ケロケロマニアさんのクチコミ(50ページ)全12,309件

JR内子駅からは、八日市の町並み保存地区に向かう途上の道路上にあり、それ程大きな建物ではありませんので、最初は何かのお店かなと思ったほどでした。

実際に、お店にいらっしゃるかのようなリアルな蝋人形が座っていらして、正直ドキッとしました。話のタネに立ち寄ってみるのも楽しい博物館です。

内子という町は今でこそ、愛媛県の山間に佇む静かな田舎町といった風情の町ですが、木蝋業で繁栄を誇った時代は、現在の町の規模からは考えられないような芝居小屋が作られるほどだったんですね。この内子座の立派な建物を見ていると、繁栄を誇った時代の絢爛豪華さが感じられて、いつかは是非、ここで実際に観劇してみたいなと思わせてくれるような素敵な所でした。

実際に現在でも色々な公演が定期的に開催されているようでしたが、コロナ禍においては、興行の開催に関しては流動的なので、観劇を希望される方は必ず事前に最新の情報を入手されてから訪問するようにして下さい。

長い間、内子という町をゆっくりと訪問してみたいと思っていましたが、遠方のためなかなか実現できずにいましたが、2022年1月、遂に実現することが出来ました。

ここは日本の道百選にも選定されている程の風情ある素晴らしい街並みが続くエリアなので、正直、見どころを一つ挙げろと言われても困ってしまいます。嗜好により散策の方法は人それぞれです。

私見としてはこれだけ有名なスポットですので、敢えてまずは予備知識なしに感性で全体の雰囲気を味わい、できれば往復するルーティングで、帰りにパンフレットなどを参照しながら、細部を眺めていくのが良いかなと思います。

これだけの町並みが令和の時代にまで受け継がれていくためには、地元の方々の多大なる尽力がある訳で、歴史的な繁栄に思いを馳せながら、この街並みが現代まで受け継がれている社会的意義なども考えてみると、なんだか不思議な気持ちにもなってしまいましたが、それだけの魔力がこの街並みにはあると思います。文章で表現するのはなかなか難しいので、是非、皆様も現地で体感して、色々なことを考えてみて下さい。

内子の町並み保存地区は、明治時代にタイムスリップしたかのような情緒が味わえる素敵な場所ですが、これだけの町並みを維持するのはやはり大変なことなんだなあと、色々と考える機会を得るのに適した施設がこちらです。まず入口にある街並み全体を再現したジオラマ模型が非常に見ごたえありますので、一通り歩いてからここに来ると、見てきた建物群などを思い返しながら”復習”することもできてお勧めです。

これだけの町並みを保存するにあたっては、色々な技術的な課題や法律面での障壁など、考えさせられることが多くて、正直、最初にこちらを見てしまうと、純粋な気持ちで街並みを眺められなくなってしまうかもしれませんが、やはり地元の方々の尽力あってこその町並み管理なので、謙虚な気持ちで色々と学ばせて頂くと、また違った内子の風景が見えてくるかもしれません。

明治の中期に内子で隆盛を誇った木蝋業の繁栄を今に伝える建造物がこちらです。すぐ近くにある本家としての本芳我邸の筆頭分家としての位置づけという建物ということもあり、規模的にも内子の町並み保存地区においては一二を争う建物かと思います。

ここは木蝋資料館として開放されていて、繁栄を誇った木蝋業のことを色々と体感できますが、ここも重要文化財建築となっています。

内子の町並み保存地区内における主要な重要文化財建築の一つです。木蝋生産が盛んだった頃の内子の最盛期に建造された建物として、ある意味、時代の勢いを感じる威厳ある風格を堪能することが出来ます。通常は庭園のみの公開となっていますが、公開部分から眺める邸宅の側面の風情もとても素晴らしいので、是非、庭園と共にその風情を味わってみて下さい。

内子の町並み保存地区内にある重要文化財建築の一つです。現在は通常は非公開なので、外観を望むだけとなりますが、内子の中でも、木蝋産業が栄える前の古い形式を残す建物とのことで、建造物としての歴史的価値がより高いと思われます。

南側から散策すると、内子の町並み保存地区が始まってすぐの所にあるのがこちらの町家資料館です。街並み保存に携わる方のご好意で開放されている施設という風情で、中に上がることもできますし、伝統的な町家家屋としての風情を存分に楽しむことが出来ます。

個人的には、ここで見かけた”箱階段”というのに惹かれました。丁度階段部分の形状に合わせる形で、階段兼引き出しのようになっている構造が、とても機能的に感じました。

内子の町並み保存地区が始まる丁度入口付近にあるのがこちらのお店です。水戸黄門が一番インパクトある存在として目立っていますが、店内に関してもカオスな風情で、酢や醤油、味噌などの調味料を中心に色々と販売されています。しっとりとした佇まいの店舗が多い内子の中では、ある意味異色なテイストのお店といった風情ですが、こちらも実は伝統ある店舗なので、商品の質に関しては間違いないと思います。

内子の町中にあるお蕎麦屋さんですが、ここはお蕎麦としての特性よりも、建物により注目すべきお店です。私は生憎、他の場所で昼食を頂いた後だったので、お蕎麦に関しては頂きませんでしたが、店内が空いている時間帯であれば、見学もさせて頂けます（但し、コロナ禍の状況次第ではその限りではありませんが…。）。流石に国の登録有形文化財だけあって、重厚な雰囲気が素晴らしかったです。

内子市街地にある境内の領域としては比較的小さな神社です。ここには雌雄の大イチョウがあって、私は葉を落とした冬季の訪問でしたが、秋の紅葉時期などは恐らく素晴らしい黄金職で楽しめるかと思います。また本殿が絵馬殿のようになっていて、四方から奉納された立派な絵馬を楽しむことが出来ます。それらの一部は有形文化財にも指定されていますので、探してみるのも良いでしょう。

