関する書籍は読んで来ましたがここでしか判らないことがあるだろうと思ってましたがその通りで、佐三氏の生涯をかいつまんで紹介した映画版（主演は木村功）は事実に基づいたものは説得力がありますね。
館内のビデオルームで４部作として視聴できますが、社員の方々は全編通して数時間もあるそうなので羨ましい限りで機会があれば是非共拝見したいですが。

また、企業としての資料や展示物なども多くあり、当時の世相や経済などもよく解り歴史を認識する上でも随分と参考に成りました。

個人的にはオイルショック時にイランから直接石油を買い付けた日章丸事件は記憶に新しくその出来事は一躍日本中から世界へと駆け抜けて行きました。
まさに度胸千両、生きる身の　男一代　無法松　とでも歌いたいですね♪。

最後に佐三氏に敬意を払ってですが～、作家・百田尚樹に小説”海賊とよばれた男”は金儲け主義の最たるもので映画化もされましたがフィクションが多過ぎます。
佐三氏の理念でもある士魂商才を持てばあり得ない内容で、人間尊重という言葉を以っても小説・映画は単なる娯楽のエンターテイメントに過ぎないものです。

日本で唯一の電信・電話に関する博物館が「門司電気通信レトロ館」で旧電信電話公社（現ＮＴＴ）門司支店内に在ります。

元は大正１３年逓信省門司郵便局電話課庁舎として建てられたもので放物線アーチと垂直線を基調とした大正モダンは洗練された意匠が施されてます。

遺構としてもその価値が高く、未公開ですが正面からの階段は大理石を用いた手摺柱の上部に木製に溝を付けた凝ったものや、階段全体に丸みを帯びたデザインをすることで柔らかさを演出する工夫など設計者の拘りが感じられるものでした。

館内の１階部分を博物館として無料開放してます～、電信・電話のに関する設備品や電話機などが収集したものを広く展示してます。
また、電話に関する歴史や資料なども順に展示してあるので、時代ごとによく解ります。

個人的には公衆電話は子供の頃を思い出して懐かしく拝見しましたし、テレホンカードのコレクションも楽しめました。
今でもプレミアム価格が付いたものがオークションや販売されてますからね？。

しかし、２階や３階はまだそのままに成ってるらしく勿体ないですね？…、ビルと共に整備をして全館ごと博物館や交流の場として、コミュニケーションが図られるものにして欲しいです。

ＰＳ　館内横に無料駐車場が在るので便利です

ＪＲ門司駅・北口から徒歩で５分も掛からない国道１９９号線と海に挟まれた関門海峡が望める景勝地に整備された公園が「大里海岸緑地」です。

東西に延びた５００ｍ余りもある長―い緑地からは直ぐ目の前を走る船舶の航行がダイナミックに観えます～、右手を観れば大里漁港から遥か向こうには巌流島から関門橋、正面には下関彦島の街並み、更に左手を観れば小倉の工場地帯が眺望出来ます。

遊歩道をジョギングや散歩したり、波消しブロック越しに釣りをする市民の憩いのオアシスでしょうか。
今日のように天気が好いと潮風に吹かれながら読書や音楽を聴いたり、手弁当を持ってきてランチも好いでしょうね！。

北九州の海って工業地帯の汚いイメージがあったのですが？…、その後綺麗になったのか、それとも単なる勘違いだったのか判りませんが、ここから観る限りは青い海です。

ＪＲ門司駅・北口から徒歩で近い赤煉瓦が建ち並ぶ街は「門司赤煉瓦プレイス」という旧サッポロビール九州工場移転に伴う跡地整備事業として進められたもので、周辺の高層マンション群との対照的な景観が面白いです。

サッポロビール以前は大正２年に開業した帝国麦酒工場が起りで、長年この地で愛されて来たサクラビールブランドの醸造企業。
その工場内の赤煉瓦造りの醸造所や倉庫に事務所などを修復改築し、産業遺産としての遺構保存や資料館、新たにレストラン・売店などを兼ね備えた施設としてオープンさせたものです。

だから札幌に在る旧サッポロビール札幌工場・博物館などに似てますね！、経緯や開業に技術導入に至るまで、そしてその後もサッポロビールなので当たり前ですがね？。

これほど赤煉瓦建築って日本人を虜にするのは何か知らぬ魅力があっての事なのでしょうか？。
それとも明治と言う時代がそうさせるのでしょうか？。

遺構として活用しながら多くの人々との交流の場に成れば素晴らしいところだと思います。

まず初めに～、新造船「フェリーきょうと」及び、「フェリーきょうと 展望レストラン」についてのクチコミなのですが事務局が新規登録を拒み、既に就航してないフェリーきょうと２での登録指示がありましたので仕方なくご勘弁下さい。

