ケロケロマニアさんのクチコミ(81ページ)全12,309件

観光地として有名な秋吉台ですが、とても広範なエリアにわたって広がる石灰岩の台地ですので、意外と最高峰まで足を運ばれた経験をお持ちの方は少ないのではないでしょうか。

秋吉台の最高峰は龍護峰という恰好良い名前が付いていて、如何にも険しい山なのかと思いきや、案外そうでもなく、有名なカルスト展望台があるエリアからは、2時間もあれば十分に往復できる距離です。標高も425.5ｍと、登山と呼ぶほどのレベルでもなく、ハイキング感覚で気軽にアクセスできますし、その途中から望む秋吉台のダイナミックな景観が素晴らしいので、是非、秋吉台にお越しの際は、こちらのピークにまでも足を運んでみて下さい。途中、色々と分岐があり、バリエーションルートも楽しめるようになっていますが、それぞれに道標も設置されていて迷うこともないです。ただ、一応、カルスト展望台傍のカルスターなどで貰えるマップを見ながら歩かれると、より効率的に歩けるのでお勧めです。あと、悪天候時は避難小屋的な施設は途中に何もありませんので、基本的に逃げ場はありません。雨具をお持ちでない場合などは、悪天候時の無理な行動は慎むように心掛けて下さい。

今回私は、木次線の旅の終盤で、たまたま木次駅で停車時間が20分ほどあったので訪れることが出来た観光案内所です。木次線の代表駅、木次駅の構内にあり、現在は雲南市域の中心駅ともなっていますので、本当は木次線を探訪される際も、まずこの案内所に立ち寄ってから、色々な情報を元に旅されるとより奥深い旅が楽しめるかと思います。

この案内所のパンフレットの充実度は素晴らしくて、あまり観光地としての認知度がまだまだ高いようには思われない雲南市だけに、”宝探し”感覚で立ち寄られるのにも良いスポットです。

今回は2020年12月に全部で5回、日本一有名なこちらの航空会社を利用させて頂きました。最初の4回は、本当は新千歳＝広島の直行便利用のダイナミックパッケージを利用していたのですが、コロナ禍のためこの直行便が往復とも運休となり、どちらも羽田乗り継ぎでの経由便利用となりました。ただ、このお陰で、幹線をメインとした限定路線でしか現状はお目にかかれないA350に初めて搭乗することも出来、パーソナルモニター付きの機材なので、国際線のように機内で映画を鑑賞出来たりしたのも楽しかったです。


そして何より、今回は本月にリニューアル登場したばかりという、JL名物「スカイタイム」の新味、「ももとぶどう」も味わうことが出来ました。本来の予定より、若干デビューが遅れたようで、広島行き往路の二区間では、何れもメニュー表には描かれていたのに、”現在準備中”の貼り紙がされていました。で、広島→新千歳の復路では無事両区間ともこのスカイタイム新味を頂くことが出来ましたし、最後、大晦日には新千歳→名古屋でも搭乗したのですが、ここでは機内が空いていたこともあり、色々と新味に関してＣＡさんに伺っているうちに、お替りまで頂いてしまいました。

これまでもスカイタイムは、柚子味やキウイ味など、印象的な味が記憶に残っていますが、この「ももとぶどう」もすっきりとした味わいで、またＪＡＬに乗る楽しみが増えました。

新千歳空港の制限エリア内にあるお店なので、搭乗時にしか利用できません。今回は、JL便搭乗の際に利用しましたが、搭乗口がすぐ傍でとても便利でした。アルコールを含めて色々と飲食可能なお店ですが、私のお勧めはソフトクリームで、味は三種類、それぞれカップかコーンかを選ぶことが出来ます。コクがある中にも後味爽やかで、搭乗前に頂くのにもピッタリの味だと思います。道外在住の方にとっては、最後の北海道の思い出に浸りながら頂くと旅の気分も盛り上がりますね。

微妙な店内客席もありますが、すぐ向かいが搭乗待合室になっていますし、特にソフトクリームの場合は、店内飲食で10％の税金を取られるのが馬鹿らしいと思いますので、8％の税金払って、すぐ前の搭乗待合室の座席に移動し、飛行機でも見ながら優雅に搭乗までのひと時をお待ちになるのがお勧めです。

