ケロケロマニアさんのクチコミ(94ページ)全12,309件

温泉地として知られる風間浦の下風呂地区ですが、ここには古くから漁師さん達の信仰対象として大切にされてきた二見岩があります。ご神体を岩となっている恵比須神社、としての位置づけなのですが、今ではこの地区の代表的な観光スポットとなっていてい、付近が公園として整備されていますので、下風呂温泉宿泊時の朝散歩などに最適なスポットです。

本州最北端の大間崎のすぐ南側にあり、勿論、テントサイトとしてはこちらが本州最北ということになります。無料で利用可能で、炊事棟や公衆トイレも設置されていて、快適に過ごせますが、風雨を凌げるような施設が見当たらない場所なので、悪天候時にはあまりお勧めできないテントサイトかなと思います。芝生になっていますが、ちょっと薄いところもあって、幕営場所選びには慎重を期した方が良いです。ペグ打ちに関しては、特に規制条項は見られませんでしたが、一応芝生広場なので、養生されている部分へのペグ打ちは控えた方が良いかなと思います。

本州という、日本最大の面積を誇る島は、東西南北端のメジャー・マイナー感が二分されているように感じますが、最南端の潮岬と共に、メジャー感のある観光地として認知されているのがこちらの最北端でしょう。ただ、アクセス的には鉄道が通じていないこともあって、潮岬ほどのメジャー感ではないですが、その分、最北の旅情を掻き立てるのには十分な雰囲気に包まれているといえるでしょう。ここで注目しておきたいのは、最北端碑のすぐ傍の地面に描かれている日本各地の最〇端のデザイン、ですが、納沙布岬が”日本最東端”と記されていたり、基本的に、離島は除外されていて、北海道・本州・四国・九州の（本州以外は一部だけ）の端が示されているので、端っこマニア（？）の方にとっては、ちょっとストレスを感じるデザインになっているのかなと、勘繰りたくなってしまうのがまた味わい深かったです。

今回はいわゆるコロナ禍対策としての「Go To トラベル」が始まる直前の7月19日に津軽海峡フェリー利用目的で訪問しました。全体的な館内の雰囲気としては、コロナ以前と比較してもそれ程変わらない風情でしたが、やはりコンセントが並ぶ席など、利用者が普段から多いエリアの座席が、ソーシャルディスタンシングのため、間隔を置いて設置されていたり（従来の数の半分程度に間引いて）、勿論、入口に消毒液が用意されていたりと、基本的な感染拡大予防の措置は講じられている雰囲気でした。

2020年7月、コロナ禍が続くイオンモール旭川駅前を訪問してみましたが、やはり旭川でも有数の密集スポットということもあって、館内の感染拡大予防対策は、同年2～3月頃と比較して何となく緩い雰囲気になりつつあるエリアが多い北海道の中では、かなり徹底されている雰囲気を感じました。ここで参考になったのは、1Fフードコートや4Fレストラン街の各飲食店舗におけるテイクアウトメニューの一覧広告で、各店舗で用意されている一押しのテイクアウトメニューが一目で判るようになっているのは秀逸な広告だなと思いました。

現在のJR北海道管内の中でも、最も観光客に人気の路線の一つと言える富良野線ですが、020年8月に、めでたく全線開業120周年を迎えます（迎えました）。ということで、沿線の主要各駅では、富良野線120周年に関する横断幕が見られたり、この路線の顔とも言える観光列車、「富良野美瑛ノロッコ号」の2020年運行時には、120周年記念のヘッドマークが見られるなど、お祝い一色の雰囲気に包まれていました。

JR富良野線の美瑛駅から徒歩3分の近距離にある道の駅で、その名の通り、蔵の形をしているのですぐに判る建物だと思います。私はコロナ禍が続く2020年7月中頃に訪問しましたが、やはりこのシーズンとしては館内に人は少なめで、至る所で感染拡大防止に関する注意が喚起されていました。ここの２Fには展示スペースもあって、よく写真展なども開催していますが、美瑛関連の写真を中心に、色々な美しい作品が楽しめますので、目の保養に訪れるのにも良い道の駅だと思います。