フェリーきょう２に変わり新造船フェリーきょうの就航が昨年１２月からスタートしました。
全長や幅に総重量ｔなどは余り変わらずですが外観は異なります～、今までの船体横の車両デッキ部分が吹き抜けの状態（大きな窓の様）でしたが、全て鋼板で覆い潮風から車両を守ってるような設計に成って、遂に一般的なスタイルに変更されてました。

また、船内部分もパブリックスペースの向上、船室はプライベート空間確保とでより快適な船旅へと生まれ変わったようです。
昨今のフェリー会社の傾向として以前の様なカーペット敷きごろ寝タイプの２等船室ではなく、カプセルタイプの個々のベッドに変わりつつあります。

今回はそのツーリストクラス・上段でしたが、思ったよりも段差が低いので下段よりも出入りが楽でした。
ベッド空間も十分なスペースで、照明やライト・コンセントに棚も付いて不便さはありませんでした（ベッド脇奥に荷物スペースもあり）。
また、通常はカプセルが対面なのですが一番窓側の為に一人用に成っていたので気を遣わずに済みました。

パブリックスペース部分は機能的な大きさとデザインで豪華さはありませんでした。
エントランスから上層階へ吹き抜けは豪華な造りは話題を呼ぶのですが、意外なほどカジュアルなのは名門大洋フェリーの企業風土か質実剛健なのでしょうか？。

船旅の一番の楽しみであるレストランでの食事ですが、夕・朝食共にバイキングスタイルになってます。
大人夕食￥１６００，朝食￥７５０なのですが美味しければ何も言うことが無いのですが逆だからどうしようもない状態でした。
船内で料理をしたと思えないものばかりでほぼ冷凍の市販惣菜を解凍・揚げる・焼く・温めるメニューばかりで残念でした…。
これが改善出来ればどれほどの印象が良くなることでしょうか？、変わらなければ印象が下がるままでライバルの阪九フェリーに益々水をあけられることに成るでしょうね。

ゆえにフェリーきょうとでみれば評価は★★★★　展望レストランでの評価は★

大阪から北九州への旅の手段に３０数年ぶりに「名門大洋フェリー」を利用しました。

当社は夜行高速バスでの移動を考えていたのですが、たまたまＨ/Ｐでの新造船フェリー就航記念キャンペーン・船特３０％ＯＦＦ！が目に止りその内容を確かめました。
ＷＥＢ予約でツーリストクラスで片道￥５８９０と安い？、往復で￥１２０００弱で船旅が出来てしまう～、更に調べれば”名門大洋フェリーで行く船旅バリューパック４２％ＯＦＦ”を発見し、更に往復船内食事付きで￥１１０００と超お得で決り。
但し、新造船フェリーきょうに乗船したいので差額＋￥１０００の￥１２０００で予約しました。
取り扱いは旅行代理店シテイライントラベルは子会社なので安心、クレジットカード決済ですべて完了しました。

昨年春に就航したばかりのフェリーきょうとは１９５ｍの１５０００ｔは大型フェリーで外観も船内もまだ綺麗です～。
エントランスロビーやレストランに各施設などに豪華さはありませんが一言で言えば質実剛健な造りで企業風土を表わしてますね。

ツーリストクラスは入口が上下で互い違いに成るよなカプセルベッドタイプの相部屋で、プライベート空間がリーズナブルに成ってるのが良いですね。
荷物置場や照明にコンセント・ハンガーも付いてるので予想以上に快適に過ごせます。

レストランは３０数年前からバイキング方式で美味しかった印象を持ってるので期待をしたのですが見事に外れました？…、質がかなり低下したように感じました。
美味しくはありませんが、お腹いっぱいに成ると思えばそれなりに我慢出来ます。
夕食は１６００・朝食は￥７５０でセット購入すれば￥２１５０とちょっとお得です？。
他のフェリーさんふらわーや阪九フェリーに太平洋フェリーとは違いますね。

それでも船内には無料の冷水・温水の給水や氷にレンジなどがあるので予め買い込んでおけばラウンジなどで自由に食べれるのでそれも賢い方法かもしれません。

新門司港から門司・小倉迄無料送迎バスがあるので便利、逆もフェリーターミナルまでバスが有るので楽です。
これなら次は九州や山口への旅も視野に入れておきたいほどリーズナブルに快適な船旅は実に気持ち好いものです。

ホテルロイヤルヒル福知山＆スパから３ｋｍと車なら３分もあれば着いてしまうほど便利な「福知山温泉・養老の湯」は同系列が経営する日帰り温泉施設です。
残念ながら送迎バスや路線バスが無いので車かタクシーでしか行けないのがアクセスの悪さです。

山間の中のに広い駐車場があるので困ることはありません、堀割に白壁が続く外観は福知山城を模したようで石橋を渡れば桝形が在りちょっとした広場に成ってます。
大手門をくぐり石畳を歩けば御門が在り、暖簾をくぐれば目の前に広がる日本庭園に茅葺屋根や青紅葉が爽やかなほど眩しく映ります。
そして、奥に控えるのが本丸御殿が正面玄関に成りここまでのエピローグをじっくりと楽しませてくれるほど高級旅館の雰囲気そのものです。

