ケロケロマニアさんのクチコミ(155ページ)全12,309件

長崎駅構内にある観光案内所ですが、入口部分はカフェと共通になっているため、一瞬、間違えて入ってしまったか、不安になりました。カフェが混雑している時間帯は、観光案内所としての機能がどうしても落ち着かない雰囲気になってしまうのが、ちょっと違和感を感じる観光案内所です。ただ、観光地長崎らしく、外国人観光客向けの対応はやはり進んでいて、長崎のマップに関しても、言語別に色分けされていたりとかして、わかりやすいなと感じました。ここで長崎電気軌道の一日乗車券も購入できますし、この路面電車の一日乗車券は車内購入できませんので、朝早くから利用予定の方は、前日にここで購入しておくと良いかと思います。

有名な崇福寺のすぐ傍にある寺院ですが、基本的にあまり観光客には認知されていないと思われるお寺です。しかし、ここは是非行っておくと良いです。と申しますのも、ここの鐘楼は日本の寺院の鐘とは思えない、下部がフリルみたいになった可愛いデザインなんです。

まあ、詳細は解説にお任せしますが、こういう一目見て萌えてしまうスポットは、個人的には大好きです！

長崎電気軌道1号線の南側の終点電停として知られる、その名も崇福寺電停（2018年夏に従来の正覚寺下電停から改名されていますのでご注意下さい）から、徒歩3分位の近距離にあります。私は始発を利用してこの電停にアクセスし、朝一で行ってみましたが、早朝は誰もまだおらず、お寺の方が粛々と本堂の扉を開帳されたり、付近を清掃されたりと、静寂の中で粛々とした雰囲気で流れる時間を堪能することが出来ました。国宝建造物もある立派なお寺ですので、日中時間帯は混雑が予想されますが、朝は別の風景が楽しめますので、是非早起きして足を運んでみて下さい。

国宝建造物のある崇福寺のすぐ近くにある神社です。ここは何よりも入口に到達した時点で、目の前に長い石段が見えますので、これを登るのか、とうんざりした気持ちになりますが、登ってみると景色は素晴らしいし、隣の清水寺までは”連絡通路”も設置されていますので、清水寺へも登り返すことなくアクセスできるので、まとめて見物されてしまうと良いかと思います。女性の方には、脇に設置された”美人稲荷”もお勧めですよ！

崇福寺のすぐ傍にあるお寺で、八坂神社とは隣接しています。八坂神社からの清水寺、とか、まさに京都を彷彿とさせる流れ（実際、京都と関係があります）で、双方は連絡通路で行き来できますので、どちらから登ってもかなりきついですが、両方を登る必要はないです。歴史的なお話に関しては煩雑になりますので、ここでは割愛させて頂きますが、とにかくここは中国の影響が感じられる建築様式の本堂とか、隣接する大師堂とか、本堂前の桜とか、見所が沢山ありますし、ここからの景色が素晴らしいので、登るのは大変ですが、苦労して行く価値はあるお寺だと思います。

元は長崎電気軌道1号線の南の終点が正覚寺下という名前でしたが、現在は崇福寺電停に改称されていますので、そこが最寄り駅というのが判り辛くなった印象を受けます。

お寺としては境内はコンパクトにまとまっている印象ですが、ここは墓地が広いですね。墓地のある裏に続く方に観光地が沢山ありますので、経由地として見ていくのにも良いお寺です。

本堂前には立派な陰陽石とソテツがあって、これのコラボする風情が北海道民には見慣れない南国テイストのお寺だなあと、凄く新鮮な気持ちで眺めたお寺です。

正覚寺の裏手の高台にある、元々は町年寄の名家、高島家の11代当主の秋帆氏が居住した邸宅の跡地です。建物自体は原爆で破壊されたために現存していませんが、跡地の遺構としては、周囲に石垣が張り巡らされていたり、立派な塀で囲われていたりと、名家としての風情を存分に味わえる所です。私は前日に大村を散策していたのですが、その時に眺めた草場小路の五色塀を彷彿とさせるような、様々な石を埋め込んだような塀も見られて、当時の有力者はこういう塀を造るのがトレンドだったのかな、等と思いを馳せながら、その風情を味わうことが出来ました。

かつての日本三大遊郭と謳われた丸山遊郭の繁栄の歴史を今に伝える施設の一つですが、私は残念ながらまだ開館前の時刻に訪れたために中に入ることは出来ませんでした。しかしここは何よりも、周囲の雰囲気が素晴らしくて、石垣が残る道沿いに、豪奢だったであろう丸山遊郭の繁栄組の人々のことに思いを馳せて、散策するのが良いエリアだと思います。尚、地元の方の生活圏でもありますので、静かに歩かれるよう留意する必要があるエリアでもあります。

丸山遊郭の歴史や、有名な芸妓、愛八が常日頃詣でていたことでも有名な神社で、歴史的な経緯に関しては他の方のクチコミの通りですので、ここでは割愛させて頂きますが、一観光客的視点から重要なのは、ここは裏側からアクセスすると、少し迷いやすい立地であるということです。基本的には、数多く設置されている中の茶屋の標識を目標にすると良いですが、正覚寺側の高台からアクセスすると、この天満宮の道標が全く設置されておらず、少し迷いやすいです。天満宮だけを目指す場合は、丸山公園からアクセスすると、立派な鳥居で見逃すこともないかと思いますので、よりお勧めのルートだと思います。