札幌駅を代表する駅弁の一つとしてお馴染みの「石狩鮭めし」ですが、そういえば暫く食べていなかったなと、約3年ぶりに購入してみました。

以前は確か1000円だった記憶があるのですが、今では1150円もするんですね。心なしかイクラの量も少なくなったような気もします。このお弁当は特に冬に食べると美味しいように感じるのですが、このままお値段が上昇し続けると、もう庶民には手の届かないお弁当になってしまう日も近いのかな、と、ちょっと寂しい気持ちにもなりました。

札幌駅と大通方面とを結ぶ地下歩行空間は、特に冬場は風雪を凌ぐための通路としても有効活用したい地下道ですが、2020年大晦日に通過してみると、いつもよく休憩している、敷島ガーデンと呼ばれる椅子やテーブルが並ぶ休憩ブースの入口にロープが張られて、立入禁止状態で使用不能となっていました。コロナ禍対策とのことで、いつまで継続するのかは不明ですが、チカホ自体、そもそも例年のようなイベント開催も殆ど行われておらず、ただの通路と化していて、寂しい雰囲気に包まれていました。

今回は2020年の大晦日に、和寒→新千歳空港を移動した際、18きっぷ利用のため函館本線上も勿論普通列車に乗車しました。

この日は奇しくも和寒ではマイナス30度を下回る記録的な寒さで、旭川以南は相対的に暖かく感じるかな、と思って乗車したのですが、その期待は見事に裏切られ、”コロナ対策”ということで、この寒さにも拘わらず普通列車車内は車両間の扉は全て開放されていて、しかも頻繁に停車駅がありますので、その度に外気が入って来て寒いこと寒いこと…。客席でも息が白いのは勿論のこと、普通に手がかじかんでしまい、携帯の操作にも支障をきたす程でした。

JR北海道の言い分としては、寧ろ、特急列車の方が換気設備がしっかりとしているということで定期的に換気をしている、という理由で、車内も暖かく過ごせるのですが、とにかく私のような貧民の方で、冬季に冬の北海道を普通列車メインで移動される方は、特にボタン開閉式の車両が走行していない旭川＝岩見沢間のような区間では、”北海道の冬は中が暑過ぎる”という常識は通用せず、これに備えて薄着でいると、コロナに感染しなくても確実に風邪をひいてしまいますので、万全の厚着対策で臨んで下さい。

私は地元民なので、年中定期的に訪れている和寒町市街地にある入浴施設ですが、今回は2020年末における、コロナ禍中の保養センターの様子についてお伝えしたいと思います。

まず、2020年の冬、最近の冬季恒例イベントとなっていたスタンプラリー（所定の日が10回設定されていて、それらをすべて巡ると１回無料入浴できる）が、従来の全国温泉地巡りバージョンから、”森の湯めぐり”と称した、色々な樹種のお風呂バージョンへと変更になりました。

で、コロナ対策としては、12月1日より、入館時の記名が義務化され、更には、脱衣かごや脱衣ロッカーの鍵などもその都度貸し出し制へと変更になっていて、使用後は再びフロントに返却するシステム（そしてその都度消毒）となっています。

まあ、混雑することは殆どない施設なので、基本的に密を心配する必要はない施設ですが、田舎ではコロナ感染者が一人でも出ると大騒ぎ（既に一度ありました）になりますので、こうした対策もこのご時世柄仕方ないのかな、と切ない気持ちになりました。

因みにこれを書いているのは翌2021年1月下旬のことですが、この時点でも尚、このシステムは継続中です。

今回は約8年ぶりに広島空港を利用してみました。往路で到着した際には、到着ロビーのバス乗り場の案内が判りやすい電光表示に生まれ変わっていて、スムーズにバス乗り場まで移動することが出来ましたが、ガイダンスでの案内がなく、白市駅行きを一本見過ごしてしまいました。この点は注意が必要だと思います。到着ロビーにはコンビニも出来ていました。

復路は慌ただしく制限エリアに入ってしまったので、あまり空港内をゆっくり見ることは出来ませんでしたが、広島の都心部からは距離がある空港なので、特に出発時は早め早めの行動を心掛けて下さい。今回はコロナ禍もあってか、搭乗客も全般に少なめの印象で、セキュリティチェックもスムーズに通過することが出来ました。