ロビーから右へずっと奥まで行ったところが温泉のカウンターに成ります。逆に行けば庭園が見渡せる食事処兼休憩室に成っています。

山の斜面を利用した庭園露天風呂には季節の花々や木々が生い茂り新鮮な空気と香りを楽しむことが出来ます。
他にも足蒸し湯・打たせ湯・寝ころびデッキや椅子・大型ＴＶなども用意されてます。

内湯には大浴槽・電気湯・寝湯・座り湯・水風呂とサウナもあるので一日ゆっくりと楽しむことが出来ます。
また、シャンプー類は洗い場に用意されてますが、安っぽいので持っていくことをお薦めします。

勿論、天然温泉は源泉掛け流しとまではいきませんが加温・加温・次亜塩素消毒されてます。
泉質はナトリウム・カルシウムー塩化物泉です。

綾部市街地のＪＡ京都にのくに敷地内に在るＪＡ直売所「ＪＡ京都にのくに彩菜館 綾部店」と名称が変更されてます。

ここの一押しは夏野菜であり京野菜の”万願寺唐辛子”を買いに来ました。
青唐辛子と言えば辛くて当たり前なのですが、品種改良されて辛味が無く甘味の在る唐辛子として売り出されたもので、最近は大手スーパーでも見掛けるようになりましたが、ブランド野菜の為に価格が高い。
しかし、ここなら質が好くてしかも驚くほど安く手に入るので回り道してでも買って損はないです。

姿形が大きくて見栄えが好いのはプロ仕様で高いですが、曲がりや小さいのは普通のしし唐クラスで購入出来るので１袋￥１００ほどです。
同じ￥１００なら出来るだけ大きめの物を買いましょう！、甘味と風味が好いです。

勿論、同類の伏見唐辛子やしし唐にピーマンなども安くて美味しいです。だから亀岡のたわわ朝霧とここは外せません。

福知山へ来れば必ずと言っていいほど立ち寄るベーカリーカフェ「プロバンス」でランチをいただきました。

と言っても変わり映えしないいつもメニュー”トーストたまごサンド”は自分ながらワンパターンだと思います。
たまにはミックスとかクラブハウスサンドに変えてみてはと思うのですがこれが好きなんですね？…。

しかし、注文してわずか１～２分で持って来ましたが早くない？…、まぁいいかと思って食べればトーストなのに温かくない？、作り置きですね？。
しかもパンが極端に薄い？…、玉子や野菜と調味料の味ばかりで自慢の美味しい食パンの味がしないのです…、気にせいではなく確かにパンの厚みが薄くなりました。
ベーカリーのカフェでパンをケチるとは信じられません？、いくら原材料費が値上げされたとはいえ余りにも残念です。
おまけに価格もドリンク抜きの価格に変わり￥５５０に成りました。但しランチなのでドリンク付きにすれば￥２２０とのことで〆て￥７７０とは随分高くなりました。

更に酷いのがアイスコーヒーにしたのですが、間違い無く市販のボトルコーヒーを使用なので香りも味も美味しくないのです。
ここまで手抜きするとは残念でした…、これでもうお終いに成りました…、残念ですが決別の日です。

クチコミで知ったのですがスーパーなどに納品をしてる和菓子製造の「おおつき製菓舗」に初めて行きました。

場所は府道７４号線・舞鶴綾部福知山線沿いで綾部市街から車で福知山方面に向かって由良川を渡って１０分ほど。
最寄りの小貝バス停から直ぐ、またはＪＲ山陰本線・高津駅から北へ徒歩で１ｋｍほどの長閑な集落の外れに在ります。

どちらかと言えば工場に間借りしたような店舗で直売所の雰囲気です～、ドアを入れば直ぐショーケース内に贈答用の菓子が並べられてます。
一部の生菓子は冷ケース内にいくつかあるだけでその時に何が有るかは聞かないと判らないようです？。

この時もよもぎ餅などが欲しくて見回したのですが何も無いので聞けば逆に何が御入用ですか？と聞かれましたのでよもぎ餅と。
工場で聞いて来ますのお待ち下さいと直ぐ横の工場へ聞きに行かれました。

よもぎ餅というよりはよもぎ大福で、出来立てを４個購入、しかも１個￥８０と安いのですがちょっと小さめかなぁ？…。
他には柏餅やみたらし団子に季節の生菓子があるようで、どら焼きや羊羹などは定番商品として常備あるようでした。

自慢のよもぎ大福をいただきました…、見た瞬間に期待外れと判る色と餅肌、口に入れればその通りの餅ではなく餅粉を使用した団子でした。
よもぎの味も風味の薄くて、粒餡も練り過ぎて粒が無く甘さが強過ぎるのはやはり納品先がスーパーだからでしょうか？。