ケロケロマニアさんのクチコミ(85ページ)全12,309件

今回は、若戸渡船乗船を目的に旅をしましたので、この橋の景観を色々な角度から楽しむ機会に恵まれました。赤い橋なので、大袈裟に言えばサンフランシスコのゴールデンゲートブリッジを彷彿とさせてくれるような見応えがあります。

戸畑駅から、戸畑渡場から、若戸渡船船上から、若松渡場から、それぞれ美しい景観を楽しむことが出来ました。高いところに架かっている橋なので、どこから見ても被写体として映えるのがこの橋の魅力だと思いますが、車専用の橋なので、歩行者や自転車は通行できませんのでご注意下さい。

今回は初めて美祢線を長門市→厚狭の向きにて利用してみました。今までは、山口県域の山陰旅の際はどうしても海側の景観が見たくて山陰本線に乗りがちでしたが、距離的にはこちらの方が短くて、よりスピーディーに山陽本線へと接続できる良さがあります。

で、正直、山陰本線のような美しい海の景観には劣るだろうなと、あまり車窓には期待していませんでしたが、特に後半は川の景観が素晴らしくて、今まで美祢線を利用していなかったことを後悔してしまう程でした。

勿論、山陰本線の海景色も捨てがたいものですが、場合によっては美祢線の選択肢もアリだな、と、改めて山口県域のローカル線の魅力を再発見することが出来ました。

益田のホテルに宿泊した際、ホテル至近の観光スポットを探して見つけたのがこちらでした。JR山陰本線の益田駅からは徒歩数分の近距離にあります。少し高台に辻の宮八幡宮があり、ここからの夜景が素晴らしかったです。また、八幡宮に上る途中に分岐があって、何かなと思って訪問してみると、徳川夢声の歌碑が建っていました。氏のことを存じ上げませんでしたので調べてみましたが、元々は昭和の初期に話芸で活躍された方だそうで、後には「益田音頭」の作詞も担当された方とのことでした。

浜田駅前に設置されている、石見神楽を題材にしたからくり時計です。定時に作動すると伺っていたので、私は手元の時計を見ながら、17時を待ちましたが、その時刻になっても作動し始めませんでした。

あれっ、おかしいなと思い、このからくり時計に設置されている時計の針を見るとまだ16時59分、少し遅れていました。で、無事、このからくり時計の針が17時を指す頃に作動が始まり、石見神楽の勇壮な演奏に乗り、それぞれのキャラがコミカルに動くからくり時計の様子を楽しませて頂きました。数分の遅れは気にしない、田舎らしいのどかな光景に少しほっこりとしてしまいました( ´∀｀ )。

現在の山陰地方には、他路線を絡めて運行している多くの特急が走っていますが、純粋に鳥取・島根県域の山陰本線だけを走っている、という意味では、この特急が唯一といえるかと思います。基本的には、鳥取駅と島根県最西端の益田駅とを結ぶ運行となっていますので、通しで乗るとかなり乗り応えがあります。

山口線まで延長運行している「スーパーおき」と同じ187系車両で運行されていますが、私は敢えてマイナーと思われる島根県域の最西部のみ（益田～浜田間）のみを乗車してみました。乗車時間帯や曜日にも依るのかと思いますが、始発の益田から乗車した際には自由席車両の乗客は自分を含めて二人しかおらず、この先、この区間での優等列車の運行が続くのかどうかが心配になってしまう程でした。

因みにこの乗車の前に、「スーパーおき」としては、鳥取から津和野まで通しで乗車してみたのですが、鳥取から大田市位までは結構なお客さんがいらっしゃいました。

通常は土日祝日にJR山陰本線の鳥取⇔豊岡間を運行している観光列車で、快速の自由席扱いなので、対象期間であれば18きっぷなどの普通列車用のフリー切符でも追加料金なしで利用できます。

2020年12月現在で、運用されている車両は山陰本線上の快速列車や境線にも使用されている126系で、全席クロスシートのクッションが効いた快適な座席となっていますので、長時間乗車していても楽しい列車です。車内のデザインも遊び心に満ち溢れていて、旅心をそそられるステキな列車だと思います。