2020年7月に、久し振りにこの施設を訪れてみました。館内に入ってみてびっくり、まず、その薄暗い雰囲気に驚かされました。しかも、私はそもそもここのお風呂に入ろうと思っていたのですが、2020年3月末を以て、営業終了してしまったようで、まだこの時点で建物は残っていましたが、入口から中を見た姿は、なかなか痛々しい風情で衝撃的でした。他にもコロナ禍の影響からか、閉店したお店も多く見られて、凄く寂しい気持ちになりました。ただ、ここの２Fには稚内市樺太記念館が新しくオープンしていて、ここがこれからの副港市場の顔として、輝き続けてくれることをせめて願いたいものです。

建物内には、この記念館以外にも、樺太との交流が深かった時代の稚内の風情を随所で楽しむことが出来ますので、ちょっとしたタイムスリップ気分で館内を彷徨うのも楽しいです。

JR稚内駅と南稚内駅との中程にある稚内副港市場の２Fに新設された、入場無料の新しい記念館です。有名な日露戦争後に南半分が日本領となった際の日露国境礎石（レプリカ）も見ることが出来ますが、何よりもそれぞれの展示品や解説板の内容が素晴らしくて、短時間で樺太の歴史を包括的に学ぶことが出来ます。

また、ここには映像資料もあって、私は時間の都合上2編しか見られませんでしたが、2020年7月現在で、全部で4編が用意されています。有名な「九人の乙女」の悲劇に関するものなど、興味深い作品ばかりなので、是非ご覧になってみて下さい。

鉄道旅の途上、新庄で列車の待ち合わせ時間を利用して立ち寄ったのがこちらのお店でした。JR新庄駅からは徒歩10分弱の距離、駅からは駅前通りを最上公園方面に７～８００ｍほど直進した右手にあります。まさに昭和の風情の外観のインパクトがありますので、すぐに見つかるかなと思います。

入口の暖簾が破れていたり、入口の引き戸が何か重かったりと、まさにサービス業としてのペコペコ接客や清潔感重視が当たり前のこの令和の時代にあって、そんなことは気にしない、というロックな風情が、まず個人的には好感度大でした。

そして、入店しても、まずはメニューが置かれていないことに驚き、壁には手書きで三種類のランチセットの掲示が豪快に貼られている姿も、まさに時間が止まってしまったかのような昭和の風情が楽しめます。

味に関しては私にはよく解りませんがまあ普通です。私は五目ラーメンをオーダーしましたが、新庄のラーメン、というのは、普通のラーメンをイメージして頂くと、ちょっとギャップがありますので、そういうところも併せて楽しまれると良いでしょ。

湯沢の銘水といえば、名水百選にも選ばれている力水が有名ですが、特に鉄道旅の場合は、より駅に近い側にあるのがこちらの湧水です。実は後から気づいたのですが、至近距離に雌雄二か所の犬っこ清水がありますので、犬マニア（？）の方は双方を訪れてみると、話の種としては楽しいと思います。

私はメスの方しか訪問できませんでしたが、こちらの清水に関しては、すぐ脇に銀行のATMがあって、こんなロケーションに湧水があるのも、水が普通に美味しい秋田ならではだな、と感動しました。

私は特に、夏の東北旅では名水を探し求めながら各地を放浪するのが旅の一嗜好ジャンルとして楽しんでいるのですが、今回の湯沢訪問では、こちらに立ち寄りました。名水百選にも選ばれている有名な水場となっていますので、朝から地元の方が水を汲みにいらしていたりもして、その水質にも嘘はないと思います。

立地的には湯沢市役所の斜め向かい位の感じなので、迷うことはなくアクセスできます。

今回は早朝に夜明かししていたネットカフェから盛岡駅に移動する途上でこちらに立ち寄りました。2020年7月現在、コロナ禍の影響で、建物自体の公開は中止しているようでしたが、庭園の見物は可能とのことでした。私は残念ながら、訪問時が早朝だったので、閉門していて庭園内部のメインのエリアは見物できませんでしたが、生垣として邸宅を囲うように周囲に植栽されていた紫陽花が、丁度花の盛りで見事でした。

ここにはまた、2011年の東日本大震災の際に、平泉の中尊寺から株分けされたというハスがあるそうで、入口の掲示では、丁度花が咲いていた時期のようだったので、これが見られなかったのは非常に残念でした。是非、開門時にご訪問の上、この復興に向けて頑張って花を咲かせているハスの様子も確認してみて下さい。