思案橋電停のすぐ近くにある公園で、現代的視点から見ると市民の憩いの場的な風情の公園です。このエリアは元々は丸山遊郭の中心地があった所なので、それに関する解説板などが設置されていて勉強になります。また、坂本龍馬もここに足を運んだことがあるという縁で、彼の像も建てられていますが、これは歴史的な価値は特になく、近年に建てられたものですが、それなりにデザインの拘りがあるようなので、それぞれを微笑ましく眺めていかれると楽しいですね。あと、公園に隣接する丸山町交番は凄くお洒落な外観の洋風建築なので、この外観も楽しんでいかれると良いかなと思います。

ここは”現在の丸山花街”の名残を残す場所として、丸山遊郭があったエリアのすぐ傍にある繁華街として、沢山のお店が並ぶ”夜の町”です。

ただ、こうしたスポットは全国的にそうだと思いますが、本業（？）に訪れると、客引きがうるさかったり、ネオンが眩しくてうまく写真が撮れなかったり、観光客としてはストレスを感じてしまうものですが、朝に行くとそうした点は解消されて、提灯が並ぶ姿とか、まだシャッターが閉まっているお店などを横目に見ながら、きっと夜は凄いんだろうな、等と想像力を働かせながら、静かに巡ることが出来るので、お店に興味がない方は案外朝の訪問がお勧めだと思います。

現在的な視点からは、繁華街の地名としての印象が強い思案橋ですが、かつては勿論実在の橋があった訳で、その跡地付近に設置されているのが思案橋跡碑です。一応、橋の形をしたオブジェなので、すぐにそれと判るかと思いますが、観光客的視点からは、思案橋跡碑と示した側が車道を向いていて、勿論この辺りは交通が激しいエリアですので、その記念碑としての顔を撮影するタイミングが難しいと思います。歩道側には、記念碑の設置年月が記されていますが、観光客向けのレイアウトとしては逆向きの方が良いのでは？と余計な事を考えてしまいました。

因みに、この記念碑のすぐ近くには、昔の思案橋付近の写真などを紹介した案内板が設置されていますので、これも併せて見ていかれると良いかなと思います。

長崎の市街地を走る路面電車も通じる、交通の要衝にある橋で、ひらがな表記なのが逆に味わいがあります。川側から眺めると丁度路面電車を入れながら、レトロなデザインの橋を撮ることが出来ますので、SNS映えする長崎らしいお写真を撮影したい方にお勧めのスポットです。ただ、交通量が激しいところですし、電車に乗り降りする人を始めとして、常に歩行者が多いので、撮影のタイミングは結構難しいです…。

私は12月下旬に長崎の中華街を朝に訪れましたが、通り沿いには、恐らく夜は煌びやかなイルミネーションで輝いているだろうな、と思われるデザインの装飾が沢山見られて、点灯時の様子を想像しながら歩くのも結構楽しかったです。朝は食堂などは殆ど開いていませんが、蒲鉾屋さんが開いていたので、それを一つ購入してつまみながら、観光客が殆どいない、中華街で働く方々の作業風景を見ながら歩く中華街も、なかなか風情がありました。

長崎新地中華街の入口にあり、唐人屋敷跡エリアに向かう際も、ここを拠点に散策されると良いです。流石に国際都市の長崎においても、一番中華テイストが満載のエリアなので、ここの立派な門を見て、かつては海岸線がすぐ傍だった旨の解説を読んで、歴史的な風情を味わいながら、中華街や唐人屋敷跡エリアに向かわれると、エキゾチックな気分も高揚して、より思い出深い旅の一ページになるかなと思います。

長崎・新地中華街に向かう際に、路面電車の新地中華街電停から、おらんだ橋のすぐ向かいに望める橋がこちらです。文字通り、新地中華街入口の真正面にありますので、迷うことはないかと思います。昼間や夜間は混雑するようですが、私は早朝の訪問でひっそりとした雰囲気でした。写真スポットとしては、橋の欄干部分の躍動感ある龍のデザインが素晴らしいので、ここの前で一枚撮られておくと良いです。

新地中華街の新地橋側の入口前に設置されている門がこちらです。流石に日本を代表する中華街の表門だけあって、なかなか立派な門で、記念撮影スポットとしてお勧めできます。私は朝の訪問でしたが、流石に空いていて、撮影もしやすかったですが、橋の付近には電飾も多く設置されていて、夜の姿も美しいだろうなと思いましたので、理想としては明るい時間帯と暗くなってからの双方で眺めると良い門と言えます。

新地中華街から唐人屋敷跡エリアに向かう際に、中華街を抜けて最初に出迎えてくれるのがこちらの門です。ここは道路の真ん中ではなく、歩道の双方に小さな門が二つある感じなので、迫力としては欠けますが、左右を見比べてデザインを確かめてみる楽しさがあるかなと思います。

今は全国区として有名な長崎ちゃんぽんですが、その発祥となったお店がこちらです。ただ、実は現在の松が枝町とは場所が違っていて、昔はもっと今の新地中華街の傍にありました。当時の懐かしい店舗の写真が、解説板と共に、中華街から唐人屋敷跡へと向かう途上の道脇に設置されていますので、是非こちらにも足を運んで、往時の様子を偲んでみて下さい。

唐人屋敷跡のエリアはここから、を示すような、大きな門ですが、中華街の中華門程は色彩的にはカラフルではなく、大きさの割にはちょっと地味な印象を受ける門です。中華街側の題字部分に”唐人屋敷跡”と、跡で終わる呼称が記されている、というのは案外珍しいのではないでしょうか？唐人屋敷跡側のデザインは、向かい合って並ぶ二頭の龍の絵が描かれていて、こちらの方が中国を彷彿とさせるデザインなので、両側から眺めておくと良い門です。