鳥取駅の駅弁といえば、やはりこちらのお店だと思いますが、今回は一番有名なかに寿しではなく、敢えて季節限定の「冬のわっぱ」（1000円）というのを購入してみました。

真ん中にデンと蟹のハサミが添えられていて、蟹の解し身なども堪能できましたし、たっぷりと添えられていたシイタケなどの野菜類もとても美味しくてヘルシーなお弁当でした。特に女性にはお勧めできる駅弁だと思います。

今回は夜間にこの百貨店の前を通りましたが、クリスマスシーズンということもあり、立派なツリーと可愛らしいトナカイさんのイルミネーションが輝いていて、とても温かい気持ちになりました。また、鳥取らしいなと思ったのは、このイルミネーションの傍には、砂丘の砂を用いたサンドアートも設置されていて、この美しい景観に更なる魅力を添えていて、とても良い思い出になりました。丁度、大丸の東側はアーケードのようになっていて、雨や雪を凌げるスペースになっていますので、休憩にも良い場所です。

今回は鳥取・島根県エリア限定のフリー切符利用の旅で、特急を乗ることを主目的に旅しましたので、因美線上では、県都の鳥取駅から、鳥取県域最南の特急停車駅であり、智頭急行の起点駅でもある智頭駅まで往復乗車を楽しんでみました。

タイムスケジュール上、智頭駅ではすぐに折り返さざるを得なかったのですが、やはり冬の因美線沿線はその積雪量の多さに驚かされますね。伯備線沿線の鳥取・岡山県境付近も結構な積雪量ですが、比較の意味で、同時期に両線の乗車を楽しまれるのもお勧めです。

現在山陰エリアを走っている定期特急の中では、一番個性があるなと感じるのがこちらのスーパーはくとかなと思います。この特急は、京都⇔倉吉間をJR東海道本線・JR山陽本線・智頭急行線・JR因美線・JR山陰本線を跨いで走行していますが、通常運用されている車両が智頭急行のHOT7000系という、他ではあまり見られない車番なので、JR線上で眺めると、やはり異質に感じてしまうのも無理はないかなと思います。

因みにこのHOTとは、智頭急行が走行する県（HYOGO/OKAYAMA/TOTTORI)の頭文字を取って名付けられたそうで、文字通りの”熱い走り”を見せてくれること間違いありません( ´∀｀ )。座席のシートのデザインには沿線の観光地が描かれていたりするのも良いですね。一部座席には電源席もあります。

この特急は、鳥取＝岡山間を因美線・智頭急行線・山陽本線経由で運行していて、2020年12月現在、使用している車両は187系なので、一見したところ、山陰本線（一部山口線）を走行している「スーパーおき」や「スーパーまつかぜ」と変わらないのですが、どうやら、こちらの特急で利用されているのは、智頭急行が整備している自動列車停止装置を搭載している車両がメインだそう（中間車両としては、山陰本線運用車両も使用されることがあります）で、両者の車両を見比べるのも楽しいかもしれません。

外見上はあまり見分けはつきませんが、車両番号が500番台や1500番台が自動列車停止装置搭載車両なので、こういうのを探しながら、”智頭急行テイスト”を感じるのが、スーパーいなばにおける正しい楽しみ方かなと思います。

今回は観光列車「あめつち」に乗車した際、安来駅にて少し長めの停車時間がありましたので、駅併設のこちらの施設に足を運ぶことが出来ました。

安来のパンフ類も充実していて、安来観光の際の最初に訪れると良い施設だと思いますが、短時間の滞在でも楽しめるユニークな展示品なども多くて、博物館感覚で立ち寄るのもお勧めです。またここではレンタサイクルもやっていますので、次回は是非、自転車を利用して安来市内を巡ってみたいなと思いました。

玉造温泉街の、足湯で有名な姫神広場のすぐ近くにあるお店です。お勧めを伺ったところ、数種類販売されているしじみマドレーヌとのことでしたので、私は”リアル”と”プレーン”の二種を購入してみました（各150円）。