内子の町並み保存地区に至る途上で、やたらと立派な建物があるなと立ち寄ったのがこちらでした。元々は警察署として使用されていた建物だそうで、威風堂々たる姿に圧倒されましたが、現在はビジターセンターとして運用されています。生憎訪問した木曜日が休館日だったので、今回は内部の様子は入口から眺めるだけで通過しました。

こちらのお店は、特に鯛めしが有名となっていて、観光客のほとんどはこれをオーダーされるそうですが、私は一食1100円という高価な昼食も身分不相応だと思ったので、じゃこ定食（660円）というのをオーダーしてみました。

瀬戸内は勿論、おじゃこも美味しいですし、じゃこ天やじゃこカツがふんだんに盛られてこのお値段はとても安く感じました。しかも、定食オーダーの場合は、ご飯のお替りが無料ででき、通常の白飯の他に麦ご飯もチョイスできるので、一杯目は白飯で、二杯目は麦ご飯で頂きましたが、じゃこ天にもマッチする麦ご飯の味わいが一層印象に残りました。

勿論、鯛めしが一番人気なのですが、お値段的にちょっと、という方には、このお店では定食のオーダーをお勧めしたいと思います。

JR内子駅直結の観光案内所で、鉄道利用で内子入りされる方はまず立ち寄ると良い所です。内子の詳細な観光パンフレットなども充実していて、見どころを懇切丁寧に教えて頂けます。私はこの先バスで松山入りを予定していたので、バス停の場所を尋ねてみたのですが、これに対しても、凄くわかりやすく説明して頂けて、バスの発車時刻直前まで内子観光を楽しむことが出来ました。

ここは外観が内子らしい風情をしていて、駅舎との並びでの記念撮影もお勧めです。

日本の道100選にも選ばれている内子の町並み保存地区に至る道の入口にあるのがこちらの銀行です。

外観からして歴史を感じられる美しい洋風の建造物となっていて、昭和60年の再建建築ではありますが、伊予銀行の内子支店として、普通に銀行業務を行っているのがまた素晴らしいことだと思います。

平成元年度に内子町の”美しい景観建造物デザイン賞”も受賞していて、被写体としても素晴らしいので、是非内子を訪れた際にはご覧になってみて下さい。

内子町ビジターセンターのすぐ隣にある二階建ての洋風建造物で、現在は児童館として運用されていますが、元々は化育校という学校が置かれた場所として、当時の姿を忠実に復元したのが現在見られる建物です。

詳細は解説板の画像をご覧頂きたく思いますが、私が特に興味を抱いたのは、この地で、野球殿堂入りも果たしている著名な正岡子規とは別ルートで、愛媛野球の先駆けとしての指導が行われていたという史実で、フランス風の美しい校舎の傍で、米国のスポーツが行われていたという二重の意味での国際的な環境下にあった当時を思うと、改めて内子は凄い町なんだなと感動しました。

因みに、現在は児童館という施設の性質上、コロナ禍で町民以外の館内見学はご遠慮下さいとのことでしたので、中を拝見することは出来ませんでしたが、またご時世が落ち着いた頃には、内部からもこの美しい建造物を眺めてみたいなと思いました。

伊予大洲駅の観光案内所の方に大洲城と共に一推しで勧められたスポットがこちらでした。お城との共通入場券が880円で販売されているので、双方をご覧になりたい方はこちらの購入がお勧めです。

それ程期待せずに訪問したのですが、京都の清水寺と同じ様式で建てられているという、肱川の展望台としても最高のロケーションの不老庵や、重要文化財に指定されている臥龍院・文庫など、情趣溢れる見どころが満載で訪問して良かったと感動しました。

ここは特に庭園エリアが素晴らしいので、臥龍院そのものの見物以上にゆっくりと散策されることをお勧めしたいです。あと各所にボタンを押すと作動する解説機器も設置されていて、こちらも非常に参考になりました。

大洲という町は、昔ながらの風情が色濃く残る街並みがロケ地としても人気となっているのですが、その中でも一番有名なのがこちらのおはなはん通りかなと思います。私はドラマとしてはリアルタイム世代ではないので、ロケ地としての感動は薄かったですが、休憩所も設置されていて、脇には水路があったりするのも、街並みとして長年きちんと定着してきた、ある意味、”ロケセット”としての街並みでない自然な風情が気に入りました。

尚、もう少し若い世代の方（といっても40代以上かな？）にとっては、90年代に一世風靡したドラマ「東京ラブストーリー」で登場する円筒型ポストなんてのが、この通りのすぐ近くにあったりしますので、こちらも必見かなと思います。

大洲という町は、静かに時が流れている風情の侘び寂びが心地よく感じられますが、レトロ嗜好の方に特におすすめなのがこちらの横丁です。昭和中期にタイムスリップしたかのような、ある程度の年代の方ならノスタルジーを存分に感じられるような街並みが再現されている感じで、実際に映画のロケ地などでも使用されているとのこと。

おみくじが20円という破格の安さで引けるのも良いですね。ここのおみくじは”大凶”が良いらしいので、話の種としても楽しいかなと思います。

大洲市内観光の途中で立ち寄りました。こちらの建物は元々は銀行として使用されていたそうですが、現在は、売店や休憩所も整備されていて、観光客の方でも気軽に立ち寄ることが出来るようになっています。２Fにはカフェも設置されていて、客席もとても良い雰囲気でしたが、残念ながらコロナ禍のために、カフェ営業は休止されていました。