今回は下北半島の旅の最後、下風呂温泉から下北駅まで移動する際に乗車しました。
四半世紀ぶりに訪れた下北半島最北部エリアでしたが、ここに住んでいた当時にはよく、この会社を利用していましたので、当時の残っていた回数券300円分も持っていきました。

勿論、購入した当時、回数券は無期限といわれていたものだったので、使えることはわかっていましたが、どうやらこの会社では、数年前にもう普通の回数券の販売は止めてしまったようで、降車時に運転手に凄く不思議そうな顔をされた挙句、困ったな～、的な対応です。これはちょっと使えないな、的な対応をされたので、断固抗議をして、きちんと事務方の所に電話をかけてもらい、事なきを得ましたが、大体にして、事務方と運転手との会社としての意思統一はされていないのか、いくら回数券販売が廃止になったとしても、もし当時の回数券を持ってきた人がいたら使えるから、位のコンセンサスは取れていないのかな、と、つくづく残念な気持ちになりました。てか、まだ事務方が職場にいた時点だったので良かったものの、話が通じなかったら、最後はどんな結末になっていたことやら…。

下北在住当時からそう思っていましたし、いまでも道北のローカルバス会社を利用していて思うことがありますが、競争原理が働かないエリアのバス会社の運転手は、高飛車な輩も多いので、注意が必要ですね。バス会社の将来のためにも、この会社のみならず、おかしいなと思ったことに対しては、断固たる抗議の姿勢で対応し続けることは重要だと思います。

本州の最北端として、旅人にはお馴染みの大間崎ですが、その最北端碑に隣接するように立つ建物がこちらで、いわば、本州最北端の建物、ともいえる施設かなと思います。
実質２F部分のみが運用された高架駅舎のような建物ですが、実は通路がメインとなっている１Fには、大間崎や大間に立ち寄った有名人の事などが色々記された各種の解説板が設置されていて、どれもとても勉強になるので、博物館テイストでも楽しまれると良いかなと思います。

今回、函館＝大間航路が津軽海峡フェリー運航となって以来、初めて利用してみました。

昔よく利用していた東日本フェリー時代は、平屋建てのショボい掘っ立て小屋（失礼…）みたいな心もとない建物でしたが、今では2階建ての立派なターミナルが出来ていて、大間発で利用する場合も、快適に待てるターミナルかなと思います。

大間の市街地までは徒歩圏内、ですが、本州最北端までは結構距離があります。下北交通のバスは運行本数が少ないので、公共交通機関ご利用をお考えの場合は、綿密な行動計画を立てた上で、この航路のご利用を御検討下さい。ここからは函館航路しかありません。

今回は、かつて下北半島在住時の東日本フェリー時代によく利用していた函館＝大間航路を、津軽海峡フェリー運航となって以来初めて利用してみました。

まず驚かされるのは、東日本フェリー時代は1200円程で利用できたこの航路が、今ではWEB割（10％引き）で2540円（繁忙期）もしたことですね。まあ、時期も一番高い時に利用してしまったこともありますが、安い時期でも2000円を越えてしまうことを考えると、同社の函館＝青森航路の所要時間・運航距離と比較しても、或いはこの区間に競合する青函フェリーの運賃と比較すると、格段に高く感じてしまいます。
まあ、この辺りは、航空運賃と同じで、距離でなく需給に応じて決まってしまう側面から、仕方ないと思うのですが…。まあ、札幌から東京にLCCで向かうより、函館にレガシーで向かう方が高くなる、みたいなもんでしょうね。

約1時間半の船旅は、あっという間に終わってしまう楽しさですし、そもそも航路が無くなってしまう（東日本フェリー倒産時には、その危機もありました）のも寂しいので、たまにはちょっとした贅沢で利用するのも楽しい航路かもしれませんね。
ただ、この航路を利用すると、公共交通機関利用で考えた場合、大間から先も割引制度の殆どない下北交通のバスを利用しなければならないのが、更に私のような貧民にとっては頭の痛いところですが、下北半島の先端エリア（北通の4町村やむつ市）には、無料で乗り捨ても可能（HPには乗り捨て料金は有料となっていましたが、大間の場合は無料（下風呂乗り捨てでしたが…）でした）なレンタサイクル（詳細は”下北チャリナビ”で検索してみて下さい）もありますので、お財布より体力には自信がある、という方には、是非、こうした自転車利用の旅程も考慮してみて下さい。