宍道湖名物のしじみエキスを含んだマドレーヌということで、健康にも良さそうなイメージでしたが、ちょっと貝類の生臭さとかあるのかな、と心配になりましたが、そんなことは全くなくて、ふんわりとした甘さにしじみの仄かな香りが溶け込んだ、とても美味しいスイーツでした。それぞれのしじみマドレーヌを食べ比べてみるのもお勧めです。

玉湯川沿いに続く玉造温泉街のメインエリアからは少し離れた高台の斜面に広がる公園で、全部を歩こうとするとかなり広くて見応えがある公園です。このエリアは文字通り”玉作り”で栄えた歴史を有していますが、そんな歴史を今に伝える遺跡としての細部の展示がこの公園内で色々と見られて、非常に興味深かったです。

因みに、この公園から日帰り入浴施設の「ゆーゆ」までは近道を通じて行くこともできますので、できれば先にこの公園を訪問し、下りルートで進んで最後に一風呂浴びる、という行程の方が観光客的にはお勧めだと思います。

玉造温泉街からは少し離れた高台に立地していて、私は歩いてアクセスしましたが、ちょっと急な坂を上らなくてはならないので、徒歩だと正直大変です。ただ、その通路上に何やら陶器片を埋め込んだような箇所があって、資料館が立地している場所が遺跡としてあることを感じさせてくれる趣向が良かったです。

資料館が高台にあるため、温泉街の景観を楽しむのにも良い場所だと思います。

玉湯川沿いの宮橋手前にひっそりと看板が設置されていたので、何かなと思って拝見してみると、こちらの出湯跡でした。歴史的には、かつては河原に石囲いの露天風呂も設置されていたそうで、賑わいを見せていたそうですが、今はその遺構は残されておらず、解説板に付された写真などを見ながら、往時を偲ぶだけの場所になっています。

現代の観光客的視点からは、この辺りは夜間はライトアップされていて、幻想的な雰囲気も楽しめるように工夫されているようですので、是非、夜の風情も確かめに足を運んでみて下さい。

玉造温泉街一の歴史を有する玉作湯神社の南側に位置するお寺がこちらです。

このお寺は、本堂が注目されることはあまりなく、脇に安置されているおしろい地蔵様目的で参詣される方が大変多いお寺となっています。

元々は顔に痣があったお坊さんが、お地蔵様におしろいを塗りつつ治癒を祈願したところ、それが治ったことに由来しているそうで、美肌を祈願する女性の方々を中心に信仰をあつめるようになりました。真っ白になったお地蔵様のお姿が印象的ですが、隣にいらっしゃる大師像の方も白くなっていて、どうやら間違って祈願されている方も多いのかな、という印象を受けました。

玉造温泉街の中でも、最も由緒正しきスポットと言えるのがこちらの神社かなと思います。勿論、現代風にアレンジされた観光スポットしても人気を集めていますが、中でも、本殿脇にひっそりと安置されている願い石に、叶い石を触れさせて祈願すると、願いが叶う、といういわれがあって、これ目的で参拝される方が多いようでした。

本殿に向かう際に、石段入口左手の社務所にて、願い石・叶い石の正式な参拝方法を示したパンフなども頂くことが出来ますので、事前に入手された上で、参拝されると良いかなと思います。

現在の玉造温泉街は、女性受けしそうなスポットが目白押しなのですが、中でもこちらはこうした女性の方々に一番の人気スポットとなっている橋です。

橋を渡ってすぐのところに玉作湯神社の鳥居があるのですが、橋の対岸から橋越しにこの鳥居が見える角度で祈願すると恋愛が成就するそうなので、是非、試してみて下さい。実際のご利益に関しては？？？ですが、まあ、話の種として楽しんでみると良いでしょう。

現在の玉造温泉街は、特に女性に人気の観光地ということもあってか、各スポットがちょっとチャラい風情で満たされている所が多い中で、ここは何かそうした流れに一石を投じるかのような静かな佇まいで、個人的には好感が持てたスポットの一つです。

建物としては新しい再建建築のようですが、今風の玉造温泉街に残されたオアシス的な存在として、時代に逆行したタイプの方には特にお勧めしたいスポットです。