広島市内から空港に向かう際、直行のリムジンバスは高いので、JR＋芸陽バスの”白市ルート”で向かいましたが、後で調べてみると、リムジンバスと所要時間はそれほど変わらない感じでした。（朝夕は広島市内が渋滞することもあるようで、その回避で時間も読める白市ルートが好まれる側面もあるようです。）そのこともあってか、案外白市ルートで利用されている方も多いようで、予想以上に白市から空港に向かうバスに行列が出来ていたのには驚かされました。

広島市街地のど真ん中の東寄りを流れる河川で、広電の路線も川を渡る箇所がありますので、観光客の方にも何かと出会う機会は多い川かなと思います。私は、銀山町に宿を取っていたのですが、翌朝は広島駅まで歩こうと地図を見ていると、丁度京橋を渡っていくと、近道になりそうな感じだったので、そのルートを歩きました。

朝の京橋界隈は広島都心部付近とは思えない程静かで、静かに夜が明けていく感じの京橋からの景観も素晴らしかったです。是非、朝の散歩ルートとしてもお勧めしたいです。

下関駅構内にある観光案内所で、JRで下関入りした際にはまず立ち寄っておきたい案内所だと思います。下関の色々なパンフレットやマップなどを頂くことが出来ます。

私は下関港国際ターミナルの現状を知りたくて、最初にこちらで尋ねてみたのですが、やはり関釜フェリーの旅客航送が停止しているコロナ禍のご時世でしたので、最初は少し不審そうに見返されてしまいましたが、かつてよく利用していて懐かしく思ったので、ターミナルだけでも見ておきたいと思ったので、等と話すと、わざわざ関係部署に色々と掛け合って下さり、ターミナルに入るだけなら大丈夫と、お墨付きまで頂きました。（現地で何か言われたら駅の観光案内所で大丈夫と言われたと伝えて下さいとも…(^^;)）

萩市内を流れる河川です。本流としては阿武川と呼ばれていますが、萩市川島にて東西に分流し、東側が松本川（西側は橋本川）として萩市街地を流れていますので、観光客の方にとっては、松本川としての風景に出会うことの方が多いかなと思います。

私は、東萩駅から宿に向かう際、往復で萩橋を渡りましたが、その際に眺めた朝夕の松本川の景観が素晴らしかったです。夕刻には、萩橋の東萩駅とは対岸側に見える地元の有名店「萩心海」のランドマークとなっている灯台のすぐ脇に夕陽の光景が拝めて、こちらの幻想的な風景も心に残りました。

萩城城下町エリアの一角に立地していて、市指定の有形文化財でもある金毘羅社などでも知られる由緒あるお寺です。幼時の伊藤博文がここの住職（当時は法光院）から読み書きも習っていたそうで、色々な側面から観光客向けに宣伝されています。

ただ、この光景が私的には、本来の寺社の侘び寂びのある風情から逸脱しているように感じてしまい、悪い意味で”商魂逞しさ”が目立つ雰囲気に包まれていたのは、少々残念でした。まあ、観光地にある寺社の宿命として仕方ないことなのかもしれませんが…。

萩市中央公園の北西側、駐車場があり、地元の公園利用者が多く利用している雰囲気の中にあります。丁度萩城城下町エリアへと続く慶安橋のすぐ近くに立地していますので、観光客の方も、この像の勇ましい姿を眺めてから、萩城城下町へと”進撃”していくと、観光のテンションも上がるかなと思います。

久坂玄瑞という人物は、松陰先生の松下村塾門下の四天王の一人としても著名で、あの高杉晋作も一目置いていたという逸材ですが、全国的な知名度としては、どうも第二ランク的なイメージで見られがちなのが残念に思います。この進撃像は、あの禁門の変（蛤御門の変）の際の進軍を表象した像のようですが、”負け戦”としての賊軍扱い感がどうしても否めませんね。文武両道の立場から後の歴史に揺り動かされつつ、何か日本の”夜明け”の表舞台に出られないまま一生を終えてしまった感があるのは、氏のファンとしては少々寂しさも覚えますが、こういう勇ましい姿の像はインパクトもあって、観光客的視点からも記憶に残りやすいと思いますので、つまらない立像だけで終わらずに、この姿で像を建立した萩市の関係者の皆様方には敬意を表したいものです。