まず最初に、私が立ち寄ったのは道南いさりび鉄道七重浜駅最寄にある七重浜店ですが、このスーパーは北斗市や七飯町を含む函館エリアに20店舗以上を有する、地元では有名なスーパーですし、それらを全部スポット登録してもらう訳にもいかないでしょうから、他店舗ではありますが、こちらの項に投稿させて頂くことを御容赦願います。

スーパー魚長の七重浜店は道南いさりび鉄道七重浜駅から、駅前通りを国道に向かって進む途中の左側にあり、駅からは徒歩2分程度の近距離です。新鮮な海産物を売りにしている部分もありますが、勿論、普通のスーパーとして、色々な食材や日用品を購入することが可能です。

七重浜店の営業時間は21時までで、私は20時頃に来店しましたが、既に沢山の棚が半額商品のオンパレード、そのラインナップの凄まじさに驚かされました。これだけ半額シールをラベラーで貼っていくのも大変だろう（しかも売り上げ減に繋がる行為ですし…）なと思いつつも、やはり私のような貧民には有難いお話なので、翌日の食糧分も含めて、沢山購入してしまいましたが、それでも総額は600円ちょっとにしかなりませんでした。特に閉店時刻間際の来店は結構お勧めのスーパーだと思います。

立地的には函館エリアでも住宅地に立地することの多いスーパーなので、観光客の方が見かける機会は少ないかもしれませんが、是非、ご興味ある方は、HPなどを参考に事前に探してでも、各店舗を訪問してみて下さい。函館名物のハセスト（ハセガワストア）やラッピ（ラッキーピエロ）等と一緒に、各店舗を訪ね歩く旅、なんてのも、函館リピーターの方にとっては楽しいかもしれませんね。

今回は2020年7月、コロナ禍におけるこちらのローカル鉄道の様子が気になり、フェリー応戦のために津軽海峡フェリーターミナルに向かう際に、五稜郭駅から七重浜駅まで、ちょっとだけ利用してみました。

この路線は言わずと知れた、元々はJR（国鉄）の江差線として長年頑張ってきたのを、某高速鉄道の開業時にJRから見捨てられて、一ローカル鉄道になった訳ですが、それだけに、どうでも良い高速鉄道とは切り離して、鉄道ファンの方には特に応援して頂きたいと思います。

今回は、JRの北海道東日本パス利用旅程だったため、援助とはいえ貧民の私にはさほどお力添えできませんでしたが、同じような貧民の方でも、どうか少しずつでも良いので、沿線来訪時には乗車してあげてみて下さいね。

勿論線路は、JR（国鉄）時代そのままですし、車両も基本的にはキハ４０がまだまだ現役で頑張っていますので、道北の民にも見慣れたあのクラシカルなボックスシートが楽しめますし、既にキハ４０が絶滅（？）してしまったエリアの皆様方には、ノスタルジーに浸る意味合いからも是非、乗車してあげて下さい。

これを綴っているのはコロナ禍が常態化しつつある2020年7月後半のことですが、この月の日曜日昼頃に、これまでは空港までの混雑は当たり前だったこの列車に乗車してみました。

私自身、雪まつり見物以降、そもそも札幌圏への立ち入りが半年以上ぶりだったので、札幌圏にお住まいの方にとっては何を今更？という話になるかもしれませんが、まずその空いている車内にびっくり、でした。

札幌出発時にも、かなり空席がある状態で、しかも私のこれまでの印象では、最近では、殆どがロングシート運用になっていた空港行きが、クロスシートで乗車でき（これはたまたまなのかもしれませんが…）、近年これだけ普通の時間帯に、空いている車内を快速エアポートで実感したことはなかったな、と驚くほどでした。


まあ、この列車に関しては、これまでも観光客やビジネス客、地元の通勤通学客が全て利用するような、良い意味で北海道らしくない”優良列車”でしたが、逆にあまりにも空いていると、コロナ禍においては、カエサルよろしく、「お前もか、快速エアポート」と突っ込みたくなるような悲哀に包まれていて、一鉄道ファンとしては、ウイルスがどうのこうの怯えている人ばかりの時代にあっては、やっぱり道内路線全般を応援していかざるを得ないのだなと、思い至る一日ともなりました…。