松浦松洞という名前は、あまり世間には広まっていないようにも感じますが、あの有名な松陰先生の肖像画を描いた方といえば、ピンとくる方も多いかなと思います。

彼も松下村塾の門下生でしたが、後に久坂玄瑞らと共に上京し、当時の公武合体論者の主要人物の暗殺を企てたそうですが、それに失敗し、最終的には26歳の若さで自決の道を歩んでしまったとのことで、やはり”佳人薄命”の言葉が思い出される人物の一人です。

碑は松陰神社の敷地内ではなく、少し手前、鳥居に向かって右側の角にひっそりと建っています。丁度、すぐ斜め前が萩循環まぁーるバスの松陰神社前バス停となっていますので、バス待ちの時間などを利用して効率的に訪問されると良いですね。

こちらの碑は、一観光客視点らはまず、立地に注意が必要だと思います。と申しますのも、見所満載の松陰神社の中でも、入口左脇の一番奥にあって、気付かずに通り過ぎてしまう可能性が大きいからです。事実私も、一通り松陰神社観光を終えて、バスを待っている間にパンフレットを眺めていて、こちらの存在に気付いて、慌てて見に戻りました。

碑自体は、1968年に明治100年を記念して設置されたそうで、萩で密談を行った三藩の代表者名も刻まれています。土佐藩は勿論坂本龍馬、そして薩摩藩は田上藤七、長州藩は久坂玄瑞、という蒼々たる布陣でした。

この碑の揮毫は元首相の岸信介とのことで、松陰神社境内に同年に設置された明治維新胎動之地碑の揮毫が内閣総理大臣の佐藤栄作（両氏は兄弟）ですので、何らかの政治的配慮があったのかもしれませんね。

松陰神社の境内、有名な松下村塾のほぼ向かいに建つのがこちらです。一番有名なのは、処刑二日前に書かれた、日本一美しい遺書との呼び声も高い「留魂録」で、それ以外にも松陰先生の格言など、貴重な自筆展示が沢山見られますので、クオリティは非常に高いです。

残念ながら館内は撮影禁止となっていますので、展示品の数々は目に焼き付けるしかありませんが、ミュージアムショップも併設されていますので、ここで目録などを入手されるのも一案だと思います。尚、展示室内は有料となっていますが、ミュージアムショップだけの立ち入りですと、無料で入館できます。

こちらの建物は、元々は萩藩第七代藩主の毛利重就（しげたか）が1776年に別邸があった防府に建築されたものが、1959年になってから現在の松陰神社境内に移築されたものとのことで、茶室として使用されている所でもあります。

今回私はここを12月という冬の時期に訪問しましたが、ここの隣には立派な藤棚があり、開花時期の5月には、見事な藤の花が楽しめるそうです。またその手前にもツツジの植栽があり、両方が併せて開花する時期の景観は特に素晴らしいそうです。

花月楼という名前ですので、ここは是非、花の時期の夜間にでも訪問してみたいものですね。月明かりの中で眺める藤の花なんて、とても風雅な絵が浮かんできます。

2代前の千円札の肖像画でもお馴染みだった伊藤博文ですので、お顔に覚えがある方も多いかと思います。この別邸・旧宅界隈は、2020年12月現在で、特に旧宅が工事用資材で覆われて大々的な工事が進行中のため、この銅像がある場所が見え辛くなっています。ただ、銅像自体の見物は可能ですし、あの千円札のお顔を思い出してしまう懐かしい表情もされていますので、是非逢いにいらしてみて下さい。

現在の商品神社本殿の北側にひっそりと建っているのがこちらの松門神社です。松陰神社の旧社殿を移築し、松陰の塾生・門下生らを御祭神として昭和31年（1956）に建立されたそうです。
松陰の門人52柱と併せて、松陰の遺書「留魂録」を守り後世に伝えたことで知られる、沼崎吉五郎も合祀され、計53柱が祀られています。

本殿の手前に小さな細長い石碑が建っていて、何かなと思って見てみると、”明治九年萩の變七烈士殉難之地”と記されていました。こちらは、新政府の方針に異議を唱えて、反旗を翻した前原一誠らの政変の歴史を後世に伝えています。反乱は結局失敗し、氏らは刑場にて不本意な死を遂げましたが、当初はその刑場跡地（市内恵美須町）にこちらの碑は設置されていたそうです。諸般の都合により現在地に移設されたとのことでした。